最新の観てきた!クチコミ一覧

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古書パラレル浪漫譚

古書パラレル浪漫譚

はらぺこペンギン!

神保町花月(東京都)

2018/10/17 (水) ~ 2018/10/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/10/18 (木) 15:00

価格3,300円

とても面白かったです。かなり設定は細かいですが、飽きなく話もわかりやすく構成されています。本がイイんでしょうね。役者は数も適度であり、役にもとても馴染んでいたと思います。これは演劇を初体験したい方を同行するのには丁度いい作品です。

照明が凄く新鮮でしたね。こんな使い方があるなんて。担当さんはとても勉強されたのではないでしょうか。
また宮沢賢治「銀河鉄道の夜」を重ねたストーリーがなかなかステキでした。

今年結成16年目だそうですが、恥ずかしながら存じませんでした。これから注目をしていきたい劇団です。

ネタバレBOX

「銀河鉄道の夜」に加えて「銀河鉄道999」もネタにしてます。こう言った既存モノを使うのはやや怠慢か?と思われがちですが、ここは「演劇を自虐」でカバーしています。そしてアラレちゃんの「キーン」は終盤に泣かせるワンシーンにつながります。沢山のネタをバランス良く書かれた脚本、そして優れた演出作品に出合うことはなかなかありません。
楽屋

楽屋

MAIA STARSHIP

ART THEATER かもめ座(東京都)

2018/10/17 (水) ~ 2018/10/21 (日)公演終了

満足度★★★★

【黒い楽屋】鑑賞-
予想に反してしっかり「楽屋」していました。
もっと華やかでショーアップされている、良くも悪くも軽いモノを思い描いていたら、全体を通して薄暗くやや地味な仕上がり。
実験的な試みを期待していた分拍子抜けしましたが普通に楽しめます。
これまで観たものには、かなりはっちゃけた演出のモノも有った。
もっと独自性を打ち出しても良かったのでは!?

THE SHOW MUST GO ON !!

THE SHOW MUST GO ON !!

劇団天動虫

ワーサルシアター(東京都)

2018/07/11 (水) ~ 2018/07/16 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/07/13 (金) 14:00

2013年3月、アトリエ第七秘密基地での初演がこの団体との出会いになったという思い入れのある作品、冒頭シーンから「あ~そうだった♪」と懐かしく思い出しながら観た。
今回の180度回転させるとまた別の顔を見せる装置も良かったが、初演は布を使ったユニークなもので、それもまたいつか観てみたいな、などとも。
ところで途中の会話に出てきた「沖縄のおみくじは凶ばかり」の落ちの部分(「きち」は要らない)で笑いが起きなかったのはシニカルな言葉遊びに皆さん気付かなかったからか?

となりの事件

となりの事件

シアターノーチラス

OFF・OFFシアター(東京都)

2018/10/10 (水) ~ 2018/10/14 (日)公演終了

満足度★★★★

隣の家の事件、第三者、他人ではあるのだけれど、まったく別世界のことでもなく、微妙な関わりを見せつつなストーリー、微妙な距離感とその他のエピソード、面白かったです!

みどり色の水泡にキス

みどり色の水泡にキス

オフィス上の空

あうるすぽっと(東京都)

2018/10/17 (水) ~ 2018/10/24 (水)公演終了

満足度★★

こういうのを輪廻と呼んでいいのかという疑問は終盤になってメカニズム(?)の説明があって「そう来たか」と納得した。しかしそれだけ。お芝居全体は、若い人が大勢で騒いでいるだけで、泣かされもせず、癒されもせず、怒りも喜びも湧いてこないものだった。

みんなのへや・改

みんなのへや・改

アガリスクエンターテイメント

CHARA DE asagaya(東京都)

