ブロードウェイと銃弾
東宝/ワタナベエンターテインメント
日生劇場(東京都)
2018/02/07 (水) ~ 2018/02/28 (水)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/02/24 (土) 12:00
福田雄一さんの演出らしい楽しいお芝居でした。
城田優さん、平野綾さんの演技はもちろん、前田美波里さん、ブラザートムさんの包むようなお芝居が流石です。
ミラクル祭’18
新宿シアター・ミラクル
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2018/02/23 (金) ~ 2018/03/05 (月)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/02/27 (火) 20:00
価格2,500円
約15年ぶりに大学は異なるも同学年の池田智哉氏に会って来た。小劇場界にまだ彼が残っていて、同時期に学生演劇をやっていた者として勇気づけられ嬉しかった。プロデューサー自ら「思った事をそのままこりっちに書いていいです」と言われたので書きまする。皆ミラクル借りよう。理由は俺の同級生が館長だからだ。
私が観たのはBチーム。
「お父さんを下さい」
「モルフェウスの使役法」
演劇部のキャリー
クリオネ
OFF OFFシアター(東京都)
2018/02/22 (木) ~ 2018/02/28 (水)公演終了
満足度★★★★★
役者バカなお二人だからこそ、そしてこのキャスティングだからこそ実現したといえる濃厚で純真でウェルメイドな二人芝居。
野口かおるさんの、こんなに色んな側面が引き出された作品を拝見したのは初めてです。
オクイシュージさんは、規格外な野口さんがたとえ突然襲いかかってきたとしてもパッと身体をつまんでクンクン匂いを嗅ぎ、そっと元の位置に戻しそうな貫禄があり、それこそ引き出しが無数にありそうな大人な役者さんだと思えました。(野口さんを一体何だと思っているのだ、失礼な!)
最初はキャピった女子高生の中から「野口かおる」が見え隠れする流れに笑い転げたり、その空気に自在に溶け込みながらも攻めも忘れないオクイさんの巧さに感心したりと、お二人の関係性の妙を楽しんでいましたが、ある場面から一転、ガッツリとストーリーの中へと引き込まれてしまい、もはや笑う事も忘れ、ただただ見入ってしまいました。
かなり無法地帯な舞台ではないかと想像していたのですが、それを沢山匂わせながらも絶妙な計算ずく!
元々お二人の為に書き下ろされた作品ではない事にビックリです。
あと強く印象的だった事・・・客席との一体感がたまらなく心地良い舞台でした。
「火蜜」
舞嶽44景project
STAGE+PLUS(大阪府)
2018/02/23 (金) ~ 2018/02/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
舞嶽第2-5景『火蜜』拝見できませんでした。
残念!
ですが、舞嶽第1景がCorichに登録されていないので…
折角なので、舞嶽第1景の『観てきた』コメントに、こちらに登録させて頂きます。
舞嶽44景project第1景『真っ赤なサメザメ』を観てきた♪
1年で44公演を目指す、とんでもないProjectが始動!
ほぼ毎週公演?
その祈念すべき第一景は、病院を舞台にしたホラーファンタジーミステリー、でダンス。
役者さんも活き活きと躍動してました♪
舞台美術、衣装も亀井さんらしく、とっても完成度が高く、素晴らしい♪
久しぶりに亀井ワールドを堪能しました。
大満足です。
追伸、しかし返す返すも「第2-5景『火蜜』」を拝見できず、とっても残念です!
