最新の観てきた!クチコミ一覧

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ピエロ禁止法

ピエロ禁止法

元カレing

高田馬場ラビネスト(東京都)

2016/11/10 (木) ~ 2016/11/13 (日)公演終了

満足度★★★

コメントが・・・しずらい!!!
誰も「観てきた」に投稿してない理由がわかるような・・・?
○○がバッチリ見えてしまいました。
笑えるようなそうで無いような。

悲しき天使

悲しき天使

“STRAYDOG”

吉祥寺シアター(東京都)

2016/11/10 (木) ~ 2016/11/13 (日)公演終了

満足度★★★

サブストーリーの方が面白い
前の方の評価ですが、まずは遅れてこないこと。それでグズグズ言っているようでは、ちょっとわがままではないの。サービス云々も、イレギュラーなことなので、まあ、仕方ないのでは。私、この劇団の芝居ははじめてですので、他での対応は判りません。

さて、この舞台、メインとなる男女の物語が、なんともはや。なぜ惹かれあうのかが、全く判りません。心の機微が見えないのですね。だから芯がなくてつまらないかと言えば、サブストーリーが演技も含めとーてもよくできている。やり手婆や、娼館の主人、頭の弱い娼婦と女師の関係、そちらがメインストーリーでもよいくらいで。

さて、最後にサイン会。河合さんは男前ですね、男の私が観てもほれぼれしました。女性の皆さまは、役柄のため、皆薄着でさすがにドキドキしました。こういうのは、年齢関係ないですね。

私はメインストーリー除いて、おおむね楽しめましたよ。

ネタバレBOX

主人公2人の関係の浅さは、終盤のなぜ女主人公が殺されたのかの場面でてきめんに現れる。彼に人を殺させたくなかったとして、でも自分が殺されちゃったらダメでしょう。ましてや、主人公が殺そうとした男を、守る理由もないんだから。また、女主人公の背景も、今一つよく判らないので、彼女の不幸がよく判らない。彼女は、不幸なの?でなければ、「悲しき天使」にはならないじゃない。
「女師」というのも、重要なキーワードなんだろうけれど、有効には使われていなかったと思います。「ヒモ」ではなく、「女師」というのは、かなり魅力的な設定なんだけれどなあ。
俺んちに神様!? 2016

俺んちに神様!? 2016

タッタタ探検組合

ザ・ポケット(東京都)

2016/11/09 (水) ~ 2016/11/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

面白かった。次も楽しみです!
とても面白かった。狭い舞台に大勢の役者があふれているのを、おしゃれな演出で軽やかにこなしていた。ラストシーンも3段構えできれいに終わってくれた。こういうわかりやすい芝居が気軽に観れて楽しいです。次回作も楽しみです。

俺んちに神様!? 2016

俺んちに神様!? 2016

タッタタ探検組合

ザ・ポケット(東京都)

2016/11/09 (水) ~ 2016/11/13 (日)公演終了

感想。
とても、面白かったです。ただ、(後は「ネタバレ」に)

ネタバレBOX

私には、残念だなと思えたところが2点ありました。
①母からの手紙を主人公が音読するのは、聞かせるために読んでいるようで不自然だと思いました。黙読のほうが自然ではないでしょうか。せっかく、同郷の運送屋さんとドアの外に出て行けたのですから、その隙に、借金取りがこっそりと箱を開けて、中の手紙を読んで感動する等にしたほうが自然ではないかと思いました。(観客には母の声で聞かせます)
②最後に、医者が、他の人のレントゲンと間違っていたと言う場面はいかがかなと思いました。病院として許されないミスですし、末期の癌を告げられる人が他にいるというのは、ラストシーンとしては暗くないでしょうか。「あれ、癌が消えちゃっているよ。なんでだろう」と医者が驚くというようなのでもいいのではないでしょうか。
他がすごく面白かったので、かえって気になってしまったのだと思います。私には、好きなお芝居でした。
震えた声はそこに落ちて

震えた声はそこに落ちて

劇団時間制作

劇場MOMO(東京都)

2016/11/02 (水) ~ 2016/11/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

真摯な作り手による素晴らしい作品
「震えた声はそこに落ちて」感想。

ネタバレBOX

ダレる部分もなく、ラストまで話が進んでいくのだが、90分の枠に収めようとしてタイト「震えた声はそこに落ちて」感想。ダレる部分もなく、ラストまで話が進んでいくのだが、90分の枠に収めようとしてタイトになったのではないか?それで何点か無理があるな、と感じた部分も。もうすこし時間が長くても良かったし許された。

