最新の観てきた!クチコミ一覧

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LoveLoveLove21

LoveLoveLove21

劇団扉座

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2018/02/11 (日) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

満足度★★★★

この寒い時期であろうと風邪とは全く無縁そうな役者の卵(扉座21期生)による怒涛の2時間超え。
全20パート、嵐が通り過ぎた様に幕が下りましたが、個人的に残ったのは「ロミオ&ジュリエット」と「オペラ座の怪人」オリジナルアレンジバージョン。
あとハブられ女子2名を描いたパートには大爆笑。
どの作品も衣装へのこだわりは徹底しており、ここからも本作に向けての相当な気合を感じ取れます。
笑い一辺倒でこられると長尺ゆえキツかったと思いますが、実話ドラマやパフォーマンスに特化したパート等、幕の内的な楽しみ方ができました。


サロメ

サロメ

TremendousCircus

シアターシャイン(東京都)

2018/02/10 (土) ~ 2018/02/12 (月)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2018/02/11 (日) 14:00

これは愛に飢え渇き、光を望みながらも闇を選ぶしかなかった者たちの物語。見せたいもの、訴えたいこと、叫びたい思い、それは確かにこの芝居にはある。ただ残念なのは、芝居にかける情熱はあるのに、それが芝居を見せるテクニックとしてうまく実っていないことだ。単に芝居として見れば、派手なポーズと大声のセリフで頑張っている姿ばかりが目について、全体的に大味な仕上がりになっている。絶望の闇の深さを知らしめるならむしろ闇の中で彫像のように動かず沈黙すべき時もあるのだが、そういう芝居の見せ方の深みには欠けている。

ただしファッションのセンスは良く、衣装で見せるカーニバル的な楽しさは有り余るほど。凝りまくったコスチュームを見に行くだけでも劇場に足を運ぶ価値はあるし、私は十分に楽しんだ。劇団名が示すようにサーカスのような華やかな雰囲気があるのだから、もっと音楽性を高めて劇中歌のシーンを入れるなどしても良かったと思う。

ダンス30s!!! シアターコレクション

ダンス30s!!! シアターコレクション

モモンガ・コンプレックス プロジェクト大山 MOKK

こまばアゴラ劇場(東京都)

2018/02/01 (木) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

満足度★★★★

プロジェクト大山みました。

鵺的トライアルvol.2『天はすべて許し給う』

鵺的トライアルvol.2『天はすべて許し給う』

鵺的(ぬえてき)

コフレリオ新宿シアター(東京都)

2018/02/07 (水) ~ 2018/02/13 (火)公演終了

満足度★★★★

気持ち悪さが全面に出て、理解できなかった出来ないストーカーをじっくり見続ける120分でした。緊張感がある演技で魅了されました。

いずこをはかと

いずこをはかと

PocketSheepS

TACCS1179(東京都)

2018/02/08 (木) ~ 2018/02/11 (日)公演終了

満足度★★★★

よかったと思ったが
やはり2時間超えは少し持て余したのでは
コンパクトにまとめることもできた気がします。

Like A

Like A

CLIE

新宿FACE(東京都)

2018/02/03 (土) ~ 2018/02/12 (月)公演終了

満足度★★★

ミュージカルといっても過言ではない構成で曲もダンスも良かったのですが、
肝心の物語が、、、
事件が起きた!といいながら、ぞくぞくするような展開は何もなく、、
伏線ともとれる台詞が幾つも出てきて、ミステリアスな場面を期待をしていたら、、
こちらも拍子抜け、、、
記憶をなくし謎を含み登場したロクザンの男によってホテルでどんな事態を巻き起こすのか?
FCによる最上階での展開は??と、、
しかし、この舞台にミステリーは存在しなかった。
この二人もバトラーとともに光っていたので、とても残念です!

嗤うカナブン

嗤うカナブン

劇団東京乾電池

ザ・スズナリ(東京都)

2018/02/07 (水) ~ 2018/02/14 (水)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/02/07 (水) 19:00

座席1階1列1番

唐組3人、東京乾電池3人でがっぷり4つのというところだけれど、当日は辻さんがお休みということで(理由は判らないけれど、今はやりのインフルかな)、唐組2人と東京乾電池4人という座組。演出が柄本さんなので、やはり乾電池から出した方がスムーズということなのだろうか。

パリ・北沢という設定なのだけれど、背景に書かれたギャングの面々は、皆アメリカ人。
これ狙ってそうしたのかな。

唐組と東京乾電池この接点がよく判らないのだけれど、芝居全体としてはよく調和していたと思う。うまく捻りが効いていて、淀みなくストーリーが進むコメディ。

で、「カナブン」って誰だったの?

