最新の観てきた!クチコミ一覧

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フーとスリンと祷りの倣わし

フーとスリンと祷りの倣わし

菱路コネクト

劇場HOPE(東京都)

2016/10/26 (水) ~ 2016/10/30 (日)公演終了

満足度★★★★

Aチームを拝見
 基本的には征服者と被征服者の話である。

ネタバレBOX

但し、今作で特記しておくべき点は、征服者サイドが1枚岩ではないこと。被征服者の闘争形態が非暴力、話し合い路線を採っている点。更にTVクルーというメディアが関わっている点である。
 一般的に国家というものの本質は空虚である。その本質を隠す為に為政者は様々な手管を用いる。例えば秩序とその手続きである法、例えばこれらを維持し続けるための強権としての軍などである。無論、これらの実質的手続き以外に領土だの国民だの通じる言語だの、通底する風俗習慣等によって、そしてこれらの幻想を繋ぎとめる幻想としての歴史などによって補完されているのである。
 ところで、これらは、本来人間が持って生まれた自由を束縛するものとして機能する。而も、自由を知り且つ実践する者こそ、国家にとって最大・最強の敵なのである。ここに暮らす原住者達は、この自由を知り且つ実践してきた民であるから、かつては存在した村長すら必要とすることのないほどの民主制を実現してしまっている。言い換えれば、イスラムのロヤジルガのような民主制と言い換えても良かろう。日本でもかつて、このような自治を持つ村が存在したし、基本的には村民の衆議一決を問題解決の条件としていたのである。
 だが、現在のイスラム圏が欧米の確たる敵と看做されてその自治を破壊され、抵抗する者達はテロリストのレッテルを貼られて惨殺されている実態は、今作のような解決は極めて難しいということをも示しているであろう。また、欧米の介入が彼ら自身の勝手な論理に従って為され、最初からイスラムに対するバイアスを梃に論理が組み立てられている為、誤った方向に歴史を動かしてきたことは、アフガニスタン、イラク、パキスタン、アルジェリア、リビヤ、シリア、トルコなどの実情を見れば明らかである。そしてこれら諸問題の原因もまた、欧米が作ってきたという史実を見れば、決して一部イスラムの過激化ばかりを責める訳にも行かないのである。
 演劇的には、様々な所で踊られる踊りに必然性が感じられなかったり、踊りとテーマとの密接な関係の出し方に難が在ったりと突っ込むべき点はあるものの、権力と対峙する方法としては寧ろ最強の方法を描いている点、国歌と自由市民との対立を描いている点、即ち力と自由の根本的問題に竿差している点を評価したい。
鉄人

鉄人

ThE 2VS2

OFF OFFシアター(東京都)

2016/10/27 (木) ~ 2016/10/30 (日)公演終了

満足度★★★★

また東京へも来てね!! 花四つ星
 「同窓会白書」「サッカー」「愛の宇宙」「恋のピンチヒッター」「ファンファーレと熱狂」「大事件」というショートストーリーのオムニバスである

ネタバレBOX

。個々の作品それぞれの関連は余り無く、一話一話の独立性がかなり高い点に特色がありそうだ。その分バラエティーに富んでいるという事もできるが、各ストーリーに対する観客の好みは分かれそうだ。「同窓会白書」 では引き籠りだった男が同窓会の案内状に釣られてやって来たのだが、同級生の誰一人からも覚えていて貰えなくて、何で来たの? との禁句を発されからかわれる話なのだが、何故、彼の引き籠りが治ったのかを入れるともっと良くなる。
 「サッカー」は実に面白い作品だった。オフサイドトラップなどの様々なテクニックが非常に巧みに織り込まれバランスの良い心憎い作品に仕上がっている。因みにサッカーという呼称は世界標準ではない。世界標準はフットボールで、サッカーという言い方はアメリカと日本だけではないか? この辺りの事情も取り込むと笑いを一つ、二つ増やせるかも知れない。然しサッカー(フットボール)ほど面白くエキサイティングな球技が他にあろうか? 自分はかつて世界最高レベルの選手たちと1か月を共にした関係で、サッカーの面白さを知った。Jリーグのようなプロフットボールチームを日本にも作ろうと言い出した人間の一人である。
「愛の宇宙」は女性的な視点が多く観られ、恋する相手との距離が遠のいてゆく寂しさを表した作品と理解したが、センチメンタル嫌いの自分の感性とはかなり違っていたので評価できない。悪しからず。
「恋のピンチヒッター」は、かつて同じチームの大の仲良しとしてチームメイトだった2人の選手が、今は、日本一を争う敵味方の四番打者とキャッチャーという位置づけだ。2人の名選手の恋にも似た感情のぶつけ合いと試合の趨勢を決める対決場面の緊張感とそれを崩すような四番打者の振る舞いが、脱落や脱臼そして互いの心理戦との乖離と脱線を経つつ最終局面に至り、さよならホームランで幕を閉じる展開も素晴らしい。
「ファンファーレと熱狂」は、競馬の話でこれも実に面白く拝見した。馬たちの恋の季節は、初め人間の恋話として始まるのだが、これが馬の話に転化してしまうシュールな点や、恋の季節に牝馬を追いかける牡馬の有様が実に巧妙に描かれていて笑いを誘う。牝馬の後追いをする行為をフケと言うのだが、この有様に、タイプの正反対なジョッキーが騎乗してのG1重賞レースの実況も含めて競馬ファンには堪らない作品に仕上がっている。
「大事件」は、抱腹絶倒。胃腸の極めて弱い男が気の強い彼女の両親に呼ばれて、結婚受諾を願い新婦(候補)の実家を訪れるのだが、内容は余りに尾籠な話なので、流石に差し控えるが、開高 健の名言にこんなのがあった。水上生活者が、食べた物を体内から排出すると、魚共が寄ってたかってその“極上のフォアグラ”に喰らいつく、という内容であった。この一行を思い出してしまったほどだ。
 普段関西で活躍している劇団だが、またぜひ東京へも出張して公演して欲しい劇団である。パンフレットも手が込んでいて中にはペーパークラフト迄入っており帰宅後迄楽しめる内容だ。色々な仕掛けがしてあって遊べるのが楽しい。
お気に召すまま