一点だけに気なったのは、碧が来たところで店主が「紺碧のぺき」というくだり、まだ碧が履歴書(メモ)を書いているところで、「あおい」と聞いただけで「碧」が出る人って少ないのかな、と。
ミステリィなら犯人がバレるキッカケになるパターン。

基本的な人の配置が下手→上手で被害者→加害者という感じで進み、ハケるところ以外は人物で大体の位置が決まっていた。碧だけが下の琴子の近くから上の孝道の間を行き来する(そして最後に退場)。転換もなく食堂だけの芝居で、とても考えられていた。

Aチームしか見てないので恐縮だが、「声」というキーワードの芝居で、それぞれの役で声が大事なポイントだったが演者さんが総じて、セリフも噛まず、声の大きさ、トーンを大事にしていたと思う。 

琴子が声が出ないということで、見る前から出るようになるんだろうとは思うものの、そこがポイントになっていたが、演じた前田沙耶香さんが声の出ない時、出るようになってからの使い分けをうまくやっていた。

テーマ的にも重いのだが、当初二回目を見る気になれなかったのは、孝道側の3人の演技によって、嫌悪にも似た感情が起きていたからだと、二回目を上手で見て思った。(これは褒め言葉である)。なかでも孝道役の平岡謙一さんが秀逸。

だからこそ、終わりに向かって、皆が救われる(解決に向かう)必要は無かった気がする。物語のエンディングは「スタート」であり「ゴール」ではないと思ったから。

作品と離れたところで言えば、最後の挨拶で作者と平岡さんが出てくるのだが、締めの挨拶を精一杯大きな声でした所に好感を持てた。真摯な態度で向き合ってるんだな、と。カーテンコールで一言目から物販の話をする劇団をみたあとだったので、余計に。

次回作も楽しみにする劇団が、一つ増えた。
塵  芥 ---ジンカイ---

塵 芥 ---ジンカイ---

劇団演りだおれ

ウイングフィールド(大阪府)

2016/10/22 (土) ~ 2016/10/23 (日)公演終了

満足度★★★

動きもあって、面白い作風。そこはかとなく不条理劇テイスト
星々の誕生と天文学者。
星達は何処で生まれ、何処に向かうのか?
そして天文学者の男は何を思うのか?

大大阪舞台博覧会で拝見して以来、2度目の拝見。

若い劇団さんですが、前回同様、動きもあって、なかなか面白い作風。
ですが、そこはかとなく不条理劇テイストなので、難解なところも…あちこちに…。

それもひっくるめて、愉しめました。

皆殺しねこパンチ

皆殺しねこパンチ

ハダカハレンチ

中野スタジオあくとれ(東京都)

2016/11/10 (木) ~ 2016/11/13 (日)公演終了

満足度★★★★

皆殺し猫パンチ
演目からするとなんかすごいことが起きるのかと思っていましたが暴力とか殺人はありませんでしたが、ことばの暴力というか威力ってすごいなあという感じでよかったです。どこの会社でも(自分の会社)ありそうな、営業マンと開発担当との口論で、途中で入る訳のわからないことばや会話はなんともいえないものがあって、とても面白く観覧させていただきました。

魔女と賢者と永久の薬師

魔女と賢者と永久の薬師

劇団ゴールデンタイム!

劇場HOPE(東京都)

2016/11/10 (木) ~ 2016/11/13 (日)公演終了

満足度★★★

好きか嫌いか分かれる作品
流星パラディーゾがとても良かったので、劇団さんの次回作も楽しみにしてチケットを予約しました。そのためチラシもろくろく読んでなく、内容がダークファンタジーだとまったく認知しないまま劇場に足を運んだ自分に反省しています。役者様方の熱量は感じましたが、物語が私には合わないものだったので、途中で何度か帰りたくなりました。今後はとりあえずチラシはよく読んでから予約するようにしようと思います。勉強になりました。ありがとうございます。

灯トモシコロ

灯トモシコロ

Fallen Angels

シアターシャイン(東京都)

2016/11/10 (木) ~ 2016/11/13 (日)公演終了

満足度★★★★

もやもや感
残酷な事件や悪夢を描いたストーリーで、その謎にどんどん惹き込まれました。が、惹き込まれたのに、ラストが曖昧で、拍子抜けという印象がありました。曖昧な部分を自分なりに考えましたが、未だに、もやもやが抜けません・・。とは言え、気付くと一緒に謎を考えている自分が居て、2時間サスペンスを観ている面白さがありました。ラストの桜は美しく印象的でした。もやもや感は残りましたが、惹き込まれる舞台でした!

