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劇団あおきりみかん其の四拾『ワード・ロープ』

劇団あおきりみかん其の四拾『ワード・ロープ』

劇団あおきりみかん

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2019/03/29 (金) ~ 2019/03/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

さすが「あおきりみかん」さんです。上手く出来た芝居でした。ストーリー,演出,役者さんの演技,開演前の鹿目さんの物販お姉さん,どれをとってもお見事です。最初から最後まで勢いで観てしまいました。1時間50分,充実しています。これまで観た「あおきりみかん」さんの中でも完成度は高いんじゃないかなぁ。おススメです。あと,これは言っておきたい。20周年,おめでとうございます!

R.U.R.

R.U.R.

ハツビロコウ

小劇場 楽園(東京都)

2019/03/26 (火) ~ 2019/03/31 (日)公演終了

満足度★★★★

コンパクトにまとめられた味わい深い素晴らしい舞台でした。
 

ネタバレBOX

 余計なものを削ぎおとし、伝えたいものだけを残した演出で魅せるチャペックの作品を堪能しました。

 危機迫る臨場感に溢れた役者皆さんの迫真の演技に最初から引き込まれました。

 物語は、ヘレナが島の研究所を訪れ結婚して10年後からの展開で、ロボットの反乱が起きる.....
 ロボットの感情を持たない1か0か、何の躊躇いもなく殺してしまう残忍さと、ロボットに人間の習性を学習させることで、人間の感情が生み出す愚かさや過ち、身勝手な考えや憎悪、敵対心、如何に文化が進化しても繰返えされる(歴史)変わらぬ争い等、ロボットが人間の考え方に矛盾を感じとった時、起こるべくして起こる事態!? 
 創造主は確実に制御(停止)することが出来るのか!?
 ロボットが平和(秩序)を守ろうとするために人類が滅亡することもあるかもしれない.....
 また、ロボットの便利さが人間の機能そのものの進化を止め、逆に退化させてしまうのではないか…
少子化の進む現代の問題にも触れているような...
 そんなことをロボットをとおして教えているようにも思えました。

 書かれた当時こそロボットの製造方法のマニュアルがなく、右往左往していたかも知れませんが、今や目的の認識でいくらでも自ら学習し、それ以上のものを創ってしまうことが可能なレベルまで達してしまっていると思うと、人工知能搭載ロボットの機能や目的、方向性や倫理観が開発者の考え方次第で100年も前に書かれた預言書とも言える戯曲が事実のものになりかねない恐ろしさを感じました。

 ラストシーンには、最後に作られた未完成で人の純粋な心と未熟さ(未知の可能性)を持ち合わせるロボットに、相手を思いやる気持ち自己犠牲や愛、喜怒哀楽の感情など、未来に希望の光を残す(役者選出も)演出もとても良かったです。

 見ごたえのある素晴らしい舞台でした。

美女と多重

美女と多重

カラスカ

ブディストホール(東京都)

2019/03/28 (木) ~ 2019/03/31 (日)公演終了

満足度★★★★

最初から最後まで笑い全開、大いに楽しめました。
 

ネタバレBOX

 前半は、かなりハチャメチャでドタバタ感が強めですが、次々に繰り出される笑いや本願寺のホールで?!住職役が煩悩の塊、下ネタの連発は強烈でした。(爆)
 また、舞台を埋め尽くす全員によるダンスシーンは、圧巻。素晴らしい!見応えがありました。
 ストーリー展開のあまりのはじけっぷりに、収集がつくのか、心配なほどでしたが、最後の最後まで笑いがあり、物語がきっちりまとめられていてとても面白かったです。
 
美女と多重

美女と多重

カラスカ

ブディストホール(東京都)

