最新の観てきた!クチコミ一覧

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ノー・サイド NO SIDE

ノー・サイド NO SIDE

トツゲキ倶楽部

小劇場 楽園(東京都)

2017/09/12 (火) ~ 2017/09/18 (月)公演終了

満足度★★★★★

トツゲキ倶楽部の【ノー・サイド NO SIDE】とても良かった。
役者さんとの距離の近さにドキドキ
会話のテンポの良さと表情の豊かさ
油断している時間は1秒も無い。
ストーリーもよく練られていて
楽しさと共感するセリフと
観ていて飽きさせない。
とても素晴らしいパフォーマンスだった。

来週月曜まで!
是非お勧めです。

僕の東京日記

僕の東京日記

富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ

富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ(埼玉県)

2017/09/15 (金) ~ 2017/09/19 (火)公演終了

田上豊版「僕の東京日記」になっていたと思う。ぶつかって取っ組み合ってコケて転がって…今のツイッター上での匿名の罵倒合戦が、俳優たちの心身によって目の前に引きずり出されたみたい。70年代の日本人は顔を見合わせてケンカしたし、成り行き任せだとしても、お互いに向き合って和解もしてきたんだなと思った。わがまま邦題で責任を取らず「お母さん」に甘えっぱなしでぬるりと開き直る男性像が、題名の「僕」に象徴されているように感じた。建て込まれた装置が嬉しい。戯曲本は持っていたけど上演を観たのは初めてで、とてもいい機会だった。上演時間は約2時間10分休憩なし。

ネタバレBOX

主人公のボクチャンは結局、父親の強力なコネで大企業に就職して「運動」なんて忘れ去る。中央にある階段から転がる無数の「全共闘」ヘルメットが良かった。今もデモはあるけど、この時代とは全く違うものだと思う。それを肌感覚で納得できた。
先輩、服を着てください

先輩、服を着てください

劇団東京都鈴木区

遊空間がざびぃ(東京都)

2017/09/14 (木) ~ 2017/09/24 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2017/09/14 (木) 19:30

座席1階7列

劇団東京都鈴木区『先輩、服を着てください』遊空間がざびぃ

鈴木区らしいわちゃわちゃドタバタな楽しいコメディ作品でした。
オープニングにダンスを組み込んだ演出を入れたり、今までとは少し違った印象を受ける場面も。

メインのお話の流れは序盤を観れば大よそ予想がつくと思います。期待を裏切らない良いベタです。
何より主演二人の演技が大変良かった。

なまじ前方に行くよりも2段上の席あたりが一番見やすいかも。
ちょうど役者さんの目線の高さに近いのでちょっとドキドキしてしまいますが(笑)

ネタバレBOX

撮影の場面がとても好きです。
目線の握りこぶしの高さを合わせるだけで演技の固さが抜け、
直接目線を合わせながら演技をするとより自然に。
この距離感と演技の変化が大変素晴らしかった。
笑顔。(すまいる)

笑顔。(すまいる)

劇団光希

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2017/09/06 (水) ~ 2017/09/10 (日)公演終了

満足度★★★★



満席だった。

幕を降ろした北池袋といえば日本有数の「ヤバい街」、であるが、開演前の その喧騒は巣鴨でもあった。


それもそのはずだった。


この回は座長・音無ミ弥の お友達が 見渡すかぎり集っていたからだ。

ある意味、アウェー…。




さて、 声援をうけたわけではないだろうが輝いていたのは音無と思う。

ネタバレBOX



「かわいさ」で 役柄を吹っ飛ばす。それでなお、認知症に向き合うシーンでは、老婆の 旋律、起伏を見事なまでに憑依させていったのである。シリアスと呼ぼう。しかし、センチメンタルなわけではないのは およそ これが喜劇だったからか。

先祖返りを つぶさに演じ切る、のだった。





前時代的役の棚橋歩は 関西人にしかみえない。方言を操るわけではないのだが、東京から小一時間の街には思えないのだ。それというのも、「親子喧嘩」が田舎じみていた、伊勢あたりかと思っていた…。
「親」は原妃とみ である…。





時系列で登場人物が再会する。ダレッとしがちな芝居を盛り立てようとする気概は さすがだ。そして、こうもいえる。地上波の「ホームドラマ」が次々幕を降ろすなか、わたしたちも また先祖返り「したい」のかもしれない。
AG+

