
ラスト・ナイト・エンド・ファースト・モーニング
悪い芝居
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2018/04/26 (木) ~ 2018/04/30 (月)公演終了

渦中の花
room42
インディペンデントシアターOji(東京都)
2018/04/24 (火) ~ 2018/04/29 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/04/28 (土) 18:00
事前に目にした感想に「暗い」「重い」「救われない」などが頻出している中、乞局、elePHANTMoon、角角ストロガのフなどと近いというものがあり「あっちの系統か」と思って臨んだのはラッキー。
確かにそれは言える一方、あちらは鋭角的でこちらは面取りが施されている、あるいは片や鋭利な刃物、片や鈍器のような違いもあるな、などと考えながら観ることの愉しさよ♪
また、実在の事件をモチーフにしているところやダークな味わいは鵺的やJACROWに通ずるものがあるが、やはりどこか違うし。
また、やはり目にした感想の中にあった登場人物が全員憎く感じたというのも認めつつ、逆にそれぞれ理解できる……というよりそういう立場になったら「それを言っちゃあ/やっちゃあオシマイだよ」なものも含めてああいう言動をしてしまいそうとも思う。
そんな風に思わせるのがまた上手いんだな。
技巧的にはある2人の人物の互いへの言葉遣いで関係を観客に推測させてから第三者にその関係を問わせる「説明台詞排除」やギャラリーの使い方が印象的。いや、面白かった。

君には最高の嘘を
K-FARCE
萬劇場(東京都)
2018/04/25 (水) ~ 2018/04/29 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
鑑賞日2018/04/26 (木)
後藤郁さん出演。
後藤さんはアイドル時代と同じ感じを保ちつつ、役者としてのしっかりした演技で、違和感なしでした。初ヒロインということで、よかったと思います。

続・魔銃ドナー
アリスインプロジェクト
新宿村LIVE(東京都)
2018/04/11 (水) ~ 2018/04/15 (日)公演終了
満足度★★
鑑賞日2018/04/12 (木)
倉田瑠夏さん出演。
倉田さんの数年ぶりの本格的舞台ということで観劇しました。がんばってました。これからに期待したいです。

Starting Over
“STRAYDOG”
ワーサルシアター(東京都)
2018/04/29 (日) ~ 2018/05/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
Bチームを観劇。前半は笑いの要素が強くてずっとニコニコ、最後は感動、その落差に見事にしてやられました。最後の歌のシーンがとっても感動的っ!
文字通りイケメン祭り、その中で、女優陣の体を張った演技、セリフがとても良かった!

ラーメン
宇宙論☆講座
スタジオ空洞(東京都)
2018/04/27 (金) ~ 2018/04/30 (月)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/04/29 (日) 18:00
賛否両論というより否のほうが多いステージをやり続ける勇気にちょっと感動。賛同し、出演してくれる仲間、見にくる客が、ゆっくりだけど着実に増えてきてるのが、たのもしいやら怖いやら。こういう劇団、常に1つは存在していて欲しい。