2019/03/28 (木) ~ 2019/03/31 (日)公演終了

満足度★★★

「美女と多重」というタイトルが気になって観に行きました。カラスカ公演は何回か観ているので楽しみにしていたのですが、私にとっては難しかったというか、乗り遅れました。最近、演目によってはこのような自覚症状があるのは、やはり「老害」かなと思ってしまいます。柔軟な思考で、いろいろな分野の芝居を楽しみたいと思っているのですが、情けないというか、申し訳ない。隣の若者はノリノリで、会場は盛り上がっていたのはご報告しておきます。

他の6人

他の6人

劇団ロクタク

シアター711(東京都)

2019/03/27 (水) ~ 2019/03/31 (日)公演終了

満足度★★★★

楽屋の話は面白い。

劇団あおきりみかん其の四拾『ワード・ロープ』

劇団あおきりみかん其の四拾『ワード・ロープ』

劇団あおきりみかん

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2019/03/29 (金) ~ 2019/03/31 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2019/03/29 (金)

29日ソワレ(1時間50分)を拝見。

ネタバレBOX

テーマはもちろんのこと、(縄跳びの縄も含めた)ロープや「群唱」を多用した演出共に、私のようなオッさんには懐かしい…即ち、近頃、とんとお目にかかったことのない「オールド・ファッションド・演劇」だった。
だが、かといって、決して古色蒼然としていた訳ではない。
演じ手の皆さんが発する熱量(演技・運動量・縄跳びのための練習量)も合わさって、若い観客には、かえって、初めて体験する「斬新な感覚の演劇」として受け止められたのではないだろうか。
観客に訴える圧が極めて強力な舞台だった。

最後に29日ソワレでの配役を記しておく。

針山梨々香(本作のヒロイン。相太の娘)…川本麻里那さん
針山相太(梨々香の父。既に死んでいるが、タイムカプセルを掘り起こす日だけ蘇る)
…松井真人さん
宇井島諭(相太の中学時代の同級生。未来の独裁者)…花村広大さん
浜岡舞子(相太の中学時代の同級生)…真崎鈴子さん
段田淳(相太の中学時代の同級生)…正手道隆さん
長井瑠美(相太の中学時代の同級生)…みちこさん
丸山龍二(相太の中学時代の同級生)…篠原タイヨヲさん
蛭川吐夢(「言葉のロープ」の発明者。二重跳びが上手)…カズ祥さん
成神愛良(吐夢の研究室の同僚)…平林ももこさん
元木秀樹(吐夢の研究室の同僚)…近藤彰吾さん
直子(未来から来た女戦士? 実は吐夢の母)…山口眞梨さん
優(宇井島の息子)…大屋愉快さん
緑(梨々香の母。タイムカプセルを掘り起こす日だけ蘇る相太に絶望し、離婚)
…松野有加里さん
R.U.R.

R.U.R.

ハツビロコウ

小劇場 楽園(東京都)

2019/03/26 (火) ~ 2019/03/31 (日)公演終了

満足度★★★★

内容のある、充実した、しっかりした劇だった。

美女と多重

美女と多重

カラスカ

ブディストホール(東京都)

2019/03/28 (木) ~ 2019/03/31 (日)公演終了

満足度★★★

登場人物が多く、にぎやかです。

ネタバレBOX

美女が多重でした。人格が多重すぎて、そしてドタバタとした展開に、どの人格とどの人物がつながるのか、理解がついていかなかったのですが、最後にすっきりした感じです。
東京魔法少女図鑑

東京魔法少女図鑑

東京スピカ

阿佐ヶ谷アートスペース・プロット(東京都)

2019/03/29 (金) ~ 2019/03/31 (日)公演終了

満足度★★★

とてもおもしろかった。魅力的で魔法のような時間だった。

劇団あおきりみかん其の四拾『ワード・ロープ』

劇団あおきりみかん其の四拾『ワード・ロープ』

劇団あおきりみかん

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2019/03/29 (金) ~ 2019/03/31 (日)公演終了

このあらすじって合ってたのかなと、まだ頭の中で整理がつかないところがあるのだけど、明日もう1回観る予定なので、☆はそのときに。でも、開演までの時間も含め、やはり力量のある劇団だなと。

