最新の観てきた!クチコミ一覧

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源八橋西詰

源八橋西詰

T-works

テアトルBONBON(東京都)

2018/01/23 (火) ~ 2018/01/28 (日)公演終了

満足度★★★

元々私が観劇にハマったのは、後藤作品との出会いが大きかったような気がする。

ダブリンの鐘つきカビ人間や、人間風車を初めて観た時は、まさに頭の後からガーンと殴られたようなショックを受けた。

今回の作品は3つのショートストーリーからなっているお話だった。
後藤さん以外は全員初見の方々だったが、唯一坂田さんはテレビではよく見る俳優さんだった。

またラストで頭を殴られた気分になった。

俺を縛れ!

俺を縛れ!

柿喰う客

本多劇場(東京都)

2018/01/24 (水) ~ 2018/02/04 (日)公演終了

満足度★★★★

前から柿喰う客には興味はあった。
でも観たことは1度も無かった。
15minutesで初めて観たが、その独特の世界観と役者のキャラクターの濃さに驚いた。
気になる役者さんは数名いたが、前から1度この人の舞台を観てみたいと思っていた永島敬三さんが主役ということで観に行くことにした。

果たしてアドリブなのか?
それとも凄く計算されたアドリブのようにみせている舞台なのか?
謎は残るが面白かった。
特に永島敬三さんは本当に凄かった。
全部持って行ったと思った。

ご無沙汰してますKYです。

ご無沙汰してますKYです。

KY brothers

ART THEATER かもめ座(東京都)

2018/01/26 (金) ~ 2018/01/28 (日)公演終了

満足度★★★★

二人芝居。お二人とも声質と滑舌がメチャクチャ良い!
全編を通してこの武器はかなり有効。
3年ぶりの大放出、いろいろ楽しめる盛り沢山な公演でした。

前半の一連は正統ともいえるコントな作品陣、後半からは更にグ~ンとオリジナル性がUPし「これがKY brothersかッ!」と思わせる力強い三連発。
一般のコント公演とは一線を画すモノで、観てきたぞーッ感が満たされました。
特にラストパートは役者の強みが前面に出た内容で見応えアリ。

ネタバレBOX

一番笑えたのは何といってもラストから2番目「リターンズスター」
このパートの為にスタート時からの伏線もバッチリで、ファンタジー界の某クマさんを肖像権侵害で問い詰める某相棒刑事 杉下〇京がもう最高!!
照明のタイミングもまさに神!
エピメテウスの眼鏡

エピメテウスの眼鏡

劇団レトルト内閣

HEP HALL(大阪府)

2018/01/26 (金) ~ 2018/01/28 (日)公演終了

満足度★★★

レトルト内閣特有の重厚なストーリーは今回も期待を裏切らず健在でした♪ラストの謎解きは全ての予想を裏切られて感動までさせられるという圧巻の敗北感でした☆それだけに前半~中盤はやや盛り上がりに欠けた印象やったのが残念でした☆ラーメン屋の設定が【浮いた】感じに映ってしまったのでイタリアンとかモダンな店にした方が馴染んだと思います★いつもながら生演奏と歌声は素晴らしくて得した気分にさせてくれるのが嬉しいですネ♪

近松心中物語

近松心中物語

シス・カンパニー

新国立劇場 中劇場(東京都)

2018/01/10 (水) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

舞台セットの演出が素晴らしかった。身を切られる思いで見るつもりだったが、面白すぎて笑いが止まらなかった。

np tempo(ナップテンポ)

np tempo(ナップテンポ)

!ll nut up fam

萬劇場(東京都)

2018/01/26 (金) ~ 2018/01/28 (日)公演終了

満足度★★★★

劇場に入ってびっくり。舞台はピンク一色。クリスマスツリーが7台。少し段差のある舞台。これからどんな芝居が展開されるのかワクワク。でも前半はこの芝居の面白さについていけず、気持ちが苛立ちます。しかし後半この芝居の核心になるとがぜん面白さが伝わります。頷きながら涙が出そうで困りました。良い芝居を観て寒い一日でしたが心は温かくなっていました。

島

東京×こふく劇場

こまばアゴラ劇場(東京都)

2018/01/24 (水) ~ 2018/01/28 (日)公演終了

満足度★★★

105分。

ネタバレBOX

島を南北に二分する川のある島に住む二組の夫婦の日常とかの話。片上夫妻の妻は盲目で家出してしまったり、向江夫妻は子供授かるが、川の氾濫で妻は溺れ死ぬ。そうして島は完全に二分される…。

