最新の観てきた!クチコミ一覧

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一軒の家・一本の樹・一人の息子

一軒の家・一本の樹・一人の息子

ぷらんぷらん

こった創作空間(東京都)

2016/11/17 (木) ~ 2016/11/23 (水)公演終了

満足度★★★

更に精進を
 第2回公演とあって、未だ演劇の創り方に余り習熟していないという印象を受けた。

ネタバレBOX

真面目そうで、インセンティブもあるので、余り星印を低くは付けないが、これは、これからに期待してのおまけである。
 先ずシナリオに関してだが、係長になり立ての33歳の既婚男性が一戸建ての家を購入した。これが発端である。一介のサラリーマンにとって一戸建てを購入するということは、人生最大の大事であろう。だが、下見などを一切行わずに頭金を支払い、ローンを組んだ後で不動産屋を訊ねるが、その不動産屋はもぬけの空。
 つまり詐欺にあって、今まで住んで居た社員寮を追い出されるという結果が待っていた。という流れで書かれたのならまだしも。
最終部分を先頭に持ってきて、そうなった経緯を演じるという形なのだ。人生の大事にドジを踏んだエクスキューズを、こんな間抜けがいくら嘆いた所で同情する者などあるまい。この辺り、リアリティーに欠けていることがこのシナリオ最大の欠点だろう。
 而も、演出が構成をひっくり返すような効果的な施策を取っていない。この話は順接で持っていった方が、ドラマチックになる。

Birthdays

Birthdays

演劇制作体V-NET

TACCS1179(東京都)

2016/11/16 (水) ~ 2016/11/20 (日)公演終了

満足度★★★★

Bチームを拝見 花四つ星

 各作品55分。観客の投票で得票数が多い作品を作った側が次のコンペに進めるという企画。

ネタバレBOX

「HAL」は、キューブリックの「2001年宇宙の旅」に登場するメインコンピュータの名であるが、当然のことながら、今作もAIの発達する近未来を念頭に作られている。世の中には、我々の住み、暮らす世の中が、高度な知的生物によって創られたのみならず、彼らによって改変されたり、管理・観察されているという説があって、今作はそういう前提に立って、もし自分自身がそのような立場に立ったなら? を描くことで命の意味する所をSF的に描いている。このような高次の生き物が、一種の実験を行っているという説がどのようにして生まれたのか? についての知見は様々なレベルで回答があるであろうが、面白いのは、銀河系の構造と我らの脳内のdendro‐dendritic synapseの構造が良く似ているということにある、ということだ。まあ、こういった仮説に立っての物語の展開である。
 シナリオの理論構築面、すっきりしたセンスについては、こちらに軍配を上げたい所だが、そんなに演劇は単純ではない。即ち人間存在の深みを表すには、更に工夫が必要という側面があるからである。
 自分の評価では、もう1本の「ららら」が人間性の深みを描いた点では、こちらに分がある。総合で互角。甲乙つけがたかった。どうしても、というのであれば自分の好みでつけるしかない厳しい選択であった。
 因みに「ららら」の概要は、旧華族の独り息子に嫁いだ庶民の娘は、プライドの高い義母からは、恰も奴隷のように扱われているが、夫は幼児、何かというと蔵に閉じ込められた経験がトラウマとなっていて母の言いつけに背くことができず、結果妊娠9か月になる妻を庇うことすらできない。ところでこの親子3人が旅行をして泊まったホテルで、嵐の夜、妊婦が階段から落ちてお腹の子も本人も命の危機に晒される。現在このホテルの支配人をしている女性は元看護士。近くに医者もおらず、緊急事態の中で彼女が産婆役を務めることになった。(彼女が看護師を止めたのは医療行為を行って免許をはく奪された為だが、やむにやまれぬ状況下でそうしたのであろうことは、作品の中で描かれる彼女のキャラから明白である。)幸い、母子共に助けることができたが、今作にはサブストーリーがある。商事会社でトップの成績を誇るエリート商社マンと旧同僚の女との妊娠騒動である。妊娠6か月で流産の憂き目に追いやられたのみならず、商社を退職させられた女が、その復讐をしようと彼が泊まっているホテルを訊ねて来たのである。当初、自分の責任を認めたがらなかった商社マンが、上記の顛末に接し、自らの罪を認めて、女に心から侘び、彼女の汚名挽回に動こうと決意するまでが描かれる。更に、このホテルで働く者や出入り業者たちの過去を示唆し、支配人が如何なる人物であるかを示唆することで、作品に一本筋を通した。



