最新の観てきた!クチコミ一覧

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ダニーと紺碧の海【フルムーンリリー】

ダニーと紺碧の海【フルムーンリリー】

フルムーンリリー

ステージカフェ下北沢亭(東京都)

2018/02/16 (金) ~ 2018/02/17 (土)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/02/16 (金) 19:00

男と女が拒絶しながらも一方で強く求め合う姿を観ていて、その根底に流れるものに救いを感じました。
全然自分とは全く関係の無い話であるはずなのに、自分の中にある何かが涙を流した感覚がある。
二人の世界観にどっぷりと浸かった濃密な舞台でした。
観て良かった。

見よ、飛行機の高く飛べるを

見よ、飛行機の高く飛べるを

ことのはbox

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2018/02/14 (水) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

満足度★★★★

以前からこの芝居のことは気になっていましたが、やっと観ることができました。2時間30分良い時間を過ごしました。女学生たちの声が少し聴き取りずらいところがありましたが、後半はこの芝居に引き込まれました。

流れんな

流れんな

NPO法人大阪現代舞台芸術協会-DIVE-

ウイングフィールド(大阪府)

2018/02/15 (木) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/02/16 (金)

ずっと気になってた作品です♪こんなにドロドロして激しく深く感情をぶつけ合うお芝居やとは思わなかったです☆【陰】な世界観なのにそれでいてずっと笑顔で観れるのが凄いなーと感じました♪それは出演者の華やかさによる所が大きいと思うんでまさにキャスティングの勝利と言えるんじゃないでしょうか☆

沈黙の音

沈黙の音

演劇企画アクタージュ

参宮橋TRANCE MISSION(東京都)

2018/02/15 (木) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

満足度★★★★

チラシの説明…ある地下室で起こった男の事故死 はたして男の死は本当に事故死だったのか。彼らを待ち受ける真相とは…とミステリー風であったが、内容的にはサスペンス劇に近い。彼らとは、実際に登場しない”死体”を含め6名であるが、”沈黙”の死体によって崩壊していく人間関係の”音”が聞こえてくるようだ。
(上演時間1時間20分)【Bチーム】

ネタバレBOX

舞台は死者の自宅の地下室。そのイメージはコンクリートむき出しの壁、上手側にソファー、ダストまたは排気口、下手側奥に外への出入り口の階段があるが、今はその蓋(扉)に鍵が掛かっている。客席寄にテーブルがあり雑多な小物。そして地下室にトイレが…。上演前は立ち入り禁止のテープ、死体があったことを示す跡。

暗闇の中で目覚め…何処にいるのか、今何時なのか、という日時場所が解らないまま其処に居る人物紹介が始まる。見知らぬ同士、何故ここにいるのか、そして密室という特別な状況下で疑心暗鬼になっていく心理状態を描く。その不安と焦りのようなものが怒声に表れる。サスペンス風に緊迫と緊密な関係性が次々と明らかになっていく。

密室ミステリーの謎解きを期待したが、登場人物それぞれに殺人動機のようなものが見え始め、互いに疑いと詮索の目を向ける。その動機に基づく、各人の心理状態をシュミレーション回想として挿入してくる。その時に死体が生前の姿として現れるが、それはもう一人の登場人物が…。当初ミステリーとしていた密室が案外簡単な、というか元々密室では無いような。
男の死を巡り虚々実々の会話が繰り広げられるが、時にまったく関係ない方向へ誘導するのは、観客操作であろうか。例えば「News23」が始まる時間帯のこと、ペットボトルの差し入れの如くである。

ラスト…ある登場人物へスポットライトが朱色、まさに血に塗られたようで、そこに佇んでいる姿は狂気の様。そして流れる音楽が印象的であった。

次回公演を楽しみにしております。
私信/来信、ユートピア

私信/来信、ユートピア

青色遊船まもなく出航

シアター風姿花伝(東京都)

2018/02/09 (金) ~ 2018/02/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

それぞれの抱えた痛みやコンプレックスを繊細なタッチで表現された作品で、
その痛みが観ている此方にも伝わってきて胸が締め付けられる思いでした。

ネタバレBOX

特に印象的だったのは、
レイの出現、空気を変えるような、、別次元へ連れていかれ...そして透明感のある神秘的な語り口....
これは、少女が発した心の声?意思と捉えられるのではないか?と、
”自分は自分でありほかの誰にもなることはできない
ユートピアという幻想の世界に現実から逃避しても何の解決もない
自分と向き合いしっかりと生きていこう”
というメッセイジが伝わってきました。
このあたりからか、
清々しい笑顔に変化していったのが印象的でした。

