
死神と9月のベランダ
東京カンカンブラザーズ
ザ・ポケット(東京都)
2017/10/11 (水) ~ 2017/10/15 (日)公演終了

Hello World
ソテツトンネル
RAFT(東京都)
2017/10/11 (水) ~ 2017/10/15 (日)公演終了

Short Cuts 5
劇団ガソリーナ
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2017/10/11 (水) ~ 2017/10/15 (日)公演終了
満足度★★★★
A公演観ました。どの演目もクオリティーが高く、大いに楽しめました。特に一人芝居でやられたウルトラマンガイアのウラ話は子供達とリアルタイムでTV放送観てたので、感慨深かったです。

魄の淵-はくのふち-
桜美林大学パフォーミングアーツ・レッスンズ<OPAL>
PRUNUS HALL(桜美林大学内)(神奈川県)
2017/10/23 (月) ~ 2017/10/28 (土)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/10/23 (月) 19:00
価格1,200円
無題2153(17-157)
19:00の回(晴)。
初日ですが、超大型台風が来るというので諦めて予約していませんでした。ので、当日券(開演60分前から受付)です。
18:15会場着(電車遅延なし)、18:33開場。
チケットには番号がありますが、この番号順ではありません(少なくともこの日までは)。
当パンの記載をみると、初めて此処にきた「ピュア魂2」が2013/7、次が「PUPAⅡ」2015/11。
前回が「NEWS」2017/1、で今回は1年経たずに公演。ただ、当時の4年生は卒業(天満星南さん、牧野つくしさんは卒業公演を観ました)、本公演では1年生5名出演。
18:58前説(音楽は音量を落とし、話者に照明をあてている、スモークマシンを使うのでマスクの用意あり、80分)、19:05開演の挨拶~20:28終演。
プロローグ、scene1~11、エピローグ、カーテンコール。
正方形の光跡、3辺に並んだ精鋭たちが淵を超える。いつもの低音、リズム、鋭いまなざし、襲いかかるかのような眼。いつ観ても、なんど観ても身震いするほどでなぜか背中に「ピュア魂」「ケダゴロ」の文字もあり...(はじめのほうだけ)。コミカルなシーンもあり、これも(表情を含めて)うまいな~と思いました。
客席には最近ダンス公演を観たダンサー(卒業生)の方も。
淵野辺は会社からも自宅からも遠いけどリピートできれば。

リチャード三世
東京芸術劇場
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2017/10/17 (火) ~ 2017/10/30 (月)公演終了
満足度★★★★
力作である。休憩を入れて2時間半。リチャード三世は悪党が主人公の難しい芝居で、その在り方をどう描くかで勝負が決まる。中年を迎えた大型主演役者(言えば、仲代達矢タイプ)が役者の大きさで観客を納得させるという形が多いのだが、今回は佐々木蔵之助、演出はシルヴィル・ブルカレーテ。新しいリチャード三世を見せてくれた。
周辺から行くと、まず舞台装置がいい。中間色を混ぜ合わせたような壁に四角に囲まれた空間が舞台になる。ことにグリーン系の色が日本にはない色遣いで入っていて魅力的だ。その空間の出入りにこれもあまり日本の道具にはないドアが使ってある。もちろん照明との息もあってつい舞台に見ほれてしまう。
衣裳も、これは演出者側のスタッフでイギリスの階級社会をうまう表現している(しかし、イギリスでは歴史的に有名な話で登場人物にもなじみがあるだろうが、これだけで解れ、と言われると日本の観客には辛い。)
音楽と音響効果。ナマ音、生音楽、録音音源をミックスしているのだが、この塩梅がいい。歌うシーンや踊るシーンもあるのだがそれがだれず、舞台の進行内容とあって舞台を引き締めている。ふりつけは素晴らしい。ことに幕開きはオオッツと思わせる。
だが、これらの舞台効果が非常にうまくいったために,2時間半、観客はテンションの高い舞台から目を離せない。空間が閉鎖的であることもあってかなり疲れる。
肝心の中身だ。リチャードをどう演じるか。今までに何千ものリチャード像が演じられてきたが、乱暴に分類すると、大悪党で行くか、小悪党で行くか、と言うことになろう。デモーニッシュな悪を基本に据えるか、市民的なリアリズムで理解できる悪か。どちらも上演の時の世間に合わせていくつも名演があるが、今回はどちらでもないところで勝負している。そこが新しい。佐々木蔵之助の年齢と柄を考えると小劇場系リアリズムだが、今回は違う。演出家は人間性から考え直す、と言う方向で抽象的な善悪の倫理や現実性を前提に置かず、役を作り直している。その結果、今まで日本になかった生々しいリチャードが出来た。佐々木蔵之介もよく頑張った。好演である。
キャストはオールメールキャストで、女性をやらせればうまい植本潤(どういうわけか純米と言う芸名になっている、よせばいいのに)や手塚とおるが女性の役をやる。衣裳が白を基調にした同じ衣裳にちょっとしたアクセントや小道具で役を表現することになっているので、どの役かつかみにくいところがある。ことに一幕は、当時のイギリスの貴族の力関係、それぞれの家の家族関係がなかなか頭に入りにくい。
しかし、二幕になって、リチャードが政権を奪取してからは、芝居も締まってきて面白い。唯一、女優ではベテラン渡辺美佐子が出ているが、これが男の役。役そのものも解りにくく、このキャスティングは疑問。もったいない。
この東欧の演出家はかつて、「ルル」を自国の劇団で持ってきたときに見て面白かった。世界的にも評判がいい(大衆性もある)新しい演出家と言う事はこの公演でもよくわかった。向こうの蜷川幸雄、と言った感じではないだろうか、古典を現代に生かすいい舞台だった。