vol.18<DADDY WHO?>

vol.18<DADDY WHO?>

天才劇団バカバッカ

サンモールスタジオ(東京都)

2016/11/16 (水) ~ 2016/11/27 (日)公演終了

ヒューマンコメディ
白倉裕二さん演出版を観ました。
ストーリーはドタバタヒューマンコメディーですが、途中から父の謎が解けていくにつれて涙が止まらなくなります。…でも、重い雰囲気で終わらずにすっきりした気分なのはそれぞれのキャラクターのおかげでしょうか。
木村さん演出が観たくなります。
そして、シャッフルって…どうなってしまうのか興味があります!!

今だけが 戻らない

今だけが 戻らない

企画演劇集団ボクラ団義

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2016/11/16 (水) ~ 2016/11/23 (水)公演終了

満足度★★★★★

何度か観て
ストーリーが理解できると、個々の役者さんの初見では「なんで?」と思っていた演技や、気付かなかった細かいところが分かって面白い。全てを拾おうと思うと何回観ても足らない(>_<)

量子的な彼女

量子的な彼女

NICE STALKER

インディペンデントシアターOji(東京都)

2016/11/19 (土) ~ 2016/11/23 (水)公演終了

満足度★★★★★

理系でなくても楽しめる!
かわいい女子とキモい男子の微妙な恋心がからみあう、スイートで切ないお話です。癒しと笑いの舞台っていう解釈でいいのかな。
客席は舞台を囲むようにコの字型です。正面が定番ですが、両脇からまアングルも楽しめそうです。

量子的な彼女

量子的な彼女

NICE STALKER

インディペンデントシアターOji(東京都)

2016/11/19 (土) ~ 2016/11/23 (水)公演終了

満足度★★★★

楽しい作品
メインの4人が可愛いらしく、屋上の先輩がいい味付けになっている配役の妙。一言で、楽しい舞台!初めて舞台を観る人にもオススメ。バカ笑いするような場面はないが、細かい笑いが散りばめてあり、1時間26分がアッという間だった。

酔いどれシューベルト

酔いどれシューベルト

劇団東京イボンヌ

ムーブ町屋・ムーブホール(東京都)

2016/11/15 (火) ~ 2016/11/18 (金)公演終了

見てきた。
今回も拝見させていただきました。
前2作とは作品のニュアンスが違い、同じ流れのテンポとテンションで芝居が作られていました。
思いの外、芝居自体に山が少なく歌手の方が歌い終わったあと拍手をするのが皆さんやっていいのか戸惑っていた感じでした。もう少し波のある芝居であれば、観客側も作品に共感しながら見れたのではないかと思います。

今回は芸人さんではないのでコメディ面では物足りないものの、石田さんの癖のあるシューベルトは味がありました。
次回も頑張って頂きたいです。

一軒の家・一本の樹・一人の息子

一軒の家・一本の樹・一人の息子

ぷらんぷらん

こった創作空間(東京都)

2016/11/17 (木) ~ 2016/11/23 (水)公演終了

満足度★★★

一軒の家・一本の樹・一人の息子
人間の幸せってなんなんだろう、不条理なことへの葛藤をうまく表現されていました。ほとんど一人芝居って感じ。途中での説明が入りましたが本当に必要だったのすごく疑問です。

量子的な彼女

量子的な彼女

NICE STALKER

インディペンデントシアターOji(東京都)

