おせん
サスペンデッズ
シアター711(東京都)
2018/01/30 (火) ~ 2018/02/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
苦労して見に来た甲斐があった感じ!少ない役者さんが熱演で複雑な世界を見せてくれます。年季の入った演技も◎。
おたまじゃくし【15日より大阪公演開幕、チケット好評発売中!】
劇団鹿殺し
座・高円寺1(東京都)
2018/02/01 (木) ~ 2018/02/12 (月)公演終了
満足度★★★★
初見でした。
タイトルなどからは想像もつかないくらい、笑いあり涙ありのいい作品だった。父子3人がステージで歌うシーンが一番グッときて好きです。次回公演も楽しみにしてます!
海神の杜
演劇実験室∴紅王国
ウッディシアター中目黒(東京都)
2017/02/22 (水) ~ 2017/02/28 (火)公演終了
満足度★★★★
毎度の渋い世界!大御所の観劇家が年間No.1にしたこともある本団体。ビジュアルも 独自の世界観(宗教観)も見どころでした。完成度高し。
双頭(当日券あり、名古屋千秋楽は前売完売)
ノアノオモチャバコ
劇場HOPE(東京都)
2017/10/18 (水) ~ 2017/10/22 (日)公演終了
満足度★★★★
久々にノアの世界を堪能。ちょっとドロドロってした感じが良いところなのかしら?
ひとごと。。
劇団だるめしあん
【閉館】SPACE 梟門(東京都)
2017/02/22 (水) ~ 2017/02/26 (日)公演終了
満足度★★★★
坂本鈴作品の一貫している部分が踏襲されてる感じ。梟門がたちまち だるめしあんワールドに!キャストも良い座組と思いました。長く続いている団体で頑張ってほしい!
足音を鳴らせ!
コルバタ
新宿スターフィールド(東京都)
2018/01/31 (水) ~ 2018/02/04 (日)公演終了
鑑賞日2018/02/02 (金)
価格3,600円
工夫を凝らした台本で、話が良く出来ていた。95分という尺も長くなくて良かった。
演技の面では、夏美役の一木花漣さんが光っていた。
ネタバレBOX
前半、少しモタつく箇所はあったものの、後半の展開のスピーディーさが良く、全体としてまとまりのある良い話だった。
おたまじゃくし【15日より大阪公演開幕、チケット好評発売中!】
劇団鹿殺し
座・高円寺1(東京都)
2018/02/01 (木) ~ 2018/02/12 (月)公演終了
満足度★★★★
面白かったです。自分が思っていた感じのものと違い、泣けるお話でした。
ネタバレBOX
観る前はタイトルと宣伝文句から、割と重い話なのかなと思っていました。始まってみると、冒頭の独白で、あれ、思ったよりSFちっくな話なのか?と思って気分を修正しながら観ていました。で、話が進むうちに、あれ、これ親子の良い話なんだ、とまたまた自分を修正。どっぷり話にはまる見方はできませんでしたが、台詞の面白さ(としまえんが好きでした)や、歌の良さは丸尾さんさすが!という感じで楽しい時間でした。
「わ。〜死にますか、生きますか、それとも呑みにいきますか。〜」
十三クラブ
天満天六・音太小屋(大阪府)
2018/02/02 (金) ~ 2018/02/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
めちゃめちゃ面白かったです♪大好きな劇団赤鬼の世界観を垣間見れるんで【自殺】がテーマでもポジティブに安心して楽しめてラストは暖かい気持ちになれる素敵なお芝居でした☆これからも定期的な公演活動を期待しています\(^o^)/
瀬戸の花嫁
ものづくり計画
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2018/01/31 (水) ~ 2018/02/04 (日)公演終了
満足度★★★
全部終わってみるとほっこりする作品でした。役者さんの絶妙な間の取り方や空気感が観客を引き込んでいく巧さがあったように思います。
おたまじゃくし【15日より大阪公演開幕、チケット好評発売中!】
劇団鹿殺し
座・高円寺1(東京都)
2018/02/01 (木) ~ 2018/02/12 (月)公演終了
満足度★★★★
自分は子供好きなので、
ネタバレBOX
こんな状況で子供を持とうと思わないが、未だに大多数の人々は愛する人との間に子供を作りたいと望む。それが素直に望めれば自分もそちらを選ぶ。然しながら我々の暮らす現代は、ヒトのみならずありとあらゆるこの星に生きるものが滅んでもおかしくない状況である。第1に核だ。第2にAIとナノテクを組み合わせた新兵器、その他にも環境破壊やヒトの欲望の作り出した不自然な環境負荷が今後の生物の存在に与える悪影響等々をあげつらえば枚挙に暇がない。