追記:そうか、コガネムシとカナブンって違う昆虫なんだな、と感心した次第。

ハンブルク・バレエ団『ニジンスキー』

ハンブルク・バレエ団『ニジンスキー』

東京文化会館

東京文化会館 大ホール(東京都)

2018/02/10 (土) ~ 2018/02/12 (月)公演終了

満足度★★

鑑賞日2018/02/12 (月)

期待外れ。
バレエで人生を語ることは無理なのかな。
もっとソロを多くして、舞台一杯を使う工夫をしないと、3階席では何をやっているのかが全く分からない。

通常のバレエ演目だと、あらかじめ舞台装置や美術、音楽が舞踏をドンドン引っ張ってくれるのだけれど、それがないので、とにかく冗長。

ブラボーをやたら叫んでいる男性がいたけれど、そうか?
私の横の老紳士が、儀礼的に拍手をした後、カーテンコール時にも沈黙を守ったのは、
私と同じ感想だと確信した。

若い江頭2:50が多くのダンサーの間を、ただちょろちょろしているようにしか見えなかったけれど。これで11000円はないなあ。

CAPTAIN CHIMPANZEE 都電荒川線借り切り公演

CAPTAIN CHIMPANZEE 都電荒川線借り切り公演

CAPTAIN CHIMPANZEE

都電荒川線(東京都)

2018/02/11 (日) ~ 2018/02/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/02/11 (日) 13:10

座席1階1列17番

日曜のお昼、天気も良くほっこりとした時間帯のほっこりとしたお芝居。
往復拝見しました。

往と復では、役者さんが全て入れ替わります。
都電荒川線はドアも開放感一杯で、ガラス戸の面積がともかく半端なく広い。
そこで、鬼の角を点けたり、占い師とかがいるのだから、周囲の注目視線が凄い。
何やっているの?目線が半端なく来ます。そして、信号や駅待ちがあるので、止まっているときは、反対側のホームの方々や電車待ち客、とにもかくにも衆人環境にさらされまくります。

16席限定ですが、席としては18席あります。
言わずもがな、2席は演者の方の席。
運よく往路17番の席に当たった方には(当日にならないと判らないですけれど)、「ネテバレ」をサービスしますので、ご覧ください。

それと、撮り鉄でない方も、是非カメラは持参されることをお勧めします。
公演後の数駅では、写真撮影OKなので、役者さんはもちろん、風景やレトロな車内をガンガン撮りましょう。

17:30からの大塚での打ち上げ、参加したかったです。都合が悪くて残念。
次回期待してます。

天気も良く、三ノ輪の散策も楽しんで帰らせていただきました。
幸せな1日をどうもありがとうございました。
(なぜ、三ノ輪には日本蕎麦屋と餃子屋があんなに多いのだろう)

ネタバレBOX

往路18番席は役者さん席(復路は違います)。
3話目の「やさしい鬼塚さん」の際に、役者さんが演じた後、一旦席に戻ります。
席に座った役者さんはiPhoneをいじっています。
本来はやってはいけないことなのですが、これも演技だと思い画面を覗きこみますと、、、
さすが芸が細かい。
彼女が(舞台設定で)神と崇め、苗場に目指すユーミンの写真と苗場のスキー場の地図を観ておりました。これ、17番席でしか確認できないので、是非ご覧下さい。
「マーニ ~その隠された人生~」再演

「マーニ ~その隠された人生~」再演

SPPTテエイパーズハウス

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2018/02/07 (水) ~ 2018/02/11 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2018/02/11 (日) 19:00

やはり、年代を問う舞台ですね。
50歳代半ばの私などは、どれも楽曲が流れるたびにもう目頭を押さえてしまう。大変失礼だと思いながらも、そこにマーニがいて、ヘップバーンがいて、ユル・ブリンナーがいてと想像するだけで、演技の可不可やちょっとした不出来など気にならないくらいに楽しく美しい舞台でした。

