最新の観てきた!クチコミ一覧

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愚か者。たがらもの

愚か者。たがらもの

獏天

Geki地下Liberty(東京都)

2017/09/22 (金) ~ 2017/10/01 (日)公演終了

満足度★★★★

小劇場でこんな舞台が観れるとは思わなかった。若手の迫力あるアクション、おじさん枠の役者さん達の演技に引き込まれました。来年あのふたりの探偵に会えるのが楽しみです!

瘡蓋の底(かさぶたのそこ)

瘡蓋の底(かさぶたのそこ)

タカハ劇団

小劇場B1(東京都)

2017/09/27 (水) ~ 2017/10/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/09/28 (木) 19:00

座席B列7番

価格4,000円

オープニング前から、幻想的で、何処かオドロオドロしぃ感があった。
過去と現代の異なるふたつの物語が、ハイスピードで交互に繰り広げられ、私の興味は、吸い込まれていった。。。

囚人

囚人

Oi-SCALE

駅前劇場(東京都)

2017/09/27 (水) ~ 2017/10/02 (月)公演終了

満足度★★★★

林灰二(脚本)、村田充(主演)のコラボ公演。舞台という額縁に林氏が入り物語が始まり、途中で額縁から抜け出し、普通に喋り出す。演出は自由であり、お喋りも楽しめるが、集中力が途切れ再び物語の世界に入るにはけっこう”力”がいる。その意味で好みが分かれそうな公演だと思う。
タイトル「囚人」は収監されていることではなく、口⇔人のように囲われの中に出入りする。人は何かに囚われ柵(しがらみ)の中で生きている。それが無くなった時は、もしかしたら”死”を意味する。

少しネタバレするが、舞台セットは暗幕で囲い中央・上手・下手側に白い紗幕が吊るされている。まるで鯨幕のようだ。
自分が観た回は満席で、通路に増席までする盛況ぶりであった。
(上演時間2時間) 

ネタバレBOX

舞台全体が白黒で、先に書いた鯨幕以外にベンチ、工事現場のコーンが白色。舞台背景は、丘の上に建つ病院。その中庭かrら眺める風景は格別なもの。その風景も衣装を変えることで季節の移ろいを表し情緒感を漂わせる。また照明効果で海中風景を見せるなど素晴らしい演出が観られた。

梗概…男は重篤な病の治療のため長く入院している。 街から離れ不便な場所にも関わらず度々訪問者が来る。皆、男の持つ《力》を頼りにして来る。男は寿命の残り少ない者を嗅ぎ分ける力があった。死が近ければ近いほど、その者の身体からある華の香りが強く漂うと言う。しかし、男は自分の寿命だけは分からなかった。そんな日々の中、あることをキッカケに男は異変に気づいた。あの華の匂いが、全員からする…。
丘の上、すぐそこまで津波が来る。生き残ったのは、あそこに見える奇跡の桜のおかげである。この病院に入院している患者とその家族を通して生と死を見詰めるが、事前に死期を知ることでその心の準備等が出来るか、本当に知る勇気があるだろうか?公演では主人公以外に4組の家族がその自問自答を行う。そこに家族の形態や繋がり方によって対応が違うことが描かれる。ラスト…隠されたというか明かされた関係に驚かされる。

「囚人」は漂う華の匂いを嗅ぎ分けて、他人の残りの寿命を知る特殊な力がある主人公由利太郎(村田充サン)が、死に向かう訪問者達と触れながら、自らも病に冒され最後の日へと近づいていくという、悲しみの漂う物語。
「囚人」という文字に準えれば、舞台という囲いの中では”神様”である林氏が自由に描くが、囲いの外、つまり観客はどう思うか。
全体的に幻想的なシーン、抒情的な雰囲気は、物語の心象形成に大いに効果的な演出であった。紗幕へのテロップや華の映しも神秘的で印象に残る。その中で緩い笑いを取り入れ緊張感を緩衝させるなど見事であった。

次回公演を楽しみにしております。
めいじゅたなごころにあり。

めいじゅたなごころにあり。

遊々団★ヴェール

TACCS1179(東京都)

