
裸の王様
トゥインクル・コーポレーション
天王洲 銀河劇場(東京都)
2017/03/15 (水) ~ 2017/03/28 (火)公演終了

バージン・ブルース
うさぎストライプ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2017/05/04 (木) ~ 2017/05/21 (日)公演終了

バージン・ブルース
うさぎストライプ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2017/05/04 (木) ~ 2017/05/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
面白かったです。有名俳優さんときれいな女優さんとのなんとも言えない良いテンポとソツのない会話。観たことのない人のために書けませんが、ちょっとびっくりする場面もありましたが、それもまた面白い。

熱狂パンク
ソラカメ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2017/05/05 (金) ~ 2017/05/09 (火)公演終了
満足度★★★★★
多少の物足りなさを感じながら、吸引力を維持しつつ終盤までスレスレできて何だかんだでラスト5分でボロボロ泣いた。
いい時間を有難う~!

王将
新ロイヤル大衆舎
小劇場 楽園(東京都)
2017/04/27 (木) ~ 2017/05/14 (日)公演終了
古河耕史さん目当てで第三部を拝見して大満足。たまたま下手側の客席で幸運。江口のり子さんもとっても良かった。福田転珠さんの愛嬌は凄い。久しぶりに本物の大阪弁を長時間浴びて気分が良かった。

1999の恋人
NICE STALKER
駅前劇場(東京都)
2017/05/04 (木) ~ 2017/05/08 (月)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/05/08 (月)
千秋楽拝見しました。盛況でしたね。
軽快なテンポで進む舞台は、老若男女を問わず巻き込める不思議な空間でした。
イグロヒデアキさんは、あそこまで想われているんだから観念すべきです。
そんなに、女性に縁があった人生とは思えないしね。
でも、高校生以下100円以下というのは、1999年に生きていなかった方々へのハンデキャップ料金という意味合いですよね。

在り処
guizillen
こった創作空間(東京都)
2017/05/03 (水) ~ 2017/05/07 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/05/05 (金) 13:00
価格2,500円
最初はぬるい(笑)自己紹介的なものから始まって、「えっ、この流れのまま終わるの?」って微妙な気持ちで観てたら、なんだろう、自然な感じでリアルとフィクションが混ぜこぜになって来て、「えっ、これなんなの?面白いやつやん」って、そのリアルとフィクションの間のあたりを行ったり来たり、そして、時々とんでもないところへ連れて行ってくれたりと・・・・・
主役の片腹さん含め、ほんと個性的でアクの強い役者さんが多く、そのひとたちが狭いスペースで強引に力技で観る者の気持ちを持って行ってくれる舞台、ほんと観ていて楽しかったです。。。

僕は僕する
劇団天動虫
要町アトリエ第七秘密基地(東京都)
2017/05/03 (水) ~ 2017/05/07 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/05/04 (木) 13:00
私は寺山修司を作品(戯曲、舞台、詩、映像)として知らない。(人物としては、経歴などそれなりには知っているが)まあ、興味がない。なので、天動虫の公演でなければ(この劇団には「飛び火」でやられて、それ以降逃げられない)観なかったと思う。そうした個人の感想としては、それでも面白かった。
1時間がもっともっと長く感じられた。終わったときに時計を見て信じられなかった。
それだけ濃密な時間だったのだと思う。
言葉はいくら引用だとしても、それを誰がどのように使って、何を表現しようとするかによって、本来の持たせられた意味や背景を逸脱していくものだ。学術の分野でそれは許されないが、創作の分野ではそれをしないことが許されないと思う。
そうした意味では、帆足知子さんが寺山修司の言葉をコラージュし、声と身体表現で見せたのものだとして十分に楽しめた。
帆足さん自身、私が観た時点で振付が固まっていないところが幾つかあると言っていた。役者の方々の動きに取り決めがあるのは当然として、多分に各人の情動に任されているのだろう。戯曲のセリフと違い、言葉のコラージュはその日その日の感じ方が違っていくことは容易に想像がつく。そうであれば、役者同士の感情表現の相互性が、常に新たな舞台を生成しているということなのだろう。
私はそうしたパフォーマンス生成の連続が面白かったのだと思う。
感想を書かれていたzeezoさん、ちなみに別売りのパンフにも、セリフの抜粋はありませんよ。でも、ご意見はごもっともと思いました。
最期にジョニーさん、舞台共々パンフレット作製、大変お疲れさまでした。