2018/10/17 (水) ~ 2018/10/21 (日)公演終了

満足度★★★★

上演時間は約65分。楽しかった。バス+トイレ付き1Kの部屋の3方を囲むように椅子が置かれているが、席の前が部屋のどのスペースになるのかによって、見え方も結構変わる。何せ役者さんが目の前まで来るので、このときあっちのスペースの役者さんはどんな表情なんだろうとか、無い物ねだり的なもどかしさも。今度は別の側から観たい。

ネタバレBOX

できればアニメストリートの陰からベランダの外の様子も窺ってみたい。
夜を、徘徊。

夜を、徘徊。

ものづくり計画

萬劇場(東京都)

2018/10/10 (水) ~ 2018/10/14 (日)公演終了

満足度★★★★

一夜の出来事かと思いきや、登場人物それぞれのバックボーンを描きつつの舞台、感じたことといえば、友情、友人関係って、こんなものなのかなと、人生いろいろあるよな〜と思ってしまいましたが、舞台自体は面白かったです、

うリアしまたろ王

うリアしまたろ王

劇団山の手事情社

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2018/10/18 (木) ~ 2018/10/21 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2018/10/18 (木) 19:30

座席1階

声を出す、動く、舞台で舞う。超スローモーションも滑らかにこなす山の手メソッドを十分に堪能できる。リア王は、ぴったりの題材かもしれない。
安田雅弘によると、リア王と浦島太郎の語感が似ていて、さらに老いがテーマであることからタイトルを混ぜてしまったそうだ。演出や構成はユニークで、竜宮城の姫が舞う。劇画調の舞台を楽しめるが、それをリアルに見せることができるのは、やはり鍛えられたメソッドのなせる技だ。
有名なシェークスピア劇だからいいのかもしれないけど、物語を知らない人には難解だ。

ネタバレBOX

ラストシーンはなぜか東京音頭。冒頭から傘がたくさん開いて置いてあったのだが、そういう結末?
まさかね(笑)
想稿 銀河鉄道の夜

想稿 銀河鉄道の夜

ことのはbox

新宿シアターモリエール(東京都)

2018/10/10 (水) ~ 2018/10/14 (日)公演終了

満足度★★★★

観劇後に調べたのですが、「銀河鉄道の夜」の原作自体が作者の完成形ではないところで、割と解釈に自由度があるのかな⁉︎とはおもいますが、いい感じに仕上がっていたのではないでしょうか⁉︎

Short story's

Short story's

演劇商店 若櫻

現代座会館(東京都)

2018/10/18 (木) ~ 2018/10/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

たった今観劇!若櫻さんのshort story’sとしては2度目でしたが、見覚えのあるみなさんの演技はまた一味違った、いやかなり進化した作品になってましたね!90分という長くない時間に良く練られたストーリーの組み合わせでとても楽しくて素敵な作品でした。もっとスピンオフを入れて120分でも楽しめたと思いました。そうそう恒例の前説30分も楽しくて是非開場と同時に着席がオススメですね。初めての現代座はちょっと遠かったですが、シアターとしてはゆったりとした空間で楽でした。

守人〜まもりびと〜

守人〜まもりびと〜

劇団黒胡椒

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2018/10/04 (木) ~ 2018/10/08 (月)公演終了

満足度★★★★

設定としがらみ、いい具合になっていて良かったです!
ダンスシーンでのダンサーのレベル差が感じられたところだけが残念でしたが
いい舞台でした!

愚か者。たがらもの【尻軽娘に愛と無関心のブルースを】

愚か者。たがらもの【尻軽娘に愛と無関心のブルースを】

獏天

Geki地下Liberty(東京都)

2018/10/12 (金) ~ 2018/10/21 (日)公演終了

満足度★★★★

面白かった。役者の演技もアクションもダンスも、小気味よいテンポで進んで「観せる」舞台でした。しかし、ストーリーで「これっ」というインパクトが無かったように正直、感じました。もっと登場人物の哀しさっていうのか。そういう深みがあって、この流れだと満点だと思います。繰り返しますが、「観せる」舞台という点では満点だと思いました。

