
蛸入道 忘却ノ儀
庭劇団ペニノ
森下スタジオ(東京都)
2018/06/28 (木) ~ 2018/07/01 (日)公演終了

ダイアナ
feblaboプロデュース
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2018/06/21 (木) ~ 2018/06/25 (月)公演終了
満足度★★★★
様々なジャンルにおいて演出力とプロデュース力が高い
feblaboらしいストレートな舞台。
舞台上で創られる虚構世界へ一瞬で引き込む巧みな術。
役者がよいのか演出が巧なのか心地よいテンポに惹きこまれる。
単純明快男女の恋愛物語なのに複雑に絡み合うから面白い
なににせよ、その先へと膨らむ想像。
思春期の初恋を引きずる年下男に想われ
仕事一筋の寡黙な男に後押しされ、
生み育てた息子に守られる。
どれだけ魅力的な女性のだろう「としこ」。
としこへの妄想も膨らむ物語。

Cherry Boy / Cherry Girl
どんどんチェリー
劇場HOPE(東京都)
2018/06/26 (火) ~ 2018/07/01 (日)公演終了
満足度★★★★
「Cherry Girl」の方を観ました。とても楽しかったのですが、個別のエピソードに比べると、飲み屋での女子会の赤裸々トークのシーンが、今イチだったかも。下ネタ云々ではなく、ああいうリアルな女子会然としたシーンの方が、芝居としては難しかったのかもしれませんが、女優さん期待でGirl編を選んだところもあるので、そこはちょっと残念。
配役表をみると、Boy編でも同じ役の人が何人もいたので、ここには出てこない裏のエピソードとかが、あちらでは出てくるのでしょうか。両方観たら、互いに補完されてもっと面白くなるのかも。

緑色のスカート
みどり人
新宿眼科画廊(東京都)
2018/06/29 (金) ~ 2018/07/03 (火)公演終了
満足度★★★★
開演前と上演中に使われるのが奥のスクリーンに映る映像なのだが、チェコやデンマークのクレイアニメのような雰囲気で実に好ましい。(追記2018.7.1 0:36)華4つ☆

硝子の獣
雀組ホエールズ
「劇」小劇場(東京都)
2018/06/27 (水) ~ 2018/07/08 (日)公演終了
満足度★★★★★
演目に合わせてガラスのパーテーションを使った舞台装置。そのガラスに照明がマッチしてとても効果が出ていました。役者さん達も熱演で素晴らしかったです。それぞれの言い分や思いを聞いてうなずけることがいっぱいでした。いい芝居を観ました。

七夕小夜曲
晩餐ヒロックス
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2018/06/20 (水) ~ 2018/06/27 (水)公演終了
満足度★★★
元気のある若手劇団、劇団のカラーは分かったが、どうも各々の台詞のテンポやらなんやら、見えない感じない部分に同化が感じられる。良くもあるが表現が似てしまうのは個々としてはつまらないし、一定のリズムが出来上がってしまうので、いくら賑やかでも単調と感じられる部分が出来る。ストーリーは面白かったが、若手劇団の作品として、話の流れを考えるなら、このラストは前向きさが足りない。実際の出来事の中に“有り得ない”が起こることも実際ある!(我が母で体験済み。殆ど織姫状態からの回復)、ましてやお話なのだから“ご都合”があってもいいのではないかと思った。泣いて終わるのではなく、待ち望んだものがもたらず“兆し”があったら、もっといいニュアンスが生まれたんではないかと思う。
おまけ☆織姫の女優さんの、舞台に乗っている状態の表情の美しさは目を引くものがあった。

このゆびとまれ2
演劇ユニットZANNEN座
OFF OFFシアター(東京都)
2018/06/28 (木) ~ 2018/07/01 (日)公演終了
満足度★★★
コメディーの中に、切なさ・友情・将来への夢・・色々な要素が詰まったオムニバスでした。全体としては良かったのですが、笑いの部分が、滑っているよう感じてしまいました。懐かしさや哀愁を感じる舞台で、面白かったです。

硝子の獣
雀組ホエールズ
「劇」小劇場(東京都)
2018/06/27 (水) ~ 2018/07/08 (日)公演終了
満足度★★★★★
少年犯罪という重いテーマ。
どの立ち位置に感情を同期するかによっても見方は大きく変わるかも。
演者さんの迫真の演技は必見です。
ただ重いだけでなく、随所に愛を感じる作品でした。
シンプルなセットですが、照明が効果的でとてもわかりやすいので、お芝居が初めての人にもオススメです。

タイラバヤシかヒラリンかベツヤクミノルかフジョウリか
Pカンパニー
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2018/06/27 (水) ~ 2018/07/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/06/29 (金)
別役実の混沌とした世界観にどっぷりと浸かることができました。衣裳も舞台美術も照明もファンタジーと思わせておいて、でも不条理!!舞台上にあるのは電柱とベンチのみ。ベテラン俳優さんたちのいるPカンパニーならではの不条理を楽しみました。深イイなぁ。