2017/09/27 (水) ~ 2017/10/01 (日)公演終了

満足度★★★★

 舞台美術に結構金も掛かっているだろうに。勿体ないのは全体の印象が和風であるにも拘わらず、上手奥の割に目立つ所に掛かっている絵が洋画だったり奥正面脇に置かれた壺が、これまたマッチングを欠いた色彩のものであったり、と折角の舞台意匠がチグハグなものになっていることである。上手壁際に置かれた緋縅の鎧も、その緋に時の齎した古色蒼然たる気配が無い為浮いてしまい、正面に上手に置かれた兜と共に気配を台無しにしている。
(追記後送)

『を待ちながら』

『を待ちながら』

HEADZ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2017/09/17 (日) ~ 2017/10/01 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/09/30 (土) 14:00

価格4,500円

見たことのない、アゴラの楽屋から、狭い階段のプチバックステージツアーを経て、いつもとは違う舞台を見て、落書きや、寝たきりベッドなどの派手な美術から、衝撃ながらも、ベケットの「芝居」と「アンネの日記」に伝説となった、「ブルーシート」の3作品が合体した結構衝撃な表現がいいね。本当に、95分すごかったです。

無料公演「ギンノキヲク」&介護福祉フェス!

無料公演「ギンノキヲク」&介護福祉フェス!

ラビット番長

あうるすぽっと(東京都)

2017/09/29 (金) ~ 2017/10/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

重く暗い雰囲気になりがちな介護の話を楽しく分かりやすいストーリーにしてくれるので
万人が楽しめる作品だと思う。今回無料公演というのに2時間きちんとした内容だったので投げ銭があれば入れたかったほど。
日曜が最後の公演だが見て損はないのでぜひ!

無料公演「ギンノキヲク」&介護福祉フェス!

無料公演「ギンノキヲク」&介護福祉フェス!

ラビット番長

あうるすぽっと(東京都)

2017/09/29 (金) ~ 2017/10/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

2010年の第1作から2014年のファイナルに至る迄4作がシリーズ化され、何れも池袋演劇大賞をはじめ数々の賞の受賞作である。今回の公演で5作目ということになるが、今回は高齢化社会にあって認知症は最早他人事ではないという時代状況もあるだろうし、実際に家族の誰かが認知症になったなどで、この症状に対する理解が進んだこと。即ち想像力が具体的に働く人々が増えたことにもよるであろうが、何れにせよ最早避けて通れない問題として人々に受け入れられてきたアルツハイマーを、介護する側から描いた作品と言えよう。これには劇団主宰の井保氏が実際に介護に関わってきた経験が大きくものを言っている。語られる各挿話は無論フィクションという形であるが、問題の取り上げ方が一々具体的で気配りも人間的配慮も利いた内容になっている所に今作、今シリーズの凄さが潜んでいよう。(追記2017,10.5 0:33)

ネタバレBOX


とりわけ、認知症に対するに大切なことは、被介護者の人としてのプライドを、如何に守り抜きながらケアするか? という点であろう。認知症の最大の特徴は、兎に角忘れるということである。忘れたことを忘れているから、自分が何処かに仕舞った財布が見つからないと、自分自身で仕舞ったことを忘れて泥棒を疑うのである。泥棒は確かに気を付けなければならない問題であるが、泥棒が罪とされる根本の原因はそれを公式に認めてしまえば私有財産を根拠づける論理を否定するからではないか? 言い換えれば、私有財産制を根本原理とする資本主義を否定することになる。原始共産制に於いて泥棒という概念は存在し得ないだろう。まあ、この辺りの論議は置いておくとしても考え始めれば様々な問題提起が行えるハズだ。
何れにせよ大抵の人は、こんなことまで考えないから、取り敢えず自分が生きて来た社会で当たり前とされていることを自らの原理として採用している。だから、諺で言われているように”人を見たら泥棒と思え”とか、泥棒は犯罪だとかを「根拠」としており、忘れたことを忘れた際に原理を参照しているのだと思われる。
一方この“泥棒”の例のような概念レベルから被保護者のアイデンティティーが構成されているのであれば、その人のプライドもまたこのレベルの知をベースに構築されているのであり、それを徒に傷つけることは人格否定につながる。この事態は避けねばならない。人が人として生きる権利を否定することは、人倫にもとるからであり、人倫を否定した暁には、福祉その物の根本原理をも否定することになるからである。他人を傷つけずに而も社会にアダプトさせ、ケアする側にも過重な負担を掛けずにことを運ぶ為には、様々なテクニックと類稀な生きて働く想像力、そして弁証法的思考が必要であろう。これらが十全に行える人材は決して多くはあるまい。その解の一つが、今作で具体的に描かれている。その点が観客を惹きつけてやまないのである。
メビウス‐201709-