荒川さんが来る、来た
ほりぶん
阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)
2018/02/27 (火) ~ 2018/03/04 (日)公演終了
LunaRossa
アリー・エンターテイメント
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2016/10/13 (木) ~ 2016/10/18 (火)公演終了
満足度★★★★★
私はとても好きでした。
くるかも知れない未来の話。
エリア40に住む住民達とそこに関わる人達…
美しい少女アンナ(前島亜美さん)と、似た姿をしたこれまた美しい少女ルル(齋藤明里)…
このお2人の女優さんがどちらもとても良かったです。
よく見ると、そんなに似ていないお顔立ちなのに、作品の中では瓜二つに見えました。
教会のシーンでのステンドグラスからの光がとても美しくて、
突然始まるラインダンスでみんなが足をピタッと綺麗に上げ出したり、
悪役側の人間っぽいのに、お酒で簡単に酔っ払っちゃって可愛いミツヤ(花奈澪さん)や
隣に立つイケメンのザンギ(田中稔彦さん)だったり…
なんか愛すべきキャラが多かった気がします。
小島ことりさんとか凄かったもんな…(笑)
最後の選択に関して、家族や周りの受け入れが早過ぎた気もしますが、
それでも作品の持つシリアスさとそれをちょっとズラしたシュールな笑いはツボでした。
「イシュアはえらい!」の看板が、なんかもう大好きでした。
降板が関係しているか分かりませんが、パンフレットが無かったり、
映像としても残らない(DVDが無い)という辺りがファンとして残念でなりません。
素直にまた観たいです。
殺しの神戯
虚飾集団廻天百眼
ザムザ阿佐谷(東京都)
2018/02/25 (日) ~ 2018/03/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/02/27 (火) 19:00
座席1階2列
アンケート用紙を見ると「なぜ、今回の公演をご覧になろうと思われましたか」との回答の選択肢の1つに「ザムザ阿佐ヶ谷だから」とあった。これは言いえて妙。早速〇をつける。
そうだよなあ、私が観るザムザ阿佐ヶ谷での芝居って、月蝕歌劇団、緊縛夜話、B機関、ザムザで観る劇団には否応なき独特の匂いがあるものなあ。本能が呼ぶのかな。(単なるエロ・グロ趣味?劇団の皆さん、怒ったらごめんなさい)
さて、宗教の力をもってして殺しを請け負う殺し屋たち、彼ら彼女らには序列があってNo.で呼ばれている。この設定にして、「殺しの神戯」というタイトルからしても、鈴木清順監督「殺しの烙印」を意識したものは自明。
ただし、話は殺し屋同士の序列争いにいくのではなく、平将門の怨霊が封印の緩みから禍々しい霊力を導き出し、その霊力の化身"桔梗"を、No.4"歩き巫女のサロメ"が東照宮まで護衛して連れて行くという話。その先には、様々な思惑で、殺し屋たちが立ちふさがり、"桔梗"とNo.4"歩き巫女のサロメ"をなきものにしょうとするが、ついに世界は、、、という話です。
それぞれ、殺し屋は二つ名を持っているのですが、No.2は確かにストリップの名の通りストリップでしたが、No.3はポールダンスなのに、ポールないじゃない、というのが観客の当然のツッコミ。
さて、舞台の評価ですが、いやあめくるめくなあ。皆さんエログロを強調されていて、その通りなのですが(今回、あまりグロは感じませんでしたが)、地獄と現実の狭間を取っ払い、観客を双方の狭間で引き摺り回すがごとき物語展開は見事です。だからといって、物語が混沌としたり破綻したりすることはなくて、ちゃんと対決は対決として成立させているし、桔梗の児童性と禍々しさはうまく表現されているし、見終えたときには一服の清涼感さえ感じる、整然としたお芝居でした。
前説で、かなり客席に水ものが飛び散るとのことで、2列目の私は身構えましたが、月蝕歌劇団ほどではなく一安心。(とはいえ、もっとやって欲しい、という意味ではありません)でも、どちらにしても、洗濯大変そう。
