最新の観てきた!クチコミ一覧

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ナイト・メア

ナイト・メア

Project To Do

萬劇場(東京都)

2025/05/01 (木) ~ 2025/05/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

面白かったです!
夢と現実のはざまの妖しい雰囲気の中、どんな展開になるのか?どんどん惹き込まれました。
役者さん達は身体能力が高く、殺陣もアクションも観応えがあって、目が足りませんでした。
ストーリーは、悪夢や現実、そして自分自身との戦いの中、登場人物達が強くなっていく姿に感動でした。
ラストは切なさもあり、涙腺が緩みました。
観応えのある、素敵な舞台でした。

あるアルル

あるアルル

やみ・あがりシアター

北とぴあ ペガサスホール(東京都)

2025/04/30 (水) ~ 2025/05/06 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

情報量が多くて、楽しみつつも、観終わった直後はこちらもちょっと混乱。笠浦さん曰く「死の匂いのするメルヘン」を目指したのだそうで、なるほどなあと。何人か気になる役者さんを見つけたので、今後の出演予定を調べてしまった。

あるアルル

あるアルル

やみ・あがりシアター

北とぴあ ペガサスホール(東京都)

2025/04/30 (水) ~ 2025/05/06 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2025/04/30 (水)

価格3,500円

正直物足りない感はある
界隈では名の通った出演陣、劇団
おもしろいとは思うけど、なんとなくリピしてみたいなとも思う
それはおもしろいからなのか情報量が多いから補完したいと思っているかは自分でもよくわからないけれど
あるあるがささらなかったのか、勢いがささらなかったのか、ん〜、謎
ただ、なんとなく谷口さんという方はあの中にあって異質で、ある意味新鮮で良かったなぁ

ネタバレBOX

お医者さんと女さんの関係性はおもしろい
結婚こそしないけれど、違った未来があるのかもね
ワトソンとスィートホームズ/皆目見当がつかない

ワトソンとスィートホームズ/皆目見当がつかない

かーんず企画

シアター711(東京都)

2025/05/02 (金) ~ 2025/05/06 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/05/03 (土) 13:00

価格3,000円

『ワトソンとスィートホームズ』
ふらっと観劇
おもしろかった!
導入はちょっとイヤだなと思ったけれども、話が進んでいくにつれて愉しくなっていく展開がいいなぁ
ふたりで観るとおひとり無料という無謀企画をやっており、ペアの方が多いのかな?
序盤隣席のごにょごにょが気になったのだけど、作品を観進めると、もしかしたらこの芝居はそれもありなのではと、自分に何の縛りを科しているんだろうと(本来はおしゃべり気になります)それすら楽しめる感じになってたな
最後はよくわからんかったけど、
原点か

ネタバレBOX

たぶんコーヒーが飲みたくなる
ワトソンとスィートホームズ/皆目見当がつかない

ワトソンとスィートホームズ/皆目見当がつかない

かーんず企画

シアター711(東京都)

2025/05/02 (金) ~ 2025/05/06 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

「皆目見当がつかない」観劇。
平凡な人たちによる、平凡なピクニック。そんなあらすじ通りに始まった物語は、次第に「何が真実で、何が嘘なのか」分からなくなる展開に。
予想を裏切るミスリードもあり、最後まで飽きずに楽しめました。
上演時間も手頃で、チケット価格も含めて、気軽に観に行ける舞台だと思います。
個人的には、登場人物がもう少し少なければ、それぞれの人物の背景や関係性がより深く掘り下げられて、もっと面白くなるのではとも感じました。

いつかの日の

いつかの日の

こわっぱちゃん家

アトリエファンファーレ東新宿(東京都)