メビウス‐201709-

リンクスプロデュース

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2017/09/27 (水) ~ 2017/10/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

三浦求×澤井里依のBチームを観劇!
脚本、演出も素晴らしい作品であったが、何よりも演じるお二人の素晴らしさに圧倒された。
表情、仕草、思いの全てがストレートに伝わってきて、それが幾重にも重なっていくので、もう観る側のココロは終始汗だく状態でした!
東京で観れた事に感謝しかありません。

メビウス‐201709-

メビウス‐201709-

リンクスプロデュース

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2017/09/27 (水) ~ 2017/10/01 (日)公演終了

Bチームを観劇。二人芝居のスタンダードになり得る作品性でありながらも、演じる役者さんとしては表現力・体力を90分間酷使しまくり、尚且つ複数チームの競演となれば比較もされるわけで、相当な覚悟で挑まれているのだろうと・・・その気合いと作品に対する熱い想いがヒシヒシ伝わってくる公演でした。
宇宙の片隅で交わされる寂しげで静かなる世界からなだれ込んでいく気の遠くなるほどのメビウスストーリー。
ほぼ全編ミスもなく全力で駆け抜けた二人の役者さんには、ただもう力強い拍手をおくるしかありません。

ネタバレBOX

演じる役者さんのキャラクターによって部分的にエピソードを変えてみても面白いかもと。自由度の案外高い脚本ではないかと私には思えました。
めいじゅたなごころにあり。

めいじゅたなごころにあり。

遊々団★ヴェール

TACCS1179(東京都)

2017/09/27 (水) ~ 2017/10/01 (日)公演終了

満足度★★★★

気楽に見れて楽しめた舞台でした。出演者が大勢でしたが皆さんキャラがはっきりしていてきちんと演じられ分けていてわかりやすかったです。場面転換無しで2時間みっちり芝居が続きましたが集中して見続けることができました。酒ビンのオチは気が付きませんでした。

メビウス‐201709-

メビウス‐201709-

リンクスプロデュース

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2017/09/27 (水) ~ 2017/10/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/09/28 (木) 20:00

Bチーム初日に観劇。
大阪で演者違いで2回観て丁寧に作られていたのを覚えていて東京でも上演されないのかな?と思っていた所の東京公演。会場も大阪公演と大差ない空間であってメビウスの空間を楽しむのに適している。
しかも一番人気の高かった三浦さんと澤井さんのものとあって期待が高まる。
観た結果は期待した以上のものを観ることができたと思った。
あの小空間を生かした演目と改めて思った。
これから東京×大阪の役者の組み合わせや(今回もあるが)東京の役者同士、更にその形での大阪での公演も観たいと思う。

ネタバレBOX

三浦さんのマイムを使った動き、それを受け止めて返せる澤井さんの器用さが笑いを取りながらストーリーを紡いで最後は涙腺崩壊しました。
三浦さんと澤井さんは凄い役者であると改めて思いました。
かさぶた式部考

かさぶた式部考

兵庫県立ピッコロ劇団

ピッコロシアター (兵庫県)

2017/09/29 (金) ~ 2017/10/04 (水)公演終了

満足度★★★★★

ピッコロ劇団「かさぶた式部考」。あらすじを読んだ時には難しい話かと思ったけれど、実際は、人間の心の揺れがじっくり描かれていて、終盤に向けて色々な感情が沸き上がり身体が熱くなってきて、気がついたら涙が溢れていた。久しぶりに、終演後、暫く立ち上がれなかった。
ありのままを受け入れるのは辛い時もあるけれど、アレコレ策を弄するよりも、真っ直ぐ向き合っていきたいと、今、思っている。

