最新の観てきた!クチコミ一覧

52741-52760件 / 191642件中
あまんじゃく!

あまんじゃく!

チーム・ギンクラ

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2018/01/31 (水) ~ 2018/02/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

(遅ればせながら)この舞台を一言でいうなら、「当たり前のことが産み出す感動」とでも言うのだろうか?台詞も、組み込まれているエピソードも、決して目新しいものではない。
むしろ定番的な内容が多い。その使い古されたものを、脚本の上手さか?演出の腕か?役者の演技力の賜物か?使い古されたものが、各ピースの組み合わせで、違う光を放つように感じられた。みんなが可哀そうと同調するだけではなく、反論・否定・逆転して答えを導き出す。それが説得力を上げて、観る側の心に響くものになったのではと思う。
コメディ八割・涙二割という事だが、この二割が半端なく大きく残る作品であった。
“当たり前”誰もが傷の一つや二つ、悲しみや後悔を抱えて暮らしている。誰もがごく普通に生きているように見えて、心の中に沈み込んでいるものがある。それでも、前さえ向いていれば、それを越えて生きていけるんだよ、というメッセージ。ありふれたセリフのそれぞれに共感した観客は少なくないと思う。

ちなみにわたし的には
“親だって、自信なんかない。だけど頑張ってるんだ!”
この前辺りからじんわり涙腺が刺激されておりました。

“はいはい!母は頑張ってるんですよぉ!”
心の中で答えた私がおりました。


オホヒルメ

オホヒルメ

アブラクサス

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2018/02/01 (木) ~ 2018/02/05 (月)公演終了

満足度★★★

(遅ればせながら)これは女帝としてのサイドからのお話。出来れば、そこに女性としての想いが加われば、もっと引き寄せられたのではないかと思います。あくまで、「神格化した天皇」という存在であろうとした生き方だけが静かに語られたように思えます。女帝の“生身の女”の部分が無い事にどうしても違和感を感じざるをえません。
また、登場人物が女帝の一生としては少なすぎるようにも思えます。彼女の収める国は広く、彼女の世界は狭いという事なのだろうか?と思うことで納得はしましたが・・・。
出来るだけ史実に基づいてという事だったのだとは思いますが、もう少しわかりやすくするためのアレンジがあっても、良かったのではと思います。

聞きなれない名前や名称の多い舞台。戸惑った観客も少なくはなかったと思います。
それをもう少しわかりやすくすることは出来なかったのでしょうか?
音の流れや人の動き(身分差)で、変えられる部分はあると思うのですが?
また、天平の雰囲気を表すためにも、セリフの突っかかりは厳禁!あまりにも多すぎでした。たおやかで滑らかな語り口が欲しかったと思います。

セット・女性陣の衣装など試行錯誤の結果が良く出ていたと思われますが、男性の衣装にそれは足りなさ過ぎたと感じられます。

といろいろ言いつつ、最後に言いたいこと。
メインの演技は素晴らしかった!
小劇場にはめったにいない品格のある存在!一瞬でしたが、神々しい表情まで見せた!実に美しい演技でした。



見よ、飛行機の高く飛べるを

見よ、飛行機の高く飛べるを

ことのはbox

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2018/02/14 (水) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

(遅ればせながら)名作を小劇場の舞台にうまく乗せたと思える。まずはキャスティングの良さ、そして全体から感じる情緒。一場ものだが、その風景が建物の外でさえ良く感じられる。

出演者、なんとイキイキとした少女たちだったか!メインの二人は勿論のこと、他の少女たちにも感じられたみずみずしさ。あの世代ならではの清潔感!まったく違和感なく、女学生たちの日常と心の変化を味わうことが出来た。

一番拍手したいのは照明。
暗転の余韻、ぶつ切りの暗転の多い中、感情の残りを見せたり、話の続きを想像させるものがあった。また、プロボースの際の次第に変化して行くそれは、三島の心の変化をも表しているようで、実に美しかったし、印象深い。通常、観劇の際、照明に関しては、あまり注目していない。(よほどひどいか、よほど素晴らしかったかの二つしかない)でも、この照明の効果ははっきりと印象に残った。


カチナシ!

カチナシ!