ザ・空気 ver.2 誰も書いてはならぬ
ニ兎社
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2018/06/23 (土) ~ 2018/07/16 (月)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/06/28 (木)
前回のザ・空気を観ているのと出演者へのミーハーな気持ちもあり観劇。内容がすごく興味深かった。風刺も効いていてさすが。
ニヤニヤひやひや、でもってやるせない。
あー歯がゆい!!それが今の日本…私もその一人…

木星のおおよその大きさ
犬飼勝哉
こまばアゴラ劇場(東京都)
2018/06/20 (水) ~ 2018/06/25 (月)公演終了
満足度★★★★
初わっしょいハウス。ミニサイズで手書き字体の宣材が似通ってるワワフラミンゴとかトリコロールケーキとか、未見で判別不能カテゴリーにあった一つ。やっと目で確かめた。ユニット名でなく実名を冠した経緯や、芝居の中身がなぜ「木星」なのかもよく判らなかったが、ある「日常」を非日常(非現実?)側から触った感覚が舞台上に確実にあり、この感触は気持ちがよい。コントという言葉を当ててよいのかどうか判らない。
スーツを着込み会社人として訓育された人間が登場人物のスタンダードに置かれている。通常のスーツでない人物が一人居て、これは役者が自前のそれを持っていないからそれに当て書きしたのだろうか?など、余計な事を考えたりした。
会社的日常の「あるある」シーン、かどうか自分には判らないが、会社的日常がスタンダードに据えられているからこそ「逸脱」が笑える構図はあった。「おかしな生き物」である人間の矛盾、悲しさ。今回の連作では「何かに所属せずには生きて行けない」「アイデンティティが持てない」結果の組織人の悲しさ・弱点という所に収斂していく感があって、木星を引っ張り出す事でもないのでは・・とも思ったが作者的にはどうなのだろう。

生きているなら愛を示せよ
FUKAIPRODUCE羽衣 作家部 平井寛人企画
エリア543(東京都)
2018/06/27 (水) ~ 2018/07/01 (日)公演終了
鑑賞日2018/06/29 (金) 18:30
価格2,500円
18:30の回
17:30会場着、17:55受付、18:00開場、18:12オープニングアクト、座席を変更して18:30開演~20:38終演。この後フリータイムがあるということでしたが退場、帰宅。
■タイムスケジュールについて
たとえば、こりっちでは
6月30日(土) 13:00、18:00
7月1日(日) 13:00
とありますが、正式な開演時間は
6月30日(土) 13:30、18:30
7月1日(日) 13:30
開場は開演の30分前、開場10分後よりオープニングアクト開始
となります(当パンにもそう書いてあります)。
チラシにも18:00「開場」と記載されています。
さらに「quartet-online」の予約受付返信メールには
日時:6/29(金) 18:00
公演当日受付にて代金をお支払い下さい。
受付開始は開演の30分前、開場は開演の15分前です。
とありました。
こりっちも、メールも
開演18:00
受付17:30
となりますが、そうではありませんでした。
こりっち、予約の登録が間違っていたわけですが、制作の方にはひととおりのチェックをお願いしたいと思います。※こりっちのほうには「※コメント」を追記しました。

緑色のスカート
みどり人
新宿眼科画廊(東京都)
2018/06/29 (金) ~ 2018/07/03 (火)公演終了
満足度★★★★★
恋愛は人生の椅子取りゲーム。
誰だって軽やかなステップを踏み鳴らし、男ならスマートに、女ならしなやかに目指した椅子へチョコンと納まりたいところ。
しかし、いざとなると思わず「ゴゥォリャ~!」と鬼の形相で飛び掛かってしまう悲しい人のサガ。
そこで軽く弾き出されてしまうか、誰かを引きずり降ろしてでも椅子にしがみつくのかは人それぞれ。
他にも踏ん切り悪く次のチャンスを虎視眈々と狙ったり、ちゃっかり座れたと思ったらなんと糞が付いてて飛びのいてしまったり・・・
そんな、あぁ~ッ穴があったら入りたい!感覚が満載でむちゃくちゃ楽しい。
本当にどこにでもいそうで、自分の友人だったり仕事仲間であったとしても全くおかしくない登場人物の面々。
その中に過去の自分自身が何気に紛れていたとしてもおかしくないくらい。
おそらくは多くの女性と同様に、子供の頃、憧れのキラキラ男子がドジで無欲な主人公女子に真剣な愛の告白をする少女漫画に心ときめかせ育ったであろう作者さん(偏見が入っていたら申し訳ない)が、大人になり冷ややかで鋭い観察眼・表現力と人間愛を装備して、これがリアルの恋愛劇です!と言わんばかりにホントのリアルを突き付けられたかの様でした。
役者さんは全員巧いし、流れるようなテンポや場面の表現力、足音が響くフローリングを逆手にとった演出も見事です。
観にいくと、ひょっとすれば舞台上に自分の姿があったりするかも。

