
『アメリカン・ラプソディ』『ジョルジュ』
座・高円寺
座・高円寺1(東京都)
2017/12/21 (木) ~ 2017/12/25 (月)公演終了
満足度★★★★★
「ジョルジュ」も聴いてきました。
クラシックにはまるで疎い私でもショパンの曲は知っています。しかし、演奏会に行ったことはありません。その程度の関心でもこの演奏にはノックアウトされました。座席の位置も良く、ピアノの反響板正面約10メートルで聴く一流のクラシック・ピアニストの演奏は想像を超えていました。一音一音の分離の良さ、流れの滑らかさ、強弱のレンジの広さ、すべてが初体験でした。演奏に精神を集中していると別世界に吸い込まれそうになりました(もちろん眠くなるのとは違います)。クラシック・ファンもジャズ・ファンもそしてオーディオ・ファンも楽しめるものだと思います。
オープニングはまず中島朋子さんがにこやかに登場し、感情たっぷりに話し始めると、ジョルジュ・サンドもこのように優美というか耽美というか魅力的な女性だったのだろうか、それならショパンがあっさり陥落し10数年も生活を共にしたのも無理もないという気にさせられます。ついで田中美央さんが顧問弁護士として魅力的な低音で入って来ます。ひとしきりメッセージの交換をすると、お待ちかねの関本昌平さんのピアノが颯爽とソロを取ります。中島さんをクラリネット、田中さんをコントラバスと思えば変則的な編成のピアノトリオです。もちろん同時に音(声)は出しませんが、なにかそういう一体的なユニットを感じました。
私の毎年末の行事にしたいと思います。

男女逆転版・痴人の愛
ブス会*
こまばアゴラ劇場(東京都)
2017/12/08 (金) ~ 2017/12/19 (火)公演終了
満足度★★★★
上映会にて「お母さんが一緒」を楽しく鑑賞(私には「男たらし」に肩を並べる面白さ)。翌日「痴人の愛」観劇。パンフの挨拶に、ペヤンヌと安藤両名の間に激しく演出面の意見の相違があったと読める文言がある。若いつばめを囲い、養護者時々恋人(?)という、一見優位とみえる女が、結局は恋い慕う側の弱みで「いかないで‼」としがみつく事になるラスト、なりふり構わぬ女の執着は男の劣情を刺激したか、互いに縺れ合い(漸くにして?)結ばれる。そして騎乗位になった女が首を絞めて男が果てると、死者の上には子種を得た女の満面の無気味な笑みが・・ナレーションで進む文学調な舞台だが、基本線は隠微でどろどろとした人間の欲望の行方をたどって行く「暴露モノ」で、ブス会らしいダークな素材だ。
だが安藤玉恵の演技はペヤンヌのいつもの(三浦大輔にも通じる)ディテイルをつく演技よりは、軽喜劇に寄ってサービス精神旺盛さを発揮していた。行動線は明示されており、これ以上中年女の爛れようを役の細部にまで反映させるのでなく、その行為や様子のおかしさを自虐的にカリカチュアする演技を安藤は選択した。このへんが「対立」のあった所ではないかと、勝手に想像しているが、結果的には安藤の伸びやかな演技が全体を按配してまとまった舞台になっていたのは確か。同じポツドール出身の両名でも安藤はその匂いをさせない役者で、そんな印象に合致する舞台だった。とは言えやはりブス会の世界は演劇界の独自の領域を占めている。

果ての踊り子
劇団晴天
インディペンデントシアターOji(東京都)
2017/12/23 (土) ~ 2017/12/30 (土)公演終了

白象
(劇)ヤリナゲ
十色庵(東京都)
2017/12/23 (土) ~ 2017/12/24 (日)公演終了

平成ゆとり百鬼夜行
劇団森
早稲田大学学生会館(東京都)
2017/12/22 (金) ~ 2017/12/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/12/24 (日) 17:00
妖怪の世界も平成の現代ではゆとり世代なんですね。でも、あれだけかわいくて人畜無害な妖怪なら、人間との共存もできそう。人間の側も妖怪に対して免疫ができてますから。

Be Happy!!
劇団てあとろ50’
早稲田大学学生会館(東京都)
2017/12/22 (金) ~ 2017/12/24 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/12/24 (日) 13:00
地下臭がぷんぷんしましたが、にぎやかでかわいいステージでした。アイドルだけでなく、マネージャーの成長物語にもなっていたと思います。

君のそれはなんだ
オイスターズ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2017/12/22 (金) ~ 2017/12/24 (日)公演終了

大人の条件
The Vanity's
ギャラリーLE DECO(東京都)
2017/12/19 (火) ~ 2017/12/24 (日)公演終了
満足度★★★★
面白かったです。
歌も上手くてよかったです。
脚本はありがちな感じですが、演技にわざとらしさややらしさがないところが良かったです。
アフターライブも良かったです。