ラビット番長

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2018/03/01 (木) ~ 2018/03/05 (月)公演終了

満足度★★★★★

(遅ればせながら)主軸を二つ、実に対照的。そして、それにかかわる人々。いづれも脇であるにもかかわらずイキイキと描かれている。将棋に対する執着や向き合い方。ここに夫婦の愛や、老人ホームの有り方が描かれる。これだけの要素があっても、どれもご都合や添え物にならずに舞台に存在する。登場していないキャラさえ、イキイキとそこに存在する。どこかでつながっているラビット番長の作品たちが、大きな財産となってそこに存在するのも感じられる。過去ネタが絡んでも違和感や不快感がまったくなく、むしろホッとさせる要素となっている。

あの小さなステージに三つの場、いやいや四つ、それがスムーズに展開していく。これは見事!メイン・サイド・全体の使い分けが、また上手く構成されていた。どれもつぶれることなく、しっかり場面が活かされている。話の流れがだれることなく、テンポ良く進む。
また、あの舞台にあの人数、それがスムーズに動いていたのも、何気に凄い事だ。
全面から溢れてくる“温かさ”“思いやり”“向き合う姿勢”それらも演出の持ち味が出ていたと思える。

当初はまたこのネタか?と思ったが、観終わる頃には
“井保さん、一生このネタだけでもいいよ、”とすら思わされた。

ファミリィゲーム

ファミリィゲーム

劇潜サブマリン

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2018/02/08 (木) ~ 2018/02/12 (月)公演終了

満足度★★★

(遅ればせながら)実に困った作品です。なんというか毒気と狂気と、ねじれ。人を裏側から見るような描き方。普通のようで、普通ではない者たちが囚われていることに気づけないまま、どんどん追い詰められていく。その辺りの描き方は上手いと思いつつ、ちょっと中だるみも感じる。
後半、立場が逆転してからの展開、狂気が増して観ているのが嫌になって来た。
ハッキリ言って話としては嫌いです!ですが、その吐き出すような感情の描き方はイイ!
そういう毒が満載した作品に徹底すれば良かったのに、ラストにはなんかガッカリしました。自然の前では人のどんな感情も無に帰るという事なのか?一体今までのあの騒ぎは何だったのか?なんにせよ、人対人の結末は人対人で終わらせて欲しいと思いました。

「マーニ ~その隠された人生~」再演

「マーニ ~その隠された人生~」再演

SPPTテエイパーズハウス

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2018/02/07 (水) ~ 2018/02/11 (日)公演終了

満足度★★★

(遅ればせながら)
出演者それぞれがしっかりした演技が出来る方たちではないかと思うだけに、
稽古時間が足りなかったのか?単純に相性が悪いのか?
コミュニケーションの取れなさが嫌というほど感じられました。
前半の間合いの悪さは、ただでさえ無駄な空間が有り余っている舞台に
ギクシャクとした空気が漂ったよう。

それを引き締めたのはエレナとオルドリィの二人の女優
癖のあるエレナに凛としたオルドリィ
バラバラだった舞台にようやくまとまりのようなものが見え始めホッとしました。

唄は聞き応えがあって良かったけど、
ダンスはあまり頂けなかったように思うのは私だけでしょうか?
途中マーニーの唄が口パクだったのはなぜか?疑問が残ります。

初日に観劇させて頂きました。
初日だからという“いいわけ”のない舞台が基本だと思っています。
高評価の方たちもいらっしゃるようなので、後日、持ち直したのかもしれませんが、
観客は基本一度で判断するという事をお忘れなく。

二ツ巴-Futatsudomoe-<舞台写真公開中!>

二ツ巴-Futatsudomoe-<舞台写真公開中!>

壱劇屋

ABCホール (大阪府)

2018/04/06 (金) ~ 2018/04/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

枚方に住んでいながら壱劇屋さんを知らなかった〜恥ずかしい・・。 谷川愛梨さん推しの縁で今回こんなに素晴らしい舞台に出逢えた事を幸せに思います。初めての殺陣に挑んだ谷川さんの熱演にも心打たれました。せひ再演でもう一度観たいと思います。

愛と哀の間で

愛と哀の間で

劇塾!S.W.S

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2018/03/31 (土) ~ 2018/04/01 (日)公演終了

満足度★★★★

今まで見てきたSWSで、一番面白かったです。
スリリングなサスペンスものでよかったです。

小栗上野介忠順

小栗上野介忠順

劇団め組

劇場MOMO(東京都)

2018/03/28 (水) ~ 2018/04/01 (日)公演終了

満足度★★★★

男たちの熱い台詞の塊が客席に放たれ、熱量の高い芝居が展開される中、
一筋の清流の様に軽やかな女性の声がこだまする。
そんな人間くさい舞台が清々しく感じた。
軽快さと単なる軽さが紙一重な舞台が多い中で、一本筋が通ったような実直な物語りも面白い。
歴史上の人物であるから、様々な見方も解釈も出来るが、
一つの物語として楽しめる痛快な作品でした。
しかし幻の軍資金は本当に存在しないのであろうか。

二ツ巴-Futatsudomoe-<舞台写真公開中!>

二ツ巴-Futatsudomoe-<舞台写真公開中!>

壱劇屋

ABCホール (大阪府)

2018/04/06 (金) ~ 2018/04/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/04/08 (日) 15:00

初めて舞台で演劇というものを見ました。
映画やライブと違って敷居の高いもの難しいものと思っていました。
声を発しないworldlessということもあり
理解できるのかな?と不安でしたが
始まってものの数分で世界観に引き込まれました。主演のNMBのお2人も全然知らなかったのですが、アイドル感を感じさせないほどの
圧倒的の演技力でした!再演希望!