ラストの生首が、ドラマ「アンナチュラル」の井浦新にそっくりなのは、笑えました。
また観に行きます。
ヒッキー・ソトニデテミターノ
ハイバイ
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2018/02/09 (金) ~ 2018/02/22 (木)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/02/20 (火)
もやもやしてきて歯がゆくて、でも笑っている自分を感じて、それって可笑しいんじゃないの??と。なんで生きているんだろう、生きなければいけないんだろう、とか知りたくなってくるのだけど、どうでもよくもなってくる。脚本買いました。
池袋 ポップアップ劇場 Vol.2
観劇三昧×Mixalive
Mixalive TOKYO・Hall Mixa(東京都)
2021/07/14 (水) ~ 2021/07/14 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
柿喰う客の「夜な夜なプリンセス」、最高です。3人の俳優の息がぴったりで、プリンセスは見た目はかわいいけど、やってること怖いし、このギャップが良かったです。
CAPTAIN CHIMPANZEE 都電荒川線借り切り公演
CAPTAIN CHIMPANZEE
都電荒川線(東京都)
2018/02/11 (日) ~ 2018/02/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/02/11 (日) 13:10
座席1階1列17番
日曜のお昼、天気も良くほっこりとした時間帯のほっこりとしたお芝居。
往復拝見しました。
往と復では、役者さんが全て入れ替わります。
都電荒川線はドアも開放感一杯で、ガラス戸の面積がともかく半端なく広い。
そこで、鬼の角を点けたり、占い師とかがいるのだから、周囲の注目視線が凄い。
何やっているの?目線が半端なく来ます。そして、信号や駅待ちがあるので、止まっているときは、反対側のホームの方々や電車待ち客、とにもかくにも衆人環境にさらされまくります。
16席限定ですが、席としては18席あります。
言わずもがな、2席は演者の方の席。
運よく往路17番の席に当たった方には(当日にならないと判らないですけれど)、「ネテバレ」をサービスしますので、ご覧ください。
それと、撮り鉄でない方も、是非カメラは持参されることをお勧めします。
公演後の数駅では、写真撮影OKなので、役者さんはもちろん、風景やレトロな車内をガンガン撮りましょう。
17:30からの大塚での打ち上げ、参加したかったです。都合が悪くて残念。
次回期待してます。
天気も良く、三ノ輪の散策も楽しんで帰らせていただきました。
幸せな1日をどうもありがとうございました。
(なぜ、三ノ輪には日本蕎麦屋と餃子屋があんなに多いのだろう)
ヒカリ
フラワースタジオ
フラワースタジオ(東京都)
2018/02/27 (火) ~ 2018/03/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
昨日のBキャストを観劇してきました。これは何が隠されているんだ?という展開に思考を巡らせ予想しつつ観ていたものの見事に裏切られた。。。大学の写真部を舞台にした引き込まれるストーリー展開。とても面白かったです。
「みんなの捨てる家。」
アナログスイッチ
シアター711(東京都)
2018/02/15 (木) ~ 2018/02/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/02/15 (木) 19:30
座席B列3番
価格3,000円
父の病状悪化によりかつて暮らしていた実家に集まった兄弟姉妹(+α)が織り成す物語、笑いあり優しさ/あたたかさありホロ苦さありな上にちょくちょく泣かせに来るという好きなヤツ。
落としどころもちょっとオトナの味わいだったし、人物それぞれに感情移入/共感させてしまう脚本・演技も良かった。(各キャストそれぞれに見せ場があったんじゃないか?)
