
under the moonlight ~運命の15分~
マキコミシアター
自由表現空間 シアターカフェNyan(大阪府)
2016/11/11 (金) ~ 2016/11/13 (日)公演終了

under the moonlight ~運命の15分~
マキコミシアター
自由表現空間 シアターカフェNyan(大阪府)
2016/11/11 (金) ~ 2016/11/13 (日)公演終了

悪巧みの夜
同級生演劇部
梅ヶ丘BOX(東京都)
2016/11/01 (火) ~ 2016/11/06 (日)公演終了
みてきた
こんな事を書くのは心苦しいのですが、同級生が集まるということをただ観るだけの人にもメリットが感じられるような形で表していただけるとうれしいです。
ラジオ出演時にヨシケンさんもあまり肯定的にとらえてなかったようですし。

つややかに焦げてゆく
Antikame?
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2016/11/10 (木) ~ 2016/11/14 (月)公演終了
満足度★★★
普通の人々(女性)の心情を...
作・演出の吉田康一氏の思いが溢れるような言葉...その伝え方が詩的な長台詞になって表現されている。少し観念的と思えるが、普通の人々、特に女性の心情の断片を切り取るかのように思えた。
物語はオムニバスから緩く繋がるような展開であるが、その詩的で朗々とした台詞回しが冗長に感じる。脚本は面白いが、演出によって物語の機微、面白さを失わせているかのようで勿体無かった。
(上演時間2時間20分)

ある日、ぼくらは夢の中で出会う
劇団ピアチェーレ
Ito・M・Studio(東京都)
2016/11/12 (土) ~ 2016/11/13 (日)公演終了
満足度★★★★
無題1965(16-255)
14:30の回(快晴)。
14:00受付、開場(靴を脱ぎます)。
いつものように入って右、ひな壇。
舞台には長テーブルに椅子が4脚、黒電話が客席を向いて置かれています。
(たぶん)10作目、1年ぶりの外部公演。
作者の高橋いさをさん(日芸だったんですね)のお名前は初めて、「劇団ショーマ」という劇団名は知っていましたが未見。
開演前、「Englishman In New York」「Honky Tonk Women」「Only a Northern Song」、Elvis Presleyなどどこから出てくるのか馴染みある曲が流れています。
14:25前説、14:30開演の挨拶~16:04終演。
本作、1983年初演、とあるので30年以上前ですね。「傘張り」という言葉を聴くのはものすごく久しぶり。
ヤナカ刑事役の谷中理沙さんは、どんどんリズミカルに、長台詞をものともせずノッてくる様子が好感。そういった意味では、前半、動きが少ないので全体に(コミカルな感じ)テンポをあげてもいいのではないかと感じました。
この劇団は2012/4に初めて観て「学生演劇」というものに興味を持つきっかけとなった劇団です。次の学生演劇体験が「日芸」の生活図鑑「凹(2013/9)」、白昼夢「ラフレシア(2013/10)」あたりなので随分空いています。学生さんなので世代交代が行われ、それも楽しみのひとつです。ピアチェーレは決して大きな劇団ではありませんが、毎回観に行きたいと思う劇団です。生田キャンパス(読売ランド前))まではなかなか行けませんが都内であればだいたい大丈夫。
ということで、また次回作で。

女と男のしゃば・ダバ・だぁ ~たおやかな風の中で~
あみゅーず・とらいあんぐる
ウイングフィールド(大阪府)
2016/11/11 (金) ~ 2016/11/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
満席で圧巻です。
30分の短編ものが3編。冒頭は出演者7人による楽しげなダンシング。
そしてホテルなんだろうか、3部屋が見える廊下で女性二人がのたうち回る。部屋に人がいるのに出てこないという設定。面白い出だし。この劇団のやる気が見える。
場面は変わって、ある部屋の中。書けない作家と編集者とのやり取り。生みの苦しみ。けれどこの女史はのほほんと暢気。苦悩すら感じていない風。編集者は苛立つ。しかし、、。いい空気感。
3幕目は結婚式場での控室。親子ほど年の違う女と男が偶然邂逅する。ただしそれぞれ結婚相手は違う。面白い。実に面白い。結婚を迎え3度目の結婚式を迎える女と、対して男の方は初婚。
条あけみの質感が鋭い。人生をほのぼの語る。重いがそれでも希望を感じさせる強さ。そうさ、結婚式は明日を夢見る儀式だもの、、。
あっという間に劇は終わる。いつもの劇より年齢層は高い。あの小さなウイングフィールドが波のうねりが感じられるような満席の様子。壮観だ。
一年に一度の公演だという。待たされた観客が押し寄せた感がする。まさに市井の人々のための劇である。この空気感を覚えておこう。