前情報でストーリー的な舞台ではないとのことだったので、寝ないで見ていられた。照明暗いので確かに眠くなるかも。
語り的な舞台運びは好みとは言えないけど、興味をもって見ていられたのは役者のおかげかな。片上妻(福寿奈央)の家出して家に戻されるシーンはなんかグッきた。向江妻(大池容子)の色艶な演技は見ものだった。序盤のマイム部分?のスローで流れるサマとか上手い。向江夫(日高啓介)のSEXシーン?の無情感のような表情が哀愁を感じさせつつも、ちょっとコメディさも感じた。なぜかな。

もう20分くらい短めでも良かったかな。あと舞台手前の座り演技は見にくいので残念。
浅草★ロ・ロ・ロック

浅草★ロ・ロ・ロック

劇団 演劇らぼ・狼たちの教室

雷5656会館・ときわホール(東京都)

2018/01/25 (木) ~ 2018/01/29 (月)公演終了

満足度★★★★

ゆっくりと仲見世通りをひやかし、浅草寺エリアを通り抜けて雷5656会館へ。
駅を降りてから本作のテイストまで全てが浅草尽くしでやたら楽しい!

スタートからしばらくは、その世界観に入り込む為の努力を少々要しましたが、入り込んでしまえばレトロ風味の荒唐無稽ワールドがやたら楽しい。
(スタートしばらくのハードルは周りの観客の様子からもチラホラ)
芝居にはまだ充分慣れていない役者さんが多いのかも。と思えましたが、それを込みでの面白味!
“熱さ”と“いかがわしさ”を足して2で割ったような独特の雰囲気が漂っていました。
特に印象的だったのは作・演出の方が、そこそこのご年齢にも関わらず、他の役者さんと同じ土俵で同じ汗をかき頑張っていた姿でしょうか。
観劇で心暖まった帰り道で見た浅草寺や五重塔が、来た時よりもずっと美しく見えました。

明智小六郎が出ていたからという訳ではないですが(イヤそれもありますが)狼たちの教室さんには是非、江戸川乱歩の少年探偵団VS怪人二十面相シリーズの『電人M』『魔人ゴング』『宇宙怪人』あたりをモチーフにした作品を創って欲しいと思いました。場所はもちろん浅草で!
(私が一番乱歩作品で浅草っぽいと思うのは『一寸法師』・・・しかし二十面相ではない)
狼たちの教室さんの世界観に妖しさ増量、絶対ハマると思うのだけれど。

ダメ人間GO!

ダメ人間GO!

Arco iris

北池袋 新生館シアター(東京都)

2018/01/24 (水) ~ 2018/01/28 (日)公演終了

満足度★★★★

面白かったです!
登場人物が少ないので、
じっくりと物語が描かれていて良かった。
若い頃は
「ただいるだけで居心地の良い空間」というのが、
あんなにも沢山あったのに、
歳を取るごとに
どんどん消えてなくなって。
みんな、どこに行っちゃったんだろう?
なので、
観ていて何だかうらやましくなりました(笑)
次回作も楽しみにしております!

近松心中物語

近松心中物語

シス・カンパニー

新国立劇場 中劇場(東京都)