咲けよ、酒よ。

咲けよ、酒よ。

ソラカメ

「劇」小劇場(東京都)

2018/10/17 (水) ~ 2018/10/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

酔いつぶれてこぼれ出る、普段言わないような言葉の正体は、本音なのか、その場の勢いなのか、それとも無い物ねだりの願望なのか・・・う~ん何だかしみじみしてきます。
全てが思い通りに生きられる人などいる筈もなく、それぞれ社会生活を営む登場人物たちの悲喜こもごもが、私達と同じ日常目線で描かれ、性別・年齢が違っていても思わず共感して笑ってしまったり、自分の胸に手を当てて振り返ってみたり。

平均年齢24歳の女性7人が中心となった劇団さん。
おそらく見事に共感しまくりの同年代女性には面白くてたまらないでしょうが、どっこい全く違う目線からでも大いに楽しめます。
のどごし良くグビグビ飲めてちょっとほろ苦い、そしてちょっと気分よくなる・・・内容そのものがビールみたいな作品でした。
もちろん下戸でも楽しめます。

誤解

誤解

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2018/10/04 (木) ~ 2018/10/21 (日)公演終了

満足度★★★★

トルコのサウジアラビア総領事館でサウジアラビア人ジャーナリストが残忍に殺されたとするニュースがあったばかりだったので生々しかったです。

ネタバレBOX

自分のホテルで金持ち風の泊り客を殺し、金品を奪うことを副業にしていた母娘が、久し振りに実行しようとして殺した客は、実は20年程前に家出して成功して財を成した息子(娘の兄)だったという話に、その後娘があーだこーだ感想を述べまくる話。

あそこら辺の神様は、良きにしろ悪しきにしろ、積極的に行動する人間に対してはその行動を見守りますが、ただ単にすがってくる人間に対しては拒絶するという、自己責任論の強い神様でした。

山姥とか、日本でも昔はこういう犯罪が相当あったのでしょうね。
ゲッコーパレード出張公演 家を渉る劇vol.3『リンドバークたちの飛行』

ゲッコーパレード出張公演 家を渉る劇vol.3『リンドバークたちの飛行』

ゲッコーパレード

早稲田大学演劇博物館(東京都)

2018/10/17 (水) ~ 2018/10/17 (水)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/10/17 (水) 17:00

ゲッコーパレードの十八番。
毎年、家屋を替え乍ら上演されている作品らしい。今回は早稲田演劇博物館という、大物を相手に演じられた。
最近、ブレヒト作品を見かけることが少なく楽しみな演劇。
1日3公演なのだけれど、家屋の部屋を巡るという性質上、観客数も限られていて1公演20名。
ここのところ、大隈大講堂でのイベントでも、早稲田演劇博物館開催のものでは抽選に外れまくっていたので、
今回の当選はまさに神の僥倖かな。

定時前、荷物をロッカーに預けて、33時間を1時間に凝縮したリンドバーク大西洋無着陸飛行の旅へと出かける。
彼がなぜこの冒険に踏み込んだのかは判らない。彼は観客1人1人に挨拶と握手をし、飛行機に搭載する荷物を列挙し、海図を拡げる。ガソリンは持つのかを不安がり、磁石は最上級の物を調達したことを自慢げに述べる。

天候はけしてよくないが、待ち続けることもできない。
彼は、愚か者と揶揄されることも恐れず、霧の中旅立つ。吹雪に出会い、時として海面すれすれになることもあり、疲労と高いテンションを持ってただただ、操縦を続ける。

なぜ彼がこの冒険を思い立ったのかは語られない。ただ暗示されるのみだ。幼稚さの克服、いまだ到達されえないものへの憧憬、文明による自然の支配。
死への接近、恐怖と楽観。スコットランドの半島では、やっと飛行機が発見され、彼の生存が確認される。(ここでは、観客参加型のセリフ芝居となる)彼は飛行機を降り、飛行機整備をした仲間たちに、感謝の辞を述べて雑踏の中へと消えていく。