いろいろと考えさせられるそんな物語でした。


見よ、飛行機の高く飛べるを

見よ、飛行機の高く飛べるを

ことのはbox

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2018/02/14 (水) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

2015年6月の初演を観させていただき、素晴らしい作品(舞台)であったことは憶えているのですが、
この再演を観て思ったのは、2年8ヶ月も経つと歳のせいか(笑)結構忘れてしまうものなんですね。
そんなこんなで、初めて観る作品のようなワクワク感もあり楽しめました。
戯曲の素晴らしさは勿論ですが、演者の好演を以ってとても満足できた舞台でした。

髑髏城の七人 Season月

髑髏城の七人 Season月

TBS/ヴィレッヂ/劇団☆新感線

IHIステージアラウンド東京(東京都)

2017/11/23 (木) ~ 2018/02/21 (水)公演終了

満足度★★★

若い頃から観てきた

ミュージカル『アラジン』

ミュージカル『アラジン』

劇団四季

電通四季劇場[海](東京都)

2015/05/24 (日) ~ 2023/01/09 (月)公演終了

満足度★★★★

ディズニーは夢がある

皆殺しの天使

皆殺しの天使

“STRAYDOG” Seedling

ワーサルシアター(東京都)

2018/02/14 (水) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2018/02/16 (金) 14:00

座席1階2列2番

STRAYDOGの舞台は、過去に拝見したことがあるけれど、“STRAYDOG”Seedlingとしては初見。

いやあ芸達者な皆さんです。
とにかく、テンポよく一切の淀みを生ずることなく舞台は進行していきます。
今回はAチームを観たので、ヒロイン朱玲花を森岡里世あんが演じています。

この朱玲花、日本語がよく判らない(というフリをしている)設定で、誤った日本語を使うだけではなく、ダジャレを連発する。「私」を「タワシ」と言うし、「ありません」を「アリマオンセン」と言う。幾つものこれらの表現を繰り返し繰り返し使う。その上、相手の日本語がよく判らないという設定だから、会話がかみ合っていないことがしばしばある。
だから、通常の会話設定がなされていないわけで、これを破綻させずに演じ切るというのはよほどの鍛錬と才能がなければできないと思う。まずは、その点が素晴らしい。

舞台は小ネタと情報量に溢れ、同じ設定のネタ(例えば「〇〇ー人名、ってもう死んでいるけれど」これに返しで「いやまだ死んでいない」というのも入る)がリフレインする。突然、漫才を始めたり、昔の歌(子連れ狼!とか)やコマーシャルフレーズ(あたりまえだのクラッカー」が頻出し、ダンスも披露。とにかく楽しいこと、楽しいこと。
蘊蓄が多い人ほど楽しめる舞台だ。
 こうした舞台は、観劇者も気が抜けないし、役者さんの脚本への練度は並大抵のはずはない。ただただ、凄い。
 しかし、もったいないと思うことも幾つかある。例えば、アドリブだろうと思われるシーンが幾つかあるのだけれど(赤羽一馬さんパート)、当然、観客のうけを狙うだけに、それまでどんなギャグにも冷静に対応していた役者さんたちもつい笑ってしまうこと。これが楽屋落ちのようで、舞台の品を少し貶めているような気がしてならない。

しかし、舞台として考えると、どうか、、、、




ネタバレBOX

主人公詐欺師の坂巻は、田舎で一儲けしようとするが、それが映画のオーディション。しかし、どうもオーデションの態をなしていない。この場面だけ妙に寒い。

そして、コメントのように楽しいのだけれど、ストーリーが散逸してしまい。
ラストでヒロインを殺し、主人公がその死に泣き叫ぶ、という落ちはちょっと安直に過ぎる気がする。なぜかというと、人間関係がよく判らないまま進んでいき(例えばドクターと朱の関係)、感情の交換場面が少なく(朱と酒巻を中心に)、そうなると朱の死が意味するところや、酒巻が慟哭する意味が分からない。

もうちょっとストーリーの展開に軸足を置いて、一本芯を持たせる必要があったと思う。そこが残念至極。
近松心中物語

近松心中物語

シス・カンパニー

新国立劇場 中劇場(東京都)