男亡者の泣きぬるところ/女亡者の泣きぬるところ

男亡者の泣きぬるところ/女亡者の泣きぬるところ

ニットキャップシアター

こまばアゴラ劇場(東京都)

2019/03/27 (水) ~ 2019/03/31 (日)公演終了

満足度★★★★

初めて観る劇団。「女亡者」面白かったです。巧いし、ぶっ飛んだ感じも、リアルな感じも。「男亡者」も面白かったんだけど、「女亡者」に比べたら解りやすい素直な作りでした。エレベーター広いな大きいな…って気になってしまった。もうちょっと狭い方が面白くなったかも。ほかの作品も観てみたいです。

劇団あおきりみかん其の四拾『ワード・ロープ』

劇団あおきりみかん其の四拾『ワード・ロープ』

劇団あおきりみかん

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2019/03/29 (金) ~ 2019/03/31 (日)公演終了

満足度★★★★

ワードというよりはロープにこだわったと思われるようなお話でしたが、勢いで見せられてしまいました。そしてあのことは書きたいけれど、書いてはいけないとのことで書けません。

クラカチット

クラカチット

東京演劇アンサンブル

ブレヒトの芝居小屋(東京都)

2019/03/20 (水) ~ 2019/03/31 (日)公演終了

満足度★★

役者さんをはじめとする沢山の方々がこの舞台を作り上げているわけで、何か面白いところがあるのだろうと3時間観続けたが何も見出すことはできなかった。もちろん作られた時代に戻れば興奮する物語であることは想像できる。王女様の話は当時そのような出来事があったのではないのだろうか。そうでないとあまりに単純だ。

ネタバレBOX

クラカチットは原子爆弾か?についての個人的メモ(2019/4/30改訂)

本作「クラカチット」では少量のクラカチットが大きな爆発力を発揮する。
これが原子爆弾を予想したということについて舞台を観ただけでは懐疑的であったが、書籍を読んでみて高性能爆弾を予想していることを確認した。ただしその予想したものが我々の知っている原子爆弾と同じだと言うのは間違いである。以下そのことの考察。

もちろん、チャペックが書いていることは当時の科学者が試行錯誤していたことの紹介である。

原子核の一部が崩れて高速な粒子(放射線)が飛び出てくる。これを原子核の「崩壊」という。原子核の「分裂」は1938年になって初めて発見されたことで少なくとも1924年の時点では最先端の科学者でもそんなことが起こるとはこれっぽっちも考えていなかった。

『ウィキペディア:放射性崩壊:原子核変換』より引用
*** ここから ***
これは古典物理学と化学反応では放射性崩壊には関与できず、放射性物質の半減期を短くしたり、分解する事が一切不可能であるためであり、もし触媒などを用いて放射性崩壊を加速させられるならば、より短期間に放射線のエネルギーが取り出せると期待され、核分裂反応が発見される前の原子力はこの方向で開発が進められたが、このような試みは全て頓挫した。
*** ここまで ***

チャペックも化学的な手法で崩壊を加速することができるのではないかという当時の最先端のアイディアを紹介しているのである。つまりは「頓挫した」試みを紹介しているだけで実現された原子爆弾とはまるで違うものである。錬金術師が「化学的に鉛を金に変える」ことを試みていたことをもって「原子物理的に鉛を金に変える」ことができると予言していたと言うのは無理である。