だが、今作の登場人物の中に現代に自分のようなディストピアを見る者は皆無であるから、精子無力症の主人公も、子の出来ない原因を打ち明けられたことも無い妻も多くの人々同様子の誕生を望んでいる。内容は、観て貰いたい。但し始まり方は、この評のように、ちょっと常識から外れた視座を用い、ショックを見る者に与えて後、引き込んでゆくという方法を用いている。
ところで、気になった点はタイムパラドクスの処理についてである。男3代に跨るこの話の中に祖父、父、孫が出てくるのであるが、孫が父に会う時、祖父に連れられた幼い父と同時に存在しているというドッペルゲンガーを更に複雑にしたようなシーンがあったりするのだが、この問題をキチンと処理していない点である。孫が時間を遡り過去を再編した点については、父の死の代わりに母が大怪我を負うという形でタイムパラドクスの処理が為されているので、作家にこの知識が無かった訳ではないのが分かるだけに、最初に挙げた点が未処理である点については、不満が残った。
面白いのは、舞台奥に向けて7~8°程度の登坂傾斜を持たせた平台の上に文化住宅の間取りが示されている点だ。これが固定された唯一の舞台美術であり、他は必要に応じて半透明な箱馬が多用される。文化住宅の名は、2種類あるが、ここでのそれは大阪で1950~60年代に建築され、それまでの銭湯使用・共用トイレ・共用炊事場などでは無く、各戸にそれらが設えられ核家族化がモダンの象徴として喧伝されたことに拠る。無論、背景にあったのは、同じ敗戦国イタリアなどの人民を慮る配慮がこの植民地官僚には最初から無かった点にある。この辺りの本質が、現在も変わらないのは、政治と官僚の結託を見れば明らかであろう。何れにせよ、民衆はまんまと官僚の仕掛けた罠に嵌ったということである。
今作、元々TV用に作られた脚本ということであるから、余り厳しく追及するのも大人げないかも知れぬが奇を衒い過ぎて哲学的な深みや科学的整合性に欠ける点は、更に勉強して欲しい。
パラダイスロスト
TIARA-FRONTIER Presents
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2018/01/25 (木) ~ 2018/01/28 (日)公演終了
満足度★★★★
心に響く内容になってるなと思いました
演者の皆さんの熱い演技が見ててとても
感動しましたもう一度見たいです
桜歌
ラビット番長
演劇制作体V-NETアトリエ【柴崎道場】(東京都)
2018/02/02 (金) ~ 2018/02/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
不覚にも涙腺が緩んでしまった感動の舞台、今後も続けて行って頂きたいですね! 詳細については私のブログ記事をどうぞ。→http://idolarayama.seesaa.net/article/456622088.html
『カザカミ』
kazakami
インディペンデントシアターOji(東京都)
2018/01/31 (水) ~ 2018/02/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
身近で切実な問題を分かり易く取り上げてくれました。
ネタバレBOX
パワハラ、モラハラなどの古い因習がまかり通っている職場で精神的に疲れ休職した女性が、睡眠薬を飲んで眠っている間に、夢の中で先輩に連れられて職場の人たちの姿を見ることによって少し元気を取り戻すというストーリー。
誰が悪いというわけでもないということでしたが、一番悪いのはセクハラ等の相談室を設置しただけで受け身に終始しているこの会社の体質です。もっと積極的に取り組まないといけません。
せっかくパワハラ上司に耐え、自分なりの理想像を持ってようやく上司になれたのに、同じ轍を踏むとはがっかりです。部下の指導法を教えてもらっていないなんて言い訳は言語道断です。本人も悪いし、人事部も悪いです。
古い体質から変わる過渡期の人には高い意識が必要です。学校で体罰はダメと決めたら、自分が体罰を受けて育った過去があっても仕返し的憂さ晴らしはしてはいけません。先輩が後輩をいじめる体育会系クラブでも、フラット化を決めたら仕返し的憂さ晴らしは避けなければなりません。相撲部屋の親方は竹刀を持ってはいけません。少年野球の指導者は子供の前ではタバコを吸ってはいけません。
恨みの連鎖は断ち切らなければなりません。
Do Munch
みどり人
新宿眼科画廊(東京都)
2018/01/26 (金) ~ 2018/01/30 (火)公演終了