ただ、この年代をというという点、役者さんにとっても大きかったのではないでしょうか。
というのも、女優陣全員が役にはまり切って、全力疾走感半端ないのに(まさに、私は女優よ!と全身で、他の役者さんたちと渡り合っている)、若手男優陣がダメダメ。だって、こなし感一杯で、まあやっています、というくらいに乗りが悪い。演技に本腰が入っていないというか、やらされ感まで漂っている。
妹尾さん他のベテラン男優陣が、この時代のハリウッドに対するリスペクトが体とセリフで一杯いっぱいに溢れているから、一層、もっさりとした印象が強調されている。嫌ならやめれば、とまで言ってしまおう。

私は舞台としては、1人の人物を描くうえで、エピソードを中心に時間軸を交差させながら進めるというやり方は王道だし(といっても、他の方法は想像もできないのだけれど)、よくまとまっていると思う。だから、周辺の部分が粗い(拙い)と、それだけで興が削がれるのだよなあ。

でも、この時代のミュージカルが好きな方には、やはりお勧め。


ネタバレBOX

YUMIKAさん、あの衣裳を着て舞台に立てるなんて一生ものです。お見合い写真とかに是非使ってください。本当にキレイ!もちろん、素がよいからですけれど。
こういう舞台こそ、写メとかしてくださいよ。ブロマイドなかったですよね。うーん、欲しい!!!
さようなら

さようなら

オパンポン創造社

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2017/03/03 (金) ~ 2017/03/06 (月)公演終了

満足度★★★★

エレジーと呼びたいほどの哀感!
面白かった!!
東京の皆様是非!

衣衣 KINUGINU

衣衣 KINUGINU

metro

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2018/02/09 (金) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/02/10 (土) 14:00

月船さららと結城座の出会いは、奇跡的だと思う。
でなければ、「ゴーレム」のような伝奇物は具現化できなかったろうし、ましてやこの作品のように泉鏡花の世界を見事に立ち上げることはありえなかったろうから。

「天願版・カリガリ博士」のチケットを購入した時、あとで気付いたのだけれど人形劇だと判り、しまった、と思った。まあ、購入したのだから仕方ないか、と足を運んだのだけれども、この失敗(と当時は思った)がその後の観劇に対する視野を凄く広げてくれた気がする。

どうも人形劇は、苦手だ。文楽も何度か見たけれど、好きな浄瑠璃演目でも、数人がかりで所作を操るのはせわしない。操り人形他でも同様で、上から動かそうが下から動かそうが、動かしている人間の所作が気になってしょうがない。

しかし、「天願版・カリガリ博士」しかり、「ゴーレム」しかり、この「衣衣」しかり、人間と人形とが一緒に演じることで、幽界と現実との狭間を見事に取り払い、観客にその世界を自由に行き来させてくれる。そこには生があり、生を与えられた虚が共存する。その玄たる世界観が見事。

月船さららさんの表現したい世界を「二輪草」に観たとき、その後に「ゴーレム」を観ていかにもと膝を叩いた次第。

「天眼版・カリガリ博士」で、後藤仁美氏のデビューに立ち会った至福を反芻しながらMetroという月船さらら表現の場に潜り込めた幸運に浸りながら、この「衣衣」にて泉鏡花の幽玄美を堪能させてもらったことに感謝。

ネタバレBOX

ちなみに、席は最前列がお勧めです。それもいわゆるでべそのかぶり付き席が。月船さんの指の先々の神経の動きまでが、数十センチという至近で堪能できます。
『タバコの害について』ほか1篇

『タバコの害について』ほか1篇

劇団夢現舎

新高円寺アトラクターズ・スタヂオ(東京都)