2018/01/10 (水) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

なかなかに良かった

見よ、飛行機の高く飛べるを

見よ、飛行機の高く飛べるを

ことのはbox

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2018/02/14 (水) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

満足度★★★★

前からタイトルはよく目にしていたこの舞台、観るのは今回が初めてでしたが、2時間半という上演時間は長く感じず、やはりよく出来た戯曲だなあと。個人的に興味があった杉坂役の廣瀬響乃もよかったし、女学生たちはみな好演。光島役のはるかぜちゃんも堂々としたものでした。他の方も書いてましたが、夜のシーンが美しく、印象に残りました。

ネタバレBOX

個人的には、「質実剛健」「温順貞淑」といった校訓の書の「字」がしょぼかったのが残念。「温順貞淑」の方は、中村先生がさんずいの跳ね等の形に苦言を呈すというシーンがあるにせよ、明治の学校に掲げられた書としては、いささか安っぽい出来に感じました(大人の押し付けだから?)。
サロメ

サロメ

TremendousCircus

シアターシャイン(東京都)

2018/02/10 (土) ~ 2018/02/12 (月)公演終了

満足度★★★★

サーカスとはよく名付けたもの。所狭しと現れる魑魅魍魎の人々。
エンターテインメント性の高い内容で、シックで煌びやかな衣装の数々は本格的なレベル。
少々残念あのは美術セット。衣装に比べると天地無用の開きがあるチープさ。
個性を彩る衣装がコスプレティックに写るのはもったいない処。
当て書なのか演出なのか、多くの登場人物が妙にマッチングし世界観に深みを与える。
ただ物語的には想いの広がりをコントロールしきれない感も見えが
全体的には楽しめるよい作品。
次回作にも期待。。。

ネタバレBOX

個人的には更に精神世界に踏み込んだ闇を見せて欲しかった。
狂気に咽ぶヘロデと、崩壊して逝くサロメの姿も一興かと。
柱の二人は勿論の事、舞台の世界観を牽引する力溢れる役者人も魅力。
バリトンボイスが隅々に響き渡るナラポート、中性的に要所をしめるカイアファ、
怪物的な躯体で凌駕するサルマキーなどなど特によかった。
惜しむらくは物語のキーマンである預言者ヨナカーンの台詞が聴きづらい。
『タバコの害について』ほか1篇

『タバコの害について』ほか1篇

劇団夢現舎

新高円寺アトラクターズ・スタヂオ(東京都)

2018/02/13 (火) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

どう考えればいいんだろう。小道具がたくさん出てきて。それが講演っぽくない感じもあるんだけど、小道具がたくさん出てくると、それはそれで変化も出て、面白いのかも。

ネタバレBOX

ただ最初から屏風とかマネキンはやりすぎでは。最初から変化球すぎるような気がして。
チェーホフってシイタケが嫌いだったのですか?女は復讐したかったってことですかね?
君のそれはなんだ

君のそれはなんだ

オイスターズ

AI・HALL(兵庫県)

2018/02/09 (金) ~ 2018/02/10 (土)公演終了

満足度★★★★

観てから1週間ほど経過してますが「君のそれ」どころではなく「あれは何だったんだ!」と色々な考察が頭の中でぐるぐるまわってます。

観終わったあとの想像・妄想力の膨らみようがものすごくなります。
怖くもあり面白かったです。
これを観た方と語りたくなりますね。

ネタバレBOX

夜の山道を走るタクシー、そこへ大きな荷物を持った客が。
霊を乗せてしまった!と思い込み、おどおどするタクシーの運転手と淡々と話す客との会話が滑稽で面白かったけど、だんだん客側にも不審なところが…。
と話が進んでいくとミステリーのようなホラーのような不気味な空気に支配されていく感じがたまらなく良かったです。

終演後のセットの下からのライトが更に不気味な印象で目に焼き付いています。
サロメ

サロメ

TremendousCircus

シアターシャイン(東京都)

2018/02/10 (土) ~ 2018/02/12 (月)公演終了

満足度★★★

「サロメ」の話はごく短いが、今回の舞台はそれを大幅に改造、拡充したものでこの物語の精神を理解しようとしていた私の助けにはならなかった。しかし、あまりに妙な内容に調べてみる気になったのは幸いというべきか。

複雑な構成になった原因の一つは現代の様々な苦悩を表現しようという狙いにあり、そしてもう一つは若手の育成のために全員に見せ場を与えたことにある。これでは散漫になるのは当然である。