満足度★★★★
上演前にスクリーンに静止集合写真(チラシの人物写真)を蠢めかせるように小刻みに揺らしながら、ムンクの絵画に重ね合わせるような、スクリーン-プロセス手法で見せ続ける。公演は、どこにでもいるような人々の暮らしを坦々と描き、些細なこと…「これからは、息づき、感じ、苦しみ、愛する、生き生きとした人間を描く」(ムンク-副題)する様子を描いたもの。序盤はパントマイムと擬音が大仰な演技に思えたが、それも始めのうちに状況と情況を説明するためで、公演時間に占めたのは短時間であった。少年時代に受けた肉親(母・姉)の死、その悲しい思いが心の傷になっている男、それをムンクの人生と重ね合わせて観せた珠玉作。
(上演時間1時間20分)
ネタバレBOX
客席はL字型、舞台は素舞台である。上演前はスクリーンへの映写があるが、あくまで心象形成に止まる。また壁には何枚かのムンクの絵画が飾られている。ちなみに、当日パンフ中面のムンクの絵「カール・ヨハン通りの夕べ」は、本公演チラシ(登場人物7人)写真の構図に似ていることから意識したもののようだ。
登場人物は7人(アパート大家、コールセンター勤務の男性1名、女性2名、コンビニ店員男女1名、コールセンター、コンビニ店員の兼職1名)で、生活・仕事ぶりを通して人柄なりが自然と表現される。疎外的なイメージの人間による濃密な会話劇がアンバランスでありながら、目が離せないのは巧みな演出だからであろう。冒頭から女性3人が別空間でありながら横一列に並び出勤する準備をしており、孤独感が漂うようだ。
登場人物は基本的には独り者、アパートに一人で住んでいる。そこには都会生活の寂寥感が漂う。また仕事はコールセンターという相手の姿が見えず、受身一方の仕事のストレス。またコンビニ店員という接客業は、客に気を使う勤務、ローテーションに苦慮する責任者の姿。仕事への生き甲斐というよりは、坦々と時間の経過に身を委ねているだけという無為な様子(=都会人の表徴か)が窺える。頻繁に早退する、在日韓国人アイドルへの虚妄など、第三者には分かり難い、理解し難い行為であっても、生きていくための自己防衛本能かもしれない。その行動をよく観察し弱い人間性を上手く表出している。
暮らしの中で小さな事件が起き、人間関係を大きく揺さぶり、人の心の闇に迫っていく。この行為にこそ孤独と独善、不気味さを孕んでおり、過去(幼い頃)のトラウマが垣間見える。独身女性の部屋に大家が合鍵を利用し忍び込み、ムンクの絵画を眺める。責任追及する周囲の人々が発する言葉…エドヴァルド、茂道はムンクであり大家の名でもある。この過去回想への強烈な印象付は、2人の人生を重ね合わせた見事なラストシーンだ。
次回公演を楽しみにしております。
ハラカラ・コエダス・レクイエム
GAIA_crew
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2018/01/25 (木) ~ 2018/01/29 (月)公演終了
満足度★★★★
「グリーンフェスタ2018」特別公演、この芝居は再演(再葬)で初演は「グリーンフェスタ2014」で、その時に”BASE THEATER賞”を受賞している。初演も観劇しているが、今回は微笑ましいシーンも多く、作・演出の加東岳史氏が当日パンフに「会話劇ベースのチョット不思議な話なのですが、やはり初演より少しエンタメっぽい演出になってしまいました」と書いており、その延長線上での再演らしい。
面白いにも係らずカンパ制(気持ちの香典)。
(上演時間1時間50分)
ネタバレBOX
舞台セットは中央に祭壇のみ、上部に遺影(破顔で滑稽な姿)が飾られている。ちなみに初演時には白木の祭壇でレンタル料が高額なこともあり、他の劇団と共同で借りていた。
交通事故で亡くなった女性が成仏できず、この世を彷徨い自分の葬儀を別の世界から眺めるというもの。根底にあるのは「腹から声出すレクイエム(鎮魂歌)」か、もっとも主人公は”肥えだす”人であったが、いずれにしても思わぬ事故で亡くなったことへの慟哭がしっかり伝わる。公演は映画「生きる」(黒澤明監督)を連想してしまう。もっとも映画は病死(癌)で、死ぬことが分かっていた主人公(地方公務員)が、それまでの人生を顧(省)み、後悔しないような生き方に改めた姿が映される。公演では交通事故で亡くなった後の家族や職場(銀行)等、周囲の人々の思いの中で主人公の人柄なりが描かれる。人間的な深みというよりは、日常を坦々と真摯に生きて来た、特別な人や出来事ではなく普通の人が描かれているところに共感、親しみを覚える。それは故人を偲ぶという荘厳な儀式ではなく、儀礼的に執り行うといった感じである。それが段々と意識の変化が生じ、家族の絆、職場での評価など良い方向へ展開して行く。
