Naked Girls - 裸の女達
劇団ノーティーボーイズ
ブディストホール(東京都)
2018/10/02 (火) ~ 2018/10/07 (日)公演終了
あぁ、いけし昭和ロマンのストリップ。
閉店となった小屋。艶かしい脚のごとく、往年の日々。
シンクロさせながらを展開する。
蛇と天秤
パラドックス定数
シアター風姿花伝(東京都)
2018/10/10 (水) ~ 2018/10/15 (月)公演終了
満足度★★★★★
この作家の作品は、上演が終わった後に台本を買ってあらためて読んでみようと思わせられるものが多い。よくこういう物語が書けるものだと感心するし、これをプロンプター無しで上演できる俳優さんも凄い。
通し狂言 平家女護島(へいけにょごのしま)
国立劇場
国立劇場 大劇場(東京都)
2018/10/01 (月) ~ 2018/10/25 (木)公演終了
満足度★★★★
歌舞伎座の財布にやさしい席はほとんど変えなくなってしまったが、国立劇場はまだゆとりがあって嬉しい。近松門左衛門の描写は現在でも色褪せず素晴らしい。おかげで1回目はイヤホンガイド利用、2回目は台本を見ながら、3回目は何もなしと3回も観てしまった。
プラスチック・ピノキオ/モンストロ・メモリ
たすいち
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2018/10/06 (土) ~ 2018/10/21 (日)公演終了
満足度★★★★
【プラスチック・ピノキオ】
あるアパートに入居している人々はそれぞれワケありの過去を持っているようで……な物語。
複数の入居者の現在と過去が錯綜し、80分余の尺にしてはあれこれ詰め込んでちょっととっ散らかった感はあるも「逃げることの是非」や「帰る場所」などを描いて登場人物(と彼らに感情移入した観客)を優しく包み込む感覚はいかにもたすいち。
また、中盤の台詞からタイトルの意味が明らかになる時に、同時に「装置のデザインが意図するもの」にも気付くのがイイやね。
となりの事件
シアターノーチラス
OFF OFFシアター(東京都)
2018/10/10 (水) ~ 2018/10/14 (日)公演終了
満足度★★★★
都会の人間関係を表面の親近さと内面の疎遠さを浮き上がらせ、家族内でも本心と虚心が存在するという人間の心の危うさを描いた、少し怖い物語。
(上演時間1時間30分)
ネタバレBOX
セットはほぼ素舞台、奥壁に沿っていくつかの椅子が客席側を向いて並べられているだけ。上手に別スペースを設ける。映画「家族ゲーム」(森田芳光監督)の食事シーンを連想させる。この配置は家族という身内、身近な存在であるがよく見えない位置関係にある。隣を注視しない警戒しないという暗黙の了解があるからだ。同時に隣は何をする人ぞという無関心も窺える。また他人には好奇の眼差しを向け、色々観察したがる様子も垣間見える。しかし相手の実像、実態は掴みきれずあくまで興味本位の域である。ここに隣人、特に都会における近所付き合いの本質を表わした表現がある。
梗概…1年前、隣の家で息子が殺人事件を起こした。並木家の妻は取材陣に隣家の事情を尋ねられたが、正直よく知らない。しかしめったにない機会、自分の存在を示しておきたい軽い気持ち。そこには隣と違い我が家は安泰、たぶん幸せ家族だと思っている。
しかし一皮剥けば、この家も妹夫婦は離婚話、シェアハウスの居候住人のことや空き部屋の心配。夫婦円満と思っているが実は無関心、長年連れ添ってきた当たり前の風景、惰性マンネリという倦怠期のような…。1年後偶然か、並木家の娘が事件を起こした家の娘に会う。日常の何気ない暮らし、その情景の中、人の心に見えない”鬱積”が不気味に堆積していく様が見て取れる。このあたりの心情描写は巧い。一見、幸せ家族を客観的に見ているのがこの家の娘。その観せ方が直接ではなくカメラという媒体を通して観察しているかのようだ。そしてこの娘にも隠し事がある。客観的にすることで観客目線と同化するようだ。
公演の面白さは、直接大きな事件を取り扱わず、日常の些細な出来事の不満・心配・苛立など人が持っている説明し難い、またはコントロールし難い感情を実に上手く表現しているところ。幸せはどこにあるのか、本音と建前の会話が情況にピタッとはまる面白さ。もちろん役者の演技力もあるが、室内という緊密空間、家庭(族)から遁れられない不気味さがそう思わせる。会話(台詞)が丁々発止という訳でもない、逆に緩慢なところもある。しかし聞き逃したらいけないような緊張感がある。そこにこの劇団の巧さ、特長があると思う。
最後に、平凡な家族のあり触れた暮らしを普通に描いているが、自分は”日常生活”の中で演劇に”非日常性”という楽しみ、刺激を求めて観るところがあり、その意味で今まで観てきたシアターノーチラスの公演に比べると少し物足りなかったのが残念。
次回公演も楽しみにしております。
プラスチック・ピノキオ/モンストロ・メモリ
たすいち