2025/05/01 (木) ~ 2025/05/05 (月)公演終了

実演鑑賞

役者さんが魅力的な方が多く
素敵なシーンが
多々ありました😊︎💕︎︎✨️

ネタバレBOX

ここからは、私個人の感想になりますが

難しいテーマを多用しており
分散しすぎて、浅くて
どれも今ひとつ
刺さるものがなく…残念😢

言葉が薄っぺらく感じて
見ていて素に戻されてしまい
入り込めなかった。

前回観た時(裁判のお話)が
良かっただけに、期待が大きくなって
いただけに……😢

マイノリティへの寄り添い?
理解?
ハッとさせられるような
思いは、得られず……

戦争が当たり前のように
日常を侵食していく
恐怖も感じられず……

テーマが重く深く大きなものな
だけに、もっと脚本の深みを
欲してしまいました……

役者さん達が力量ある
魅力的な方が多かっただけに
残念……😢
そよ風と魔女たちとマクベスと(2025)

そよ風と魔女たちとマクベスと(2025)

フライングシアター自由劇場

すみだパークシアター倉(東京都)

2025/04/25 (金) ~ 2025/05/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

見る前にお勉強と思って読んだ「見たい」も「見てきた」も、實に要を得ていて。おふたりともベテラン投稿家で秀逸である。まぁヘンなマクベスで、概ね、誰がホントは悪いのか?に絞っていくのが今までのマクベス作りのフツーのやり方だが。これは「その風」が悪いというのだから、文句のつけようもない。文句を言えば、一応せきビラを配るのなら配役表は丁寧に!若いマクベスを演じた人も、バンクオーも名前が分からんでは興ざめである。串田和美もそろそろ85近いのではないか、頑張ってなぁ。役者魂が歩いてるようで、ア!そこがマクベスなんだ。

いつかの日の

いつかの日の

こわっぱちゃん家

アトリエファンファーレ東新宿(東京都)

2025/05/01 (木) ~ 2025/05/05 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

面白い、お薦め。
劇団の活動紹介にある「ポップなくせに理屈っぽい《ロジカルポップ》を売り」、その真骨頂を見るような秀作。社会的な出来事と人間的な思いを巧みに織り込み、幅広く奥深く描いており観応え十分。当日は土砂降りの雨だったが、観に行って良かった。

身近な所から現代の社会問題を点描し、そこで働く人々の寄り添いが解決の難しさを物語っている。今ある日本の現実と この先もしかしたら という仮想の出来事が巧みに繋がっていく怖さ。劇中の台詞「いつも通りを心にとどめておかないと、すり抜けてしまう」は、物語の芯を的確に表現しており印象深い。

市民(人間)の切実な願い 思いは、なかなか叶えられないが、政府の思惑はあっさり憲法改悪してまで実行(施行)してしまう。ブローバル化社会において、いつ如何なることが起きても不思議ではない。自分で賢く考え行動することが求められるが、この物語の人々の立場・役割のジレンマが…。
(上演時間1時間55分 休憩なし) 

ネタバレBOX

舞台美術はシンメトリー、中央に半楕円形(U字型)のカウンター、その外側に各2つの腰掛。後壁は航空(市街)地図。全体的にスタイリッシュな感じ。

舞台は、東京の或る市の市民課。物語は、女性が 婚姻届を受取り記入の仕方を教わっているところから始まる。女性が帰ってから、職員たちは なぜ一人で来たのか訝しがるが 深く詮索しない。次がLGBTQ+の悩み相談など、仕事は多義にわたる。そんな中、市の合併話が浮上する。平成の大合併を思わせるような展開だが、合理化/効率化といった市民しわ寄せではなく、前向きな捉え方。それぞれの市の特徴は、防災警備に力を注ぎ安心安全、合併相手の市は、民間会社出身の市長が財政基盤を健全化させている。市のスケールメリットはあり、現市長2人は新市長へ立候補予定。事前にビジョンを話し合うが、その中で”新東京市”として24区目を目指すと…。ここ迄が前半で、日常の暮らしに根付いた人間的なドラマが描かれている。

