最新の観てきた!クチコミ一覧

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星の祭に吹く風

星の祭に吹く風

TOHOKU Roots Project

あうるすぽっと(東京都)

2018/04/04 (水) ~ 2018/04/10 (火)公演終了

満足度★★★★★

大人のおとぎ話。力強い、故郷への思いが胸に響いた。

今夜、新宿の片隅で

今夜、新宿の片隅で

喜劇団R・プロジェクト

東新宿LOVE TKO(東京都)

2018/04/05 (木) ~ 2018/04/08 (日)公演終了

満足度★★★

本当のバーを利用し、バーに集う人達をリアル描いた作品(イベント?)でした。芝居と言うよりコントという感じで、緩い雰囲気で楽しかったです。シンタロー役の役者さんの歌とギターは聴き応えがあって良かったです。楽しい時間でした。

ファミリィゲーム

ファミリィゲーム

劇潜サブマリン

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2018/02/08 (木) ~ 2018/02/12 (月)公演終了

満足度★★★★

「グリーンフェスタ2018」参加作品。
復讐という”負の連鎖”を人間関係における空しさだけではなく、ラストの全てを無に帰する出口のないというか救いようがない方向へ…。
少しネタバレするが、いくつかの場面転換は、ストーリーテラー(アクマ=悪魔)によって説明されるが、その存在がなくても無理なく展開出来ると良かった。案内人がいると安易になり易く、例えば演出の巧みさではなく説明的になり観客の想像する楽しさ面白さを奪う恐れがある。
(上演時間1時間45分) 【Aチーム】

ネタバレBOX

舞台セットは、四隅に柱を立て立体空間を2つ作り出す。もちろん確執がある「タチバナ家」「ウシゴメ家」を現す。その内側の床は黒色、同色のBox椅子がいくつか無造作に置かれているのみ。空虚感が漂う美術である。室内の様子を観せること、家族の心の在り様を象徴させるということを主眼としているようだ。両家の間にある空間が道路というイメージで、それは客席も同様である。冒頭は客席後方からこの2分された道路(通路)を下りてくるところから物語は始まる。

「タチバナ家」と「ウシゴメ家」はある地方都市の向かい同士だが、前々から確執があるようだ。その理由は判然としないが、いずれにしても溝は深い。そして、それぞれの家族にはちょっとした家庭内のトラブルもあり、家庭内の不満・鬱積が向かいの家への憂さ晴らしという形で解消させている面もある。だから関係がさらに悪化するという悪循環を繰り返している。例えば菜園の野菜を盗む、家庭菜園を荒らすという行為、一方それを防ぐ対抗手段として防犯カメラを設置し警備を強化する。
実は両家の諍いの原因は「タチバナ家」の嫁カオリ、「ウシゴメ家」の擬嫁ポンチーナの仕業であり、それを近所の女性が実行している。そして徐々に家庭内における夫婦の力関係が逆転し、今までの家庭内の鬱積が爆発するという皮肉が…。

家族同士の諍いをアクマが俯瞰(別次元)する、ストーリーテラー的な立場・役割で眺めている。そして交差点でのすれ違いを人生、人の感情(気持)に重ね合わせ、さらには自ら家族の諍いを助長するよう能動的に動く。
語りたい事を盛り込み過ぎのようで、テーマが暈やけ物語の繋がりが感じられない時がある。辛うじて現実的な人物描写、視覚的な表現を試みることで克服しようとしているようだ。ラストは、東日本大震災と原発の影響でその地域に住めなくなり、街が無になるような空虚感を漂わせる。その情景は人の心の空虚さと重なり合う。

演出…柱のみの家は、外見ばかり取り繕った家族の姿を反映しているようだ。もちろん室内を見せること、ラストの大震災での揺れを表現する必要性があったと思うが、家(族)という土台の不安定さが如実に表れている。両家の諍い、そこへ近所の女性を登場させることによって地域の閉鎖性や弱みに付け込んだ興味本位的な側面も観えてくる。家族(小単位集団)から街(大単位集団)の問題へ視座が広がる演出である。

総じて若い役者であるが、人の心が徐々に壊れ狂気に変貌していく姿がしっかり観て取れる。特に柱囲いの家庭内は、ある種の密室であり2人ないし3人による濃密な会話が緊迫感を生んでいた。大きなアクションはない、または出来ない限定空間での表現は難しいと思うが、一人ひとりのパフォーマンス力が強く、最後までテンポ良く観(魅)せていた。内容は”復讐にはf復讐を”という台詞に象徴されるように、暗く塞ぎ込むような気持にさせるが、コミカルな動きは現実から距離を置くような和らぎを覚える。

次回公演も楽しみにしております。
カチナシ!