平穏に不協和音が
演劇企画集団LondonPANDA
小劇場 楽園(東京都)
2018/03/29 (木) ~ 2018/04/01 (日)公演終了
![わたくしごと2本立て[はくちょうたちの、/ closets]](https://stage-image.corich.jp/img_stage/m/725/stage_72577.jpg)
わたくしごと2本立て[はくちょうたちの、/ closets]
waqu:iraz
神奈川県立青少年センター(神奈川県)
2018/04/26 (木) ~ 2018/04/30 (月)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/04/28 (土) 15:00
価格2,500円
15:00(快晴)
ちょうどよい機会なので先に横浜美術館「NUDE」を観に行く。ロダンの「接吻」は撮影自由。絵画、彫刻、写真などいろいろな表現方法による「NUDE」、神話からリアルな描写までいろいろ。
紅葉坂をのぼり会場である青少年センターへ。ここは高校演劇「秋季大会」の県大会会場となったところ。
14:15受付、14:30開場、L字の客席、入って右の中ほどへ。15:00前説(110分)、15:03開演「はくちょうたちの、」~15:43、休憩、15:55「closets」~16:55。
waqu:irazは「01」の「短篇集:ノスタルジア(2014/7@APOC」から「closets(2017/7@せんがわ」「プラスチックプール」上映イベント(2015/12@十色庵)」をいれて6公演目。
「はくちょうたちの、」は女子高生のお話。1週間前、埼玉の深谷へ高校演劇「春季」を観に行きました。高校生が演じる同世代と本作ではその上の世代が演じる高校生。その異なるアプローチからの表現、演じている物語のなかの時間の人物(高校生)たち、終演後の素顔の違いなどとても不思議な感じがしました。
制服の細かいところに違いが。靴とソックスは同じ。セーター、スカート、タイ、ヘアスタイル。劇中、中野さんのシャツも白かと思っていたら薄い青色でした。近くで観ればみな個性的、離れるとその違い(輪郭)が曖昧に(ぼんやりと)なってゆくように感じました(未分化に近いか...)。それは後半の「closets」と比べるとより鮮明に。いやでも個々の人生/生活がにじみ出ざるを得ない年代との比較。
観た公演:
小川碧水さん「りんぷん手帖(2017/5@王子)」「男子校にはいじめが少ない?(2016/11@のげと王子)」。
中野志保実さんは「バストリオ」の作品、「ドッグマンノーライフ(2016/6@ST)」、「夏の夜の夢(2017/3@サンモール」では小林さんと競演。
※一旦ここまで

『シーチキン®サンライズ』Musical『殺し屋は歌わない』
T1project
小劇場B1(東京都)
2018/04/25 (水) ~ 2018/05/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
シーチキン・サンライズと殺し屋は歌わない。両方を観劇。
シーチキンはT1プロジェクト定番ですが毎年少しずつ変えてきてます。去年よりも少し新しいチャレンジがあり、毎年観ていても楽しめる作品。
殺し屋は、ミュージカル作品。小劇場でミュージカル? ちょっと歌を多用してるぐらいじゃない? と考えていたら甘い。全うな本格ミュージカル作品です。全く手を抜いてません。というか高度に構成された内容で、これを小劇場で鑑賞できるってどんな贅沢なんだ!
ちゃちな歌歌うだけの小劇場作品じゃありません。そのまま大きな劇場に持っていける内容と構成と質です。
期間中には都合をつけてでも観ましょう。
後悔しません。

ラスト・ナイト・エンド・ファースト・モーニング
悪い芝居
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2018/04/26 (木) ~ 2018/04/30 (月)公演終了
満足度★★★★★
一瞬一瞬 瞬きするのも惜しいくらいに 前のめりになりながらその世界に呑み込まれていました。2時間とちょっと感情が動きっぱなしで沢山考えて 観終わったあとの疲れがしあわせでした。
台詞一言一言に救われました。
膨大な記憶で成り立っているのが現在進行形の人間で、記憶と一緒に生きる。
自分の一部だから当たり前と思っている記憶の存在についてこんなに面白く深く想い考えさせられる演劇でした。
いいも悪いも全ての記憶と共に生きてきたんだなと思うとちょっと勇気がでるっていうか まだまだ案外生けるな!って前向きな気持ちになれました。
人間ってうまくできてるな。
逡巡渇望非喜劇。
観に行って本当によかったです。
戯曲本やパンフレットを読み込んでまだまだ考えます!