突然 国が戦争に参加し、徴兵を地方行政に割り振った。市民課は出兵受付係も兼ね、さらに徴兵への補助金支給など、多忙を極める。また徴兵した人をどこへ配置するのか、といった心労が職員の心身を蝕んでいく。そして多くの死者が…。そんな中、両市にいた職員同士が結婚し、新市で働いていた夫が徴兵に応じ最前線へ赴いたが生死不明の状況へ。前半と打って変わり社会的、国家的なドラマへ変貌させる。平凡、小さな幸せは日常の足元にあると…前半と後半と通してそんな思いを抱かせる。

市民課という身近な存在を舞台に、現代的な問題を点描する。冒頭の婚姻届は、女性同士の同性婚で日本の現行法では受理できない。続いてLGBTQ+の悩みを描き、問題の広がりと奥深さを観せる。現実に色々な考え方や意見があり、それを いくら虚構の世界(舞台)とはいえ、収斂することは難しいだろう。最近、立法や司法などで話題になるが、どう決着するのか不透明。また戦争の件、あっさり憲法改悪をして 参加するが、グローバル化社会にあって 無いとは言い切れない。直接的な戦火、悲惨な状況を描くようになってからでは遅い。その微妙なところまでを巧く描いている。
次回公演も楽しみにしております。
オールライト

オールライト

ポッキリくれよんズ

上野ストアハウス(東京都)

2025/05/01 (木) ~ 2025/05/05 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

脚本の見事さ、演者の熱量。
これだけの満足感を得たのはいつぶりだろう。

ネタバレBOX

平賀源内をモチーフに映画、演劇づくりをする製作者の苦悩と喜びが描かれる。

ラストの三つの時代が交錯するシーンは、今までの観劇体験の中でも、屈指の名シーン。
いつかの日の

いつかの日の

こわっぱちゃん家

アトリエファンファーレ東新宿(東京都)

2025/05/01 (木) ~ 2025/05/05 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

ジェンダー問題と二つの市の合併による市長選を経糸と横糸な描く、ささやかな良品と思いきや、

ネタバレBOX

日本が戦争に参戦という壮大な展開に。

色々な要素を盛り込み過ぎな感は否めないけど、作者の思いなどひしひしと伝わりました。
演者の心の動きも、至近距離で見たことも相まって、はっきりと伝わりました。
これは舞台劇ならでは。

タイトルはそういう意味かあ。
てっきり過去と思いきや、未来だった。
リンス・リピート

リンス・リピート

ホリプロ

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2025/04/17 (木) ~ 2025/05/06 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

五年程前にアメリカのオフブロードウエイで上演された作品の翻訳上演で、ホリプロもよく掘り出してきた、という作品ではある。日本でも摂食障害はかなりあるようなので、時期も良いと持ったか、あるいは進学ブームの時期に合わせたのか、結構いい演出に寺島、松尾と出演者もそろっている。いつもは客が薄いサザンもほぼほぼ満席である。
アメリカまでオフを観にいくのはとてもフツーの観客にはムリで、とてもお目にかかれない上演だが、これは、米・日では国情が違うからだ。そういうところが、映画では見えない(見過ごしてしまう)演劇の面白いところだ。ホホウ!とトランプ時代(一次)の風俗もの(アメリカのオフにはよくある)としてみるにはいいが、まぁ衝撃作というほどのことはない。タダのオフ。このレベルなら、日本の前衛劇のチェルフィッチュの方が、内容的には遙かに面白いしよくできている。
半端な商業劇場であるサザンのせいもあるかもしれない。芸達者の寺島も、松尾も案配を図りかねている。その点ではいつも感心する演出の稲葉も、この辺にしておこうか、と考えたのではないか。オモテトウラの思惑がいい方には向かわなかった例だが・主演の摂食障害の気配り少女を演じた吉柳は娘らしいところを出していてなかなか良かった。兄役の富本もまずまず。病院の医師の名越が居直るところは今時のアメリカらしいところが出ていて面白かった。