お気に召すまま

ワタナベエンターテインメント

本多劇場(東京都)

2016/10/14 (金) ~ 2016/10/30 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しませようとしてくれてる舞台
全体を通して、見に来た人に楽しんでほしい、満足して帰ってほしいという意気込みみたいなのをすごく感じました。

またシェイクスピアの原作を崩さず、でも分かりやすくおもしろくやってくださり、観やすい舞台でした。
おもしろかったです。

ロザリンドの前山剛久さんがすごくかわいくて女装が似合ってらっしゃいました!

治天ノ君【次回公演は来年5月!】

治天ノ君【次回公演は来年5月!】

劇団チョコレートケーキ

シアタートラム(東京都)

2016/10/27 (木) ~ 2016/11/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

ハードルが兎に角上がっていて、
五つ星が当たり前の状況で、やっぱりいいね。
後半の盛り上がりが凄い!

ホテル・ミラクル4

ホテル・ミラクル4

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2016/10/28 (金) ~ 2016/11/07 (月)公演終了

満足度★★★★

一番よかったのは「クリープランド」だけど、
「後戻り出来ない女」は同じ歌舞伎町でチンポムのイベントに小室さんが出る日にGet Wildネタっていうミラクルが起きてたね。

FREEDOM-E

FREEDOM-E

酒井航×高橋慈生

L・T・K (渋谷区千駄ヶ谷1丁目3-10)(東京都)

2016/10/27 (木) ~ 2016/10/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

初めて見たバレエなるもの
生まれて初めてバレエというものを見ました。
言葉を使わず、体の動きだけで、これ程までに何か(ここでは、「何か」とだけにしておきます)を表現出来るのかと思い知らされました。その「何か」を知るべく、バレエなるものを見るべきですな。

治天ノ君【次回公演は来年5月!】

治天ノ君【次回公演は来年5月!】

劇団チョコレートケーキ

シアタートラム(東京都)

2016/10/27 (木) ~ 2016/11/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

緊張感が凄い
役者の緊張感が凄い。
葛藤をしっかり表現していた。泣ける。
松本紀保さんの器がとてつもなく大きい。

至極滑稽亡者戯

至極滑稽亡者戯

HYP39

ART THEATER かもめ座(東京都)

2016/10/26 (水) ~ 2016/10/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題1957(16-247)
19:00の回(晴)。

18:20会場着、外で待っていると声をかけられ受付、18:30開場。チケットはポイントカード(髑髏のスタンプ)になっていた...。

舞台、鯨幕と黒い椅子。最前列はベンチシート。2列目からパイプ椅子。18:45/18:57前説、喪服姿(105分)。19:00遅れているお客さん待ち。

19:05開演~20:56終演。

当パンがないなぁと思いながらよーーくみると「あの世ブロードウェイ 店内のご案内」....やられました。

こちらは初めてですが木村みちるさんが「主役だーっ!」というので観に来ました。木村さんは「爆弾魔メグる(2014/11@王子)」「アダムの肋骨(2015/4)」、遠吠え「ころころころ(2015/2@荻窪小)」...表情豊さんも、「大型(2016/8@すみだ)」と本作で5作目。