『愚図』
KAKUTA
あうるすぽっと(東京都)
2016/11/10 (木) ~ 2016/11/20 (日)公演終了
満足度★★★★
正蔵さん
正蔵さんの人の好さそうなところがぴったりの役どころだったが、「なんでそうなの?」という疑問行動が多くもどかしい。そんな行動への誤解は修復されることなくますます深みにはまる。美しい舞台演出とともに人間の悲哀が描かれていて悲しい。
それにしても開演後に遅れて入ってくる人が何人もいて、しばらくは舞台に集中できなかった。開演前に携帯機器の電源についての念入りのアナウンスがあったが、微弱なバイブ音よりも観客の出入りの方がはるかに気になる。

幻影城の女たち-胡蝶ノ夢編-
劇団ユニット・ラビッツ
Space早稲田(東京都)
2016/11/10 (木) ~ 2016/11/13 (日)公演終了
満足度★★★
福島ポスト311
福島ポスト311の若者たちが近過去を振り返る「学園もの」であり、その学園の文化祭で上演される劇の稽古、つまり「バックステージもの」でもある。擬似ミュージカル風。

パール食堂のマリア
青☆組
吉祥寺シアター(東京都)
2016/11/01 (火) ~ 2016/11/07 (月)公演終了
満足度★★★★★
これぞ青☆組
忙しかったために書きそびれてしまったが、やはりひと言でも書こうと思い、こちらに。
まさに「切なくも温かい」という物語なのである。
これ以上の言葉は見つからない。
あまりに切なく、あまりに温かい。そして懐かしい。
過剰な演技もなく、言葉が実に心地よく心に響いてくる。
こういう気持ちにさせてくれる作品を作る劇団を、自分はほかに知らない。

Midsummer Nightmare
明治大学シェイクスピアプロジェクト
アカデミーホール(明治大学駿河台キャンパス)(東京都)
2016/11/11 (金) ~ 2016/11/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
超学生演劇 花五つ星
W.シェイクスピア「夏の夜の夢」と「二人の貴公子」の休憩を挟んだ二本立て。二人の貴公子については、作者論争が続いていたが、現在では、シェイクスピアとJ・フレッチャーの合作という説が支持されている。大本のネタはチョーサーのカンタベリー物語の中の騎士の話である。今公演今回で13回目だが、自分は初見。翻訳からプロデュース、演出、役者など総てを学生がこなすと聞いていたので、小演劇界では横綱クラスの明治大学のアカデミック部門はどれほどの力を発揮するのかと興味深々で出掛けたが、期待は裏切られなかった。それどころか受付から誘導、会場内の案内に至る迄、頗る手際の良い合理的な連携とチームワークに感心したのみならず、観客への配慮も充分で驚かされた。

震えた声はそこに落ちて
劇団時間制作
劇場MOMO(東京都)
2016/11/02 (水) ~ 2016/11/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
良かった
相変わらず重いテーマを扱っている。なのに最後まで観入ってしまう。役者さん達の演技力だけでなく、構成の上手さと台詞に説得力がある故か。変な理想を入れてこないのも秀逸。
本作品に関しては、次女琴子の台詞が印象に残る。
それと最後のシーン、実は作家自身がこの作品自体を精一杯の綺麗事と語っているように感じた。
毎回様々なテーマで脚本を書き続ける谷さんには敬服する。そして、その作品に負けずについて行く役者さん達も良い。

