ひびのばら 公演情報 キ上の空論「ひびのばら」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2019/03/28 (木) 19:00

    座席H列18番

    序盤では比較的短めの場をスケッチ集のようにスピーディーに積み重ねて人間関係などを提示した上で本筋に入ってゆくスタイルで語るのはキ上の空論には珍しい「どストレート」な恋愛物語。
    珍しいと言えば前後する時制とか、似て非なる場面の繰り返しとかのトリッキーさがほとんどなくオーソドックスとさえ感じるのも珍しい。
    (以下ネタバレBOXへ)

    ネタバレBOX

    序盤の短い場の積み重ねはいわばドミノの牌を並べている段階であり、ある時点でその並べた牌の1つを倒すと次々にそれらが繋がって倒れるように物語が展開してゆく感覚。
    がしかし、すべてが倒れるのではなく一部残ったように感じられる部分があり、後からそこも倒れるように「あれはどう繋がるの?」と思った場面を残し、それを少し後で改めて明かすのがキ上の空論らしい。

    主人公・寿(小島梨里杏)の母を岩井七世が演じ、その若い頃を清水みさとが演じているのが巧妙なトリック。
    観ていると小島パートと清水パートの2つの流れがあるのは察するが、清水パートに岩井も登場しているし(後から考えるとその時はまるで霊であるかのようにその場の人物には存在が認められていない?)、年齢が近いために小島・岩井が電話で会話する前半の場面では友人・知人にしか見えないのがミソ。
    終盤で親子であることが判明した瞬間に残っていた疑問が一気に消え去るシカケはいかにもキ上の空論。(笑)

    近日上演の劇団鋼鉄村松も恋愛ものだそうだし、「まさかの団体が恋愛もの」は小劇場シンクロニシティ?
    また、つい先日の第27班「蛍」も現在と過去の場を特に時制を示さず並走させる手法を使っていたし、それもシンクロニシティ?
    しかし

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    2019/03/29 23:59

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