カチナシ!

ラビット番長

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2018/03/01 (木) ~ 2018/03/05 (月)公演終了

満足度★★★★★

祝「グリーンフェスタ2018 BEAS THEATER賞」受賞。

ラビット番長が得意としている「将棋」と「介護」をテーマにした公演…今まで「天召し」(将棋の世界)と「ギンノキヲク(シリーズ)」(介護の世界)を観ているが、例えば将棋という命がけの勝負の世界、一方人生における終末期の悲喜の世界という異なった世界観。夫々の味わい(感慨)深い世界を深堀りしていたが、この公演はそれらを上手く融合、纏め上げた内容になっていた。劇団のファンであれば先の独特な世界観を描いた公演を好むか、もしくは本公演のように分かり易く観せる方(初見者含む)を好むに分かれるかもしれない。

自分はプロ棋士の友人もおり将棋の世界は何となく知っていたこと、介護にも少し携わったこともあり、それらを纏めた物語では少し物足りなかった。しかし、将棋勝負(勝ちあり)と人生勝負(人生にカチナシ)を物語でしっかり伝える面白さ、そこにはタイトル「カチナシ」などではなく、観るに「価値あり」の公演である。
(上演時間2時間) 【Aチーム】 2018.4.11追記

ネタバレBOX

セットは、2層で1階部の上手側には介護施設内の食堂やマージャン部屋、下手側は施設内の作業場やTV大盤解説場、2階部中央は対局場、上手側は施設患者部屋といった異なる空間を作り出し、2つの物語を分かり易く観せようと工夫している。

梗概…新進気鋭の棋士・谷木と重鎮棋士・大原九段(井保三兎サン)の対局中、大原棋士が倒れ後遺症が残りその治癒のため介護施設に入ることになる。その施設には大原棋士の弟子・北島(元奨励会・会員)がおり、将棋界から去っていたがまだ未練が残る様子。大原棋士には愛人との間に娘がおり、この娘が施設内で大原の世話をしている。そこに正妻が乗り込んできて…。
新進気鋭棋士は話題の藤井六段(2018.4.10現在)を、大原九段と将棋連盟の米山会長は中原・米長棋士を連想させる。インターネットという仮想の将棋世界、生身の男女の恋愛模様、深夜勤務・交代制という介護現場の苦労、そして夫婦の深い愛情など盛り沢山の話で紡がれる。

物語は色々な場面へ転換していくが、先に記したセットや人間関係の分かり易さも手伝って典型的な芝居として楽しめるよう創られている。主要人物のバックボーンもそれとなく説明し役者がしっかり人物像を立ち上げている。そして大原がもう一度(将棋)を指そうとし、弟子の北島がもう一度将棋の世界で生き(勝負し)ようとする。その諦めない人生訓(教訓臭くならない)が描かれる。太陽のような人物と言われた大原、そして真摯に生きようとする人は皆が輝いている。単色の照明を諧調し印象付ける舞台技術も巧み。予定調和のハッピーエンド…最後までしっかり芝居に惹きつける面白さがあった。

ちなみに「ギンノキヲク」の介護施設「紀陽の里」やそこに登場する人物、例えば池田も台詞だけでリンクさせており、思わず微笑んでしまう。
次回公演も楽しみにしております。
修多羅簪(しゅたらかんざし)

修多羅簪(しゅたらかんざし)

片肌☆倶利伽羅紋紋一座「ざ☆くりもん」

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2018/04/04 (水) ~ 2018/04/08 (日)公演終了

満足度★★★

芝居というよりダンスを魅せる構成でしたね。そういう意味ではなかなかの演出、見応え有りだったと思いますが・・・・・母親としては、あんなに小さい子供たちに吉原ものというのはどうかと思います。

Farewell(フェアウェル)

Farewell(フェアウェル)

松本紀保プロデュース

サンモールスタジオ(東京都)

2018/04/06 (金) ~ 2018/04/15 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2018/04/09 (月) 19:30

 淋しい人達の物語、とでも言えばよいだろうか。中学の同級生であるマスターがやってる喫茶店を手伝いつつ、その妻のやってるスナックも手伝う松本。喫茶店には常連のAV女優がいるのだが、そこに松本から一方的に別れた夫が訊ねてくるところで、物語が動く。出てくる人は、皆、何かの弱点を持ち淋しさを抱えているが、それを覆い隠すように互いに寄り添おうとするが、不器用な人達は巧く寄り添えないものの、何とかやっている、…というような展開。落語のマクラに使われる「何で一緒にいるの?」「だって寒いんだもん」を思い出した。にもかかわらず、何か不満を感じるのは、松本をフィーチャーしようとし過ぎてるからではないだろうか。