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2018/10/06 (土) ~ 2018/10/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
よく出来た作品だと思いました。キャラ一人一人が立っていて、好きになれる瞬間が必ずある。川口さん・見米さん目当てで来ましたが、皆さんファンになってしまいそう。
細かい感想はネタバレBOXに書きます。
ネタバレBOX
まず見米さんの七尾先生は、とても格好良かったです。白衣が似合いますね。信頼できるお医者さん(修理屋さん?)という雰囲気でした。「だから僕をしっかり見ておけ」の台詞が素敵。
川口さんとの掛け合いもテンポが良くて心地よかった。私は見米さんの低めの声が好きなのですが、今回少し鼻声だったのが残念。
川口さんのノイカはとても面白可愛かったです。てっきりシリアスなお芝居をされると思っていたので、いい意味で裏切られました(笑)
眠らされる場面と、起きる場面と、『かもめぇ〜』の変顔がツボ。素なのかな?時折見せるくしゃっとした笑顔がとても素敵。
見米さんは空の花壇、川口さんはナイゲンぶりですが、お二人とも上手くなっているなと思いました。また機会があったら観に行きたいです。頑張ってください。
想稿 銀河鉄道の夜
ことのはbox
新宿シアターモリエール(東京都)
2018/10/10 (水) ~ 2018/10/14 (日)公演終了
満足度★★★★
北村想「想稿 銀河鉄道の夜」、素敵な演出と役者みなさんの魅力的な演技素晴らしかったです。
堪能しました。
ネタバレBOX
特に銀河の星座の舞を思わせるダンスシーンが素敵でした。
カンパネルラとジョバンニの表現豊かな演技も魅力的でした。
できたら、準主役と思われる「ザネリ」をもう少し心理描写を繊細に表現すると更に見ごたえが増したのでは、、と思いました。
となりの事件
シアターノーチラス
OFF OFFシアター(東京都)
2018/10/10 (水) ~ 2018/10/14 (日)公演終了
満足度★★★★
いろいろ考えさせられる面白い作品でした。
ネタバレBOX
どこにでもあるごくありふれた日常の家族の生活を淡々と描きながら、ひょとしたら自分の身の回りでも起きているかもしれない、
幸せと不幸は背中合わせ、いつもと違った視線、角度から物事を捉えたり、考え方ひとつでまるっきり違う世界が見えてくる、
そんなことをなにげなく気づかせてくれる作品でした。
夜を、徘徊。
ものづくり計画
萬劇場(東京都)
2018/10/10 (水) ~ 2018/10/14 (日)公演終了
満足度★★★★
とても面白かったです。
ネタバレBOX
同級生の結婚式の余興の打ち合わせで、仲良し?「だった」4人が居酒屋での再会から
回想的に、4人の私生活を赤裸々に巧みに織り交ぜながら、女優や映画の世界の現実の厳しさ、
いくつもの挫折や不満、妬み、それぞれが抱える悩みや葛藤を繊細に心理状態が描かれ、
お互いの本音をぶつけ合い自分を見直し、負の感情から開放され素直な気持ちになって皆の決意と希望がみえる
これからの未来に向かっていこうと感じさせられるラストシーン、とても良かったです。
役者みなさんのそれぞれの役柄をしっかりとこなす演技力も素晴らしかったです。
クロノライセンス(東京公演)
劇団1mg
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2018/10/10 (水) ~ 2018/10/14 (日)公演終了
満足度★★★★
心が温かくなるファンタジーな世界、良かったです。
ネタバレBOX
序盤のハイテンションでドタバタな展開に、どうなってしまうのかと思って観ていましたが、
プロローグの伏線が感動的なエピローグへと繋がっていく構成、とても良かったです。
死神達で語られたそれぞれの想いや生前の妻の記憶、魂を取らなくてはいけない1000人目の衝撃(奇跡)的な事実
だんだんと死の世界と生の世界が繋がりが明らかになるにつれて、どんどん引き込まれていきました。
愛おしい幸せな時間を噛みしめながら過ごし、他の死神と協力して想いを伝えて皆の心が温かくなるような
ファンタジーなラストシーンに胸が熱くなりました。
役者みなさんの演技もとても良かったです。
天国街へ連れてって
梅雨前線六月族
北とぴあ ペガサスホール(東京都)
2018/10/14 (日) ~ 2018/10/14 (日)公演終了
満足度★★★★
劇場全体(客席や出入口)を使った演出が、凝っていました。特に、劇場外の景色は、ここのホールの特長を上手く利用しましたね! 脚本を書く時から、演出を意識して作ったのではと思いました。
話は、ファンタジーも含まれましたが、社会派を目指しているように感じられました。素人が書くと中途半端になり勝ちですが、頑張りは伝わってきたので、さらに挑戦してもらいたいです!