グッバイ・ウインターフラワー
南森町グラスホッパーズ
谷町空庭(大阪府)
2017/12/23 (土) ~ 2017/12/24 (日)公演終了

荒人神 -Arabitokami-【2018年6-7月wordless殺陣芝居シリーズで東名阪ツアー決定!】
壱劇屋
HEP HALL(大阪府)
2017/12/22 (金) ~ 2017/12/25 (月)公演終了

SANTA!
TEAM空想笑年
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2017/12/16 (土) ~ 2017/12/24 (日)公演終了
満足度★★★★
初見の劇団さんでした。ストーリーはあるあるだったけど、とにかく元気で楽しく観劇できました。来年は充電期間ということで少し残念。いつかパワーアップしたお芝居を楽しみにしてます。

スピークイージー
やみ・あがりシアター
荻窪小劇場(東京都)
2017/12/23 (土) ~ 2017/12/28 (木)公演終了
満足度★★★
禁酒条例が出た都内の居酒屋。
酒無しの忘年会で、酔うに酔えない苛立ちと、はたまた冷静な議論とが交錯する。
施行前と後とに場面は繰り返し交代しながら、そこに集まった社員たちの人間模様が、徐々に明らかになっていく。
役者の演技も悪くない。個性的である。
そこそこ、笑いの場面で私もクスクスと、周りにつられてしまう。
戯曲を書いた人は、きっと優しい人なんだと思う。
登場人物は、それぞれがそこそこの痛みを持ち合わせ、そしてそれと同時に優しい心を周りにふりまこうとしている。
だれもが、「未完」ながらも「善良」であろうとしている・・・と、思う。
だから、見終わったときの気持ちは温かい。
しかし、しかし、やはり何か物足りないのである。
そのひとつに「社会性」を表現する姿勢がある。
社会運動に参加している社員がいる。
その動機が私には不満である。
行動自体がどうもファッションとしてしか描かれていないのだから。
やさしさが、同心円のように広がっていく。その波形のありようが社会的な行動と言えはしまいか。
劇団の描くものは、個人の趣味である。
「今は、そんなものなのよ」と言われたら返す言葉もないが。
BGMは、全て私の生きてきた「年表」に位置が確認できるほど、懐かしいものだった。
これは嬉しい。
可能性。そんな言葉が頭をよぎる。
また、温かな、そしてできれば、「鋭い」劇を、と期待。

『OTHELLO-オセロ-』
ルドビコ★
サンモールスタジオ(東京都)
2017/12/15 (金) ~ 2017/12/25 (月)公演終了

前世でも来世でも君は僕のことが嫌
キュイ
アトリエ春風舎(東京都)
2017/12/14 (木) ~ 2017/12/24 (日)公演終了

元超能力少年
元東京バンビ
中野スタジオあくとれ(東京都)
2017/12/13 (水) ~ 2017/12/17 (日)公演終了

シンデレラ・クリスマス
演劇ユニット ハラカラ
中板橋 新生館スタジオ(東京都)
2017/12/22 (金) ~ 2017/12/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/12/24 (日) 13:00
フライヤーから、どんな面白い舞台なのか?と期待していましたが、面白過ぎました。笑いのセンスが良くテンポも絶妙でした。ストーリーも演出も面白く、90分があっという間でした。役者さん達の熱い演技が清々しく、観ていて気持ち良かったです。若いパワー溢れる、とても良い舞台で、今後も楽しみな劇団だと思います。クリスマスに楽しい時間を過ごせ、大満足でした!

『K』
演劇企画アオハル
STAGE+PLUS(大阪府)
2017/12/22 (金) ~ 2017/12/24 (日)公演終了

アテネのタイモン
彩の国さいたま芸術劇場
彩の国さいたま芸術劇場 大ホール(埼玉県)
2017/12/15 (金) ~ 2017/12/29 (金)公演終了
満足度★★★★
当日券を期待して、ハプニングで前の席。オープニングの舞踏会さながらが圧巻でした!内容は、過剰なるあやしげなサービスは、みんなでろくでもない結末など呼び込みます。その責任は、勿論本人なのですが、おバカな愚民はキズを大きく大きくしていくのであった!

大人の条件
The Vanity's
ギャラリーLE DECO(東京都)
2017/12/19 (火) ~ 2017/12/24 (日)公演終了

SMOKIN' LOVERS〜紫煙〜【30名様限定公演】
惑星☆クリプトン
Cafe Bar LIVRE(東京都)
2017/12/08 (金) ~ 2017/12/17 (日)公演終了
満足度★★★★★
ショートストーリー好きには堪らない舞台。
また、役者さんの息遣いを感じられる至近距離のカフェ公演というのも極上の企画。
主にバーテンポジションとカウンター2席での展開は座ったポジションで見方も見え方も変わってくる
違う席で再び観るのもよいが、11ストーリーの中、いくつかは別のテーブル席やソファー席、
もしくは席に着かず立ちのままとかの展開も見られるとうれしいところ。