考察以上。以下資料


カレル・チャペック、田才益夫訳「クラカチット」青土社、2008年刊 より引用する。
***ここから***
P14 「---物質の中には力がある。物質はものすごい力の塊だ。ぼくは…物質の中で力がどんなふうにひしめきあっているかを感じることができる。それらは途方もない苦労をしながら結合しているんだ。そいつの内部を激しく揺さぶってみたまえ。そいつはばらばらになる。そしてドカンだ!---」
「---物質は、元来、どれもこれも爆薬だ。例えば水…水だって爆薬だ。---もちろん今のところは、単なる理論上の発見に過ぎないがね。それにぼくは原子の爆発についても発見した。ぼ、ぼくはアルファ粒子放射による爆発に成功した。その破壊は陽子に基づいて起こった。こいつはもはや熱化学なんてもんじゃない。破-壊。そうだ破壊化学だ。---」
P17 「すべての物は崩壊します。でしょう?物質は壊れれやすいものです。でも、私のやったのは、それを一挙に破壊させることです。バンと!爆発です。おわかりですか。粉々にです。分子にまで。それどころか、原子にまでも。ところが私はその原子すら破壊したのです」
P18 「---ど、どこからこのエネルギーは生じるのでしょう。---さあ、言ってください」
「うむ、もしかしたら、アトムの中にあるのかな」
「やはー、これはご名答。単純明快。アトムの中です。それはつまり…アトムがアトムを突き刺す。ベータの囲いを突き破って…その結果、原子核は破壊されるのです。これがアルファ崩壊です。私が何をなしえたかおわかりですか。私はこれまでの反発係数を遥かに飛び越えました。核爆発を発見したのです。---」
***ここまで***

注:「物質は、元来、どれもこれも爆薬だ」というのはアインシュタインの E=mc^2 の帰
結を語っているだけで「今のところは、単なる理論上の発見に過ぎない」とすぐに話を終了させている。
注:「核爆発を発見したのです」というのは完全な飛躍。化学的な手法では結局「爆発」は起こせなかったのである。普通に崩壊するだけでは「燃焼」とは言えても「爆発」とは言えない。

用語:
・ラジウムなどの放射性物質が自然に粒子などを放出して別の物質になることを放射性崩壊という。半減期が何年とかいうのはこのこと。
・アルファ崩壊 アルファ粒子(陽子2、中性子2)を放出する。
・ベータ-崩壊 中性子が陽子に変化しベータ線(電子)を放出する。原子番号は上がる。
・ベータ+崩壊 陽子が中性子に変化し陽電子を放出する。原子番号は下がる。
・ガンマ崩壊 ガンマ線を放出する。陽子、中性子の個数は不変。

崩壊の例:
ラジウム(原子番号88)はアルファ崩壊してラドン(原子番号86)になる。ラジウム226は半減期1600年でラドン222になる。ラドン222はアルファ線を3本とベータ線2本を出して鉛210になる。鉛210はベータ崩壊でBi210に変化し、さらに崩壊を続けて行く。

・ウランの核分裂の例『ウィキペディア:核分裂反応』より引用
*** ここから ***
天然ウランには、核分裂を簡単に起こすウラン235と起こさないウラン234、ウラン238が含まれている。ウラン235に中性子を一つ吸収させると、ウラン原子は大変不安定になり、二つの原子核と幾つかの高速中性子に分裂する。代表的な核分裂反応としては下記のようなものがある。なお核分裂反応は確率的に起こるため、他の核種を生成することもあり、下記の反応はあくまで一例にすぎない。
ウラン235 + 1個の中性子 → イットリウム95 + ヨウ素139 + 2個の中性子
*** ここまで ***

年表
1846 ニトログリセリンの発見
1866 ダイナマイトの発明
1896-98 放射線の発見 ベクレル、キュリー夫妻→1903年ノーベル物理学賞
1899 アルファ粒子の発見 ラザフォード
1905 特殊相対性理論:E=mc^2 アインシュタイン
1911 原子≒原子核+電子の発見 ラザフォード
1916 一般相対性理論
1924 本作「クラカチット」
1930 原子核≒陽子+中性子の発見
1933 原子爆弾の原理の発見
1938 核分裂の発見
1945 原子爆弾の実現