ブロウクン・コンソート
パラドックス定数
シアター風姿花伝(東京都)
2018/06/26 (火) ~ 2018/07/01 (日)公演終了

事務王1
財団、江本純子
ギャラリーLE DECO(東京都)
2018/06/27 (水) ~ 2018/07/01 (日)公演終了
満足度★★★
■約120分■
醤油理論セックス3部作のラスト。コレがいちばん江本流の飛躍が大きく、ついていけなかったところも多々。

コーラボトルベイビーズ
第27班
駅前劇場(東京都)
2018/06/22 (金) ~ 2018/06/27 (水)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/06/23 (土) 13:30
座席G列11番
価格3,800円
ダメ人間な父親と母親・娘息子の7人家族、ホームパーティーらしき準備をする男女グループ、別府温泉にクルマで向かう男性3人組に同乗する女性、という3つの流れが併行し…… な物語。
話が進むにつれて3つの流れの関係性が浮かび上がってくる(え、その二人は姉妹なの?ということは……的な)構成はいかにも第27班だが、語られる内容はかつてなく(?)ビター。

ブラックマーケット1930
ユニットR
こまばアゴラ劇場(東京都)
2018/06/27 (水) ~ 2018/06/30 (土)公演終了
満足度★★★★★
岸田理生カンパニーのメンバーを中心とした結成されたユニットで、
ユニット名の“R”は理生さんのRだという。
初めて観たユニットRは、言葉の一つひとつが刻々と色を変えて粒立っていた。
台詞の強さと美しさが、カニバリズムのグロテスクな内容を際立たせる。
浮浪者の女が、やがて女王のように君臨する皮肉が素晴らしい。

このゆびとまれ2
演劇ユニットZANNEN座
OFF OFFシアター(東京都)
2018/06/28 (木) ~ 2018/07/01 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/06/29 (金) 19:30
馬鹿馬鹿しい始まりからシリアスな展開
ほろ苦い後味の2時間を楽しめた

日本文学盛衰史
青年団
吉祥寺シアター(東京都)
2018/06/07 (木) ~ 2018/07/09 (月)公演終了
青年団は現代口語演劇の先鋭性を受け入れさせるために大衆性(平田オリザは小津安二郎やクレイジーキャッツの影響を公言している)を必要とした、と常々考えていたのだけど、いよいよ大衆性に振り切った作品を作ったのだなという印象がある。大衆演劇としての安心感と気恥ずかしさを感じてしまったり、ギャクに絶妙な古さを覚えてしまったり、いろいろと悩ましい。島田さん、兵頭さん、山内さんなどなど、演者の個の強さを感じる上演でもあった。

暁の帝~壬申の乱編~
Nemeton
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2018/06/27 (水) ~ 2018/07/01 (日)公演終了
満足度★
鑑賞日2018/06/28 (木) 19:00
座席L列10番
壬申の乱という歴史的な事件を、どのような解釈で表現してくれるのだろうといった興味のみで観ました。古で代の事件で歴史的資料が少ないだけに(ましてや、公文書のみ)、登場人物の性格や価値観、行動原理はいかようにでも解釈できるはずで、それは脚本・演出家の想像力、というか妄想の跳躍力が試されるはずなのですが、、、、、
まず、前説で4人の若い役者さんが出てきたときから、あ、こりゃだめだわ、と思ったら、やっぱりだめでした。彼らが陽気に戯れていると、稗田阿礼役の女性のの方が、「もう始まるぞ!」と叱りに舞台に出てきて、彼らは走って舞台袖に走っていきます。
おいおい、今、アイドルの歌謡ショーでも、こんな始まりはしないだろうに。
言いたいことは山ほどありますが、以下。
1.恋愛モード入れすぎ。
2.登場人物の心情とその変化が一向に判らない。
3.大海人皇子の進軍がちゃちい。なんか、桃太郎に犬、雉、猿がついてくるような
いや、「勇者ヨシヒコ」のエンディングみたい。
4.殺陣がおそまつ。
5.場面転換を上から下げた綱と舞台に置いた綱で表現したいたようだけれど、
あれ、下の方の席の方判らないと思う。上から見ていてもよく判らない。
などなど。
で、一番の問題は、稗田阿礼の役者さん以外は皆セリフがうまく喋れていない。
なお、こうした皇紀作品を上演するときは、元号でやるべきです。西暦でやってもどうせピンとこないし。