屋外でのラスト。つい涙が浮かんだのはなぜだろう。リンドバークの内面を追体験したからなのだろう。雨降らないでよかったな。淡々としながらも濃密、音楽効果も高く、建物の構造に則した視線、導線。一見の価値あり。


みどり色の水泡にキス

みどり色の水泡にキス

オフィス上の空

あうるすぽっと(東京都)

2018/10/17 (水) ~ 2018/10/24 (水)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/10/17 (水) 19:00

座席1階G列

価格6,000円

初日を観劇してきました。
前作吉祥寺シアターで公演した「おかえりのないまち。色のない」の余韻を残したまま来場したお客さんは私だけではないはず。

今回キ上の空論第9回公演となりますが、中島さんが立ち上げた「オフィス上の空」のプロデュースとしては初になります。

本編は「輪廻」が中心となって話は進みますが、私はあるワードを聞き逃してしまったので「なぜ?なぜ?」がずっと頭に残っていて消化不良のまま今朝を迎えました。
そして改めてあらすじを読むと「あー、そういうことね」と。
ですのでいままでそういった経験がある方はあらすじを読んでいくことをオススメします。あらすじは1つ注意があります。カンティフェで書かれているのは脚本修正前と思われます。公式サイトに書かれているものが正式のようです。
http://kijyooo.com/midoriiro/

さて芝居そのものの感想としては「目に入ってくるものが新鮮でした」。
プロジェクションを新たに導入したのは成功でしょう。
そして初めてキ上の公演に出演された演者さん。特に気になったのはハルさん演じた片山陽加さんは好演技でした。次回公演チェックします。
それと脇役につきまして。キ上の常連が豪華に出演でしたが、以前と似た役をやっていた感がありました。キ上ファンとしてもっと意外な役にもチャレンジして欲しいところです。

最後にチケット代金について。6000円はちょっと高いです。
いい会場、いい客席、いい演者、、、等々理由はあると思いますが、キ上の公演は2度観て「確認したいこと」があります。リピートするにはちょっと値段がキツイのが残念です。

★は前作と比べて付けました。

ネタバレBOX

私が聞き逃したワードは『おじいちゃんは生まれ変わって、きっとまた会いに来てくれる』です。ここはあらすじにも書いてあります。
ここ聞き逃すとかなり消化不良になりますのでご注意を。
ゲゲゲの先生へ

ゲゲゲの先生へ

東京芸術劇場

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2018/10/08 (月) ~ 2018/10/21 (日)公演終了

満足度★★★★

新しい商業演劇、とでも言ったらいいのだろうか。前川とイキウメに、今や大劇場を背負えるようになった佐々木蔵之助、テレビの松雪泰子、小劇場のスター白石加代子、手塚とおるで水木しげるの世界だ。変な座組みなのだが、一応大劇場がいっぱいになる。前川が作ってきた近未来と、過去に戻る水木とは、異次元でも、だいぶ世界が違うはずなのだが、そこを、佐々木蔵之助の半分人間、半分妖怪と言う(苦笑せざるを得ない)設定でつなげてしまう。水木らしい妖怪も出てくる。現代の地方の捨てられた神社と言う設定だが、ここが一番弱いと思った。一見似ているが、イキウメの舞台のような巧みでリアルな地域設定ができていない。夏の夜の夢みたいだ。前川の作品にある現代へのテーマ性がない。だが、芝居としてはできているのだ。
主催の東芸も公共サービスと言う点では、大きな興業元の商業演劇とは違うものを見せようという意気込みは買えるし、見ていてつまらなくはないのだが、芝居好きとしてはせっかくの大座組みだから、参加者の本領の全面発揮で芝居を見てみたいのだ。この舞台もこのまま小劇場でやるわけにはいかないだろうが、劇場が小さければ、それなりの別の面白さが出たと思う。難しいものだ。