実際の原子爆弾ではウラン235に中性子を当てると二つの原子と中性子に分裂することを利用する。この核分裂反応の前後で陽子と中性子の個数は変わらない。陽子、中性子の結合エネルギーが外部に放出され、その分だけ質量が減るのである。なお、この反応で発生した中性子が他のウラン235に当たるので次々にこの反応が連鎖する。連鎖を急速に行うと原子爆弾、ゆっくり行うと原子力発電になる。

天然のウラン中にはウラン238 が99.3%、ウラン235 が0.7%含まれている。ウラン238は連鎖反応を妨害するのでこれを取り除かなければならない(ウランの濃縮)。
ロボットとわたし  ご来場ありがとうございました。

ロボットとわたし  ご来場ありがとうございました。

演劇ユニットG.com

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2019/03/27 (水) ~ 2019/03/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

ロボットというので、鉄人28号はないにしてもアトムくらいの感じかなと思って行ったのでしたが、アンドロイドとかレプリカントと呼んだ方がいいくらいの、人間にごく近い(能力は人間以上の)ロボットのお話でした。
カレル・チャペックさんがこのお芝居を見たら、アイザック・アシモフさんが「ロボット三原則」を作ってくれて良かった!と思うことでしょう。しかし、それを人間がちゃんと守るかどうかはまた別の話・・・。
これはぜひ原作を読んでみようと思います。

ネタバレBOX

ヘレナが「人権擁護団体」の人として登場した時、労働をロボットに奪われた人間の権利を守る立場の人だと思ってしまったのは昨今の世情のせいでしょうか。
ハリィのプロポーズは唐突に思われました。私がハリィがヘレナに一目惚れする瞬間のシーンを見逃してしまったのでしょうか。
ひびのばら

ひびのばら

キ上の空論

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2019/03/27 (水) ~ 2019/03/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/03/28 (木) 19:00

座席H列18番

序盤では比較的短めの場をスケッチ集のようにスピーディーに積み重ねて人間関係などを提示した上で本筋に入ってゆくスタイルで語るのはキ上の空論には珍しい「どストレート」な恋愛物語。
珍しいと言えば前後する時制とか、似て非なる場面の繰り返しとかのトリッキーさがほとんどなくオーソドックスとさえ感じるのも珍しい。
(以下ネタバレBOXへ)

ネタバレBOX

序盤の短い場の積み重ねはいわばドミノの牌を並べている段階であり、ある時点でその並べた牌の1つを倒すと次々にそれらが繋がって倒れるように物語が展開してゆく感覚。
がしかし、すべてが倒れるのではなく一部残ったように感じられる部分があり、後からそこも倒れるように「あれはどう繋がるの?」と思った場面を残し、それを少し後で改めて明かすのがキ上の空論らしい。

主人公・寿(小島梨里杏)の母を岩井七世が演じ、その若い頃を清水みさとが演じているのが巧妙なトリック。
観ていると小島パートと清水パートの2つの流れがあるのは察するが、清水パートに岩井も登場しているし(後から考えるとその時はまるで霊であるかのようにその場の人物には存在が認められていない?)、年齢が近いために小島・岩井が電話で会話する前半の場面では友人・知人にしか見えないのがミソ。
終盤で親子であることが判明した瞬間に残っていた疑問が一気に消え去るシカケはいかにもキ上の空論。(笑)

近日上演の劇団鋼鉄村松も恋愛ものだそうだし、「まさかの団体が恋愛もの」は小劇場シンクロニシティ?
また、つい先日の第27班「蛍」も現在と過去の場を特に時制を示さず並走させる手法を使っていたし、それもシンクロニシティ?
しかし
R.U.R.

R.U.R.