The Entertainer ~新しき旗~

The Entertainer ~新しき旗~

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シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2018/03/01 (木) ~ 2018/03/05 (月)公演終了

満足度★★★

(遅ればせながら)キャストの演技にバラツキが感じられて、まとまりがない。やたらと達者な人がいるかと思えば、まだ経験不足を感じさせる。そのギクシャク感が残ってしまった。 更に気になるのは「エンターテイメント」という言葉の乱用。やたらと台詞に溢れている。意味は間違ってはいないが、そんなに安っぽく使われることに抵抗を感じた。あれでは“伝える”ではなく“押し付け”に感じる。役者は“演じること”歌手は“唄うこと”その大本に「エンターテイメント」という言葉がある、というような使い方は出来なかったのだろうか?台詞としても、不自然に感じた。 もっとしっかりした土台を作って、そのうえで出演者にも、作品を理解させることが必要かと思われる。この段階ではただのお伽噺にしかならないのではないだろうか?

夢-戦華-

夢-戦華-

劇団fool

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2018/01/17 (水) ~ 2018/01/21 (日)公演終了

満足度★★★

皆様の感想などを見ると概ね評価高し。確かに夢見ること・友情・今は弱くとも、前に進むことで強くなるなど、客席で涙する方たちが多かったのは理解できる良い舞台であったと思う。が、どうしても気になるのが、基本設定やら人間関係。そもそもの登場人物たちのバックボーンがおろそかに思える。とても説明が足りなく思えるのだが・・・。確かに後から補足的なものはあるが、始めからわかっていた方が話や人物、その行動を理解しやすいこともある。とってつけたような後出しは話の説得力を落としやすい。
また、“歌舞いてるかい”という合言葉の割に衣装も行動も地味に感じられたのは私だけだろうか?











あまんじゃく!

あまんじゃく!

チーム・ギンクラ

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2018/01/31 (水) ~ 2018/02/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

(遅ればせながら)この舞台を一言でいうなら、「当たり前のことが産み出す感動」とでも言うのだろうか?台詞も、組み込まれているエピソードも、決して目新しいものではない。
むしろ定番的な内容が多い。その使い古されたものを、脚本の上手さか?演出の腕か?役者の演技力の賜物か?使い古されたものが、各ピースの組み合わせで、違う光を放つように感じられた。みんなが可哀そうと同調するだけではなく、反論・否定・逆転して答えを導き出す。それが説得力を上げて、観る側の心に響くものになったのではと思う。
コメディ八割・涙二割という事だが、この二割が半端なく大きく残る作品であった。
“当たり前”誰もが傷の一つや二つ、悲しみや後悔を抱えて暮らしている。誰もがごく普通に生きているように見えて、心の中に沈み込んでいるものがある。それでも、前さえ向いていれば、それを越えて生きていけるんだよ、というメッセージ。ありふれたセリフのそれぞれに共感した観客は少なくないと思う。

ちなみにわたし的には
“親だって、自信なんかない。だけど頑張ってるんだ!”
この前辺りからじんわり涙腺が刺激されておりました。

“はいはい!母は頑張ってるんですよぉ!”
心の中で答えた私がおりました。


オホヒルメ

オホヒルメ

アブラクサス

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2018/02/01 (木) ~ 2018/02/05 (月)公演終了

満足度★★★

(遅ればせながら)これは女帝としてのサイドからのお話。出来れば、そこに女性としての想いが加われば、もっと引き寄せられたのではないかと思います。あくまで、「神格化した天皇」という存在であろうとした生き方だけが静かに語られたように思えます。女帝の“生身の女”の部分が無い事にどうしても違和感を感じざるをえません。
また、登場人物が女帝の一生としては少なすぎるようにも思えます。彼女の収める国は広く、彼女の世界は狭いという事なのだろうか?と思うことで納得はしましたが・・・。
出来るだけ史実に基づいてという事だったのだとは思いますが、もう少しわかりやすくするためのアレンジがあっても、良かったのではと思います。

聞きなれない名前や名称の多い舞台。戸惑った観客も少なくはなかったと思います。
それをもう少しわかりやすくすることは出来なかったのでしょうか?
音の流れや人の動き(身分差)で、変えられる部分はあると思うのですが?
また、天平の雰囲気を表すためにも、セリフの突っかかりは厳禁!あまりにも多すぎでした。たおやかで滑らかな語り口が欲しかったと思います。