2018/01/10 (水) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

満足度★★★★★


再演はこうでなくちゃぁ、と言う出来である。
数ある蜷川演出の中でも、とびぬけた大ヒット作品。それまでは洋物ばかりだった蜷川が初めて取り組んだ歌舞伎だね、しかも作者はほぼ忘れられていた戦前の女性劇作家・秋元松代。これを帝劇で平幹・太地喜和子の新劇俳優でやるという東宝演劇部の決断が生んだ傑作を、新感線のいのうえひでのりの演出で再演する。しかも、掛け声ばかりでほとんど成功作のない使い勝手の悪そうな新国立劇場の中ホールで一月半の長期公演。製作は独立の制作会社のシスカンパニー。まぁ、芝居見物衆にとってはその首尾いかに、と物見高さも一段と掻き立てられる挑発的大興業なのである。
既に興行も半ばを越えていて、勝敗の帰路は明らかで、昭和の名作が、平成の名作ともなって甦った。ほめ言葉も、多岐にわたっていて、目にしたものは殆ど同意である。改めて言葉を重ねることもないだろうが、この再演の一番の成果は、蜷川をなぞらなかったことである。蜷川の初演が、森進一の歌に象徴されるように、歌舞伎にある伝統日本のモダナイズとして成功したことを引きずらず、男女の愛の形として、ドラマを徹底させている。
端的に例を言えば、二組の男女の重要なシーンは、すべて、中央の突き出したステージで演じられる。セットが抽象的だと言う事もあるが、そういう説明にとらわれず、ダイアローグが交わされる。蜷川にあった情緒的な「シーン」でなく、男と女の情念の激突が表現される。秋元松代の科白にある力強さの新しい発見である。理知的でありながら強い情念がある。劇場中に雪をふりまかずとも観客を引っ張っていける。この劇場の舞台の奇妙な形が初めて生かされたとも見えた。
俳優は主役が、いずれも、小商売、色街でも二流、と言う役柄をよく心得ていてスター芝居にならなかった。庶民劇と言う状況の把握で、蜷川演出の持っていた情緒性を填補した。脇もいい。小池栄子、市川猿弥(★5つ)、立石涼子、色街の女たち。
音楽もあえて、立てなかったところもよかった。森進一に対抗するように音楽が作られていたらきっと白けただろう。
再演はこのように新しく作品を時代の環境に合わせて、再生させることにある。平成の観客に向けた見事な再演である。蛇足を二つ加えれば、一つ、公費でやっている新国立劇場は、戯曲の再発見と言いながら、古脚本を並べるだけだ。この再演には遠く及ばず、ケラの岸田戯曲ほどのこともできていないではないか。だらしない。二つ、この興業が一番いい席で9千円。私はものすごく得をしたと思った。見物衆にこういう幸福感を味わあせえくれるのが興行主の役割である。以上二点を含め今回はシスカンパニーの完勝だった。、

search and destroy

search and destroy

うんなま

ウイングフィールド(大阪府)

2018/01/26 (金) ~ 2018/01/28 (日)公演終了

満足度★★★

あの独特感が、最高に良かった!!楽しませて頂きました!!

ここから

ここから

ソラカメ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2018/01/24 (水) ~ 2018/01/28 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2018/01/26 (金) 14:00

若さ故のモヤモヤ、挫折、葛藤を描いた作品でした。言いたい事は分かりましたが、分かりにくかったです。ラスト、あまり経緯もなく唐突に解決という感じが腑に落ちませんでした。役者さん達の熱演は良く、一生懸命さが伝わってきて良かったです。

パノラマビールの夜

パノラマビールの夜

神戸アートビレッジセンター(兵庫県)

2018/01/25 (木) ~ 2018/01/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/01/26 (金) 15:00

座席1階1列

並行して開催された「匣の階 作品創作体験ワークショップ」に参加するため、事前に戯曲を読んで自分なりのイメージを描いたうえで観劇。中盤まではそのイメージに近かったけれど終盤は全然違う展開に。会話だったり独白だったり身体の様子だったりを通して、ひとりひとりの想いがビンビン伝わってきて、予想外に心を揺さぶられました。
その場にいる人たちの想いは、ひとりひとり違うんだろうけど、何かしら通じるものがあって、お互いを受け入れて一緒の時間を過ごしている。誰かが誰かを批評することもなく、具体的な答えを相手に求めることもない。それでも存在を認め合っている。優しさを感じる場所でした。
KAVCコミュニティスペースというロケーションもイイ。始まる前はガランとした空間だけど、ここに照明と音響と役者が加わると景色が一変、しっかり没入しました。演劇って面白い。

ザ・モニュメント 記念碑

ザ・モニュメント 記念碑

KJプランニングス

プロト・シアター(東京都)

2018/01/25 (木) ~ 2018/01/28 (日)公演終了

カナダの文学賞を受賞した男女二人芝居。約2時間。紛争の加害者と被害者(遺族)の関係を俳優の演技だけで見せる、ずっしりド直球のストレートプレイで見ごたえがあった。真実の瞬間を作る西田夏奈子さんが素晴らしい。批評家の杉田俊介さんがゲストの終演後のトークがとても面白かった。

ネタバレBOX

加害者と被害者が反転し、彼らの共同作業が“記念碑”となる。演出家の言うとおり終盤の“森の中”の出来事はセリフも全て、劇中の事実ではなく虚構かもしれない。あざといかもしれないが、いかにも虚構だとわかる工夫を、序盤からところどころ加えてもいいのではないかと思った。語られる戦争のエピソードがあまりに凄惨で、耳をふさぎたくなるようなものだから。
楽園の怪人