みんなのへや・改

みんなのへや・改

アガリスクエンターテイメント

CHARA DE asagaya(東京都)

2018/10/17 (水) ~ 2018/10/21 (日)公演終了

満足度★★★★

商店街の空き店舗のような7メートル四方の部屋の3辺に客席を配置し、残りの4メートル四方をアパートの1室とする設定である。内容は冨坂流、説明無用のドタバタ劇である。

江益凛さんがまさかのストーカー役である(される側でなく、する側)。江益さんと言えば浅草の「ナイゲン」ではアイスクリーム店企画のクラス代表で可憐な一年生3148役が記憶に新しい。津和野諒さんに散々いじめられて泣きそうになったときは全男性観客が「おのれ津和野め許さん!」と怒りに震えたものだが、あれは何だったのかというくらいあっけらかんとした変貌ぶりである。この津和野さんはもちろんアガリスクメンバーがどなたも出演しない番外編である。今回の男性陣の多くはアガリスクにぴったりの精神的に危険な香りがしたが、あと二人の女性陣は正統派の女優さんでアガリスク的には癖が足りない印象を受けた。もっとも大家さん役はそもそも出番が少なく、作者がエピソードを考えているうちに時間切れになったように感じた。

ネタバレBOX

時間になると大家さんがこの部屋の間取りなどの説明を始める。距離があまりに近いので「家賃はいくらですか」などと質問をしたくなるのを必死にこらえた。これに並行して作業員が床にはテープで間取り図を描き、天井と床の間には柱を表す糸を張って行く。壁やドアなどはエアーである。この1K風呂トイレ付の部屋が舞台の全部である。見えているのに見えない、聞こえているのに聞こえない、という不可思議な状況だが観客自らが気になる場所にフォーカスを当てる、いわばセルフ・カメラワークの感覚が通常の演劇よりも強く意識されて心地良い。冨坂ワールドのファンは十分満足できるだろう。強いて不満を言うと「大家さん」の言葉遊びがくどすぎたし、エンディングの切れ味が今一つではあった。
愚か者。たがらもの【尻軽娘に愛と無関心のブルースを】

愚か者。たがらもの【尻軽娘に愛と無関心のブルースを】

獏天

Geki地下Liberty(東京都)

2018/10/12 (金) ~ 2018/10/21 (日)公演終了

満足度★★★★

とにかく役者が皆元気で熱い。
荒くて暑苦しくてとっても賑やかでチャーミングな舞台。

ネタバレBOX

終盤であの名作「ミッドナイト・エクスプレス」での恋人との面会シーンを想起したのは決して私だけでは無い筈。
二代目なっちゃんの愛人。

二代目なっちゃんの愛人。

なかないで、毒きのこちゃん

OFF・OFFシアター(東京都)

2018/08/21 (火) ~ 2018/08/30 (木)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/08/21 (火) 20:00

価格2,800円

さすがにほとぼりも冷めたので なかないで、毒きのこちゃん が秋に行った「犯行」について記録を残す。ただし作品の性質上、ハナシを盛ったり虚偽を記したりするオソレは拭い去れない。(爆)

ある意味で開演前から芝居は始まっているという用意周到な「劇場型犯罪」。この団体をよく知っていると「読み易い」かも。が、あれだけヒントがあるのにσ(^-^)も途中まで半信半疑だったし、「事件」は起こらなかったのだろうか?