故人を描きながら葬儀を通して人の嫌らしい面、例えば次女は葬儀に託けて彼を紹介しようとする。過去に結婚詐欺に遭い、今度の彼の見栄えを良くしようと容姿(鬘)や職業を(警官と)偽る、三女は姉(故人)の遺産を探し回る等、欲望・虚栄・偽善などを断片的に織り込み、物語を単なる回想から重層的な物語に仕上げている。そして動かぬ故人は、他者の動作で存在感を示す(体重が重たく棺桶を動かせない)。
もう一つの見所は、主人公は霊であることから生者とは話すことが出来ず、その思いは死神(女の子)の力を借り、葬儀社のアルバイトを通じて意思疎通を図ることになる。アルバイトは、ヤル気がなく少々頼りないが、段々と周囲の人の勝手気ままな言動に呆れ、一方主人公の真面目な性格などに心が動かされる。アルバイトという中途半端な気持から、死者と残された人の気持に寄り添う葬儀の仕事に遣り甲斐を見出すという成長の姿が描かれる。
葬儀という儀式を通じ一人ひとりの人間性を炙り滲ませる演出は見事であり、同時に第三者(葬儀社の社員-アルバイト)を巻き込んだ成長、一種のサクセスストーリーは仄々とし心温まる公演であった。ラスト、死神ならぬ別の正体が明かされ余韻が…。
次回公演を楽しみにしております。
オホヒルメ
アブラクサス
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2018/02/01 (木) ~ 2018/02/05 (月)公演終了
満足度★★★
衣装やヘアメイク、舞台装置が素敵でした!
一年分の大河ドラマをいっきに観たようなスケール(笑!)
よって情報量が膨大なので、
物語の展開についていけなかった(泣)
全編を通じて、同分量でエピソードが進んで行く感じがしたのですが、
どこかのエピソードをピックアップして、
政治的な人間模様を細かく描くと、
よりドラマティック且つスリリングになったような気もしました。
色々な年代の役者さんが演じられているのは、
説得力があって本当に素敵でした!
エピメテウスの眼鏡
劇団レトルト内閣
HEP HALL(大阪府)
2018/01/26 (金) ~ 2018/01/28 (日)公演終了
満足度★★★★
生演奏による音の重み響き、ミュージカルのようで楽しかったです。舞台セットに照明も好きです。役者さん達が豪華なだけあって面白い作品でした。
三人姉妹はホントにモスクワに行きたがっているのか?
鈍牛倶楽部
駅前劇場(東京都)
2018/01/26 (金) ~ 2018/02/04 (日)公演終了
満足度★★
よくわからなかった。事前に本を読むなりの準備が必要?演劇を見はじめて1年の自分にはわかりにくかったです。それでも演者さんのエネルギーだけは伝わってきた、はじめて見た片山さんの演技は素敵だなと思いました。
瀬戸の花嫁
ものづくり計画
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2018/01/31 (水) ~ 2018/02/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
あぁ~瀬戸の方言に癒される~。
お嫁さん候補を心待ちにする島民と一緒になって、こちらのワクワク感もヒートアップのオープニング。
そうそう!やっぱりこういうイベントは迎える前が特に楽しい。
遂にやって来る運命の日。
ここまで漕ぎ着けるまでにもいろいろあって、もうすっかり自分も瀬戸の仲間気分。
既にこんな気持ちにさせるなんて「この作品なかなかあざといなー」と思いながらも、どの役者さんも役に入り込んだ表情のひとつひとつが実にイイ。
そして言葉の掛け合いのタイミング!・・・なんて絶妙であざとい。あぁでもそれが楽しい。
島民の皆さんの思惑は赤裸々に、女性陣の本音はまだちょっと不透明なのが、またイイ。
イベンターの人達の仕切りも心憎くて実にイイ。
もうラストを待たずに心のホカホカメーターはMAXに。
こういう心の芯まで温まる作品は、観る者を無条件に笑顔にしてくれるのでとても貴重。
オホヒルメ
アブラクサス
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2018/02/01 (木) ~ 2018/02/05 (月)公演終了
満足度★★★
開演前に当日パンフを読んで登場人物のプロフィールをチェックしたのですが、やはり馴染みのない(自分の不勉強のせいですが)歴史物だとストーリーを追うのが精一杯。セリフも結構難しくて、漫然と聞いていたのでは頭に入らないし、役者さん達もしばしば噛んでましたね。それでもかなり興味深い話でありました。