楽園の怪人

トツゲキ倶楽部

小劇場 楽園(東京都)

2018/01/24 (水) ~ 2018/01/29 (月)公演終了

満足度★★★★

普遍的なテーマ(平和、人権←男女平等など)を親子5代に亘って受け継がれた秘密を紡いでいく物語。その血筋を巡っての家族の話を縦軸とし、太平洋戦争中の戦局を一変させる発明を進める科学者の傷害事件(江戸川乱歩原作「偉大なる夢」をモチーフ)を横軸として、それを交差させて描く。奇妙な構図の中に普通の人々の暮らしを描き込む。

「科学に国境はないが、科学者には祖国がある」とはフランスの生化学者・パスツールの言葉だったような。公演では、同じ国内において発明の兵器化を急務とする考えと兵器化そのことに疑問を呈する研究者の議論と対立を通して戦時下の状況を現す。どんなイデオロギーも過度な正義はつねに危険であり、政治にすべてを集約させることは多様性を失うかもしれない。

公演は現代日本社会に強い警鐘を鳴らしているようだ。同時に推理劇としての物語性に妙味を持たせる。結果、発明グループのリーダーの真の目的とは…。物語の発想の豊かさに驚かされるが、同時にトツゲキ倶楽部の特長、独特な人間模様の可笑しさに推理要素を加えエンターテイメント化して観(魅)せており楽しませる。
(上演時間1時間45分)

ネタバレBOX

舞台セットは、会場出入り口の対角の角隅に一段高くした小スペース。そこに机・椅子(上演前は演出も担当)に横森文サンが座っている。また別の場所で丸椅子に高橋亮次・関洋甫サンが座り、何やら資料を読み込んでいる。上演後は、別スペース以外は素舞台で役者の演技力で物語を紡いで行く。一人ひとりの場面に応じた高揚と抑制の効いた演技は安定し、バランスの良さ、テンポの心地良さと相まって充実していた。

梗概…五十嵐東三博士の大いなる夢は、東京・ニューヨーク間を5時間で飛ぶ超高速機の試作であった。軍の援助で長野県某所で、博士を首班とする秘密開発(試作)班が集まった。そこに怪しい人影、怪人物はスパイか!?博士は何者かに頭部を殴打され重傷。
当日パンフ、脚本の飛葉喜文氏によれば、時代背景から「原作は戦意高揚的傾向があったようだが、そこで生きた人々に興味を持って膨らませたら戦意高揚とは真逆のドラマが立ち上がってきた」と記している。そこに明智小五郎と怪人二十面相の立場・役割を逆転させて表現するところは、原作以上に奇想でありアイロニーを思わせる。

先の最新兵器の開発を巡って国家(軍部)利益を優先させるために早く完成させたいが、中心人物の五十嵐博士が何者かに重傷を負わせられる。新兵器の早期完成(国家利益優先)とそれに疑問(平和思想)を呈する研究者の苦悩。そこに五十嵐博士の家系(代々に亘る血脈)の秘密_スパイ容疑が絡み物語が重層さを増していく。米国は新開発の計画妨害のためにスパイを送り込んだとの噂が広がるが、その真偽は…。そして博士を傷つけた犯人は誰か?事件の真相は明智探偵によって解決される。

明智自身が実は怪盗二十面相だったというオチを付ける。真の明智探偵は登場しないが、怪盗二十面相の説明によれば、国家(軍部)の依頼事で忙しいとのこと。正義である明智探偵が戦意高揚側に位置し、反対立場(国家の敵-犯罪者)である怪盗二十面相によって事件が解決されるという皮肉。現代社会にも通じる問題を鋭く批判、それを教訓臭にならないよう(ブラック)ユーモアに包んで娯楽として観せる演出は見事であった。

次回公演を楽しみにしております。
『売春捜査官』『熱海殺人事件~友よ、いま君は風に吹かれて~』

『売春捜査官』『熱海殺人事件~友よ、いま君は風に吹かれて~』

★☆北区AKT STAGE

北区AKTSTAGEアトリエ(東京都)

2018/01/20 (土) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

満足度★★★

G。95分

ネタバレBOX

木村(浅野鼓由希)…けっこうよい。决めるとこキメてくる感じ。
熊田(島田恭平)…やや硬い。実直なのは役に合ってる気もするけど。内なる柔らかさみたいなのほしい。
鳥居(池田大輔)…うまく言えないけど魅力的な芝居が観たい。芝居的にアクがないのかな。
大山(深沢研一)…けっこうよい。

