
寂しさが、マジで鳴るなんて思ってなかったのに、まだ、あなたはそこにいるの?
東伏見企画
STUDIO HI-VE(東京都)
2018/03/07 (水) ~ 2018/03/08 (木)公演終了

ロミミ_The W edition_
はちみつシアター
ザ・ポケット(東京都)
2018/03/07 (水) ~ 2018/03/11 (日)公演終了
満足度★★★★
ステージミラクルを拝見。(華4つ☆)
とある電機メーカーで働く営業宣伝部の面々。成績優秀なチーム・スカイツリーと落ちこぼれ軍団チーム・メトロ。何れが新製品の宣伝を担うかで社長直々の任命式があった。大方の予想を裏切り選らばれたのは、メトロ。而もチームリーダーは、最も仕事ができないと目されているアラヤン。(追記第1回2018.3.10 01:30 第2回3.14 0:29 )

デスペラードを知ってるか?
ボクらの罪団
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2018/03/07 (水) ~ 2018/03/12 (月)公演終了

義経ギャラクシー ─銀河鉄道と五条大橋の999─
X-QUEST
北とぴあ つつじホール(東京都)
2018/03/08 (木) ~ 2018/03/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
初演が大好きで、それでも安心して観れるクエストさんの再演。
今回も、期待通り、どころか期待以上のハイパーっぷりでした。
かなりストーリーもエピソードや台詞が増えてることで噛み砕きやすくなっていた印象。
アンサンブルの人たちの生き生きとした殺陣も、最高に興奮しました。
たくさん笑ってたくさん泣く、観終わってお芝居が好きだ!と叫びたくなるようなそんな舞台です。

サソリ退治に使う棒
フロム・ニューヨーク
駅前劇場(東京都)
2018/02/14 (水) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

父
雷ストレンジャーズ
サンモールスタジオ(東京都)
2018/03/07 (水) ~ 2018/03/11 (日)公演終了
スウェーデンの劇作家ストリンドベリの約130年前の戯曲。おとぎ話の絵本のような温かみのある舞台美術で、「父権」について深く考えさせるドラマ。夫VS妻のバトルから、男性にどんな苦しみがあるのかを具体的に想像できました。上演時間は約1時間45分、カーテンコール込み。

見晴らす丘の紳士
LiveUpCapsules
北とぴあ ペガサスホール(東京都)
2018/03/07 (水) ~ 2018/03/11 (日)公演終了

ちはる塾〜単純明快なラブストーリー
制作「山口ちはる」プロデュース
下北沢 スターダスト(東京都)
2018/02/21 (水) ~ 2018/03/04 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/02/27 (火) 14:00
価格3,000円
倉本流ラブコメ……と思いながら観ていたが途中から変容、青春グラフィティ的パートを経て行き着くのは1つの愛の物語。下北沢の実景を借景することや終わり方(MOGMOSさんの歌も含む)がいかにも倉本作品。映画やドラマだったらラストに「a true love story...」なんてクレジットされるヤツではないか?(笑)
などと思って観終えてから初演の会場に関して尋ねたところ、2014年4月27日に浮間ベースでの「ラブストーリー」を観ていたことが判明。(爆)(1階で本作、2階に移ってカレー屋が舞台の「東京の空」という2本立て上演)
初演の印象は青山Pの役者デビューが強すぎたんだろう、たぶん。(爆)
(ちなみに青山Pの役どころはかなこのカレで、オープンな浮間ベース前に四駆で乗り付けかなこを連れて去るという……ほら、インパクト強いでしょ?(笑))
あるいは物語を構成するエピソード/パートが定番中の定番、基本に忠実・オーソドックスで良くも悪くも安定しているので物語的に記憶に残りにくいとか?
逆に言えばそんな物語を演出と演技で見せている(魅せている)ということなんだろうな。
さて、何年か後にまたこれを観たら、覚えているかな?