婚約観察バラエティー ぽきのり
ポッキリくれよんズ
東演パラータ(東京都)
2018/04/29 (日) ~ 2018/04/30 (月)公演終了
色々なカップルが出てきて、前の話と所々繋がっていたり、途中まで同じ流れでそれぞれの考え方の違いがみれたり、ショートショートならではの演出で楽しかった!
この団体さんの作品を初めてみたので、キャストが入れ替わり立ち替わりで、別のカップルを演じたりするため、伏線の回収が入るときに、誰と誰の話だったっけ?と戸惑うことがありました、、
それぞれのキャラが自然で良かったのですが、日常ものな分、キャラに個性があるわけではないため、役者さんをある程度把握していればもっとカップルを理解して、楽しめたのかなと思いました。

二ツ巴-Futatsudomoe-<舞台写真公開中!>
壱劇屋
ABCホール (大阪府)
2018/04/06 (金) ~ 2018/04/08 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/04/08 (日) 17:00
座席1階K列9番
価格4,000円
主演 久代梨奈さんの凛とした姿・殺陣の力強さ、そして谷川愛梨さんの儚い姫の綺麗さの演技に、魅せられましたよ!
ただ最後尾だったのでもっと前方の席で観たかったです。

ラーメン
宇宙論☆講座
スタジオ空洞(東京都)
2018/04/27 (金) ~ 2018/04/30 (月)公演終了

イースト・サイド物語(ストーリー)
CAT-A-TAC
東京ミッドタウン日比谷6F Q HALL(東京都)
2018/04/29 (日) ~ 2018/04/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/04/29 (日) 14:00
価格3,000円
14:00(快晴)
GW中なのでたいへんな混雑、という案内があったため14:00開演←12:00整理券配布←6Fまで上がる時間←若干の余裕。という計画でしたが、結局10:50頃、東京ミッドタウン日比谷入口着。中に入るにもそれほどのことではありませんでした。パーティションポールで進路が示されているので何度も折り返し、まっすぐエスカレータへとはいきませんが立ち止まることはありませんでした。
6Fまで上がり「パークビューガーデン」で周囲の景色を一望。
12:00整理券配付、13:30開場。桟敷2+椅子。椅子席前後の段差は小さい(但し、固定席ではない)。
今まで観た方
宮本悠加さんは、こりっち登録作品では11公演目。
高間淳平さんは「第13回埼玉大学ダンス部公演(2014/3@さいたま市)」にOBとしてお名前あり、渡邉未有さんは「踊る酸素」の公演、関口奈々さんと一緒にMariage(2017/6@セッションハウス)」で。
客層が広く、ご高齢の方から小さなお子さんまで。舞台、中央奥に台があるだけで、仕掛らしいものは何もありません。どんな内容か知らないまま観に来たのでキョロキョロしながら開演を待ちます。
14:15開演~15:31終演
チラシのイラスト、屋根の上に人物。手ぬぐいを鼻下しばりしていそうな雰囲気。ドロボーと十手とヤブ医者が狙い狙われる人情コミカルコンテンポラリー創作劇でした。
障子を屋根や籠や呑み屋に見立てたり、傘や和服の鮮やかな色彩、言葉に依らない表情と身振りによる展開は小さな子どもさんにも十分伝わります。
※舞台に上がったホントに小さな女の子の側方倒立回転にビックリ!
音楽や照明も賑やかさに一役買っていて、MetallicaやZeppelin(すぐには気づかず)まで登場。
お客さんを巻き込んでの大捕り物に客席も賑わい、とても楽しい、笑いながらの観劇でした。

「カワサキさん家のかたち」
お芝居空間イスモナティ
ART THEATER かもめ座(東京都)
2018/04/26 (木) ~ 2018/04/29 (日)公演終了
満足度★★★★
父親の葬儀翌日におけるありふれた家族の物語。普通であれば淡々と過ごすところであるが、小さな騒動が起きる。その騒動を通して家族の絆の確認、再生、そして出発、そんな心温まる公演であった。
自分の好みもあるが、演出で少し気になるところが…。
(上演時間1時間20分)