セット・女性陣の衣装など試行錯誤の結果が良く出ていたと思われますが、男性の衣装にそれは足りなさ過ぎたと感じられます。

といろいろ言いつつ、最後に言いたいこと。
メインの演技は素晴らしかった!
小劇場にはめったにいない品格のある存在!一瞬でしたが、神々しい表情まで見せた!実に美しい演技でした。



見よ、飛行機の高く飛べるを

見よ、飛行機の高く飛べるを

ことのはbox

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2018/02/14 (水) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

(遅ればせながら)名作を小劇場の舞台にうまく乗せたと思える。まずはキャスティングの良さ、そして全体から感じる情緒。一場ものだが、その風景が建物の外でさえ良く感じられる。

出演者、なんとイキイキとした少女たちだったか!メインの二人は勿論のこと、他の少女たちにも感じられたみずみずしさ。あの世代ならではの清潔感!まったく違和感なく、女学生たちの日常と心の変化を味わうことが出来た。

一番拍手したいのは照明。
暗転の余韻、ぶつ切りの暗転の多い中、感情の残りを見せたり、話の続きを想像させるものがあった。また、プロボースの際の次第に変化して行くそれは、三島の心の変化をも表しているようで、実に美しかったし、印象深い。通常、観劇の際、照明に関しては、あまり注目していない。(よほどひどいか、よほど素晴らしかったかの二つしかない)でも、この照明の効果ははっきりと印象に残った。


カチナシ!

カチナシ!

ラビット番長

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2018/03/01 (木) ~ 2018/03/05 (月)公演終了

満足度★★★★★

(遅ればせながら)主軸を二つ、実に対照的。そして、それにかかわる人々。いづれも脇であるにもかかわらずイキイキと描かれている。将棋に対する執着や向き合い方。ここに夫婦の愛や、老人ホームの有り方が描かれる。これだけの要素があっても、どれもご都合や添え物にならずに舞台に存在する。登場していないキャラさえ、イキイキとそこに存在する。どこかでつながっているラビット番長の作品たちが、大きな財産となってそこに存在するのも感じられる。過去ネタが絡んでも違和感や不快感がまったくなく、むしろホッとさせる要素となっている。

あの小さなステージに三つの場、いやいや四つ、それがスムーズに展開していく。これは見事!メイン・サイド・全体の使い分けが、また上手く構成されていた。どれもつぶれることなく、しっかり場面が活かされている。話の流れがだれることなく、テンポ良く進む。
また、あの舞台にあの人数、それがスムーズに動いていたのも、何気に凄い事だ。
全面から溢れてくる“温かさ”“思いやり”“向き合う姿勢”それらも演出の持ち味が出ていたと思える。

当初はまたこのネタか?と思ったが、観終わる頃には
“井保さん、一生このネタだけでもいいよ、”とすら思わされた。

ファミリィゲーム

ファミリィゲーム

劇潜サブマリン

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2018/02/08 (木) ~ 2018/02/12 (月)公演終了

満足度★★★

(遅ればせながら)実に困った作品です。なんというか毒気と狂気と、ねじれ。人を裏側から見るような描き方。普通のようで、普通ではない者たちが囚われていることに気づけないまま、どんどん追い詰められていく。その辺りの描き方は上手いと思いつつ、ちょっと中だるみも感じる。
後半、立場が逆転してからの展開、狂気が増して観ているのが嫌になって来た。
ハッキリ言って話としては嫌いです!ですが、その吐き出すような感情の描き方はイイ!
そういう毒が満載した作品に徹底すれば良かったのに、ラストにはなんかガッカリしました。自然の前では人のどんな感情も無に帰るという事なのか?一体今までのあの騒ぎは何だったのか?なんにせよ、人対人の結末は人対人で終わらせて欲しいと思いました。

「マーニ ~その隠された人生~」再演

「マーニ ~その隠された人生~」再演

SPPTテエイパーズハウス

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2018/02/07 (水) ~ 2018/02/11 (日)公演終了

満足度★★★

(遅ればせながら)
出演者それぞれがしっかりした演技が出来る方たちではないかと思うだけに、
稽古時間が足りなかったのか?単純に相性が悪いのか?
コミュニケーションの取れなさが嫌というほど感じられました。
前半の間合いの悪さは、ただでさえ無駄な空間が有り余っている舞台に
ギクシャクとした空気が漂ったよう。

それを引き締めたのはエレナとオルドリィの二人の女優
癖のあるエレナに凛としたオルドリィ
バラバラだった舞台にようやくまとまりのようなものが見え始めホッとしました。

