
白いキャンバス
Uzume
シアター風姿花伝(東京都)
2018/08/29 (水) ~ 2018/09/02 (日)公演終了
満足度★★★
数学では蛇足とも思える項が解を求めるのに必要な時がある
世の中や人生でも余白の部分が宇宙項のような重要さを持つ事もある
作品として要素や構成の組み立てが上手く物語が面白く
余白の多い舞台ゆえに、それが蛇足となるのか宇宙項となるのか役者に重責がかかる
基本良い作品だが、開始5分で世界の構造や絵の正体がわかってしまうので、もうちょっとカムフラージュして欲しいかな
あと役者さんごとの台詞回しと声量のレベルの差も気になった
終盤の設定の暴走は物語の放棄と見られても仕方ない
面白かっただけに枝葉が気になる

ドキュメンタリー
劇団チョコレートケーキ
小劇場 楽園(東京都)
2018/09/26 (水) ~ 2018/09/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
リンリリンリと鳴り始め、トゥルリトゥルリと鳴り止まん。 想像を超える 「ユートピア」 、他者の目たる倫理は届かず、切り開くべき本性顕る現実。 組んでは離れ、当たっては砕け、進み出ては後退する・・・ 嗚呼、「3」を前に立ちすくむのみ、か。 正誤を跨いで繰り返された、過熱を避けた結晶が心に ぞわり と伝染り込む。 次も勇んで征かずば済むまい、解き放った重圧の、さらなる奥深く・・・。

二代目なっちゃんの愛人。
なかないで、毒きのこちゃん
OFF OFFシアター(東京都)
2018/08/21 (火) ~ 2018/08/30 (木)公演終了

みのほど
(劇)ヤリナゲ
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2018/08/24 (金) ~ 2018/09/02 (日)公演終了
満足度★★★★
役者はそれぞれに名前を持っていて、それぞれの人生を持つ個人で
だけど舞台の上では、そこにいるのは役者で
発する言葉は個人のものじゃない台詞で
肉体は依代に台詞は宣託に
それは誰のものでもない言葉であり、作品が囀る言葉
役者の存在の重さを感じられる舞台だった

同情するなら金を積め
怪奇月蝕キヲテラエ
新宿眼科画廊(東京都)
2018/08/24 (金) ~ 2018/08/28 (火)公演終了
満足度★★★
藤真廉さんの圧倒的なビジュアル力によって構成された作品
設定も展開も世界観も全て藤真さんのビジュアルの暴力で力づくで納得させられた感じ
何かを与え見返りを得る時に必要なのは損得じゃなく、自分自身の幸福感が満たせるかどうか
テンポや台詞流れの速さと比較的平坦な展開はPV的な感覚を受けた
藤真さんの存在感が圧倒的なだけに対立軸が無いのが惜しくもある
あと、座席は1列多く作りすぎ。あの狭さで席を作ってはいけない
まともに観劇できるスペースじゃなかった

空の花壇は香らない
劇団ミックスドッグス×埋れ木
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2018/08/23 (木) ~ 2018/08/28 (火)公演終了
満足度★★★★
人がコミュニケーションを取る意味や、感情の起源を対話によって洗い出すという
紛うことなき久保磨介さんの脚本
これをエンタメ色は弱いけど会話の間やキャラクターで魅せる奥田さんの演出
両者の特色がはっきりと出ていてコラボと言う意味では大満足だった

【当日券有〼】セメント・モリ
肉汁サイドストーリー
DustBunnyARAKAWA(八広)(東京都)
2018/08/24 (金) ~ 2018/08/26 (日)公演終了
満足度★★★★
カンカン、ジリジリと響く町工場音、日常なのに非日常な空間
淡々と生き死にがボーダレスに流れ込んでくる物語は強風にページを捲られて進んでいって
形而下された要素がぶつりと屋上に刺さっている物語の雰囲気は、まるで啓示がくだされているようで面白かった
町工場のやかましい音と、吹きすさぶ強風の中での観劇という体験が最高だった
工場音は意外に邪魔にならずに、かえって役者の言葉に凄い神経を傾けることになったし
強風は予め用意されていた演出効果のようにもみえた
まあ交通の便は悪いから、最悪の場所に最高の劇場が有る感じ

どうかこの花を受け取って
劇団浅葱色
サブテレニアン(東京都)
2018/09/16 (日) ~ 2018/09/18 (火)公演終了

グーとパーでチョキを出す
ACT
劇場MOMO(東京都)
2018/09/27 (木) ~ 2018/10/01 (月)公演終了
満足度★★★
まぁ綿菓子のようなフワフワした感じの作品で
合わない方にはトコトン合わないだろうな~って思えた話
う~ん青年マンガの’80年代主人公のような感じかな
懐かしい感じはしたけど・・・・いまどき・・・受けるんだなぁ
とも思えたデスね(^-^)

男ばかりの会話劇『みんなの物語』
カプセル兵団
ワーサルシアター(東京都)
2018/09/19 (水) ~ 2018/09/24 (月)公演終了
満足度★★★
なかなに裏事情とか歴史・・みたいな話が覗ける作品ですが
ゲスト乱入での毛色の違いと喫煙は
あましいただけなかったなぁーと
楽しく笑えるんだけどね
受動喫煙対策にマスクとか配ってくれるんだけどね
いまだ喉がゴロゴロして痰がからむ・・・
ので星数はひとつ減じました