ハツビロコウ

小劇場 楽園(東京都)

2019/03/26 (火) ~ 2019/03/31 (日)公演終了

満足度★★★★

今週はチャペック大流行。三つも小屋が開くのは日本演劇史上初めてではないか。
もっとも、ロボットの語源になったこの戯曲、書かれて数年後には築地小劇場で上演した由だから日本との相性はいいのかもしれない。手塚治虫もいただいたようだし。
だが、ロボットの有効性も、あながちファンタジーの世界とは言えなくなったIT時代の今、ハツビロコウのこの「R.U.R」はSF原典の戯曲を、時代の倫理を読むドラマとして見なおそうとしている。
原作の第一幕をカットして、ロボット蜂起以降、人間滅亡の後半に絞って、残された人間の再生を描いている。SFも進化した今となっては、古色蒼然のストーリー、テーマなのだが、それが却って問題の焦点をあきらかにしている。狭い劇場でわずかなスペースでの俳優の出入り、演技は巧みに考えられていて、緊張が持続する。女優陣はみな柄はいい(森郁月、大木明)のだが、演技が高ぶりすぎる。こういう異常なシチュエーションこそ押さえて、抑えて!。社長(今国雅隆)と夫婦という関係が見えてこないのも足りないところだ。SFドラマなら営業部長(稲葉能教)のコミックのような演技でいいのだろうが、これだけリアリズムで押すと、浮いてしまう。そういう点では、全体統一がとれているとは言えないのだが、奇妙な魅力もあるハツビロコウの舞台だった。音楽をピアノに絞ったのもよかった。
1時間40分。ちょうどいいサイズだ。

ネタバレBOX

奇妙な魅力のある少し壊れた舞台というのは、大きな可能性がある。これはどこがどこ、といえない芝居ならではの舞台と観客の共犯のようなもので、経験から言えば、転形劇場、初期の大人計画、シャンプーハット、関西ならこれまた初期のヨーロッパ企画には、へーんな魅力があったのだ。
桜夜奇譚

桜夜奇譚

桜プロジェクト

千本桜ホール(東京都)

2019/03/29 (金) ~ 2019/03/31 (日)公演終了

満足度★★★

「人を思う気持ち」を軸に据えたピュアな物語で、観ながら優しい気持ちになれた。妖怪、歌、殺陣シーンなど、盛りだくさん。

男亡者の泣きぬるところ/女亡者の泣きぬるところ

男亡者の泣きぬるところ/女亡者の泣きぬるところ

ニットキャップシアター

こまばアゴラ劇場(東京都)

2019/03/27 (水) ~ 2019/03/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

男亡者も女亡者も、めっちゃ良かったです。京都の劇団さん。伊丹は遠い。。。また東京に来てください!

猩獣-shoju-

猩獣-shoju-

壱劇屋

HEP HALL(大阪府)

2019/03/21 (木) ~ 2019/03/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

何度観ても本当に感動して涙が止まりませんでした。素晴らしかったです。凄すぎて、この作品に出会えた事に感謝します! 世界中の方々に観てほしいです。
これからも北川愛乃さんと皆様を応援したいです。

猩獣-shoju-

猩獣-shoju-

壱劇屋

HEP HALL(大阪府)

2019/03/21 (木) ~ 2019/03/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

もう大満足。ストーリーはシンプルでセリフなしでもストレートに伝わってきたし、殺陣はカッコ良いしダンスは楽しいし。布を使った場面転換でテンポ良く進んでいくのであっという間に最後までたどり着いた感じでした。幼馴染みたちの想いが手に取るように伝わってきて、特に最後のシーンは涙無くして見れませんでした。

公演前から新作の方がチケットの売れ行きが良かったようですが、個人的には再演版の方がよりグッときましたね。ストーリーが僕好みだったこともあるけど、殺陣の完成度も再演版の方が高かったんじゃないかと思うほど。特に主演の岡村さんが素晴らしかった。相手役を演じた山本さん、高安さん、猖獣を演じた竹村さん、幼馴染みを演じた井立さん、湯浅さんも非の打ち所がない出来だったと思います。もちろん、ゲストの皆さんの殺陣や演技も素敵でした。さらには新劇団員の皆さんのアクションモブも、初めてとは思えない完成度だったと思います。

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