AG+

ぷろじぇくと☆ぷらねっと

nakano f(東京都)

2017/09/14 (木) ~ 2017/09/17 (日)公演終了

満足度★★★★

1階と2階のある中で、どのような話になるのかわくわくする内容でした。

ネタバレBOX

とても役者と客席が近いので、臨場感がすごいです。2階で観ましたが、1階でどんな展開があったのか気になりました。半分しか観れなかったように感じました。
二人芝居『HandY-ハンディ-』

二人芝居『HandY-ハンディ-』

パトリア日田を愛する市民の会

ぽんプラザホール(福岡県)

2017/09/15 (金) ~ 2017/09/15 (金)公演終了

満足度★★★★

手話ってエネルギー使うんです!
それを芝居しながら
ずーっとやるんです!
すごい!
面白かった!
施設のみんなと観たい!
一緒に笑いたいっちゃ‼️

百鬼オペラ 羅生門

百鬼オペラ 羅生門

ホリプロ

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2017/09/08 (金) ~ 2017/09/25 (月)公演終了

満足度★★

劇場へ入って、今どき珍しい寓話風のプロセニアムアーチに布幕が引いてあるところで、??と黄信号がともったが、幕が開くと、もう「百鬼」といえば、コレと言うお化けの森のセットが現れ、ダンサー登場、型通りの鳥バタバタの群舞が始まって、赤信号。
「百鬼オペラ」とは何事かと見に行ったが、興業元は宣伝のキャッチフレーズに困って言って見ただけなのだ。1時間づつの2幕、何のことはないあまりうまくない名作歌入りショーなのだった。
ストーリーは芥川の中学生で必ず習う芥川の「蜘蛛の糸」、「藪の中」、羅生門、「鼻」を長田育恵が藪の中を軸に脚本にしたもので、構成台本としてはまずまずだが、せっかくの大冒険、イスラエルから演出・振り付けを呼んできても、途中で、歌謡曲まがいのの歌、急に暗黒舞踏まがいのダンスを、宙乗りと提灯の薄っぺらな日本画風セットでみせるのに忙しく、結局これが、愛の破綻、あるいは過剰の物語なのだと言われても、日本人にとっては、新しい発見とは言えず、一方かなり無理もあった。彼らと芥川作品との切実な接点が見えず、かといって娯楽に徹しましたと言うには程遠く、みる方も気合が入らない。何でイスラエルなんだろう、また、何をこの物語に乗せたかったのか、遂にわからずじまいだった。
大きな劇場でほとんどの席が一万円以上だ。せめて、俳優には「鼻」と「花」のアクセントの違い、読経は「ドキョー」で「ドクキョウ」ではない、と言うことくらいは日本人のスタッフが教えてやるべきだろう。せめてそれくらいはやってくれなければ、この席料には見合わない。 

寒い日に薄着だと寒い

寒い日に薄着だと寒い

スマッシュルームズ

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2017/09/08 (金) ~ 2017/09/10 (日)公演終了

満足度★★★

自己紹介しますから始まったソレは何処までがリアルで何処からが芝居だったのだろうと見いってしまった。そして最後のあの衣裳?は確かに寒かろう・・・ しかしその潔さ?に感服。

ボクとママと発達障がい

ボクとママと発達障がい

NOS(Natural one style)

劇場MOMO(東京都)

2017/09/13 (水) ~ 2017/09/18 (月)公演終了

満足度★★★★★

行政の啓蒙劇のような感じもするが、発達障がい(公演では「自閉症」)の子を育てている家族、また関わっている人々の大変さがしっかり伝わる感動作。
基本的な構造は、会話劇。台詞は役者同士に向けられるのではなく、どちらかと言えば観客に向かって問いかけ、投げ掛けに近いように感じた。
公演は,発達障がいの子がいる家族(特に母親)のブログの内容を基に制作していることもあり、その内容はリアルで世間ではあまり知られていないことが多いと思う。
(上演時間1時間10分)【Bチーム】

ネタバレBOX

舞台正面に色々な絵が貼り合わされて、一枚の大きな絵を構成しているように見える。絵は肖像画、人物画が多く人との関わりの大切さを訴えているかのようだ。客席に向かって尖頭するように並んだカラーBOXソファー。そこにキャストが背中合わせに座る。客席寄りのテーブルにはパソコンが1台置かれている。天井には2本の傘が広げたまま、それぞれ正・逆に吊るされている。カラーBOXは、座っている人物がいる場所、立場等を表わしている。それを移動させることによって、状況表現する空間を演出する。全体的に幾何学的な構成に感じるが、BOXの移動によって状況の空間が見えてくるという巧みなもの。