失楽園 前編・後編
Performing Arts Theater Company GEKI-kisyuryuri
KISYURYURI THEATER(東京都)
2018/04/24 (火) ~ 2018/04/30 (月)公演終了
満足度★★★★
このような芝居は好みが分かれるかと思います。1時間40分私なりに納得してみせていただきました。窓の外から入る風が暗幕を揺らして樹海の感じを出していたように思います。

「カワサキさん家のかたち」
お芝居空間イスモナティ
ART THEATER かもめ座(東京都)
2018/04/26 (木) ~ 2018/04/29 (日)公演終了
縁あって旗揚げ公演から観劇している者です。
こちらの劇団の優しい話が好きで毎年訪れております。
今回アンケートに記せなかった正直な感想をお伝えしたくキーボードを叩いております。
アンケートに書けなかったのは他の観客の方々がとても感動したと声高におっしゃっていたので自分の意見は場違いで驕ったものではないかと控えさせていただきました。
しかしだからこそ、このようなことを考えた人間も少数いたのだとお伝えできればと書き込みをさせていただきます。
ご不快に思われる点もございますでしょうがご理解いただければ幸いです。
初めて公演を拝見させていただいた際、学生演劇のようなフレッシュさがありこれからが楽しみな劇団さんだなと好感を覚えました。
年によってお話の出来に差はありますがそれはお若いからしょうがないことだと感じておりました。
そして四度目の公演を観劇させていただき、ふと疑問に思いました。
この方々はいつまでこのままなのだろうと。
まだ四年目、されど四年目。
劇団の色も味もかたちが出来上がってきているのでしょう。
皆さんがおいくつかは定かではありませんが(ゲストの方々は恐らくもっと年上なのでしょうが)在学中か卒業後に劇団を立ち上げられたとして、もうそろそろ一般的には社会人の年齢になられているかと思います。
その割には感情表現が少々幼いのではないでしょうか。
特にこの劇団は山場の場面でいつも叫び合っている印象があり、ただ感情をぶつけ合うというのがあまりにも幼稚に思えてしまうのです。
自分の心情を吐露するとしてもある程度理性のある大人であれば感情的になるだけではなくもう少し抑えた言い方もあるのではないでしょうか。
今回のような家族物という観客の心情に共感を呼びやすい作品だからこそ、ただ叫び合うというのがより稚拙に感じました。
今回の作品でカワサキさんの家が新たなかたちを作られたように、次の公演では是非若さだけではない年相応の深みのある劇団のかたちを見せて頂けたらなと一ファンとして願っております。
長文乱文失礼いたしました。
次回公演も楽しみにしております。

失楽園 前編・後編
Performing Arts Theater Company GEKI-kisyuryuri
KISYURYURI THEATER(東京都)
2018/04/24 (火) ~ 2018/04/30 (月)公演終了

CRIME
劇団伍季風 ~monsoon~
Geki地下Liberty(東京都)
2018/04/25 (水) ~ 2018/04/30 (月)公演終了
満足度★★★
チラシの説明から銀行強盗を面白可笑しく扱った物語と思っていたが、段々と銀行=信用業務を揶揄するような展開へ。あり得ないと思える所がいくつもあるが、それは承知の上での展開であろう。上演時間90分、しっかりと楽しませてもらった。

人生劇場
マドモアゼル・シネマ
神楽坂セッションハウス(東京都)
2018/04/28 (土) ~ 2018/04/30 (月)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/04/29 (日) 18:00
価格3,000円
18:00「C→A」の回(快晴)
17:30受付、開場。桟敷+椅子。
18:03前説(榑松さん)、Cプログラム「her life」18:05開演~18:44、休憩、Aプログラム「人生劇場・そらの街から」19:03~19:53終演。
「her life」は、須川さん、中島さん、竹之下さん、豊永さんの順。
マドモアゼル・シネマは「アンソロジー(2013/5)」からだと思います。
独特の振付、叩きつける波頭のような激しさ、しなやかな集合と離散。それでも大らかな優しさを喪うことのないカンパニーではないかと。