魔女と賢者と永久の薬師

魔女と賢者と永久の薬師

劇団ゴールデンタイム!

劇場HOPE(東京都)

2016/11/10 (木) ~ 2016/11/13 (日)公演終了

満足度★★

蛇足の多い印象
公演終了したため、感想を解禁させていただきます。
今回、初めて観させていただいたんですが、観劇後の印象は「観客に持って欲しいビジョンが掴めない」でした。
設定や世界観を豊富にすることは、その分、観客に想像力を掻き立たせる力にはなりますが、これが蛇足になってしまってるというか、初めて観にきた方にはこの設定の豊富さが邪魔をして、脚本・演出家の方が伝えたいことが、観客に伝わりにくい、難しい作品であったと思います。
また、その設定の豊富さもプロローグで一旦あらすじを詰めてしまうので、観客からしたら頭にそのごちゃごちゃした設定をパンパンに詰め込みながら観ていき、消化する前に色々積み重なって最終的にいくら良いこと言ったって印象に残らないなぁ、なんて思ってしまったりしました。
多分ですが、設定の割に舞台の内容がその設定に対して掘り下げるべきところでも、世界観になぞらえた出来事を淡々とやりのけてる印象があり、そのせいで内容面スッカスカだなって印象を受けたのもあるかもしれません。
CoRichの配役表も後になって知って読みましたが、そんな設定あった?と思うキャラも多く、良い言い方をすれば、二度三度観て楽しめる作品になるんでしょうが、ぶっちゃけ一度で良いかな?って思える時点で、裏設定の豊富さは表のセリフや役者さんの意識でもっと出して欲しかったなと感じました。また、逆をいえば、一度しか観に行かない方への配慮が微妙だと思わざるをえない時点で、観やすい舞台とは?という結論に至りました。
ただ、これは私が、役者の皆さんの2次元感を出すわざとらしい演技が、さらに自分と舞台に対する線引きをされてる気がしてしまって、物語に最後までのめり込むことが出来なかったのも一因ですので、脚本や演出・役者だけのせいではなく、好みの問題であったのかなと思うところもあります。自分の中では、人間と人間でないものを出すために、自然体でいて良い役とそうでない役、というところを分けたら、もっと観やすかったかなと思いました。
また場面展開もテンポが微妙に悪くて、観てる側からしたらキャラも含めて段取りが機械的だな、と思うことが多かった舞台でした。
盛りすぎた設定に対しての出来事を補完するために進めてしまったストーリー、ダークを出すために出したキャラの多さ、それゆえに薄れてしまった主人公の影の薄さを最後の最後で挽回しようにも難しかったんじゃないかと私は思いました。
惜しいと思うことが多い作品でした。

ネタバレBOX

一応、ネタバレです。台本を買わなかったので、その時のメモを基に話します。その点ご了承ください。
多分、今回のキャラの一致点として「守りたいもの」の存在をネスリム以外、全員に当てていたかと思います。
その誰かを守るための感情を、ネスリムに翻弄され、人々は憎しみの輪廻を繰り返す中で、サリクの言葉が影響して、その輪廻を断つって物語なら普通に王道ファンタジーでしょうが、多分、ダークにするためにも現実はそうは上手くいかない、という演出をしたかったのでしょうと感じました。ですが、それにしても、誰(特に物語のキーパーソンになるはずのサリクとシュカ)が何をどこまで把握しての発言かが分かりにくかったなと思いました。例えば、後半でいえば、トートの負傷や、スカルドの死、ポックス・セラ夫妻への暴行や刺傷、ハクロの裏切りにも取れるような行為、これらの要因を誰が、(伝聞含め)どこまで知っていて、どこまで憎悪に影響されているのか、それが分かりにくくてモヤモヤしながら見ていました。
また、シュカが人間らしくなっていく過程を元にするなら、彼女を人間として認めるからこそ、憎しみでネスリムを倒すなという印象を強く持たせるのかなって公演中に思ったんですが、最後まで魔女vs魔女の人間であらざるものの戦いで終わってしまったのも惜しかったなと思いました。
あと、最後なんですが、シュカがキスしてサリクが命を引き継ぐみたいな。あんな説明も何もなしにやって、拍子抜けさせられない人っているんでしょうか。
ダークファンタジーならダークファンタジーらしく、人の命は取り戻せないことを痛感した方が不条理でしたし、現実は上手くいかないことをさらに思わせれましたし、サリクの死が、シュカを魔女ではなく人間にさせたという構図なら、なぜ命を渡した?(しかも説明なし)と思ってしまいました。
そんな御都合主義な展開に思わずダークファンタジーって?という気分です。
またこれは解釈なんですが「言葉だけでは、世界は少しも変わらないが、人の意思は変わる。そしてそれがやがて世界を変える力になる」みたいなことを観客に伝えたいのかなって思ったんですが、そうなんですかね?
難しい話でした。
灯トモシコロ