他の方も確認してみると、かなり観に行ってました。

三森あかねさん「増殖島のスキャンダル(2011/12@Site)」に出ていらしたのですね。
市川賢太郎さんも「大型」、「ノミの心臓(2015/2@711」。
小関えりかさん「この流れバスター(2015/4@吉祥寺)」「フラワーシャーベット(2014/6@楽園)」「あのっ、先輩...(2014/4@高円寺1)」。
三國谷花さんは出演ではないものの「わたしたちのからだは星でできている(2016/7@青少年センター)」。
畑中実さんは初めてですが1月に妖精大図鑑「初夢 -hatsuyume-」@花やしき(観に行きます)、とありびっくり。

「地獄八景亡者戯」は2012/12@タイニイアリスで慶應のミュージカル版を観たことがあります。

当パンは天冠をつけた写真(背景は黒)なのになぜかみな幸せそうな表情。

何かを創る/生む/...そのできたものを/できつつあるものを...知っている人たちに/知らない人たちに...観て/聴いて/何かを感じて...欲しいということ。そのときの達成感/喪失感/挫折感/などなど。

お話は重すぎることなく、観ている自分にも多々「思い当たるふし」がちろちろと流れている三途の川、地獄を巡り、たどり着くのは「原点」。激中、金色の髪の少女(→「Sister Golden Hair(America)」は嘆き、叫び、のた打ち回りながらより遠くを/近くをよく見ることができるようになり、また歩き始める。いいじゃないか!

次は「遺言」で。

テンリロ☆インディアン

テンリロ☆インディアン

劇団6番シード

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2016/10/26 (水) ~ 2016/11/01 (火)公演終了

満足度★★★★★

エネルギッシュ!
舞台は牢屋の中。観客席は正面および左側面。役者にとって物理的にも、観客の視線的にも逃げ場のない過酷な状況。そんな中9人もの役者が2時間超ほぼ出ずっぱりで、無実を証明するため喧嘩したり協力したり。彼らが発する熱量たるや、実際に会場内が暑く感じられた程だった。ストーリーも謎解きの要素があり、最後まで飽きさせない。椎名亜音さんの怪演が光った。

花からの手紙

花からの手紙

Xカンパニー

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2016/06/28 (火) ~ 2016/07/03 (日)公演終了

花からの手紙
これで、谷さんの作品は、5作品目。
どんどん魅力にはまっていってます。
この作品もザ!谷さんっていう作品で、谷さんらしさが存分に出ている作品でした。

桜 散ラズ…

桜 散ラズ…

劇団AUN

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2016/06/22 (水) ~ 2016/07/03 (日)公演終了

桜 散ラズ…
一言で凄さを表すと
人間一人ひとりがその世界に生きている。
ということ。
濃密な2時間45分。
2時間45分なのに、何十年もこの人たちを見てるような感覚に陥る。
一人ひとりの人生をもっと覗いてみたくなる舞台でした。
個人的には谷畑さんがめちゃめちゃ良かったです。特に見せ場のシーンは熱いモノが伝わってきました。

おのぞき

おのぞき

劇団チキンハート

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2016/06/21 (火) ~ 2016/06/26 (日)公演終了

おのぞき
二つの部屋からなる物語。
登場人物15人以上出てるのに、みんなキャラが濃い!!!
特に韓国人役の大島順一が圧巻。
面白かった。
初舞台なのに、堂々としてて、嫉妬するぐらい良かった。

ライオンキング【東京】【2023年1月22日昼公演中止】

ライオンキング【東京】【2023年1月22日昼公演中止】

劇団四季

四季劇場 [春](東京都)

2000/01/01 (土) ~ 2016/05/28 (土)公演終了

ライオンキング
正面で前から2列目という素晴らしい席でした!
劇団四季のミュージカルは今まで、
美女と野獣、リトルマーメイド、アラジンと見てきたけど、ライオンキングもやっぱり良かったー!
ダンス、歌ももちろん素晴らしいですが、世界観を作り出す演出がすごい。

テンリロ☆インディアン

テンリロ☆インディアン

劇団6番シード

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2016/10/26 (水) ~ 2016/11/01 (火)公演終了

満足度★★★★★

抜け出せ!
『抜け出せ!』

閉じ込められた、日本人。

海外の留置場の中。

外国人警察官と、9人の日本人の、攻防。

「テンリロ」の、真の意味とは?…………。

舞台上に、鉄格子が設けられ、

観客は、動物を観察するかの如く、

檻の外から、正面席・左サイド席に分かれて、観ることに。

席の場所により、臨場感は異なるであろうが、

どの席にいても、全キャストの熱量が、

開始早々から、伝わってくる。

6番シード劇団員と、外部の客演キャスト陣は、

年齢も経験も、異なるが、

今この時の、その人にしか出せない役の色を、

それぞれ、見事に出し切っていた。

話の流れは、テンポ良く、

コメディ要素や、シリアスな内容も含み、

2時間15分が、短く感じられる程。

もう一度観たい。と思わせる。

劇団6番シード 番外公演 「テンリロ☆インディアン」

池袋 シアターKASSAI (カッサイ) 