2016/11/19 (土) ~ 2016/11/23 (水)公演終了

満足度★★★★★

宇宙人のダンス、笑った
謎が謎っぽくなくて、謎の解決も解決してよかったあーということもなく。
物語の求心力っていうの?そういうのは無かったけど。
それでも面白いのが、素晴らしいなと。

偶然スクープ

偶然スクープ

月ねこ座

ART THEATER 上野小劇場(東京都)

2016/11/19 (土) ~ 2016/11/20 (日)公演終了

満足度★★★

楽しかったです
一生懸命さが伝わってくるような舞台で、好印象でした。ストーリーは定番(?)のような印象も受けましたが、昔のドラマを観ているような懐かしい感じがして、面白かったです。役者さん達の、オーバーなリアクションも楽しい感じがしましたが、声が大き過ぎるかも・・とも感じました。シリーズ物の第一弾との事で、人間関係が明らかになっていない部分もあり、次回も観てみたいと思いました。楽しい時間でした!

松山幸次追悼公演「サラヴァ ーさよならムカデおじさんー」

松山幸次追悼公演「サラヴァ ーさよならムカデおじさんー」

あぁルナティックシアター

駅前劇場(東京都)

2016/04/13 (水) ~ 2016/04/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

笑いの中に感動もある作品でした。
追悼公演だけに、重苦しい雰囲気なのかと思いきや、そういう訳ではなく笑いも涙も両方ある公演でした。
約2時間の間はほとんど笑いっぱなしでしたが、最後の〆で感動できるシーンもあり、なかなか面白かったです。

風車〜かざぐるま〜

風車〜かざぐるま〜

ものづくり計画

萬劇場(東京都)

2016/11/16 (水) ~ 2016/11/27 (日)公演終了

満足度★★★★

東京に住んでいると全く実感できない過疎化問題。
過疎化が進む島で抱えている問題を面白可笑しく楽しませていただきました。
最後に希望が見える終わり方が素敵でした。
主役の男性があまりにも二枚目だったのでビックリ。
この人誰だろうと思ってググッたら、
第二の裕次郎を探せで入賞した人だとわかり、
激しく納得。
やはり普通と違う。
色んな意味で考えさせられました(笑)

あと惜しいと思ったのが、宣伝美術。
チラシデザインで損していると思いました。

シナリオマリオ

シナリオマリオ

ユニット遊演地

山王FOREST 大森theater スタジオ&小劇場(東京都)

2016/10/12 (水) ~ 2016/10/16 (日)公演終了

満足度★★★★

「あ~!デスノート的なやつだよね」と言ってはイケない。
ユニット遊演地「シナリオマリオ」@ 大森 山王FOREST

音信不通、放浪らふらっと帰ってきた弟=マリオが書くノートによって、結婚した夫(マリオから見ると義兄)の行動が操られていたことを知る姉とその周りの人たちの戸惑いと好奇心の物語。。。

こう書いてしまうと、あ~!デスノート的なやつね、と思われるが、そうではない。観劇中も、安易な、と一瞬思ったが、死神・リューク、的なキャラ=マリオだけに見えて他の皆には見えない、は出てこない。これはGood!
もう、リューク、が出てきた時点で冷めるからね(個人的に)。

そうなると、ファンタジーというかSFが成り立ち、日常の中の非日常が描かれる。それでも、原因はどうであれ、夫婦・友人・上司・起業・後輩・先輩・・・と関わる人間や悩みはやっぱり変わらない。生きていかなくちゃいけけど、いろんな思いと想いがぶつかる。。。夫婦の繋がりはやっぱり強いのかなあ~

こんな世界観を今後も観せてくれた事に感謝。第二回公演も期待。

しかし、大森のあのような処に劇場があるとは知らんかったww


☆公演全て終了してますので、ネタバレ含めて、こちらで公開してます。

さようならば、いざ

さようならば、いざ

ONEOR8

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2016/11/16 (水) ~ 2016/11/23 (水)公演終了