限りなく死に近い睡り、数話
楽園王
シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)
2017/07/20 (木) ~ 2017/07/23 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/07/20 (木) 19:30
価格2,500円
前半2話は心霊系ではないホラー(夏らしくて可)、休憩(そりゃああの転換……ってか片付けには必要だよね(笑))を挟んでの3話目は楽園王流昼メロ。1話目は基本コミカルながら一部に大好きなある文学作品の薫りも……。

くれなずめ
ゴジゲン
駅前劇場(東京都)
2017/10/19 (木) ~ 2017/10/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/10/24 (火)
同世代ならではの共感を追い続けていた(ように見えた)ゴジゲンが、普遍性のある物語を語り始めた。それでいて幾度も観客が想像する方向に向かうことをはぐらかしながら、笑いと感動の終盤に向かっていく。とっても気持ちよくなれる作品。

ハイツブリが飛ぶのを
iaku
こまばアゴラ劇場(東京都)
2017/10/19 (木) ~ 2017/10/24 (火)公演終了

ドブ恋九州vol.2
ドブ恋九州
甘棠館show劇場(福岡県)
2017/10/04 (水) ~ 2017/10/09 (月)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/10/09 (月) 15:30
笑いあり、涙あり、切なさあり、12話すべて楽しかったです。
白川古都さんの迫力ある吐き姿、いじめられてもくじけない役、すべては最高でした。
感動です!

消滅寸前(あるいは逃げ出すネズミ)
ワンツーワークス
ザ・ポケット(東京都)
2017/10/20 (金) ~ 2017/10/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
限界集落への道をひた走りに走り続ける、ある地域の実験的プロジェクト(内容は、地域住民による行政代行)の12年間を辿ることによって、都市一極化、少子化問題を扱った衝撃作。(追記2017.10.27)花5つ☆

パンクドランカー
ラゾーナ川崎プラザソル
ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)
2017/10/20 (金) ~ 2017/10/28 (土)公演終了
満足度★★★★★
そんな僕達!パンチドランカー!!!
かっこ悪くも一生懸命叫んで悩んで最高にカッコいい大人達でした!
白組も黒組も全く違う色を持ってて、同じ台詞でも答えは一緒だけど印象が違って。舞台観てるのに、LIVEが終わった後の爽快感と高揚が味わえます♪3回観たけど、まだ観ますー!とにかく泣いて笑えるので、まだ観てない方は、難しく考えないで飛び込んで欲しい!!!!!

燃えあがる荒野
ピープルシアター
シアターX(東京都)
2017/10/18 (水) ~ 2017/10/24 (火)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/10/20 (金) 19:00
まずは、この大作を3巻分2時間20分にまとめた上に、昼夜公演で演るというのは並大抵のことではない。敷島4兄弟の描き分けがすごくよくできていて、全く似ていないのが凄いなあ。次男は大陸を流浪していることもあって、1人他の兄弟と接点がないのだけれど、それゆえかしがらみなしで、暴れる暴れる。かなり凄惨な人生を歩んでいるけれど、まさにヒーロ然として、爽快感を覚える。
次作は来秋とのことだけれど、かなり先のことに感じられ、観劇後の高揚感をそこまで維持できるだろうか。
でも、さすが直木賞作家の作品、女性陣の配置には娯楽性も高く、結構なエロチシズムを醸しておりました。

くれなずめ
ゴジゲン
駅前劇場(東京都)
2017/10/19 (木) ~ 2017/10/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
いつものゴジゲンを見てる感じで、笑いながら、かわいいと思いながら見ていたら、じわじわ泣かされました。
いい話なのに綺麗に仕上げてこないとこがゴジゲンらしくて好きです!(笑)
毎回ですけど、そこに一緒にいていつまでも隣で見ていたいなと思わせる6人です。
あぁー、楽しかったー!