2016.10.26(水)から、11.1(火)まで。

2016.10.28(金)14:00の回 観劇。
《トランクウィル》 記する。

2016/10/28/(Fri) 19:10

独鬼 〜hitorioni〜<緊急追加公演決定!>

独鬼 〜hitorioni〜<緊急追加公演決定!>

壱劇屋

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2016/10/28 (金) ~ 2016/10/31 (月)公演終了

満足度★★★★★

想像以上の舞台でした。
初観劇の劇団さん。
台詞のない舞台ときいていたので、どんな感じなのか、とても楽しみに来ました。
まずセット(舞台の形)に驚き、始まってからは言葉がなくても、こんなに表情や動き、息づかいや音楽、照明などで人の心や時間を表せるのかと驚きました。
途中では思わずもらい泣きしちゃったり……。心に響く舞台でした。
終わったあとのアフタートークイベントは、役者さんの個性がまた楽しくて可愛くて、色々な魅力に触れられた気がしました。行ってよかったです!

GO!GO!サンダーガール

GO!GO!サンダーガール

劇団SANsukai

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2016/10/26 (水) ~ 2016/10/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

ほとんど楽しく、時々心配(笑)
アラフィフの私にとって、たぶん初めての同世代キャストさんの多いステージ。たくさんの元気と笑顔いただきました。
ありがとうございます。

鉄人

鉄人

ThE 2VS2

OFF OFFシアター(東京都)

2016/10/27 (木) ~ 2016/10/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

また来ることはできるのか
コント6本90分。面白かったです。

ネタバレBOX

①『同窓会白書』  引きこもりだった生徒が出席した同窓会。出席者全員が恋愛、失恋、恥ずかしい思い出などでどろどろ絡みます。

②『サッカー』  合コンにおける男女の攻防をサッカーに例えた話。

③『愛の宇宙』  太陽系惑星の話。海王星と冥王星の順序を変えるのなら冥王星を外すことも考えたらいいのにとも思いました。

④『恋のピンチヒッター』  バッターとキャッチャーのBL恋愛事情。

⑤『ファンファーレと熱狂』  東京に出た北海道出身者の話かと思ったら競馬馬の話でした。

⑥『大事件』  体質的にお腹の緩い人が婚約者の家でとことんしでかしてしまった話。この作品はデジャブ感がありました。

良く練られたコントでした。暗転や静止状態の効果も有効でした。

借金額がどうなったかについての話がなかったのは寂しい限りでしたが、ペーパークラフトになるような立派なパンフレットを作ってるようじゃ大変だろうなと思いました。
わたしを、褒めて

わたしを、褒めて

旋風計画

ザ・ポケット(東京都)

2016/10/26 (水) ~ 2016/10/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

本家より良いかも
タカハ劇団の昨年の作品を、旋風計画(「アネモイプログラム」と読む)というユニットが、高羽彩本人の演出で上演する。戯曲は、ここ数年の高羽の作品の中でもトップレベルと思っていたので興味深く観に行ったのだが、間違いなく良い芝居だった。本家は駅前劇場で演ったのだが、両側に広い駅前より、タイトで縦長の客席のポケットの方が、濃密感が出て良いようにも思えた。全く知らない役者陣だが、それぞれの役割をしっかり演じてて巧かったけど、何と言っても戯曲の見事さを改めて感じた。

あいつをクビにするか

あいつをクビにするか

ぽこぽこクラブ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2016/10/26 (水) ~ 2016/10/30 (日)公演終了

満足度★★

何だか納得できず
初めは学園モノと思っていたら、実は家族の問題だったり、いろいろな展開を見せる物語だが、結局何が言いたいのか/やりたいのかが分からず終わった。中心のメイと母親の愛憎とか、収拾や納得しきれていないエピソードが残って、役者陣の演技力には一定のモノがあるのだから、惜しい舞台だと思えた。

星回帰線

星回帰線

パルコ・プロデュース

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2016/10/01 (土) ~ 2016/10/30 (日)公演終了

満足度★★★★

丁寧な戯曲だが…
蓬莱竜太の書き下ろしで、少しずつ何かを抱えた人達が北海道の自然の中、共同生活を送る中で起こる調和と軋轢と、といった物語。蓬莱らしく丁寧で緻密な戯曲だし、起こるエピソードも十分に納得できて、きちんと収拾される。少し御都合主義的な面が見えてしまう気もするのと、向井理という役者の特性が私のテイストではないという面があり、やや不思議な気分の作品だった。

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