漂流

漂流

HitoYasuMi

ワーサルシアター(東京都)

2018/03/28 (水) ~ 2018/04/01 (日)公演終了

満足度★★★★

立体感のある工夫を凝らした美術セットは物語の進行を巧にサポートし演出するなど
視覚的な幅も、物語の深みも増してくれる
効果的で深みを醸し出す良いツワモノ美術。
初めて拝見する団体さんで、これまでの傾向などはわかりませんが、
人間それぞれの立場で生きることに執着するサスペンス的な展開がストレートで面白い。
そして個性あふれる役者陣も好感触。
様々な色を出せるようなので、また違ったカラーの物語を見てみたい。

ネタバレBOX

謎めいたレイコは、真由美や教祖以上にパンチのある役柄なのに、少々控えめなポジションなのは
演じたのが作・演出の大村さんだろうか…少々もったいないかな。
何も見てない考えてない素振りの教祖が最後に放った
「笑うし、話すし、一緒にいるけど、絶対に許さない。」
かなり心に響く重くて力強い言葉だった。
ヘッダ・ガブラー

ヘッダ・ガブラー

シス・カンパニー

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2018/04/07 (土) ~ 2018/04/30 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/04/08 (日) 14:00

 イプセンの有名な作品だが、暗く悲しい物語になっていた。2009年、箱庭円舞曲の古川の演出、小沢真珠主演で赤坂RED/THEATERで観たことがあるが、我が儘な女性に翻弄される人々、という印象しか持てなかったことを思い出した。舞台の大きさも、出演者・演出も違うので、単純に比較することができないが、この古い時代の女性の生き方を考えさせる芝居として、寺島しのぶが演じてる印象を持った。水野美紀が弱気の女を演じるというのは、ちょっと外した感じを最初は持ったが、最後には芯の強さを出していたのは演出か、彼女の力か。

ストラタ

ストラタ

一十口企画

新宿眼科画廊(東京都)

2018/04/06 (金) ~ 2018/04/08 (日)公演終了

満足度★★★

 シュールなナンセンス作品だが、笑えない残念さが残る。交差点で子どもが交通事故で死ぬ。車を運転していた男の妻は同じ日に子どもを産む。真相を隠そうとする夫婦だが、近所に住む2歳の子どもが事故を目撃していた。そんな中、現場検証に連れて来られた夫婦だが、警察官がなぜかインコで、夫婦の母は奇妙な言葉を発する…、というわけで、この辺からシュールな展開になっていくのだが、何が何だか分からぬまま、夫婦と母親はお菓子になって関係者に食べられてしまう。何とも不思議な作品だった。

僕をみつけて/生きている

僕をみつけて/生きている

かわいいコンビニ店員 飯田さん

OFF・OFFシアター(東京都)

2018/04/04 (水) ~ 2018/04/08 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2018/04/06 (金) 19:30

 短篇集『生きている』を観た。何だかハッキリしない舞台だった。
 1つ目の『俺とお前の生きる道』は、突然妻に無断で会社を辞めた夫と妻の会話。ありそうで、ちょっと面白い。2つ目の『進軍、ブラック社畜兵』はひたすらブラック企業をからかい倒す展開だが、気持の良い内容ではなかった。3つ目の『Gの家』は、NHK「おかあさんと一緒」放送終了後の登場人物(動物)達の物語だが、これが全く分からなかった。lattice氏の書き込みによれば、これは前作の続き、的作品らしく、だとすれば、そう書いておいて欲しかった。目当ての片桐はづき・國吉咲貴が出ていただけに、勿体ない芝居だと思った。

二ツ巴-Futatsudomoe-<舞台写真公開中!>

二ツ巴-Futatsudomoe-<舞台写真公開中!>

壱劇屋

ABCホール (大阪府)

2018/04/06 (金) ~ 2018/04/08 (日)公演終了

二ツ巴の感想を少々
久沓の従順な家臣の振りをしながら本当はこの動乱を利用し君主を亡き者にし
自分が君主になりたいと悪巧みをする憎たらしい人物
大熊隆太郎さんのこの役のハマリ具合が絶妙で
大変難しいこの役を自由自在演じておられて本筋を見ないで
久沓またぁ どんな悪巧みをするのかを見ているだけでも見応えのある作品になっております

必ず再演されるはずですのでその時は久沓以外の登場人物をじっくり観てみます

ピヨピヨレボリューション公演『Gliese』

ピヨピヨレボリューション公演『Gliese』

オフィス上の空

ザ・ポケット(東京都)

2018/04/03 (火) ~ 2018/04/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/04/06 (金) 14:00