夢途切相駆彼岸
明橋文学
荻窪小劇場(東京都)
2018/10/13 (土) ~ 2018/10/14 (日)公演終了
満足度★★★
それはどこまでも彼であって、彼ではない感覚。 そこは彼の夢の中で、彼の制御及ばぬ ”世界” 。 でも彼は ”世界” を択べる、より身軽に、よりリアルに・・・そんな時代感覚。 無数の彼が重なり合う現実に目覚める前、取り戻せそうで叶わない大事に出会う前・・・ いじけて斬り捨てる若さがいじらしく疼く。
クロノライセンス(東京公演)
劇団1mg
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2018/10/10 (水) ~ 2018/10/14 (日)公演終了
満足度★★★★★
ダンス素晴らしかったです。
面白いお話しでちょつと笑いがあって、とても楽しい時間が過ごせました。
となりの事件
シアターノーチラス
OFF OFFシアター(東京都)
2018/10/10 (水) ~ 2018/10/14 (日)公演終了
満足度★★★★★
初見でしたが、最後まで惹きつけられて大満足です。今回は事件のあったおとなりさんのお話でしたが、口コミをみて、当事者、その周囲の人のお話も、観てみたいなと思いました。
クロノライセンス(東京公演)
劇団1mg
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2018/10/10 (水) ~ 2018/10/14 (日)公演終了
満足度★★★★★
ダンスもきれっきれっで、笑いもあって、ほっこりして、大満足です。
夢途切相駆彼岸
明橋文学
荻窪小劇場(東京都)
2018/10/13 (土) ~ 2018/10/14 (日)公演終了
満足度★★
夢と現の世界をまたぎ紡ぐ作品だったのでしょうが 境目が分かりづらくなかなか難解な作品でした。
夜を、徘徊。
ものづくり計画
萬劇場(東京都)
2018/10/10 (水) ~ 2018/10/14 (日)公演終了
満足度★★★★
タイトルから感じていた内容とは違っていました。彼女たちの人生の紆余曲折が綴られていて共感する部分が多々ありました。なかなかいい作品に出合えたと思いました。
クロノライセンス(東京公演)
劇団1mg
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2018/10/10 (水) ~ 2018/10/14 (日)公演終了
満足度★★★
私が想像していた死神とはイメージが違ったが 死神にも人間同様いろいろな性格の者がいるんだろうな~と思いながらみました。
となりの事件
シアターノーチラス
OFF OFFシアター(東京都)
2018/10/10 (水) ~ 2018/10/14 (日)公演終了
満足度★★★★
出てくる人達が人が亡くなった話を普通に話し隣の娘が淡々と事件当日の話をする怖さ。
でも現実なんてこんな感じなんですよね。過ぎてしまえば他人事で現在の問題のほうが重要という。
今回も色々と考えさせらせました。
「Syng til måne」
劇団わたあめ工場
d-倉庫(東京都)
2018/10/13 (土) ~ 2018/10/21 (日)公演終了
満足度★★★★
太陽と月を操る人々と狼族との攻防を描いたダークファンタジー。(追記2018.10.17 02時 華4つ☆)
ネタバレBOX
衣装が中々豪華で、カッコイイ役者が多い作品だが、ギリシャ悲劇の傑作を想起させるシーンも出てきて内容的にも深いものがある。
物語は、盲目のトゥルーバドール(トゥルーベールでも良い、どだい学問的な違いを言うよりイメージとしてここでは用いる)が子供達の下にやってくる所から始まる。彼はオルフェウスの竪琴のような楽器を弾きながら古い叙事詩を伝える。その頭の部分は人口に膾炙した部分で子供達も良く知っているのだが、冒頭以外は、子供達には知り得なかった、そしておそらく今では大人達の殆どが知らない、或いは隠された真実であった。その核心は、光が失われた原因に纏わるものである。丁度、彼の目から光が失われたように。
こう書けば、ギリシャ悲劇に通じた人々はハハンと思うかも知れない。正解である。分からない人は、もう少し本を読みたまえ。或る程度世界文学に通じていなければ、様々な戯曲に何がどのように籠められているのかについての認識も持てない。解釈も自ずから違ってくるのである。
かつて、この国は太陽を操る者、月を操る者、二人のリーダーによって統率されていた。然し狼族が、彼らの生存を賭けて挑んでくる。その力は侮りがたく一族は存亡の危機に直面する。その攻防の央、月を支配する長の甥・ソラは、狼族の女王の息子・スエークリンとの奇縁から親友の契りを結び狼族の襲来情報や何故彼らが襲うのか。また彼らの弱点などを自然に知るようになった。一方、太陽を司る長は、狼族の殲滅を画策し、その為にスエークリンを拘束、ソラを通じてその撃滅法を探ろうとしていた。ソラはアンヴィヴァレンツに引き裂かれる。親友は裏切れない、然し、妹が言うように父は狼族に襲われ、ソラを護る為に食い殺された。父が殺害されたことで、母は子供達の為に最も嫌っていた太陽を支配するリーダーとの再婚に同意し、現在彼はソラの「父」そこで、彼はリーダー達に提案した。後は観てのお楽しみだ。