戦うと痛い

戦うと痛い

SHIGEプロデュース

吹田市文化会館 メイシアター・小ホール(大阪府)

2025/05/02 (金) ~ 2025/05/02 (金)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

ストーリーに見覚えあるなと思って終演後西原希蓉美さんと朝田大輝さんに確認したらやっぱ以前大阪市中央公会堂で観た事あるお芝居やった☆西原希蓉美さんが当時と同じ配役やったんでピンと来ました♪でもだだの再演じゃなく登場人物が増えてたり内容もアップデートされてたんで初演観た人の方がより楽しめる作品になってました☆

オールライト

オールライト

ポッキリくれよんズ

上野ストアハウス(東京都)

2025/05/01 (木) ~ 2025/05/05 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

安永5年、平賀源内がエレキテルを発明した時代が一つ目の世界。昭和57年、映画監督が平賀の人生を映画にしようとする時代が二つ目の世界。そして、平成19年、地方の女子高生がその映画との出会いがきっかけで演劇部に入部し、二つの時代を演劇にする時代が三つ目の世界。この三つの世界が交錯し、最後に一つに重なっていきます。
辛うじて三つ目の世界しか知らない私の世代には、平賀の江戸期と映画監督の昭和期の設定に関心を惹かれました。物語は3つの時間・場所も異なるストーリーが並行して進んでいきます。電気がすべての動力になる世界に夢を抱きながらも、周囲からは理解されず、仲間との溝が深まり、やがて破滅に向かう源内。撮影現場で資金繰りやラストシーンに苦労するプロデューサーや自分の理想を追い求め妥協を許さない監督、監督に厳しく言われながら映画を完成させようとする主役やあきらめないで奮闘する周囲のスタッフ。平賀源内の世界とその映画を撮る現場という複雑な脚本作りに苦労する女子高生とそれを支える演出家の親友。それぞれの世界と人々を交差させながら、三つの世界が一つに繋がっていきます。劇中の個性的や役者陣やそれぞれの時代設定に引き込まれます。この三つの世界を回想が始まるシーンが長野北高校の33歳の同窓会というのも意外で、意表を突かれました。
2時間があっという間で、女子高生達がその後どのような人生を辿っていったかも気になりました。そして、全体を通して源内の悲哀や苦悩が際立って印象的でした。演劇良い演劇を見せていただき、本当にありがとうございました。また観に行きたいです。

二死のマジョがタヒ「ぬ」

二死のマジョがタヒ「ぬ」

創作団体「曇りのち」

インディペンデントシアターOji(東京都)

2025/05/02 (金) ~ 2025/05/06 (火)公演終了

実演鑑賞

面白かったです。

お歌とお芝居 「髑髏沼の女」

お歌とお芝居 「髑髏沼の女」

たすいち

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2025/04/30 (水) ~ 2025/05/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

ハチャメチャで楽しかったです。本当にお歌がいっぱい。
かなり芝居芝居した演出ですが、舞台も衣装も小道具も合ってて結構入り込めます。The小劇場のエンタメって感じですね。

ネタバレBOX

途中からドグラ・マグラとツァラトゥストラが可愛く見えてきました(笑)
はなしづか

はなしづか

ラッパ屋

J:COM北九州芸術劇場 中劇場(福岡県)

2025/04/27 (日) ~ 2025/04/27 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2025/04/27 (日) 14:00

座席1階M列18番

価格5,500円

■ラッパ屋 第50回公演『はなしづか』
https://q-geki.jp/events/2025/rappaya50/

■春風亭昇太・柳家喬太郎・ラサール石井ら出演のラッパ屋「はなしづか」幕開け、配信も実施
https://news.yahoo.co.jp/articles/d84c7bd0ebfa48addec68e6c49a73fb7029322be