「蝉の詩」
劇団桟敷童子
すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)
2017/04/25 (火) ~ 2017/05/07 (日)公演終了
満足度★★★★★
私は月1回、母親と演劇を観に行きます。歌舞伎(たまにオぺラ)ということもありますが、新劇が多い傾向にあります。母は戦前の生まれ、あまり突飛なものにならないことや、割とゆったり観れること、そしてできれば彼女の生きた時代と重ねられることなどを思うことからそうした傾向になっているのだと思います。
ですから、小劇場などはまず想定していなかったのですが、桟敷童子とチョコレートケーキには、母親にも観るべき何かがあるという気がしておりました。
そこで求められるのは、昭和の風景です(必ずしも明るく快いものばかりではありません)。しかし、俳優座でも民藝でも文学座でも、昭和という時代を見せてくれくれる舞台には出会えません。苦しさは個人の感情に還元されてしまい、明るさもお茶の間的なほのぼのさとしてしか表現されないのです。
そして、「蝉の詩」。初めての小劇場でしたが、見せてよかった。それは私もうろ覚えながら知っている昭和であり、感じてきた昭和がありました。生きることへの執着のある時代。これほど見事な世界を作り出すとは。
この舞台の高い悲劇性・悲惨さも、人間のリビドーが作り出す笑いでうまく中和されています。それが素直な観客の涙につながるのでしょう。けして悲劇への感情移入が涙を流させるのではなく、ひたすら湧き上がる高揚感が涙を流させるのです。桟敷童子の力量の高さです。母に見せて正解でした。

夜の来訪者と朝の来訪者
制作「山口ちはる」プロデュース
OFF OFFシアター(東京都)
2017/05/04 (木) ~ 2017/05/10 (水)公演終了
満足度★★★★★
夜の来訪者、星チームを観劇。
スリリングな傑作戯曲だという事は承知していても中身を知らなかったので、今回それをじっくり小劇場で、尚且つ上質な演出、演技で楽しめたのはまさに至福のときでした。
独自の味付けは敢えて排除し、戯曲の良さを前面に打ち出していた印象。
鼻持ちならない傲慢な上流一家が、着実に一歩ずつ脅かされていく様は、意地悪い目線ながらちょっと快感です。
傲慢代表、父親役の山口大助さんは大劇場さながらの存在感でした。
そして終盤での展開のうねりはさすがの傑作戯曲。ゾワ~ッと全身に鳥肌っ!

『死なない男は棺桶で二度寝する』 &『オハヨウ夢見モグラ』
ポップンマッシュルームチキン野郎
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2017/05/03 (水) ~ 2017/05/14 (日)公演終了
満足度★★★★★
『オハヨウ夢見モグラ』を見ました。「何かあったの?」とこっちが心配になるほど哲学的思索に富むショート作品集と思いきや、『黒豆』でそれを一気にぶち壊してくれました。それでいいんです。開演前の寸劇もあるので、2時間半以上の大熱演。

犬大丈夫5『人間失格』
早稲田大学演劇倶楽部
早稲田小劇場どらま館(東京都)
2017/05/06 (土) ~ 2017/05/08 (月)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/05/08 (月) 13:00
犬は大丈夫だけど、太宰だけあって人間は壊れてましたね。日本文学の名作にところどころ現代的な(内容とは関係ありそうでなさそうな)コメントが入り、ステージに緩急を作ってたと思います。

1999の恋人
NICE STALKER
駅前劇場(東京都)
2017/05/04 (木) ~ 2017/05/08 (月)公演終了
満足度★★★★
ノストラダムスの大予言「世界の終わり」は1999年7の月ではなく?と言うのが新解釈?振り回されながらもしっかり成長して行く少女達や、そうでもない少年たちも大人になってたんですね。
初NICE STALKERさん、楽しかったです。あ、劇団名の由来聞くの忘れました。

舞台版ドラえもん「のび太とアニマル惑星(プラネット)」
サードステージ
森ノ宮ピロティホール(大阪府)
2017/04/29 (土) ~ 2017/04/30 (日)公演終了
満足度★
残念ながら自分の求めていた芝居とは違った。鴻上さんだからこそ、自分としては納得できる芝居ではなかった。勝手な思い込みと言えばその通り・・・