浜辺とかの情感あふれるようなトコがさっぱりしてる印象。もっとドロっとしててもいいけど。
ここから

ここから

ソラカメ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2018/01/24 (水) ~ 2018/01/28 (日)公演終了

満足度★★★★

当日パンフに主宰の江田恵女史が「『ここから』というタイトルは皆で決めました。この言葉はいろいろなことを連想させます」と記している。ここから始まる…同趣旨で作・演出の岡本苑夏女史も書いているが、本公演の内容はそれを心の迷い、彷徨するという形で表現している心象劇といったところ。
(上演時間1時間10分)

ネタバレBOX

挟み客席で中央舞台の四方に、脚立・自転車の後輪部分・廃机・ゴザ、そして水道管(流水する)等の雑貨類が雑然と散らばっている。1カ所のみ台座・黒BOXが置かれている。廃墟のような場所を連想させるが、実は森の中だと言う。安心する場所らしいが、子供の時の秘密基地といった存在だろうか。
登場人物は、高校生2人、教師とその連れ、機関銃を持った少女、ギターを持っていた少女の女性6名。

上演前は小鳥の鳴き声など鳥のさえずり穏やかな雰囲気、ところが物語が始まると全員が舞台狭しと走り回わ回る。そして爆撃機であろうか飛行音が不気味に響く。何らかから逃げる、その理由(わけ)が分からない、戸惑いが苛立ちとして疾走する姿に表れる。途中、穴を見つけ入った時、時空間が異なるのかと一瞬思わせるが、現在進行形で爆音は心の内にある不安・焦燥・強迫観念のようなものから逃れるための自己暗示のようだ。ちなみに機関銃は自己防衛、ギターは未来への希望の象徴だろうか?ラストは全員が前進(希望)するという同一ベクトルで収束していく。

心の内の世界(思い)は、一人ひとり違うもので表現し難い。何かを模倣・再現・コピーするのではなく、人々の営みの表徴を体現しているかのような公演である。雑然としたセットは心内の色々な葛藤など未整理状態の表れか?
ラスト、上部の照明を太陽に見立て、それに向かって卒業式で見かける「呼び掛け」を役者の強い口調で叫ぶ。まさしくタイトル「ここから」スタートする、そんな決意が感じられる公演であった。劇団員だけの公演…その表現者(女優陣)の志が伝わる新春に相応しい舞台であった。

次回公演も楽しみにしております。
楽園の怪人

楽園の怪人

トツゲキ倶楽部

小劇場 楽園(東京都)

2018/01/24 (水) ~ 2018/01/29 (月)公演終了

満足度★★★

科学者たちの同じところをぐるぐる回っているような会話(少しづつの変化はあるが)がどうにもかったるく・・・原作を知らない私としては、気になったので原作を読んだ方たちの感想を読んでみた。どうやら原作のベースに合わせたらしい?という答えが出た。ここはトツゲキさんらしい化学作用が欲しかったところ。対し女性陣の一族の話は逆に能天気に見え、その明るさの中に背負うものが感じられたように思えなくもない。変にベースにこだわった割に、乱歩らしさは全く感じられなかった。これが良いのか悪いのか?どうも中途半端ですっきりしない。出来れば明智くらい、もっと癖のあるキャラで登場してほしかったものだと切に思う。

源八橋西詰

源八橋西詰

T-works

テアトルBONBON(東京都)

2018/01/23 (火) ~ 2018/01/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

久々に惹きつけられる会話劇を観させてもらいました。
女優丹下真寿美さんの台詞、表情、仕草、思いが何層にも重なり合っていく演技の数々にココロが忙しく刺激されました!
また、男優さんの個性満載の演技も素晴らしく印象深い観劇になりました。
T-works!見事な旗揚げでした!

演~en~vol,12 『草本・しまうまの毛』『カナリヤBAR』

演~en~vol,12 『草本・しまうまの毛』『カナリヤBAR』

ジャパントータルエンターテインメント株式会社

藝術工場◉カナリヤ条約(大阪府)

2018/01/20 (土) ~ 2018/01/21 (日)公演終了

鑑賞日2018/01/21 (日)

2つのお芝居が観れたので、お得感はありました。ただ、内容を端折っているようなので、作品としての完成度は犠牲になっているのでは?

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