THE TRAIL
わらかどプロデュース
テアトルBONBON(東京都)
2018/03/06 (火) ~ 2018/03/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
トレランをお芝居にしたとのことで興味は感じたものの今仕事が忙しいしな~と、正直スルーしてました。実際、今仕事でやっかいな問題を抱えていて、数字が合わない。調べれば調べるほど数字のかい離が大きくなって、ここ数日帰りが深夜になってました。まだ分からないけど自分の大きなミスかもしれない。逃げたいな。不安はあるし、残された時間は少ない。けど進展が無いので今日は思い切って早く帰り映画か舞台でも見ることにしました。そしてツイッターのTLを見て、「THE TRAIL」を観に行こうと、即、今日席が取れるかお願いしました。そんなわけで作・演出が浅野泰徳さんであることを知ったのも劇場でパンフを見てから。ある予感がしてハンカチを出しておいたのは正しかった。思いっきり笑って、まあ、泣きました。
さて、クチコミも書いたし、やっかいな問題にまた取りかかりますかね。

ロミミ_The W edition_
はちみつシアター
ザ・ポケット(東京都)
2018/03/07 (水) ~ 2018/03/11 (日)公演終了

ロミミ_The W edition_
はちみつシアター
ザ・ポケット(東京都)
2018/03/07 (水) ~ 2018/03/11 (日)公演終了
満足度★★★
初日のステージロイヤル。
終盤のアレはお決まりなのかもしれないけど、初日だからなのか、歌は少々残念な出来。ダンスになると、アラヤンのキレとタイム感が良すぎて、正直彼女ばかり見てしまった。でも賑やかなのはいいよね。

赤道の下のマクベス
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2018/03/06 (火) ~ 2018/03/25 (日)公演終了
満足度★★★★
会場は見渡す限りの白髪と薄毛のオンパレードである。平均年齢は優に70歳を超えているだろう。
この世代は親が戦争に行ったのである。私も子供のころ夕食で父親がお酒を飲むと戦地の話をするのを(父さんそれはもう何回も聞いたよ)と心の中で言いながらも、毎回相槌を打ちながら話し相手になる母親の手前おとなしく聞いていたことを思い出す。
舞台は終戦から2年を経過したシンガポールの死刑囚収容所である。3人の日本人と3人の朝鮮人が暮らす独房が6つ並んでいる。日本人BC級戦犯については裁判の理不尽さは常に語られることであるが朝鮮人BC級戦犯になると胸中の思いはそれをはるかに超えるものだろう。日本人3人それぞれに事情や思いがあり、朝鮮人3人もここに至った経緯は一様ではない。巧みな表現で6人の6つの人生が自然に見えてくる。
状況設定から見て一方的に日本人が非難される展開も覚悟していたのだが、作者はかなり抑えて書いていて刺激的な問題作となるよりも普遍的な作品を目指したように感じた。

父、ロボットになって、帰る。
TOMOIKEプロデュース
シアター711(東京都)
2018/03/06 (火) ~ 2018/03/12 (月)公演終了

JK OF THE UNDEAD
哀女
ザムザ阿佐谷(東京都)
2018/03/07 (水) ~ 2018/03/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
JKも出るしゾンビも出るしBBAまで出るしで随所に小ネタも挟みつつBBAに怯える少女達。一体これはどんな話なんだろうと思っていて所謂シチュエーションホラーとかではなく女性の人生の話だった、あと色々なところに愛があった、色々な愛が。
小ネタも面白く見ていて飽きませんでした、ありがとうございます。
個人的にツボったのはある曲が流れてるシーンで暴力的な行為が行われてたが綺麗なメロディーを聞きながら見る暴力はなんとも言えない気持ち良さがあって演劇ならでは!って感じがしました。
色んなチラに気を取られすぎて最後のハイタッチは参加しなかったです…しとけばよかった…女の子皆可愛かったです

埋没
TRASHMASTERS
座・高円寺1(東京都)
2018/03/01 (木) ~ 2018/03/11 (日)公演終了

和歌山を出る女
劇団さんばれんてぃーの
SPACE9(大阪府)
2018/03/06 (火) ~ 2018/03/08 (木)公演終了
満足度★★★
二人芝居、熱演でした。テーマ・時代設定は面白い。和歌山を出る女という題名に魅かれましたが、ストリーとの関連性があまりわからなかった。