〜その企画、共謀につき〜『そして怒濤の伏線回収』

〜その企画、共謀につき〜『そして怒濤の伏線回収』

アガリスクエンターテイメント

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2017/09/15 (金) ~ 2017/09/24 (日)公演終了

満足度★★★★

よく観劇仲間さんたちのツイートで、面白い面白いとは聞いてたアガリスク。

初めて本公演を観ました。

いわゆる会話劇なんですけど、会話だけでこんなに面白いとは思いませんでした。

以前観たコント公演で観た時はそんなに魅力を感じなかった役者さんも、この公演ではめっちゃ魅力を感じました。

しかしあのセリフ量は凄かった。

まさに怒涛でしたね( ̄▽ ̄;)

次回公演も楽しみにしてます。

囚人

囚人

Oi-SCALE

駅前劇場(東京都)

2017/09/27 (水) ~ 2017/10/02 (月)公演終了

満足度★★★

2.5次元でお見掛けしていたいた村田さんが小劇場に出る!その存在感と独特の演技力を持つ充さん。どんな凄いものが観れるのかと、期待大で拝見。しかし、掟破りの林灰二さんの存在に圧されて終わったような気がしないでもない。舞台の上は自由である。こんな演出があってもいいだろう。たらたら話しているようで、しっかり計算されているし、その発想は面白い。しかし、見応えのある役者を使うなら、それを最大限に使うことも考えて欲しい。

三英花 煙夕空

三英花 煙夕空

あやめ十八番

旧平櫛田中邸アトリエ(東京都)

2017/09/26 (火) ~ 2017/10/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

出演者の人数、場所、そして誰が出演者なのかを聞いて、なんて贅沢なんだと思いました。

あやめ十八番は前作『ダスリング=デビュタント』が初めてで、その時は出演者はかなり出演者は多かったし、劇場も大きかったので、なぜこの場所を選んだのかがまず疑問でした。

その疑問は会場に行って分かりました。
こんな魅せ方があるのかと驚くばかりでした。

終わった後、もう1度観たいという欲求が抑えきれなくなった私は、雨の中、当日券を求めて並んでしまいました。

大阪公演は應典院というお寺の中にある劇場でやるそうです。
そしてあの役を堀越さんが演じられるとのこと。
大阪公演めちゃくちゃ観たいです(´;ω;`)

囚人

囚人

Oi-SCALE

駅前劇場(東京都)

2017/09/27 (水) ~ 2017/10/02 (月)公演終了

満足度★★★★

フライヤーの“何かが起こる前の”緊張感溢れるビジュアルからして
もうすでに不穏なムードが漂っている。
あっと驚くラストの展開と、そもそもの設定に完全にやられた感じ。
期待通りのセンスの良い映像と、思いがけなくアナログな演出が同居する
林灰二ワールド。
村田充さんが圧倒的な存在感で魅せる。こういう芝居をする人だったのか。

ネタバレBOX

舞台には3枚の白い幕が吊るされ、中央の1枚は半円を描いている。
この半円がくるりと回転すると場面転換と出ハケがなされる仕組み。
複数のエピソードの登場人物の名前が、その幕に映し出されたりする。

舞台はとある病院の花壇がある中庭。
一日の大半をここで過ごす男、太郎(村田充)。
毎日太郎を見舞う友人、ハルキ(林灰二)。
そして太郎に“どのくらい死が近づいているか教えて欲しい”と訪れる人々。
本当は知りたくない“自分の寿命”を聞きにくる人々の、葛藤や家族関係が描かれる。

いわゆる人知を超えた能力を持つ男を取り巻く“死のエピソード”が綴られるのだが
途中、作・演出の林灰二さん自身の、素の語りが入るのがユニークな演出だ。
林さんの父親の「鳥を捕獲して鳴き声を競わせる趣味」のことを話したり
「僕は神様だから」役者に台詞を言わせ、自由に設定を考える…と語る。
そして「これも全部台詞です」と言って観客を混乱させる。