発達障がい(自閉症)は、その特徴が捉え難く、対応が遅れがちになるという。この病は先天的(遺伝的)ということで、何で自分の子が…そんな気持ちになり、自己責任(または配偶者に責任を押し付ける)に苛まれるところが辛い。また病は潜在的な人数も含め相当数いるらしいが、対処の仕方が知られていないことから、家族等にとっては悲劇的である。障がいは”個性”として受け入れることが大切だという。

公演の狙い(「自閉症」の対処は個人で抱え込まないこと)はここにあり、その周知と啓蒙の色彩が強いのはこのためであろう。もちろん、物語はリアルな状況を次々に突き付けてくるから観応え十分であり、ラストは感動を誘う。リアルな状況は、家族という私的(人間的)な面と、公的(制度上)な面、という両面からアプローチしている。例えば、母親はキャリアウーマン(パソコンが象徴)として仕事、家庭を両立させていたが、子の施設・病院への付き添いで思うように働けなくなる。先天的な病のため夫婦間でその原因責を言い争う等。一方、公的な面では子が腹痛になり救急隊を呼んでも、内科・外科病院は自閉症(精神科が併設が必要らしい)ということでなかなか受入れてくれない。現場の救急隊員の焦りと苛立ち。

場面転換の際、滴が落ちる又は雨音のような音が…とても不思議な気持にさせられる。演出は公演核の部分を伝える、そのことに集中させるためシンプルである。
演技はゲネプロということもあったのか、少し硬い気もしたが、伝える内容の重さの方が上回りしっかり考えさせられた。

次回(本公演)も楽しみにしております。
SHERLOCKIAN Aの項目

SHERLOCKIAN Aの項目

Project S.H

ワーサルシアター(東京都)

2017/09/13 (水) ~ 2017/09/18 (月)公演終了

満足度★★★★

会場に入ると、そこはシャーロック・ホームズの部屋が出現したかのようだ。また登場人物の衣装も当時の雰囲気を思わせるもので、まず視覚的に楽しめる。もちろん、彼は世界的に有名な名探偵であり、次々に事件解決の依頼がくるが…。本公演でも某機関から事件解決にむけての協力要請があり、現地に行くことなった。このメインとなる事件の解決のプロセスをテンポよく観せているが、その謎解きは物語性に重きをおいたように思う。観客に事件に関する材料をすべて提示し推理させるというよりも、仔細は省略し物語の世界を楽しんでもらうことを優先したようだ。そしてメインとなる事件の解決で幕引きかと思われたが、本当の主題は別に…実に巧みだ。
脚本(ひろ氏)は面白く、それをビジュアル的に印象深く観せる演出(浮谷泰史氏)、また主役のシャーロック・ホームズ(下田修平サン)が実に魅力的だ。

1887年、シャーロック・ホームズが初めて登場してから今年で130年。その130周年お祭り企画第一弾、観応えがあった。
(上演時間2時間) 2017.9.23追記

ネタバレBOX

セットは、上手側に大きな机・椅子、書棚、下手側にソファー。窓から日が差しており柔らかい雰囲気である。ロンドン警察からの依頼がメインの事件であるが、資産家の主人が失踪した。その行方は…。この家に残された妻、執事、新しく雇われたメイドがいるが、過去に起きた別事件からこの家の秘密と失踪の理由が明らかになる。この事件は、シャーロック・ホームズの推理によって解決する。

物語は、これで終わりにならない。先の事件解決にあたって多くの人物が登場するが、事件に関係ない人々もいる。当日パンフにはホームズとの関係、いわゆる相関図が書かれている。先の事件は劇中劇のようで、本来の梗概は、ホームズと登場人物たちの関係が次々明らかにされる。その意味でホームズの人物評伝と言える。ホームズには失敗、ましてや解決できない事件はないと思われているが、やはり人間である。その人柄なりは、興味を持った事件だけを扱い、それ以外の資料はゴミのように放置している。その勝手気ままな様子や女性に対する思わせ振りな態度が誤解を招く。完全な人などいない、その人間味溢れるホームズが魅力的に描かれており、観応え十分であった。