唄は聞き応えがあって良かったけど、
ダンスはあまり頂けなかったように思うのは私だけでしょうか?
途中マーニーの唄が口パクだったのはなぜか?疑問が残ります。

初日に観劇させて頂きました。
初日だからという“いいわけ”のない舞台が基本だと思っています。
高評価の方たちもいらっしゃるようなので、後日、持ち直したのかもしれませんが、
観客は基本一度で判断するという事をお忘れなく。

二ツ巴-Futatsudomoe-<舞台写真公開中!>

二ツ巴-Futatsudomoe-<舞台写真公開中!>

壱劇屋

ABCホール (大阪府)

2018/04/06 (金) ~ 2018/04/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

枚方に住んでいながら壱劇屋さんを知らなかった〜恥ずかしい・・。 谷川愛梨さん推しの縁で今回こんなに素晴らしい舞台に出逢えた事を幸せに思います。初めての殺陣に挑んだ谷川さんの熱演にも心打たれました。せひ再演でもう一度観たいと思います。

愛と哀の間で

愛と哀の間で

劇塾!S.W.S

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2018/03/31 (土) ~ 2018/04/01 (日)公演終了

満足度★★★★

今まで見てきたSWSで、一番面白かったです。
スリリングなサスペンスものでよかったです。

小栗上野介忠順

小栗上野介忠順

劇団め組

劇場MOMO(東京都)

2018/03/28 (水) ~ 2018/04/01 (日)公演終了

満足度★★★★

男たちの熱い台詞の塊が客席に放たれ、熱量の高い芝居が展開される中、
一筋の清流の様に軽やかな女性の声がこだまする。
そんな人間くさい舞台が清々しく感じた。
軽快さと単なる軽さが紙一重な舞台が多い中で、一本筋が通ったような実直な物語りも面白い。
歴史上の人物であるから、様々な見方も解釈も出来るが、
一つの物語として楽しめる痛快な作品でした。
しかし幻の軍資金は本当に存在しないのであろうか。

二ツ巴-Futatsudomoe-<舞台写真公開中!>

二ツ巴-Futatsudomoe-<舞台写真公開中!>

壱劇屋

ABCホール (大阪府)

2018/04/06 (金) ~ 2018/04/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/04/08 (日) 15:00

初めて舞台で演劇というものを見ました。
映画やライブと違って敷居の高いもの難しいものと思っていました。
声を発しないworldlessということもあり
理解できるのかな?と不安でしたが
始まってものの数分で世界観に引き込まれました。主演のNMBのお2人も全然知らなかったのですが、アイドル感を感じさせないほどの
圧倒的の演技力でした!再演希望!

漂流

漂流

HitoYasuMi

ワーサルシアター(東京都)

2018/03/28 (水) ~ 2018/04/01 (日)公演終了

満足度★★★★

立体感のある工夫を凝らした美術セットは物語の進行を巧にサポートし演出するなど
視覚的な幅も、物語の深みも増してくれる
効果的で深みを醸し出す良いツワモノ美術。
初めて拝見する団体さんで、これまでの傾向などはわかりませんが、
人間それぞれの立場で生きることに執着するサスペンス的な展開がストレートで面白い。
そして個性あふれる役者陣も好感触。
様々な色を出せるようなので、また違ったカラーの物語を見てみたい。

ネタバレBOX

謎めいたレイコは、真由美や教祖以上にパンチのある役柄なのに、少々控えめなポジションなのは
演じたのが作・演出の大村さんだろうか…少々もったいないかな。
何も見てない考えてない素振りの教祖が最後に放った
「笑うし、話すし、一緒にいるけど、絶対に許さない。」
かなり心に響く重くて力強い言葉だった。
ヘッダ・ガブラー

ヘッダ・ガブラー

シス・カンパニー

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2018/04/07 (土) ~ 2018/04/30 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/04/08 (日) 14:00

 イプセンの有名な作品だが、暗く悲しい物語になっていた。2009年、箱庭円舞曲の古川の演出、小沢真珠主演で赤坂RED/THEATERで観たことがあるが、我が儘な女性に翻弄される人々、という印象しか持てなかったことを思い出した。舞台の大きさも、出演者・演出も違うので、単純に比較することができないが、この古い時代の女性の生き方を考えさせる芝居として、寺島しのぶが演じてる印象を持った。水野美紀が弱気の女を演じるというのは、ちょっと外した感じを最初は持ったが、最後には芯の強さを出していたのは演出か、彼女の力か。

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