絢爛とか爛漫とか
パショナリーアパショナーリア
シアター風姿花伝(東京都)
2017/10/18 (水) ~ 2017/10/22 (日)公演終了

第25次笑の内閣『名誉男性鈴子』
笑の内閣
こまばアゴラ劇場(東京都)
2017/10/12 (木) ~ 2017/10/16 (月)公演終了

おかしな二人
Hell's Kitchen 46
シアター風姿花伝(東京都)
2017/10/10 (火) ~ 2017/10/11 (水)公演終了

燃えあがる荒野
ピープルシアター
シアターX(東京都)
2017/10/18 (水) ~ 2017/10/24 (火)公演終了
満足度★★★★
原作を読んではいませんが、配役がとても良く物語に惹き込まれていきました。
9巻からなる原作を三回に分けての上演ということでの第一回目、単純計算でも3巻分を2時間20分に収めたため展開が駆け足に感じてしまうのは致しかたないですが、良く纏まっていたと思います。
ただ、あのセットでの場面転換は観る側に想像力を要求するかなと・・・。

ベチャロンドン
くによし組
中野スタジオあくとれ(東京都)
2017/10/18 (水) ~ 2017/10/22 (日)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2017/10/20 (金)
20日ソワレの回を拝見。
独特の空気感にけむに巻かれ・クスクスさせられながらも、いつの間にか、登場人物達(ワコ、ニコ、ハノ)に感情移入している自分に気づいた90分でした。
それから「ベチャロンドン」とは? そして村人たちと、外部から流れて来たよそ者たちとのやり取り、何かの現実への比喩?にも受け取られましたが…そこまで深読みするのは、うがち過ぎなんかなぁ。

愛だ
X-QUEST
新宿村LIVE(東京都)
2017/10/18 (水) ~ 2017/10/22 (日)公演終了
満足度★★★★★
「愛だ」観劇して参りました。本当なら公演期間中に「観てきた」を書きたかったのですがあっという間に五日間が巡ってしまい宣伝協力が出来ずすみませんでした><。
「観たい」にも記載しましたが、原作「アイーダ」は未見で、フライヤーのあらすじだけでの観劇でした。古川さんと赤間さん以外は別の舞台やX-QUEST作品で拝見していたので馴染み深い印象もありました。初回に観たときは「難しい」と思ったのですが、3回めくらいから慣れてきました。新宿村LIVEという劇場は大きく、また高低差のあるセットから最前はとても近く臨場感があったのですが、後方から全体を観れる視界と言うのもこの世界には適していたかと思います。先行で座席を選ぶことが出来て本当に良かったです。クエストさんのアクション、殺陣は言うまでもないのですが、今回はダンスがすごく満載で、またエジプトとエチオピアの対立する国と引き裂かれる二人という「対」になるものが沢山観えた気がしました。タイトルの如く「愛だ」に溢れていて、またオープニングの効果音と、エンディングの効果音からのカーテンコールまでの演出がとても好きでした。印象的な役者さん、場面については「ネタバレbox」に書かせて頂きます。沢山観ても現状、音楽や、セリフやキャラクターが頭の中で生きている、本当に楽しくも切なくも儚くも素敵な世界でした。セリフも多かったと思いますし、演者の皆さんも「2倍」大変だったような気もします。素敵な「愛」だ」を魅せて頂き、ありがとうございました。

パンクドランカー
ラゾーナ川崎プラザソル
ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)
2017/10/20 (金) ~ 2017/10/28 (土)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/10/21 (土) 15:30
めっちゃ熱くてめっちゃかっこいい。
仲間の絆や夢がつまった、最高の舞台でした!
一人一人が魅力的で、愛おしい。どの場面も自分もその場にいるような錯覚を感じてしまうくらい引き込まれてました!
見終わった後の余韻がすごくて、未だに曲を口ずさんでしまいます( ˊᵕˋ )
出来ることならもう1回観にいきたい!
行けないのが残念ですが、多くの方に観ていただきたい!って思う舞台でした。
出会えてよかった。