 劇団ラッパ屋の北九州公演は第34回『ブラジル』(2009年)からだから、今回公演で17周年。まずはほぼ毎年、北九州を忘れずに来てくれたことに感謝。
 最初は芸術劇場でも小劇場での公演だったんだよね。それが今回は倍以上の座席数の中劇場公演。「日本を代表する喜劇と言えば、鈴木聡のラッパ屋」という認識が浸透してきたのだとすれば嬉しい。これ、お世辞じゃなくて、三谷幸喜や上田誠より鈴木聡の喜劇作家としてのアベレージは高いと思ってるんだよ。

 しかし、それだけ期待していただけに、第50回の記念公演の主演三人が劇団外からの客演とはどういうわけだろう、と思う。コヤも大きくしたんだもの、是が非でも集客したい、ということなのだろうが、ラッパ屋の皆さん、TVや映画でも活躍するようになって、これだけキャリアを積み重ねてきていても、まだ客が来るかどうか、不安なのだろうか。
 奇しくも同時期に、同じく落語を題材とした『昭和元禄落語心中』が上演されていたが、“演劇として”どちらがより面白かったか、と言われれば、『落語心中』の方に軍配が上がると言わざるを得ない。アベレージは高い、と書いたが、ラッパ屋の喜劇の中では、今回の『はなしづか』の笑いはかなり散発的だ。
 両者の間にどういう差があったのかって、『落語心中』は、俳優に「落語家の演技」をさせていたのに対し、『はなしづか』では落語家が「普段の演技」を披露している。言っちゃ何だが、晴々亭昇介を演じた春風亭昇太と、渋柿亭喬次役の柳家喬太郎二人の「普段の演技」が頗る下手なのである。いや、昇太の大根ぶりが喬太郎にまで伝染して演劇空間を作り損なってしまっていると言えばよいか。酷な言い方だが、それが事実だから仕方がない。

 お二人のファンの方は腹が立つかもしれないが、昇太師匠は物語冒頭の枕で、喬太郎師匠は途中、『居残り佐平次』を語るシーンがある。ここは本職なだけに噺は絶品だった。だからなおのこと、普通の芝居パートの下手さが目立つのだ。

 これならキャストはラッパ屋メンバーだけにして、俵木藤汰さんやおかやまはじめさんに落語家を演じさせた方が“演劇として”秀逸なものになったのではないか。おかやまさん、今回も派手な演技が受けてたものなあ。喬太郎師匠は『落語心中』の方の落語指導も行っていたそうだから、まさしく勝敗は一目瞭然だった。
 映画でも舞台でも、落語を題材とした作品は決して少なくはないが、その中で落語家を演じるのは大抵は普通の俳優である。俳優に落語指導をして噺家に見せているのだ。それはもう、「落語以外」での演技シーンが落語家には務まらない、と昔から分かりきっていたからに他ならない。

 そして、ラッパ屋のヒロインと言えば三鴨絵里子さんだが、なぜか今回、出演はなし。まさか退団したの!? とラッパ屋HPを見てみたら、ちゃんと名前が載っている。彼女もTVや映画にと活躍されているから、単にスケジュールが合わなかっただけのようだが、50回記念だよ…?
 三鴨さん目当てで観に来た客もいると思うんだがなあ(私だ)。

ネタバレBOX

 「禁演落語」については、落語ファンなら先刻ご承知だろう。逆に言えばこの舞台、『落語心中』もそうだったが、落語ファン以外にはまずピンと来ない。戦時中、「笑い」が時局柄不謹慎とされ、弾圧を恐れた落語家たちが53の落語の台本を自主規制して、浅草の「はなし塚」に封印したという歴史的事実が今回の舞台のモチーフになっている。
 「はなし塚」そのものは現存しているが、当然、「禁演落語」は戦後すぐ解禁されることになったので、中にはもう何も封印されてはいない。お参りする意味もないから、記念碑的に残っているだけで、存在を知らない人も多いだろう。
 もちろん、劇中、何度も「はなし塚」についての説明はあるが、そこで挙げられる噺の演目、例えば『明烏』『品川心中』『二階ぞめき』などと聞けば、落語ファンなら、ははあ、これは廓噺が当局からケシクリカランとお咎めを受けそうだと判断したのだな、と見当がつく。同時に廓噺ったって、別にことに至る次第を演じてるわけでもなし、自主規制なんてやり過ぎなんじゃないか、と考えて、ここでハッと気がつくのだ。
 コンプライアンスだのハラスメントだの、まさしく今現在横行している「自主規制」の嵐、「表現」を敵対視して抹消しようとする勢力と、それにビビって表現を「なかったこと」にしてしまう表現者たち。その図式は全く変わってはいないのではないかと。
 「禁演落語」は今や解禁されて封印された噺はもうない、と書いたが、実際には未だに語り手が殆どいなくなった噺もある。『三人片輪』などはもう半世紀は寄席でもTVでも演じた噺家はいないのではないか。