60'sエレジー
劇団チョコレートケーキ
サンモールスタジオ(東京都)
2017/05/03 (水) ~ 2017/05/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
快作。今年前半の演劇では白眉だろう。ほめる人は多いだろうから少し視点を変えて。
1)方言指導(ダイアローグコーチ?)がよく俳優と共に頑張った。最近の小劇場の作者は台詞の言い方にはあまり頓着しないが、それは舞台のリアリティの基本である。佐藤が現れ最初のセリフを言った瞬間、舞台にリアリティが生まれた。家族兄弟の会話、従業員との会話は、いささか同時代を生き東京を知っている私はもう少し頑張れと言いたいが、ここまでやった青年座の女優さん?(文芸部?)に金賞だ。
2)演出が狭い舞台をよくさばいた。出入りなどこれしかない平面なのに立体的に見える。日澤演出は今度は銀河をやるようだが、大きな劇場でも、また少し大衆的なテイストの作品でも挑戦してほしい。ミュージカルをやるなら、ダンスに新しい工夫を切望する。美術も悪くはないが、小道具などはもう少し考えてほしい。
3)一見、三丁目の夕日のように見えるが、ぜーんぜーん違う。私は同時代に働き出したが、オリンピックそのものには世間はそれほど萌えなかった。なにかうすら寒い感じがあって、そこもこの芝居は人情もからめてうまくとらえていたと思う。
4)俳優もよく頑張っていて好演だが、華がない。一度、この芝居を三越劇場あたりで、西尾佐藤の他は松竹仕込でやってみるといい、というのは冗談のようだが、この芝居は、私の世代が久保田万太郎の「大寺学校」を見るような風俗劇の古典になる素地があるが、そういうところをくぐれれば、ということだ。。

春のめざめ
KAAT神奈川芸術劇場
KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)
2017/05/05 (金) ~ 2017/05/23 (火)公演終了
刺激強くて面白かったー!白井晃さんの耽美で残酷な世界を小空間で堪能。思春期の子供達と一緒に観客も息が出来ない水槽の中に閉じ込められる。徹底した閉塞感はラスト10分のためかな♪性描写過激だけど必要と思えた。残席ないみたい。5/22(月)14時の追加公演あり。

別役実「正午の伝説」フェスティバル
die pratze
d-倉庫(東京都)
2017/04/25 (火) ~ 2017/05/09 (火)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/05/05 (金) 14:00
【トレモロ/IDIOT SAVANT theater company】
前半のトレモロは冒頭の「下駄タップ」はいかにもトレモロだった(笑)もののそれ以降は極めてオーソドックス。
がしかし控え目な照明とエッジの利いた台詞回しによって生み出す緊張感と「フィーチャリングえみりーゆうな」によって漂う(「エロティック」でも「色っぽい」でもなく)「えっちな」感覚が特色。
また、あの会場の舞台機構/構造を利用したラストシーンの構図もステキ。
後半のIDIOT SAVANT theater companyは「そのテもあったか!」なリーディングの第1場、他所で撮った映像中心の第2場、その第2場では舞台から客席を通り抜けるだけだった2人も交えた第3場、という変則的な構成が考えようによっては一番前衛的。
第1場での「男」の徹底して誇張した台詞回しと動きがウザく煩わしく喧しく、そのおかげで「女」は彼に対してこういう印象を抱いていたのかもぁと気付かされる。
が、第2場の映像は意図が読めず(かつて観たボクサーが主役の芝居でクライマックスの試合場面において第1ラウンド終了後にスクリーンをおろして映像を見せ、最終ラウンドでまた芝居に戻したことを思い出した)むしろ邪道に思えてしまい、そうして迎えた第3場はそのちぐはぐさに輪をかけるような混沌状態でもはや何が何だか……。
後日気付いたのは第2場「だけ」が映像メインだったからかも、ということ。
あれで第3場がリーディングと映像のセッションのようなものであればまだまとまりを感じることができたのではないか?
とはいえこの組み合わせもそれぞれ特色があって楽しめた。

TTTTT『人柱が炎上』『景観の邪魔』『非公式な恋人』
キュイ
アトリエ春風舎(東京都)
2017/05/04 (木) ~ 2017/05/14 (日)公演終了

桜の森の満開のあとで
feblaboプロデュース
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2016/09/28 (水) ~ 2016/10/04 (火)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2016/09/28 (水)
28日の夜、新宿・歌舞伎町にあるシアターミラクルで、feblabo(ふぇぶらぼ)さんプロデュースの『桜の森の満開のあとで』(1時間40分)観てきました。

夜の来訪者と朝の来訪者
制作「山口ちはる」プロデュース
OFF OFFシアター(東京都)
2017/05/04 (木) ~ 2017/05/10 (水)公演終了