
月雪の娘
ムーンビームマシン
HEP HALL(大阪府)
2017/09/15 (金) ~ 2017/09/17 (日)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2017/09/16 (土)
二人の【雪女】がとにかく素敵です☆Sarahaさんの「妖艶さ」と戸田麻依子さんの「いたいけさ」が絶妙のバランスで舞台を彩ってました☆が故に二人の見せ場が思ったより少なく感じたのも事実で、二人の雪女にもっと特化した作品が観たかったのが正直な感想です♪二人のデュオのシーンなんか本当に素晴らしくあの歌声聴くだけでも観に行く価値ある作品やと思います☆
そしてムーンビームマシン10周年おめでとうございます!これからも素敵なお芝居で演劇ファンを魅了して下さいm(__)m

〜その企画、共謀につき〜『そして怒濤の伏線回収』
アガリスクエンターテイメント
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2017/09/15 (金) ~ 2017/09/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
観終わったあと、正直言ってとても疲れた。けど、しこたまアトラクションに乗って遊び尽くした帰りように「はしゃぎ疲れた」という感じで、いいぐったり感だった。
後半部分に関しては演劇でもなければコメディでもない。まるで、全員が屁理屈を使って殴り合う乱闘状態。「なんだこれは…」と思いながらも、目の前で繰り広げられている白熱した謎議論から目が離せず、夢中で笑ってしまう。
その議論の内容も本当に意味不明で、正しく「怒涛の伏線回収」そのもの。とんでもないタイトルがそのまま文字通りの作品になっていて、看板に偽りなし。
というか、この「伏線回収モード」になる前は普通によく出来た会議コメディになっていて、そのまま終わっても十分に満足出来るものだったはず。
そのことを観終わった直後は忘れてしまう程、後半部分のインパクトが強烈過ぎた。
「七人の語らい/ワイフ・ゴーズ・オン」を観て以降、シチュエーションコメディを素直に楽しむことが出来なくなったのと同様に、普通の伏線回収では高揚出来ない身体になってしまった気がする。この罪は重い。けど、確かに伏線回収は楽しい。
是非、もっと多くの人に「伏線回収ジャンキー」に陥ってもらいたいです。

今、心が折れないための俺のやり方
crashrush
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2017/09/16 (土) ~ 2017/09/17 (日)公演終了

【第29回池袋演劇祭「大賞」受賞作品】成り果て
ラビット番長
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2017/09/14 (木) ~ 2017/09/18 (月)公演終了
満足度★★★★★
将棋の世界のお話しでした。本格的な内容で、舞台もしっかりしてて、とても面白かったです。小さい頃、好きだった将棋を、久々にまたやってみたくなりました。相手はコンピュータではなく、やはり人がいいですね
開演前講座のやり取りも面白かった

江戸川乱歩傑作シリーズ 恐怖王
ミステリー専門劇団 回路R
北池袋 新生館シアター(東京都)
2017/09/15 (金) ~ 2017/09/17 (日)公演終了
満足度★★★★★
江戸川乱歩の本は子供のころ夢中で読んだことがありとても楽しみにして出かけました。芝居が始まり2時間。謎解きに夢中で参加しました。小さな劇場で話も二転三転し目が離せません。明智小五郎役の俳優さんもとてもイケメンで役にぴったりでした。人間椅子の話も面白く久しぶりに良い芝居に巡り合えました。

笑顔。(すまいる)
劇団光希
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2017/09/06 (水) ~ 2017/09/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
「子供叱るな いつか来た道、年寄り笑うな いつか行く道」といった言葉があったと思うが、今の社会で大きな問題となっている事柄を家族の観点から捉えた秀作。一般的に高齢者が発症すると思われているが、公演では若くして発症したという設定で、観客に問題の広がりと深刻さを示す。現在は”痴呆”から”認知症”という病気であることが知られ、その行動・行為の特徴をうまく物語の中に溶け込ませている。だからこそ、観客の中には介護経験の過去記憶または現在進行における共感を呼び感動に浸ることができる。
(上演時間2時間)

舞台「わたしたちのプロポーズ会議」
有限会社ギャビーオフィス
幡ヶ谷スペースGAMP(東京都)
2017/08/25 (金) ~ 2017/08/27 (日)公演終了