2018/02/13 (火) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

 これだけの難物を見事な舞台に昇華している。華5つ☆

ネタバレBOX

 チェーホフが晩年迄の16年間に何度も推敲を重ねた作品「タバコの害について」を見事に、そして忠実に、而も当意即妙に立体化し得た舞台だ。換言すれば人生そのものの精緻で正確であるのみならず、的確な見取り図である。夫と妻という社会的・人間的そして獣的相互関係は、同時に知的・生理的・社会的・文化的敵対関係を包摂しつつ、同居する。生活という自由を蝕む不気味と共時的に。目には見えず、音も立てずに忍びより、あくび一つで世界を丸ごと呑む。この恐るべき侵食を講演という形を採ることによって顕現させ、その内実を脱線させることで、子を為させ家庭という牢獄に夫を縛りつけようとする妻という存在の本質が夫に求めさせるAnywhere out of the world.を描いている訳だ。無論、こんな男女のどのような組み合わせにも等しく襲い掛かる老いについても、この作品は、見事で全く余計な要素のない筆致を用いて描いている。
 極めて深く、微妙で本質的なこの難物を見事に読み込なし、味付けして提示した今回の舞台。ほろ苦い大人の、切実で深い本音を紡いで見事である。演じた益田 喜晴さんの作品解釈の見事さに裏付けられた演技の深さ、表現技術の素晴らしさも見所である。
 チェーホフの「タバコの害について」は、1902年の作品だが、夢現舎の「たばこの害について」は2018年の作であり、煙草に漢字を当てていないのは、外国人であるチェーホフ作と夢現舎作を一目で見分ける為であろう。公演では、第一部で夢現舎のオリジナル作品「黄金時代(仮)」から一部抜粋し今公演の為に短編に改編された2018年作が使われている。(最終行、当パンをほぼ踏襲して作成)
 因みにたばこ平仮名版では、男女の関係のうち男はアートと作品化する為の自由を得ているのに対し、同居女性は、彼の世話を焼き、身の周りのことを総てこなしている生活に縛られているのに、妻にもなっていないことから来るストレスを抱えており、このことを対立軸として芸術と芸術家、そして生活が、彼らが浴槽で飼っている獰猛極まる魚と捉えられているが、実はかなり臆病なピラニアに仮託されつつ描かれ、本編の前座という構成で本編とは対比される内容になっている点は流石である。而も本編は一人芝居であるのに対し、こちらは二人で演じられ、子供が本編では女の子ばかり7人居るのに対しこちらは零である点も興味深い。このように全体として対立軸を用いる構成も演劇的であり的確である。無論、本編にも出演する益田さんの相手役をしている三輪 穂奈美さんの演技もグー。
髑髏城の七人 Season月

髑髏城の七人 Season月

TBS/ヴィレッヂ/劇団☆新感線

IHIステージアラウンド東京(東京都)

2017/11/23 (木) ~ 2018/02/21 (水)公演終了

王道をやり抜くのは凄いと思う。
誰にでも分かるモノを作るくだらなさと誰かにしか分からないモノを作る虚しさ

「フエルサブルータ」(FUERZA BRUTA)

「フエルサブルータ」(FUERZA BRUTA)

アミューズ

ステラボール(Stellar Ball)(東京都)

2017/12/14 (木) ~ 2018/02/28 (水)公演終了

満足度★★★

子供が入場無料!!

ダンス30s!!! シアターコレクション

ダンス30s!!! シアターコレクション

モモンガ・コンプレックス プロジェクト大山 MOKK

こまばアゴラ劇場(東京都)

2018/02/01 (木) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

満足度★★★★

単純に良かった!!

近松心中物語

近松心中物語

シス・カンパニー

新国立劇場 中劇場(東京都)

2018/01/10 (水) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

宮沢さん美しかった

柿喰う客フェスティバル2017

柿喰う客フェスティバル2017

柿喰う客

赤坂RED/THEATER(東京都)

2017/10/04 (水) ~ 2017/11/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

『無差別』を日数を空けて2度観劇。また後夜祭にも参戦。

1度目は事前情報無く、2度目は動画サイトに置いてある以前の公演を観てから。
恐ろしく惹き付けられる魅力溢れる作品で圧倒された。
この作品を女性キャストだけで演じ切った皆さまに素直に賞賛を送りたいと思います。
狗吉を演じた長尾友里花さん、狗子を演じた齋藤明里さんの組み合わせが妖しく、魅力的でした。
また真徳丸を演じた葉丸あすかさんも印象的でした。

作品が進み、全出演者の演技が観客を連れてトランス状態というか、カオスな世界に連れて行かれた気がしました。
面白い作品でした。

すすぎ〜記憶に漂う柔軟剤〜

すすぎ〜記憶に漂う柔軟剤〜

劇団5454

劇場HOPE(東京都)

2018/01/20 (土) ~ 2018/01/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

役者さんの魅力をたっぷり詰め込んだ1人舞台でした。
小説のような語り口で、主人公が見ている世界を共有しているような感覚になりました。
話の面白さ、美術、照明、役者さんのパフォーマンス、どれをとっても一捻りあるくせになる舞台でした。

またやって欲しいです。

カスタネット

カスタネット

おぼんろ

ワーサルシアター(東京都)

2018/01/25 (木) ~ 2018/01/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

悲しくてやさしい物語でした。末原さんのお芝居も、物語の力もどちらもすごい。

ずっと語り続けたいと思えるような舞台でした。

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