父
雷ストレンジャーズ
サンモールスタジオ(東京都)
2018/03/07 (水) ~ 2018/03/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
ストリンドベリの芝居は、初見。戯曲も「令嬢ジェニー」くらいしか知らない私にとって、この舞台を観れたことは、結果的に幸運だった。
昨年、「緑のオウム亭」を観劇して、その時もらったコピーの次回公演告知。長らく待ちわびただけのことはあった。
説明書を読むと
「家父長制度、父権制の色濃いシステムの中で「父」であらねばならないと
男らしくあろうとする男とそのシステムの中に存在する女性達。」ここまではその通り。だけれど、その後を読んで、イプセンの「人形の家」のような、家父長制度、父権制に抗い、自立と自由を求める女主人公(ステロタイプな解釈で恐縮なのだけれど)を想像していた。
しかし、「人形の家」のノラは、家父長制からの脱出を試みる、それと対峙して自己の立場を決めるのに対して、「父」の妻は家父長制・父権からの脱出を図るのでもなく、それらを否定ないし破壊しようとするでもなく、自らが父権を握ろうと企てるのだ。
その点では、権力奪取劇である。
父であるためには、まず男でなければならず、そして子を持たねばならない。
妻は、この2つの前提を根底から揺さぶることから、主人公の存在基盤を、そして精神を蝕んでいく。
まず、妻は周辺の人々に、彼は精神を病んでいるという情報を流布する。そして彼が家父(家庭の男性)として果たそうとする責任や義務をおざなりした上で、果たして娘は主人公の子だとどうして言えるのだろうかと、あらゆる角度から疑義を投げかける。
「父」の主人公は、家父長制に象徴されるような高圧的で、他者の思慮を排除するような矮小な人物ではない。例えば、娘を自宅に置いておきたい妻に対して、街に住みたいと望む娘を、街の知り合いに預ける手はずをする。娘の希望をできうる限り尊重する開明的な人物だ。主人公と娘の心は通い合い、それゆえに、この2人は幾度も抱擁をする。
かれが父権をかざすのは、家族を責任もって養っていくこと、家族の心の安寧を保つことに対してであって、権限というより父としての責務への従順さからに他なならない。
(以下、ネタバレ)
とにかく、主人公のセリフの数々が素晴らしい。朗々と詩を読み上げるように、次々と発せられる不安と猜疑の叫び。真実への訴求に没頭する言葉の洪水。
オープニングの気怠い雰囲気から、終盤の狂気からの誘い。それを見事に変化をつけながら演じきった松村武さんには、心底参った。

PIGHEAD 蠅の王
ワンツーワークス
赤坂RED/THEATER(東京都)
2018/03/01 (木) ~ 2018/03/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
ワンツーワークスさんがオフィスものを演じれば、そりゃ絶対面白いと思っていましたが、案の定めちゃくちゃ面白かったです。
とある会社での、いち部署内における人間模様を俯瞰で観察できる本作。
ギスギスしてしまうのにはそれ相応の原因があるのですが、会社というひとつの国家の中ではどうしようもないという現実。
社員一人一人の微妙な立場や、個性ある人格がどんどん擦り切れ変貌していく様が、それこそ手に取るように伝わってくる凄み。
同じプロジェクトでありながら執拗に衝突を繰り返す関係性に「やっぱりそうなるよねー」と気の毒になってくる思いと、「なんて巧い心理描写なんだ!」と作品としてのクオリティーの高さにひたすら感心してしまう思いの、意味としてはダブルのため息が出てきます。
オフィスワーカーは特に必見の、丸の内サスペンスホラーな作品でした。

JK OF THE UNDEAD
哀女
ザムザ阿佐谷(東京都)
2018/03/07 (水) ~ 2018/03/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
パンチラ、腹チラにいいね! いえっ、それだけじゃあありません!!
あんなことや、こんなことも ( ゚Д゚)
土屋さん、金田さん 役得とはいえオイシ過ぎます (*´з`)
そして、締めはババアのうんちく 実は深イイ話でした。
これはピチピチJK好きのみならず、ババア好きの方にも観てほしい作品です。
第二形態、第三形態まで選べますよ~ (*^^)v

PIGHEAD 蠅の王
ワンツーワークス
赤坂RED/THEATER(東京都)
2018/03/01 (木) ~ 2018/03/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
こちらの劇団の作品、何作か観せて頂いている。ハズレ無しと言ってもいいくらい、演出・演技ともに完成度が高い。今回の作品はその中でもかなりの出来ではないかと思う。実は寝不足で観に行ったのだが、眠気というものに襲われることがまったくなく、舞台からじりじりと広がってくる緊張感と、圧迫感に圧倒され、目が離せないでいた。人の心理の微妙な部分が見事に引きずり出された舞台であった。相手を追い詰めるもの、追い詰められるもの、双方の感覚が内蔵絞られるくらい伝わって来た。会社内でのイジメ、社会人としては恥ずかしい事ではあるが、実際、少なくないのも現実。なんらかのきっかけで、このどちらかになりうることは決してないとは言えないのも現実。舞台上では追い詰める方が非情に感じられるが、その心理も観る側に理解して観て欲しいと思う。会社という檻を観た気がした。