演技は初日ということもあり、全体的に硬い感じもしたが、セットや衣装、また照明等の視覚が補っていたのが好い。
最後に、ホームズの兄から来た手紙は何だったのか気になるが…。

次回公演を楽しみにしております。
鎌塚氏、腹におさめる

鎌塚氏、腹におさめる

森崎事務所M&Oplays

JMSアステールプラザ 大ホール(広島県)

2017/09/07 (木) ~ 2017/09/07 (木)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/09/07 (木) 19:00

座席1階8列29番

価格7,500円

二階堂ふみさんにつきますかね。。
台詞の方はまだまだかなとも思うけど、ヒールでの立ち姿はスラッとして動きは躍動的で、その彼女を上手く生かした本で、サスペンス風なちょっぴりラブもありな芝居で、鎌塚氏もいつもとは最初は勝手が違う感じだけど後半は大活躍で。。
肩もこらず楽しめる良い舞台だったと思います。
前回のより好きかな。。

人形の家

人形の家

第七劇場

広島市東区民文化センター・ホール(広島県)

2017/09/01 (金) ~ 2017/09/03 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/09/02 (土) 14:00

観る前、戯曲を読み終わったあとは
割りと女性の行動が潔く気持ち的にすっきりした読後感ではあったのですが、
この舞台を観終わったあとは何とも言えない後味というか、複雑な気持ちになるというか。。

この戯曲を元に、今の自分の周りにまとわりつく女性の生きにくい社会(多分、男性もだと思うけど・・)もろもろを見せられたようで、何ともです。。

チケット代は前売りです

しろつめくさ の、はなかんむり

しろつめくさ の、はなかんむり

teamキーチェーン

シアター711(東京都)

2017/09/14 (木) ~ 2017/09/18 (月)公演終了

満足度★★★★

ストーリーが分かりやすく、テンポが良かったので真剣に見入ってしまった為終演後腰が・・・結構夢中で見ていたようです。。
そういえば昔花冠作るの下手だったなぁとちょっと昔を懐かしく思い出したり。
内容は少し矛盾に思う事がありましたが、後半切なくてやるせない場面がありついつい涙を堪える事も。
ラストで「えっ?うーーーん」と思ったのですが、いい演者さんが多く熱演だったので私は満足でした。

オペラ『スマイル─いつの日か、ひまわりのように』

オペラ『スマイル─いつの日か、ひまわりのように』

オペラシアターこんにゃく座

俳優座劇場(東京都)

2017/09/14 (木) ~ 2017/09/17 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/09/15 (金) 14:00

座席1階3列19番

価格4,000円

こんにゃく座初見。しかも、4000円のトクマルシートで見られたことは、うれしい。現代のオペラと、ちょっとお笑い仕込みのせりふ、歌役者のすてきな歌声と、たのしい110分でした。

しろつめくさ の、はなかんむり

しろつめくさ の、はなかんむり

teamキーチェーン

シアター711(東京都)

2017/09/14 (木) ~ 2017/09/18 (月)公演終了

満足度★★★★

とても良い話なのだけど、想いのこもった演技も良かったのだけど・・・社会問題をテーマとしたとしたら、設定やらなんやら無理とか落ちがあり、これはファンタジーなのだろうなと思うことにしました。観劇帰りの電車でこの作品と同じリアルがありました。近くにいるというだけで暴力をふるう。悲しい現実があれました。

ネタバレBOX

そもそも子供が公園にずっといる←それは行政が放ってはおかないでしょう。ひかるの設定自体が無茶では?一体彼は何歳なんだ?また、顔は黒く塗った部分があるのにそこ以外は手足もあまりにも綺麗すぎる。人が近寄りたくないとか、汚いと思うとか、匂いがしそうだとか、そういう生身が感じられなかったので、先のことと併せて、私はファンタジーと考えることとしました。すみれの考え方もどうも前向きとは思い難い。結末もはっきりしたものがないので、想像だらけ。塚本は?身代わりになったのか?それともひかるは障害があるという事で放免されたのか?しんじはそうたに一生ゆすられ続けるのではないか?話はどんどん広がって止まらないようです。
しろつめくさ の、はなかんむり

しろつめくさ の、はなかんむり

teamキーチェーン

シアター711(東京都)