満足度★★★★

むせかえる様な人間臭さ
問題の多い父親が亡くなった。 
翌日には遺族や関係者が群がりそれぞれの思惑が錯綜する。 
悲しみよりも優先される損得勘定の数々。 
誰もが無慈悲な人間に見られたくはないが、人の良い事を言って貧乏くじは引きたくない。 
リアルでそれゆえ滑稽に登場人物達の図々しくも面倒臭い姿が浮き彫りになっていく怪作。 
存じ上げなかったが中村蒼という俳優さんをピックアップし今作の要となるポジションを託した演出効果は莫大。

酔いどれシューベルト

酔いどれシューベルト

劇団東京イボンヌ

ムーブ町屋・ムーブホール(東京都)

2016/11/15 (火) ~ 2016/11/18 (金)公演終了

満足度★★★★★

楽しかったです
暗い内容だと思ってましたが楽しい作品でした。最後は悲しかったですが。。いしだ壱成さんのシューベルトサイコーでした。それとオペラ歌手3名さまのすばらしいアリアも聴けて生演奏で贅沢な公演でした。サイコーの舞台観れて幸せでした。出演者の皆さま、関係者の皆さますばらしい公演を魅せて下さりありがとうございました。

夕闇、山を越える

夕闇、山を越える

JACROW

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2016/11/20 (日) ~ 2016/11/26 (土)公演終了

満足度★★★★

みてきた
おもしろかったです。

ネタバレBOX

料亭がおもな舞台となっています。料亭政治。
虚ろの姫と害獣の森

虚ろの姫と害獣の森

合同会社シザーブリッツ

新宿村LIVE(東京都)

2016/11/16 (水) ~ 2016/11/20 (日)公演終了

最終回
イロンナ要素があって楽しかったです! 演劇とミュージカルの融合だったんですかね~? でも歌は無かったけど・・  ミュージカルだと歌の合間にセリフがありますが、逆にその場の気持を歌で表現する演劇作品には最近なかなかお目にかからないので次回は是非歌も入れてください! 
皆さま、楽しい時をありがとうございました!

荒地に立つ

荒地に立つ

富岡英里子プロデュース公演

プロト・シアター(東京都)

2016/11/18 (金) ~ 2016/11/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

貴重な演劇体験でした
開演前は来るとこ間違えたかなと思ってしまって。だってずーっとお経みたいなのが延々と。
でも始まった途端目が釘付けでした。
貴重な演劇体験でした。
プロトシアターという場所もよかったのかしら。

ネタバレBOX

もらった風船、帰ってから何の気なしに膨らませてみたりして。ちょっぴりどきどきしながら。余韻?
降月~月降り姫のお話~

降月~月降り姫のお話~

しろみそ企画

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2016/11/19 (土) ~ 2016/11/20 (日)公演終了

満足度★★★★

念願のしろみそ企画さん。
ずっと観たかったけれど中々予定が合わず、やっと観る事が出来た。
ファンタジー好きだから満足。
小出さんはとっても楽しそうに演じられているし、逆に後藤さんは久しぶりに男らしい役柄。かっこよかった。
そして、よしひろさん!いつもは色っぽいのに今回はとっても可愛い。
16歳のお姫様。とってもとってもキュートでした。
あと、あかさかさくらさんのコミカルな役も好きでした。

フェスティバル#2

フェスティバル#2

プロトテアトル

カフェ+ギャラリー can tutku(大阪府)

2016/11/17 (木) ~ 2016/11/20 (日)公演終了

満足度★★★★

Bグループ観劇。
「一つの石と二羽の鳥」は、とっても不思議な空気感が心地よかった。
「アカガミキタカラ、ヨマズニタベタ」は、確かに野村さん脚本だ!って何度も思った。きょうこちゃんが恥じらいなくデーンと寝転ぶシーンが好き。
潔さ過ぎていやらしさがなく返って気持ちよかった。

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