月が大きく見えた日
The Stone Age ブライアント
サンモールスタジオ(東京都)
2016/11/08 (火) ~ 2016/11/13 (日)公演終了
満足度★★★★
現代人の孤独
同じサンモールスタジオで目にした昨年の第3回公演『人が流されていく川』は安楽死施設などというものがある近未来の設定で、内容は抽象度の高い台詞劇だった。人間のある側面をあぶり出す「装置」としてのドラマを追究する姿勢のようなものが汲み取れたが、今回は「いじめ自殺」をめぐる話である。
「らしい」独自性はやはりあった。主たるエピソードは「いじめ」をめぐる主人公(若い小学校教師)を含む学校関係者と親で進行するが、もう一つのエピソードが絡む。よく再現されたセットは少し前に亡くなった母の家である古びたマンションの一室で、教師だった母(登場せず)を慕って元生徒という青年が出入りする。正面がテラスに通じるガラス戸で、「月」と「自殺」のイメージが重なる「場」となっている。
俳優5人、一人一役の簡素な作りだが、「教師」と「親(ここでは母)」、そして出入りする青年を通して「生徒」の、それぞれの「物語」が語られている。そこから、現代人の心象風景が浮かび上がって来る。
非言語の演技を要求する部分で役者が好演していた。
「死」を扱うドラマとしては、より感情移入を可能にする事も演出によってはやれたかも知れないが、この程度の抑制感が「人間探求」には好もしい、と個人的には思った。ステージ全体を使った室内のセットが、臨場感を高めていた。

悲しき天使
“STRAYDOG”
吉祥寺シアター(東京都)
2016/11/10 (木) ~ 2016/11/13 (日)公演終了
他の劇団と比べると。。
会場到着が19時開演時間を過ぎてしまった。当日引換受付で「チケットの座席には案内できない」と、席はどこでもいいので階段を上がり、客席入口へ。
他に2人客がいてドアを開けようとするとスタッフが上がってきて「お待ちください」
案内するスタッフがいないから入ろうとしたんでしょーが!
会場内は暗転していて真っ暗、ドアを閉めると周りが全く見えない状態で「あなたが案内しないと席分からないでしょ!」
すぐに案内できない状態なら、なぜ外の明るいフロアで待たせない?
公演が終わり、会場内が明るくなると和服姿のスタッフが登場。何か言いかける、がたどたどしく、何を言ってるかさっぱり分からない。
要は「アンケートをお願いします」と言いたいらしいが、それすらも忘れて言葉が出ない?それ位アドリブで案内出来ないの?
他の劇団が当たり前に出来ることを、STRAYDOGは毎回出来てない!

燦々
てがみ座
座・高円寺1(東京都)
2016/11/03 (木) ~ 2016/11/13 (日)公演終了

パートタイムチィーチャー
遊々団★ヴェール
TACCS1179(東京都)
2016/11/02 (水) ~ 2016/11/06 (日)公演終了
満足度★★★★
楽しめました
定時制高校舞台にした学園コメディ。ベタなドタバタ展開ですが、結構シリアスなところもあって、なかなかに楽しめました。教師役の女優さんは声が明瞭でよく通って、いかにも先生ってカンジがいい。

外道の絆
水素74%
アトリエ春風舎(東京都)
2016/11/10 (木) ~ 2016/11/20 (日)公演終了
満足度★★★★
約75分
チラシに書かれたあらすじよりもずっとずっと複雑な綾をなす人間ドラマで、とても面白く観ました。
同じ踏み絵を前にどう振る舞うか、登場人物全員が試されてる感じ。

『愚図』
KAKUTA
あうるすぽっと(東京都)
2016/11/10 (木) ~ 2016/11/20 (日)公演終了
満足度★★★
約135分
KAKUTAにしてはパッとしない作品。カーテンコールの拍手も、心なしか弱々しかったような。。。

魔女と賢者と永久の薬師
劇団ゴールデンタイム!
劇場HOPE(東京都)
2016/11/10 (木) ~ 2016/11/13 (日)公演終了
満足度★★★★
ブレない世界観
劇団名通りの迫力の2時間を堪能しました。
悪役がなかなか憎たらしくて、ステージをこれでもかって盛り上げてました。
衣装やセットもグー。

『make a HERO』
シネマ系スパイスコメディAchiTION!
ワーサルシアター(東京都)
2016/11/02 (水) ~ 2016/11/06 (日)公演終了
満足度★★★
頑張ってください
主演の方をはじめ若い人が頑張っている感がありました。ただ主役の方は演技の幅の前に声の幅というか声の豊かさみたいなものがこれからの課題かと思います。
脚本はもう少しテーマ性がないとダメではないでしょうか。
せっかくのヒーローの相方が生かし切れていないし、終わり方が釈然としないし、中だるみしているし、一つ一つのパートは決して悪くないのですから、今後頑張ってください。
脚本家と若い方々の今後の精進を期待しております。

『POLITIKO』
フェスティバル/トーキョー実行委員会
森下スタジオ(東京都)
2016/11/08 (火) ~ 2016/11/12 (土)公演終了