2017/09/14 (木) ~ 2017/09/18 (月)公演終了

満足度★★

初日のソワレ。満席。いろいろな感じ方があるのでしょうが、感受性の悪い私としては、終演後に拍手をせずに済んだことにむしろホッとしました。

ネタバレBOX

ホームレス、支援団体やボランティアの実情、善意、悪意、偽善、無垢等々。観ていて腹立たしくなってくるような人物もあちこちに。作り手がこの舞台で描こうとしていたものは、本当にこの設定でしか表現できなかったのでしょうか。中川えりかさん夕貴羽さんなど、いいなと思える女優さんを観ながら、冒頭から感じた不安がどこかで引っくり返されることを期待していたのですが、結局その印象は変わらずじまいでした。
君の名前を藍色の空に呟いた。【ご来場ありがとうございました!】

君の名前を藍色の空に呟いた。【ご来場ありがとうございました!】

劇団えのぐ

南大塚ホール(東京都)

2017/09/09 (土) ~ 2017/09/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

ありきたりのようで、多くの登場人物のキャラがしっかり立ってる絶妙な構成。
観る者の8割方は自分との共通性を見出し自己投影するのでは。
心の琴線に触れる切ない表現はさすが。
役者さんとの呼吸も合って想像以上に心をつられる感じが痛気持良い。
                    

ネタバレBOX

かなり大きめのホール公演。
役者さん一人一人の動きや息遣いは見やすくて新鮮でとても素晴らしかった。
ホールの響きで台詞がかき消される方もいらっしゃられたのが
チョット残念だった。
ディアカウガール!

ディアカウガール!

colorchild

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2017/09/13 (水) ~ 2017/09/17 (日)公演終了

一組のカップルを軸に子供時代inアメリカ西部の第1部。
そして70年すっ飛ばして老年時代inニューヨークの第2部。
元々2作品だったものを1公演に合体、2時間作品に仕上げているのでかなり高濃度。
めくるめく展開の速さが素舞台にこだわる理由のひとつかと思える程に様々な場面がスピーディーに駆け巡りあざやか。
情緒的なものが入り込む隙間が無いのが難点に思えましたが(ラストに向けて徐々に丁寧なタッチに)役者さんの身体表現のみで状況がスムーズに理解できたのは演技力に加えて、かなりハードな練習をこなしてきた成果であろうと想像できます。
ダイナミックなストーリーでハリウッド映画スピリッツが色濃く出た公演でした。

AG+

AG+

ぷろじぇくと☆ぷらねっと

nakano f(東京都)

2017/09/14 (木) ~ 2017/09/17 (日)公演終了

満足度★★★★

原作をまったく知らないのでよくわかりませんが、リリーと言ってたと思われる女性、記憶喪失なのか、それとも瞑想と現実とがころころ変化する方なのかしら、その女性が何回も衣装を着替えておれれて、すごく大変だなと感心されました。歌もそれなりよかったです。
1階と2階と分かれてのお芝居はやっぱり2回見てほしいというこっとしか思えませんでした。劇が終わった後にちょっとしたサービスがありましたよ。

【第29回池袋演劇祭「大賞」受賞作品】成り果て

【第29回池袋演劇祭「大賞」受賞作品】成り果て

ラビット番長

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2017/09/14 (木) ~ 2017/09/18 (月)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/09/14 (木) 19:00

最高傑作がいくつもあるラビット番長さんの舞台。
2016年3月の初演で心をゆさぶられ、絶対にまた生で観たいなと、
そんな556日ぶりの、待ちに待った公演でした。

最高をまた作り直すのは大変だったと思いますが、
期待を裏切らない、本当に面白い時間でした。
自分の人生に重ねながら、少し弱っていた気持ちに勇気を頂きました。

もし「再演だから今回はいいかな、」という方がいたら、もったいなさすぎです。
ぜひ今回も観て欲しいと思います。僕は観れて本当に幸せでした。
初演とは配役も変わっている役者さんもいらっしゃって、
おおそうきたか!という感じもまた楽しめると思います。

初めてご覧になる方へ。
将棋の知識がなくても100%楽しめます!(僕もそうです)
こんなに面白く、心に響く人間ドラマはなかなか見れないと思います。

遅くても開演15分前までには席につけるように、
逆算して移動されることをおすすめします。

星5つでも足りない。。細かい感想はまた改めて。。

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