灯トモシコロ

Fallen Angels

シアターシャイン(東京都)

2016/11/10 (木) ~ 2016/11/13 (日)公演終了

満足度★★★

ヒトノヨノイキチヲススリ・・・
何層にも積もる土地の記憶 と 逢魔が時 が重なり合うとき、新たな記憶の層が重ねられていく。根の深いまぼろしがその土地その土地の”真実”を生み出す、信仰と科学の間に際立つ”真実”を。スケールの大きな作品、であるからこそ持て余すことのないスケールの大きな舞台で観られたら・・・と夢想する誰そ彼。

裸足で散歩

裸足で散歩

弦巻楽団

扇谷記念スタジオ・シアターZOO(北海道)

2016/11/09 (水) ~ 2016/11/14 (月)公演終了

満足度★★★★

なんだかんだで

観終わったときには、
『やっぱり犬も食わなかったか』と笑顔になれるハッピーコメディ。
村上さんの演技は見応えあり♪

Midsummer Nightmare

Midsummer Nightmare

明治大学シェイクスピアプロジェクト

アカデミーホール(明治大学駿河台キャンパス)(東京都)

2016/11/11 (金) ~ 2016/11/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

良かった
この明治大学シェイクスピアプロジェクト、昨年はちょっとどうかなという部分があったのだが、今年は良かった。
アカデミーホールという大きな舞台で、学生でありながらこれだけ高いクオリティの芝居を見せられるというのは凄いです。ステージマイクを使っているとはいえ、発声はしっかりしているし、ほとんど噛まない。相当稽古を積んでいるものと推察されます。そして喜劇がきちんと喜劇として成立している。これはなかなか出来ることではありません。
訳詞も学生の手で行われているとのことで、シェイクスピアの持って回ったややこしい言い回しを、よく日本語の演劇にふさわしい訳をしたものだと思いました。

ネタバレBOX

やはり、パックが中心でした。そしてパックの演技が盤石なものであったがゆえに、この舞台は引き締まったものになったと思います。
俺んちに神様!? 2016

俺んちに神様!? 2016

タッタタ探検組合

ザ・ポケット(東京都)

2016/11/09 (水) ~ 2016/11/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

楽しめた1時間50分
とてもユニークなストーリーで終始楽しめました。“困ったときの神頼み”とはよく言われたものですが、その世界感を面白可笑しくよく描かれていたと思います。どのような展開になるのだろう、とワクワクしながら拝見していました。終演後の次回予告もまるで映画館のような独特の演出で個性が感じられました。あの予告を見たら次回作も観てみたくなる。なかなか優れた戦略だなぁと感心しました(^^)

月が大きく見えた日

月が大きく見えた日

The Stone Age ブライアント

サンモールスタジオ(東京都)

2016/11/08 (火) ~ 2016/11/13 (日)公演終了

満足度★★★★

完成度高い
団地の一室をイメージした舞台セットは、実際に水が出る流しが設置されていたり、冷蔵庫はきちんと電源が入っていたり、壁面の汚れ具合などもリアルに再現されていたりと、細部までこだわりが感じられて好印象でした。
教え子の自殺をめぐるストーリーもなかなかスリリングな展開で、グイグイと物語の世界に引き込まれました。出演者5名という少人数の作品ながら、一人一人が個性的且つ重要な役柄で、実に見応えがある作品でした。劇団のコンセプトにあった“明日へと突発する人間を描きたい”という部分も、実際に観劇させて頂き納得。最後のシーンは特に印象的でした。