(念のため詳細はネタバレBOXへ)

なかないで、毒きのこちゃんの芝居は何が起こっても不思議はないと言うか、何かが起こってもしばらくは静観した方が良いかも。(笑)

ネタバレBOX

まずは観劇前夜、団体から「出演を予定していた芝生みどりは体調不良のため降板、代役は作・演出の鳥皮ささみが務める」というメールが来て、ままあることと納得して劇場に赴いた。
劇場前にもその旨の掲示があり、それも当然のことと納得したが、「作品の性質上、公演終了まで内容をSNSなどに漏らさない」旨の誓約書が受付で配られ、終演後に記名・提出すれば「特別許可証」を渡す、というところで何かひっかかる。
「協力感謝の印」的なものならワカるが「許可証」って何?(笑)

続いてのひっかかりは当日パンフレット。記載されている「人物相関図」から推察するに芝生みどりの役を鳥皮ささみ(でもあるところの出演者)が演ずるのは無理、あるいは難しい。

そうこうしていると、出演予定の役者が客のフリをして喪服で客席に座り、これはままある演出ではあるが、怪しさ(笑)は深まる。

そんな疑いが決定的となったのは開演直前の「鳥皮ささみ」による前説。
メールなどで知らせた通り芝生みどりの降板を鳥皮ささみが代演するつもりであったが80分のうち30分しかできなかったのでアフタートークを行うという……。

もしもこれが本当ならば受付時にその旨を告げ、場合によっては「公開ゲネ扱い」にしてカンパ制にするのが一般的では? それを正規の料金を取った上に開演直前に告げるのは不自然……どころか非常識の極み(笑)

ということで、ここで「容疑」は濃厚に。それでもまだ「どこまでホントでどこまでウソ?」という疑問は残ったが、始まった「本編」が従来とは全く異なるタイプなのでほぼ「クロ」と認定。
さらに30分の本編が終わった後に「隣の駅前劇場が上演中ですのでお静かに」と言うが、σ(^-^) が観た初日はまだ駅前劇場は公演がなかったのでようやく「やっぱり全部芝居か、謀ったな!」と。(笑)

その後の「作られたアフタートーク」もブッ跳んだ展開(観客まで巻き込むし!(笑))ではあったが、それが普通に感じられてしまうほどだったので前半のインパクトの強烈さは推して知るべし。

しかし終演後にもシカケがあり、受付時に配られた「誓約書」は提出不要だが「特別許可証」は配布され、それにはあることないこと、酷評など何でもアップして良いとあり、ウソの例(芝生さんの復帰おめでとう、鳥皮さんの代演はさすが、など)まで記されており、最終的に観客まで「共犯者」にしてしまうという、画期的なアイデア。

ホントやったモン勝ちの秘策・奇策、(演劇界全体でも)1回しか使えない(=2度目はおそらくバレる)だろうが、もしかするとシレッとしてまた使うかもと疑ってしまうのがこの団体のオカしさ。(笑)
いや、さらにパワーアップしたワザかも。(期待)

公演情報(の出演者)公表の時からすでに芝居は始まっており、架空の新人女優のツイッターアカウントを作ってツイート/リツイートをして実在感を強め、観客は観終わってもガセネタも含んだ感想ツイートを読んだり自らアップしたりすることで継続し……という「本来の公演期間」の前後も含めた超長尺ものと言えよう。

また、映画化不可能。いや、ほぼそのまま映画にすることはできるだろうが、それではキモの1つは抜け落ちてしまうワケで「演劇でしか表現できない」作品であろう。

で、2013年5月の「ハロー!新宿ちゃん」1編目の「すーぱーうーまんちゃんさん」の発想を大幅グレードアップし、2017年7月(2018年10月再演)の「おれたちにあすはないっすネ」を“座席にいて観ることができる”スタイルに変形させたものとも言えるのではないか。

ちなみに第一報時点のタイトルは「ニューシアターパラダイス」。ある意味まんまじゃん!(決定タイトルは劇中劇(?)である前半部分を指す)

なお、本作のガセ(あるいはネタ)「降板・代役」メールの直前に予約している他公演の真実の「降板・代役」メールが来ていたので騙され易さがアップしたワケだが、逆に今後そういうメールが来る度に「本当か?」と疑ってしまいそうで、そこんとこ、どうしてくれるんだ鳥皮ささみさん!(笑)

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