途中で先が読める部分もありつつ、最終的にはどう落とすのか読めず(読ませず?)「あー、そう来るのかぁ」な結末もまた巧いんだよなぁ。
また、付喪神たちとある人物の関係に三浦哲郎の(そして劇団四季によってミュージカル化もされた)「ユタとふしぎな仲間たち」を思い出したりもした。
どうしよう 孤独だ 困ったな
第27班
アトリエヘリコプター(東京都)
2018/02/24 (土) ~ 2018/03/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/02/25 (日) 19:00
価格3,500円
お得意の群像劇、終わってから誰に一番感情移入したか、一番悪いと思ったのは誰かなど語り合うと面白そう。下衆な奴にも情状酌量の余地があったり同情していた人物のクズなところが発覚したり人物が多面的に描かれているんだもの。
登場人物の相関図を脳内に描きながら観るのも一興。そんなこんなで予め2時間超えと聞いていたこともありさほど長くは感じなかった。(個人差はあります)
【勝手にキャッチコピー】
シニカルでビターなヒューマンコメディ、部分的に「マイルドな鵺的」
The Entertainer ~新しき旗~
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シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2018/03/01 (木) ~ 2018/03/05 (月)公演終了
満足度★★★★★
これは面白かった。最初の場面から芝居に引き込まれ,最後まで目が離せなかった。タイムマシンは荒唐無稽で自分の趣味ではないけど,それ以外は演劇好きには堪らない内容でしょう。こうして芝居を観れていることの素晴らしさを改めて認識しながら,楽しい時間を過ごすことが出来ました。この劇団は初見の劇団でしたが,こうやって良い芝居を見せられると,また今後も追っかけてみたくなります。
荒川さんが来る、来た
ほりぶん
阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)
2018/02/27 (火) ~ 2018/03/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
いやあ、圧倒的な熱量で70分が過ぎていきました。
役者って凄いな、って思わされるパフォーマンスでした。
川上さんの存在感といい、猫背さんやその他の役者さんを観ているだけで
十分楽しめました。
次回も行きます!
ミュージカル『CATsLa』
呼華歌劇団KOHANA
すみだパークシアター倉(東京都)
2023/01/13 (金) ~ 2023/01/15 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
様々なキャラの猫が魅力的に描かれていて、観ていて聴いていてとても楽しい。
ストーリーもキチンとしていて、自分としては、かなり満足だった。
じゃれたり、甘えたり、ネコ特有の表現がとてもよかった。
カラダが皆さんとても柔らかくて、脚、手をバタバタさせて、本物のネコみたいでした。
素晴らしいミュージカルでした。次も期待してます。
ピアノの生演奏、本当に贅沢でよかったです。
PIGHEAD 蠅の王
ワンツーワークス
赤坂RED/THEATER(東京都)
2018/03/01 (木) ~ 2018/03/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
原作のLord of the fliesから翻訳タイトルと状況設定という枠組みは借りているが、内容のテイストは、寧ろサルトルの「蝿」に近いかも知れない。(必見 花5つ☆)
勧進帳
木ノ下歌舞伎
KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)
2018/03/01 (木) ~ 2018/03/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
あいかわらず、つかみがよく、山伏にやつして義経一行が安宅関に至る経緯が面白く説明されて、勧進帳の富樫と弁慶一行の虚虚実実の駆け引きが現代青年版で展開する。ほぼ古典の素材を使いきっている。木下歌舞伎の面白さもよく出ていて、列挙になるが、構成では、四天王と、番卒を二役やることにしたこと。これでこの劇の構造が明らかになった。義経打擲以降は少しテンポがおちるのが残念。さいごの宴会などはもうすこし短くてもいいのではないか。この公演は1時間二十分古典はここ百年、どの公演でも1時間5-7分でやっているが、それは長唄の尺によるものではなくやはりドラマの長さと考えた方がいいのではないか。木下の力があれば、十分この尺に収めることもできたと思う。いつも音楽の使い方は抜群にうまいがこの公演でもラップ調の曲を中盤でうま
く使っていた。特筆は俳優で、弁慶をやった外人俳優のリー5世は関東にいないタイプの外国人で場をさらっていた。また、富樫は柄としては苦しいのに、よく演じている、ただずまいがいいところもこの俳優のいいところだ。KAATの大稽古場。350席が満席の初日だった。次はコクーンの切られ与三だ。これは絶対に成功してほしい。串田と木下。世代を超えて現代劇の現在考えられる最高のコンビだ。期待している。
二ツ巴-Futatsudomoe-<舞台写真公開中!>
壱劇屋
ABCホール (大阪府)
2018/04/06 (金) ~ 2018/04/08 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/04/08 (日) 13:00
座席K列1番
価格4,000円
土曜の4部目に引き続き、日曜の5部も見てきました!
二ツ巴-Futatsudomoe-<舞台写真公開中!>
壱劇屋
ABCホール (大阪府)
2018/04/06 (金) ~ 2018/04/08 (日)公演終了