原作・谷川俊太郎    『部屋  in my room』

原作・谷川俊太郎 『部屋 in my room』

花鳥風月

中野Vスタジオ(東京都)

2016/11/13 (日) ~ 2016/11/13 (日)公演終了

満足度★★★★

男と女 棲家
 金属製パレットを1間半ほどの幅に広げた舞台上には、縦横45㎝高さ60㎝ほどの直方体が一つ置かれているが、これは3本足の椅子という設定だ。

ネタバレBOX

3本足なのだが、以外に安定性は良い。窓一つない部屋には、ドアが一か所。但し、ドアの外には何もない。虚空に浮かんだようなこの部屋には、若い女と若い男が一人ずつ居り、彼らはここに来た時の記憶を無くしている。然し、不思議なことに、男が寝ている時に夢を見ると、夢に見た林檎の木が一本生えてき、その木には実が一つ実っていた。男は、林檎の木を確たる実体にする為、女のサジェスチョンに従って実を捥ぎ、二人で食べた。そして逃げ出し得る先としての実空間を床下に求めた。そして折角生え、実体化した木を根こそぎ引き抜いてしまう。然し、床下にも何もなかった。結局、抜けでることは不可能だと悟った男は、女の愛を受け入れ、彼女の口紅を借りて、壁と言わす、床と言わず、窓を書き、実体化する。さて、愛の語らいをしている二人を襲ったのは演出家のダメ出しであった。
 谷川 俊太郎によるシナリオであるが、物語の流れは可也早い段階で解析できてしまう。然し、閉じられた時空を演劇空間として処理し、外界との繋がりを取り戻すのが、演出家のダメ出しというのは、それまで散々閉じ込められた空間が演じられた舞台に引きずり込まれている観客にとっては不意打ち。鮮やかな逆転であった。
 未だ、演出的に荒い点があったりもするが、このような作品を見付け出し、上演に持ち込むセンスと頑張りは評価したい。
サイレントナイト

サイレントナイト

椿プロジェクト

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2016/10/22 (土) ~ 2016/10/23 (日)公演終了

満足度★★★★

忠義の師従関係、現代人と武士の友情、親子の愛情
赤鬼さん原作、良かった。

武士が現代にタイムスリップ、武士3人が格好良かった。
忠義の師従関係、現代人と武士の友情、親子の愛情、いろんな気持ちが入り交じって…。

役者さんもしっかりしてて、感動しました。
あちこちで鼻をすする音。
これで1500円は超お得。
観ないと損!

バカシティ

バカシティ

ブルドッキングヘッドロック

こまばアゴラ劇場(東京都)

2016/11/02 (水) ~ 2016/11/20 (日)公演終了

満足度★★★★

【あかつき編】鑑賞/約120分
たそがれ編に負けず劣らず、こちらも相当こんがらがったお話ですが、たそがれ編のようにグダグダした感じはなく、終始ドタドタ、キャーキャーと活気があって、楽しく観ました。

ネタバレBOX

元ネタとなった落語は、不動坊、めぐすり、五人廻し、粗忽長屋、犬の目、らくだ、百年目など。
劇全体のサクッとして簡潔なオチがホントの落語のサゲみたいで、感じ入りました。
バカシティ

バカシティ

ブルドッキングヘッドロック

こまばアゴラ劇場(東京都)

2016/11/02 (水) ~ 2016/11/20 (日)公演終了

満足度★★★★

【たそがれ編】鑑賞/約110分
中盤以降、話が混乱してグダグダするけど、うまく着地させましたね。

ネタバレBOX

元ネタとなった落語は、三枚起請、寝床、大山詣り、紙入れ、死神、夢金など。
寝床の翻案が巧みでした。
月が大きく見えた日

月が大きく見えた日

The Stone Age ブライアント

サンモールスタジオ(東京都)

2016/11/08 (火) ~ 2016/11/13 (日)公演終了

満足度★★★★

お見事!
どうしてと言われても、わかんないことはわかんないし、どうしようもないことだってある。納得しないモンスター遺族の理不尽さは実にリアル。のめり込んでしまいましたね。

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