MUSICAL「WILDe BEAUTY」~オスカーワイルド、或いは幸せの王子~
DIAMOND☆DOGS
天王洲 銀河劇場(東京都)
2017/09/13 (水) ~ 2017/09/18 (月)公演終了
満足度★★★
なかなかにユニ~クな感じの舞台でした
何というか・・ゴシック調のような印象で
ダンスに歌にと視覚・聴覚を刺激されたんだが・・
妙に微妙な感じが背後に潜んでるかなぁとおもえた2幕
15分の休憩挟んで2時間半もの長丁場でありました

しろつめくさ の、はなかんむり
teamキーチェーン
シアター711(東京都)
2017/09/14 (木) ~ 2017/09/18 (月)公演終了
満足度★★
ホームレスを中心においた
関わる人々の行動や考え方をみせ
偽善とは・・と問いかける作品・・・であってるかな
う~ん 浅瀬でパチャパチャって感が拭えなかった90分の作品

AG+
ぷろじぇくと☆ぷらねっと
nakano f(東京都)
2017/09/14 (木) ~ 2017/09/17 (日)公演終了
満足度★
1階2階にと分けての座席があり
見方とかが異なる仕様でした・・・・
開演前にハーブ水の提供がありました・・が
ラー油を直前に摂取していて味覚わからず・・(ー_ー;)
作品は・・・あましようわからず・・・
女性の叫び声が耳に残った90分

オカダスファミリーの一族
東京AZARASHI団
サンモールスタジオ(東京都)
2017/09/12 (火) ~ 2017/09/18 (月)公演終了
満足度★★★★
新宿・サンモールスタジオで上演されている東京アザラシ団の『オカダスファミリーの一族』初日を観に行った。特に知人が出ている訳でもなく、入手したチラシに興味を持って観に行くようになった劇団。今回が3回目の鑑賞となる。基本、一言で劇団の特徴を言うならば「泣けるコメディ」を見せてくれると言うことだろう。

SHERLOCKIAN Aの項目
Project S.H
ワーサルシアター(東京都)
2017/09/13 (水) ~ 2017/09/18 (月)公演終了
満足度★★★★
超満員の観客席でした。色々なことが次から次に起こっていって、しかもちゃんと皆つながっている凝った脚本と謎解きでした。非常に楽しめる舞台でした。ただ大勢登場するので、登場人物の名前をちゃんと覚えていないとホームズたちが誰について話しているのか混乱するのが問題でした。

AG+
ぷろじぇくと☆ぷらねっと
nakano f(東京都)
2017/09/14 (木) ~ 2017/09/17 (日)公演終了

くちびるぱんつ/愛はタンパク質で育ってる
ぬいぐるみハンター
すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)
2017/09/06 (水) ~ 2017/09/10 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/09/09 (土)
価格5,000円
9月9日、14時半の「くちびるぱんつ」と17時半の「愛はタンパク質で育ってる」を5000円のセット券にて。
【くちびるぱんつ】
時間と空間のズーミング自在感がステキ。
すぐトナリで起きているようなことから宇宙の果てまで継ぎ目なく滑らかに繋がっている感覚にクラインの壷を連想したし、FUKAIPRODUCE羽衣の「瞬間光年」最初のエピソードに通ずるモノもあるような。
作品自体は初期感ありありながら照明や会場の使い方により充分イマのもの、みたいな。
【愛はタンパク質で育ってる】
これ、好きだわぁ、やっぱり。
が、初演時にオチのインパクトと言おうか「そういうことかぁ、ヤられたぁ!」と言おうかがあまりに強く、そこまでの内容をよく覚えていなかったことに気付く(爆)。かくて、「あー、そうだった」と思い出しながら観たのだった。
初演時は併走する複数のエピソードに戸惑ったというか共通点を探すというかでアタマの中が「?」マークに占められてしまい、終盤で真相(?)を察した時の衝撃と快感が印象的だったんだろうな。今回初見のお客さんにもそういう方が多かろう。
で、その強烈・衝撃的にして秀逸な落としどころを知った上で観るとなぜそういうキャラクターたちであるかとかところどころにあるヒントとかがよくワカるんだな。また観ることができてヨカッタ♪
なお、2作品ハシゴの場合、ロビーでも待たせていただけるというのがありがたい。