座席J列7番

価格4,000円

テンポが良くリズム感もある場面構成、楽曲の質や使い方などエンターテイメントとして上出来な作品であることに加えて初演を脳内で再生したり今回の東バージョンを想像したりで大いに楽しんだ。
初演を観ていたので一部の人物の設定や台詞に初演時のあて書きの名残を見出したり、逆に脚本執筆の初期段階ではこちらを想定していたのでは?などと想像したり、あるいは新たなキャラクター造形に「そう来たか!」だったりで、より楽しめた感じ。
さらに、客入れ時BGMが使用曲のバックトラックだったので振付や場面を思い出したりも……
また、初演時にも感心したのだがファンタジックではありながら美醜の基準とか価値観の強要など、 けっこう大事なことを終盤で訴えるのもイイ。
それにしても普通は脚本家と作曲家が分業で成し得るレベルのものを1人で創り上げてしまうって、どういう才能だよ、多才か!?(驚)
なお、この回のアフターイベントはシアターゲームで、偶然にも前夜に観たものが人狼を劇中に取り込んだものだったというシンクロニシティも。

シルバー・ニア・ファミリー

シルバー・ニア・ファミリー

プラズマみかん

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2018/04/07 (土) ~ 2018/04/08 (日)公演終了

満足度★★★★

パワフルな舞台で楽しかったです。
誰もが迎える老後。
老人(親)の病気や介護といった問題は、核家族化の世の中では家族だけでは抱えきれなくなってきていて自分の問題として考える機会にもなりました。

ネタバレBOX

子供達には、ただ1つ『愛情』というバトンを渡していきたいです。

二ツ巴-Futatsudomoe-<舞台写真公開中!>

二ツ巴-Futatsudomoe-<舞台写真公開中!>

壱劇屋

ABCホール (大阪府)

2018/04/06 (金) ~ 2018/04/08 (日)公演終了

満足度★★★★

人と水神の和風ファンタジーな世界観、裾や袖が舞う美しい衣装、かっこいい殺陣、水と矢の演出、細やかな表情・仕草・戦う姿で伝わってくるそれぞれの思いなどグッとくる要素が盛り沢山な作品でした。
気づけば世界観に没入して深く感情移入し、特に苦悩する主やともえと父のシーンは度々泣きそうになりました。

川、水流、バリア、水面と様々な形に姿を変えて、舞台を彩る水の演出もとても美しかったです。
また1階席だと表情がよく見えるため彼らの思いに心揺さぶられて、殺陣の迫力に圧倒されましたが、2階席だと全体が見えるため舞台に溶け込んで更に自然さが増す水の演出の美しさや凄さ、アクションモブの方達の動きや一体感がよく見えて、座る席によって色んな楽しみ方ができました。

配下二人のビジュアル、武器、殺陣もかっこよく、特に矢が飛び交う中でのともえとの乱戦は凄いの一言。
色んな方に観てほしいので、是非また再演してほしいです。

二ツ巴-Futatsudomoe-<舞台写真公開中!>

二ツ巴-Futatsudomoe-<舞台写真公開中!>

壱劇屋

ABCホール (大阪府)

2018/04/06 (金) ~ 2018/04/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

二つ巴という作品は6公演だけではもの足りないほど圧巻な作品だと感じました。是非とも同メンバーでの再公演を望みます!

『Woman 〜源氏物語より〜』

『Woman 〜源氏物語より〜』

ミュージカル座

六行会ホール(東京都)

2018/04/04 (水) ~ 2018/04/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/04/08 (日)

今年1月の「スター誕生」以来5回目のミュージカル座さんの作品を観劇。すっかりお気に入り劇団の一つとなっていますが、今回は今から1000年以上前、紫式部によって描かれた「源氏物語」を題材とした歴史モノのミュージカル。どのようなテイストに仕上がっているのだろうと興味深く拝見させて頂きました。源氏物語をそのまま上演するのではなく、源氏物語を読んでいる現代に生きる一人の女性にスポットを当てている点が秀逸で、二つの世界が上手く絡み合い、非常に奥深い作品になっていたと感じました。平安時代と現代。1000年のときを超えて変わらない部分もあれば変化してきている部分もある。この作品を通じて幾つもの発見、気付きがあったような気がします。そしてやはり源氏物語は今も色褪せない作品であると再認識しました。また、2時間40分の中にミュージカルナンバーが40曲もあったこと、さらに生演奏であったことにも驚き。今まで観たミュージカルの中で最もボリューム感のある作品だったように感じます。様々な人物が登場する華やかで心温まる素敵なミュージカルであったのは勿論ですが、笑いを取りに行くシーン、役者さんが客席に降りて会場を温めるシーンなどもあり、とにかく色々詰め込まれた盛り沢山の作品でした。

このページのQRコードです。

拡大