 要するに、『はなしづか』は、現代に連なる表現規制の問題に突っ込んでいながら、今ひとつ、掘り下げて考えることを避けているように見えてしまうのである。
 国策落語で時流に迎合した落語家を演じたのはラサール石井だが、彼がどんな噺を語っていたかは具体的には語られない。これこそ説明だけで終わらせていいことではないだろう。落語家ばかりではない、作家も詩人も、当局に目をつけられないためにはこぞって転向して国策小説、国策詩を書いていた時代だ。その彼らが赤紙で戦争の真っ只中に送られる。ドラマ的には彼は戦地から帰ってきてはならないはずだが、「喜劇」であることに拘る鈴木聡は、彼をあっさりと復員させてしまう。仲間たちは彼を温かく迎えるのだが、さて、現実の復員兵は必ずしも何の屈託もなく帰還できたわけでもないのではないか。
 史実を元にしていながら、事実から離れて朝ドラのような予定調和で終わってしまった点が、『はなしづか』の弱さとなってしまっているのである。

 クライマックス、東京大空襲のさなかに、落語の登場人物たちの幻覚に苛まれて逃げ遅れる喬次(喬太郎)のシーンなど、もっとおどろおどろしく、『東海道四谷怪談』並みの恐怖に゙満ちた演出を試みてもよかったと思うし、この舞台を「演劇」にするなら喬次もここで死んで、生き残るのは昇介(昇太)だけ、とするのが本当は正しい劇作法なのだ。封印された居残り佐平次の幻にとり殺されてこそ、「噺」という表現の持つ「呪いの力」が発揮されるのだから。
 観客もこれが現代にも連なる問題を扱っているとはあまり感じてはいなかったのではないか。その点では鈴木聡の意図は完全に滑ってしまっている。
 そもそもラッパ屋の体質に合わない題材だったんじゃないかねえ。禁演落語ってのは、喜劇に仕立てて笑い飛ばせるような軽いものではないのだから。
丸丸企画旗揚げ試演会『うつつつう』

丸丸企画旗揚げ試演会『うつつつう』

早稲田大学演劇研究会

早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)

2025/05/01 (木) ~ 2025/05/06 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/05/02 (金) 19:00

105分。休憩なし。

ナイト・メア

ナイト・メア

Project To Do

萬劇場(東京都)

2025/05/01 (木) ~ 2025/05/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

自分は勘違いしていました。殺陣の様なアクションは大きなステージをいっぱいに使って行うのがいい、と思っていたのですが、小劇場ならでは客席との距離が近く最初から最後まで迫力ある舞台を堪能できました。出来れば次回作もこうゆうのをやって欲しいですね。

『New me(^ ^)』

『New me(^ ^)』

ダダルズ

中野スタジオあくとれ(東京都)

2025/03/03 (月) ~ 2025/03/10 (月)公演終了

映像鑑賞

「魔法」

4/23(映)

光の中のアリス

光の中のアリス

小野彩加 中澤陽 スペースノットブランク

シアタートラム(東京都)

2024/11/01 (金) ~ 2024/11/10 (日)公演終了

映像鑑賞

4/22(映)

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