悪いけど芝居させてくだ祭
悪い芝居
浅草九劇(東京都)
2017/09/13 (水) ~ 2017/09/18 (月)公演終了
満足度★★★
役者のルックスはいいと思います。
こういう作品が面白いと思える方向けの作品だと思います。
役者のファンでないと少し退屈してしまうかもしれません。

覇道ナクシテ、泰平ヲミル【護王司馬懿編】
劇団ZTON
インディペンデントシアターOji(東京都)
2017/09/14 (木) ~ 2017/09/18 (月)公演終了
満足度★★★★★
知っていると思っていた「三国志」の新しい見方ができた、作品だった。
知略・思慮・恋慕、ひととしてのあらゆる感情が渦巻き、豪快な殺陣と相まって、見応えのあるエンターテインメントに仕上がっていたと思う。
登場人物が、全員、魅力的で、特に、私が惹かれたのは司馬懿役の高瀬川さん。殺陣もかっこよく、時に男性より勇ましく、その中に包み込むように持っている、女性の繊細さと儚さを上手に表現していたと思う。
”アツイ”系の人物が多い中で、冷静で穏やかな程普役の山本さんにもグッときたし、吉久さんと加東さんの何故か”小物感”あふれる、でも、殺陣がかっこいいので、”やっぱり、かっこいいかも”となってしまう、アンバランスな感じなコンビも良かった。
躍動感あふれ機微に触れる思いのできる素敵な作品だった。

DOUBLE TOMORROW
演劇集団円
吉祥寺シアター(東京都)
2017/09/08 (金) ~ 2017/09/17 (日)公演終了
満足度★★
これはストーリーのない実験的なパフォーマンスである。
とはいっても小劇団のアングラ芝居とはもちろん違う。
どの役者さんも面構え、身のこなし、声の張りから現役の第一線で活躍されている一流の方々であることはすぐにわかる。
奇妙な動作もしっかりした設定の下に行われていて乱れはない。
役者の皆さんは楽しそうである。
創造に参加し、普段から気になっていたエピソードや決めのポーズなどを入れてみたりしているのだろう。
しかし、基本的にこれは役者のためのものであって、観客を喜ばせるものではない。
観客は実験の目撃者であって、彼らが高みに上るための踏み台でもある。
楽しむとしても断片的に紡がれる場面で意外性に驚き、あるのかないのかわからない寓意を勝手に読み解くのがせいぜいであろう。
音楽でもスポーツでも、何でもやる側になって初めてわかることがたくさんある。
本作もそういうものの塊なのだろう。
今から役者になるわけにもいかないがそういう境地に近づいてみたいものだ。

しろつめくさ の、はなかんむり
teamキーチェーン
シアター711(東京都)
2017/09/14 (木) ~ 2017/09/18 (月)公演終了
満足度★★★★★
特異なタイトルに惹かれて観る気になったのだが、この直感は正しかった。同時にとても重い宿題を負わされることになったが、このような問い掛けこそ望む所である。花五つ☆

売春捜査官
稲村梓プロデュース
サンモールスタジオ(東京都)
2017/09/05 (火) ~ 2017/09/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
今回も素晴らしい舞台、ありがとうございました。つかこうへいに、それほど詳しいわけではありません。
ですがやはり、「いつか公平」というのが氏の信念だったような気がします。
そして奇しくも、今回は同じ月に、ふたりの売春捜査官を見ることになりました。
それがかえって、稲村梓の木村伝兵衛のすごさを際立たせました。稲村伝兵衛の男言葉や乱暴な物言いには、男社会の差別と戦っている女の悲しみと矜持があふれ、
何度見ても、これこそ、つかこうへいだと、最後には涙が出てしまいます。
ともすると、無理に大声を発し、乱暴な態度をとってみせるだけの木村伝兵衛になりがちで、そこには単純な虚勢を感じ、僅かながら不快感が残ります。
しかし、稲村伝兵衛にはそれが全くない。あれは上滑りな虚勢では全くない。
だから、セリフの一つ一つが、しっかりとこちらへ届きます。
もちろん、稲村伝兵衛をめぐる人々の心の叫びも、毎回、きちんと伝わってきます。それもすごい。
今回は佐藤竜氏が出色でした。

ノー・サイド NO SIDE
トツゲキ倶楽部
小劇場 楽園(東京都)
2017/09/12 (火) ~ 2017/09/18 (月)公演終了