テーマを増やすのは良いとして
・サロメとヨカナーンが昔からの恋人であったり、
・サロメが子供を産んだことがあったり
するようなサロメ物語の骨格を変えてしまうことはさほど有名でない物語に対してはいかがなものかと思う。またヘロデ達が殺されてもすぐに生き返るのはサブストーリーを繋ぎきれなかったのだろうか。

衣装については、私が最近AKB48の「ハロウィン・ナイト」のPVを繰り返し見ていたこともあって、自然に世界に入って行くことができた。統一感のある整ったものだった。

演技について少しだけ書くと、ヨカナーンのセリフ回しが預言者らしくて良かったのだが、独白が長いところでは集中力が切れるのか段々と素に戻ってしまっていた。それでは聴いている私も折角のファンタジーの世界から現実に引き戻されてしまう。サロメの踊りが無いことも残念だった。まあしかし、あの舞台の流れでどんな踊りをするのか、それができる人材がいるのかと問われれば誰でも答えに窮してしまうだろう。

ネタバレBOX

以下は私が調べたことの単なるメモです。
Wikipedia によると
サロメは実在の人物で新約聖書の記述は
・「サロメ (ヘロディアの娘)」の項に『マルコによる福音書』からの引用(900文字)などがある。
これを基にしたオスカー・ワイルドの戯曲については
・「サロメ (戯曲)」の項の「あらすじ」500文字で骨子は十分であり、原著を全部を読んでもすぐに終わる。

後者で王の名がエロドとあるのはワイルドは仏語で書いたのでそれを尊重して仏語の HÉRODE の読みを採用した(エロドよりエロドゥに近いかも)からである。
預言者の名がヨカナーン(Iokanaan)であるのはワイルドがヨハネのヘブライ語表記を選んだからである。イエスに洗礼を授けたので洗礼者ヨハネと呼ばれ、イエスの最初の弟子の一人である使徒ヨハネとは別人。

内容的な違いは前者では首を望むのは母であり首は母に渡され、後者では(母もそれを称賛しているが)サロメ自身が望み唇にキスをする。また後者では最後にサロメはヘロデによって殺される。史実ではその後も生きている。

*上記Wikipediaの他、オスカー・ワイルド著、平野啓一郎訳「サロメ」、光文社古典新訳文庫、の本文、注釈および田中裕介の解説を参考にした。
ステージⅡ

ステージⅡ

劇団K助

シアターサンモール(東京都)

2015/07/01 (水) ~ 2015/07/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

美咲役のお二人が素晴らしかった!

流れる

流れる

万本桜企画

千本桜ホール(東京都)

2015/11/18 (水) ~ 2015/11/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

この公演で小池さんを知りました。

ネタバレBOX

姉を主演にし、姉妹で頑張っている様子が素敵でした。
おたまじゃくし【15日より大阪公演開幕、チケット好評発売中!】

おたまじゃくし【15日より大阪公演開幕、チケット好評発売中!】

劇団鹿殺し

ABCホール (大阪府)

2018/02/15 (木) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

鑑賞日2018/02/15 (木)

ぶっ飛んだヘビメタバンドをモチーフにしながら、深い家族愛を描いたお芝居でした。とても素晴らしかったです。
お値段が少々高いのが難点ですが、内容を考えれば納得です。

綿の味

綿の味

万本桜企画

千本桜ホール(東京都)

2016/06/21 (火) ~ 2016/06/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

再演して欲しいです。

np tempo(ナップテンポ)

np tempo(ナップテンポ)

!ll nut up fam

萬劇場(東京都)

2018/01/26 (金) ~ 2018/01/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

今回もイルナップらしい舞台で、何回も舞台に足を運んでよかったと思っている。
旗揚げ公演のanimoから観ているが、今作は2周年公演ということで、作品のレベルがどんどん上がっているように感じた。劇場はピンクで統一されて、たくさんデコレーションもあり、とても綺麗に飾りづけされていた。自分の幼少期を思い出させるようなキャラクターの設定で、なんだかとても親近感が湧いた。
アクションシーンもレベルの高いものに仕上がっていて、とても満足。今作はダンスシーンもあり、全員が楽しんでいる姿が印象的だった。面白いだけでなく、終盤にかけて感動する作品だった。
次作も3月にあるということで、期待。

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