この「神」は最後に、驚愕の設定を明らかにして物語を終える。
林さんらしい、何気ない電話の会話で。
実年齢から想定する観客の思い込みを軽々と超え、
物語を最初から語り直すほどの力技で真実を提示する。

主演の村田充さんが“死の匂いを嗅ぎ取る男”を淡々と演じて圧倒的な存在感を見せる。
この長身長髪の謎めいた男を、徹底的してミステリアスにスタイリッシュに描くと思いきや
素の作者が「僕は何でもできるんですよ」なんて言った後で、驚きの事実を告げるものだから
観客は改めてこの芝居を冒頭から反芻する、「そうだったのか」と。
そして村田充という人の“年齢不詳”な演技を再評価する。

がん患者の男を演じた伊藤慶徳さん、その弟で聾唖の少年役の中尾至雄さんの
エピソード、ハラハラするような空気が生まれて強い印象を残した。

「自分の匂いに気が付かない?」と太郎に語りかけるハルキ、
何があっても決して狼狽しないハルキは、やはり「神」なのだろう。
相変わらず「神」は雄弁で、お見通しで、自由奔放であった。
エンドレスサラヴァー'17

エンドレスサラヴァー'17

あなピグモ捕獲団

ぽんプラザホール(福岡県)

2017/09/29 (金) ~ 2017/10/01 (日)公演終了

満足度★★★★

数年前に観た作品、長岡さんが主人公だった。
書く人の苦悩。ほとんど理解できないままだった気がする。
そして今回もかな~り難しかった。。。。

WITHOUT SIGNAL!(信号がない!)

WITHOUT SIGNAL!(信号がない!)

カンパニーデラシネラ

KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)

2017/09/29 (金) ~ 2017/10/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

観ていて気持ちいい。床に線が1本ひかれているだけの簡素な舞台で、様々な展開を見せてくれる。ベトナムのダンサーが特別感なく自然に存在していて、本当の国際化を感じた。

瘡蓋の底(かさぶたのそこ)

瘡蓋の底(かさぶたのそこ)

タカハ劇団

小劇場B1(東京都)

2017/09/27 (水) ~ 2017/10/01 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/09/27 (水) 19:30

座席1階A列

タカハ劇団『瘡蓋の底』小劇場B1

重厚で濃密な会話劇。迫真の演技に圧倒されました。面白かったです!
それぞれに消したい過去、忘れたい過去があって。
激しく傷ついた過去は表面上どんなに治癒したように見えても、
瘡蓋をはがせば再びジュクジュクと血が吹き出してくるものなのかもしれないですね。

場面転換の演出がインパクトがあっていいなぁと思いました。好みです。

ネタバレBOX

現代と過去の2つの場面が交互に描かれる構成なのだけど、
過去パートの重厚さに対して現代パートはやや軽妙な感じがしました。
ちょと温度差がありすぎるかなと(^_^;)
いや、メリハリが効いててそれはそれでいいのかな……

個人的には過去パートの方が好みです。
まずシチュエーションが面白いですし、
追い詰められた人間たちが見せ始める本音、本性が生々しくて良かったです。

現代パートの軽妙な掛け合いも面白かったです。
真っ赤なUFO

真っ赤なUFO

劇団青年座

青年座劇場(東京都)

2017/09/29 (金) ~ 2017/10/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/09/29 (金) 19:00

座席1階A列9番

価格3,000円

まるで、自分ちの茶の間の、400インチくらいの大画面のテレビで、ドラマを観ているくらいの、これ以上ない極上の席で観劇して来ました。

面白かった!と、言う表現よりも、

キモチ良かった。と、表現した方が適切かも知れません。
休憩10分を挟んだ150分という大作。

テンポ良く役者さんたちのセリフのひと言、ひと言が、

ミストの様に、私の渇いた心に浸透して、

まるで、エステに来ているみたいでした。(エステに行った事はありませんが…)

今、癒しを求めている方は、小田急に揺られてみませんか?


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