14歳の国
早稲田小劇場どらま館×遊園地再生事業団
早稲田小劇場どらま館(東京都)
2018/09/14 (金) ~ 2018/10/01 (月)公演終了
満足度★★
1998年初演の本作を再演するにあたり、作・演出の宮沢章夫さん自身があいさつで
「1997年の、神戸のニュータウンで14歳の少年が犯した凄惨な事件や、その翌年、
社会問題になったバタフライナイフを使った殺傷事件の生々しさがこの20年でよく
わからなくなっていることだ」と、不安点を語っていましたが、ドンピシャになった
感じがあります。「らしさ」はあるけど、さすがに古い感じがしました。

やんちゃんのシュガーと毒
シャービィ☆シャービィ
CINEMA BOKAN(BARガリガリ)(東京都)
2018/09/13 (木) ~ 2018/09/19 (水)公演終了
満足度★★★
バットエンド回観ました。近未来SFファンタジーの連作集。コメディですが、結構シニカル。なかなかに楽しめました。しかしながら、劇中生着替えは何なんだろうな。殆ど露出なしで、全然エロくないのだが。方向性の転換はあるのだろうか。

ギンノキヲク(福祉フェスVer.)
ラビット番長
あうるすぽっと(東京都)
2018/09/28 (金) ~ 2018/09/30 (日)公演終了

翼をください、を歌いたくなった日
ジ~パンズ
シアター711(東京都)
2018/09/20 (木) ~ 2018/09/24 (月)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2018/09/22 (土) 18:30
退職する者の送別会で同僚の部屋に集まった職場仲間のうち何人かは別の思惑があり……な1シチュエーションもの。
そうして描かれるのは職場仲間2組に加えて部屋の提供者の妹(同居)も含んだ「修羅場の将棋倒し」的連鎖。
もはやその方面には実生活で縁がないので(爆)「他人の不幸は蜜の味」にはならずとも「よくやりますなぁ」と高見の見物、ドラマとして面白かった。
また、劇中のJ-POP関連のジェネレーションギャップに「そう言えばそうなるんだな」と改めて気付き、タイトルの意味がワカるラストに納得。
あと、照明効果で時として妹の部屋の中が見える装置も舞台ならではのシカケだね。

Out of Order イカれてるぜ!
加藤健一事務所
本多劇場(東京都)
2018/09/26 (水) ~ 2018/10/10 (水)公演終了

ギンノキヲク(福祉フェスVer.)
ラビット番長
あうるすぽっと(東京都)
2018/09/28 (金) ~ 2018/09/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/09/28 (金) 12:00
30回目という池袋演劇祭の節目の締めにふさわしい、最高の作品でした。
オープニングとエンディング、娯楽の要素も多くあり、
たくさんの人達の人生模様を鮮やかに表現した、極上の舞台だったと思います。
星5つには収まりきらないほどの素晴らしさでした。
ダンスも合唱も、圧巻のクオリティ。
あうるすぽっとの広さを十分に生かした演出だったと思いました。
5公演だけなのが本当にもったいない、いつまでも観ていたい。
井保さんの信じる「演劇の力」を僕も信じているし、
今年もまたその力が本物であることをしっかりと感じさせて頂きました。
来年もぜひ!応援しています!

バイバイ・マイホーム
踊る演劇集団 ムツキカっ!!
シアター風姿花伝(東京都)
2018/09/26 (水) ~ 2018/09/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
素晴らしい舞台でした。ストーリーも、役者さんも、演出も、舞台は全てそういうものなのでしょうが、何か大切なものを皆さん一丸になって壊れないように磨いていくような印象があるお芝居でした。完成した結論はとても美しいものでした。素晴らしい時間をありがとうございました。

バイバイ・マイホーム
踊る演劇集団 ムツキカっ!!
シアター風姿花伝(東京都)
2018/09/26 (水) ~ 2018/09/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
とても面白かったです。登場人物それぞれに個性があり、笑いの中に、考えさせられたり、じ~んとする物が多々ありました。そして、最近行っていない母のお墓(家)に行かなくてはと思いました。ダンスも素敵で観応えありました。ストーリーも、役者さん達の演技も良かったし、私の心に響くものがありました。大満足でした!

OPTIMISM
アブラクサス
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2018/09/05 (水) ~ 2018/09/09 (日)公演終了
(関係ない話から始めますが)毎年行われている難民映画祭が今年も行われました。
例年よりかなり規模が縮小され、開催時期も1ヶ月ほど早く9月上旬でした。
そうこの公演とほぼ同じ時期です。
やはりこういったテーマだけにドキュメンタリーが多かった。ドラマは1作だけでした。
で、こういう映画祭が行われている時期に本作を見たら、どうしても違和感とか軽さを感じてしまったわけです。
これは舞台の宿命とか限界なのでしょうか。
時代も国も文化も違う人々を日本人が、なりよりも日本語で演じることに違和感や軽さを感じてしまったのです。実在の人物を事実に近い作品だったからかもしれません。
この芝居はクオリティが高くとても良い作品だったとおもいます。
その時期に見なかったら、こういった感覚はは感じなかったかもしれませんが。
だからといって舞台が生が無力とは思っていません。
生きている人間が、目の前でパフォームするものには絶対に力があると信じています。

Breath~神様にピース~
touch my brassiere? company
上野ストアハウス(東京都)
2018/09/27 (木) ~ 2018/09/30 (日)公演終了
満足度★★★
ミュージカルという事でしたが、正直、歌は上手いとは思えず、ダンスも物足りなさを感じました(途中から良くなりました)。ですが、優しさに溢れ、丁寧に作られた舞台で好印象でした。