
熱海殺人事件~モンテカルロイリュージョン~
ThreeQuarter
JOY JOY THEATRE(東京都)
2019/04/06 (土) ~ 2019/04/06 (土)公演終了
満足度★★★★★
つか作品の中でも最も人気の高い作品と言って過言ではないであろう今作だが、口立てを作品創造・制作の基本としたつか こうへいは、ずっと上演台本を活字化せずに舞台を創っていたから、熱海にも多くのヴァージョンがあることは、つかファンなら誰でもご存じのことだろうが、つかさんご存命の折、自分は彼の作品を生で観ていない。人づてに井上 ひさしさんを批判したと聞いて、気に食わない奴と勝手に決め込んで観なかったのである。その批判がどのようなシチュエイションで行われ、どんな前後関係に於ける発言乃至は文章なのかも全く知らずに愚かな判断をしたものである。無論、未だに井上ひさしさんの作品群は好きだし、亡くなってから本格的に観たり読んだりするようになったつかさんの作品も好きになったのだが、モンテカルロヴァージョンを拝見したのは、今回が初めてである。熱海だけで10回程は拝見しているのだが、このヴァージョンに一番、つか こうへいの地の部分が滲み出ているように思う。彼は在日コリアンであったから、日本でも、半島に渡っても基本的には被差別者であった。現在でも半島情勢は休戦のままであり、核戦略体制を構築することによってしかアメリカが交渉のテーブルにつかないどころか完全に無視される歴史を歩んで来たのが北であってみれば、アメリカの侵略と人種差別による虐殺正当化の歴史を嫌というほど見せつけられている我々有色人種の国家がアメリカを警戒するのは当然のことと謂わねばならない。まして、北は38度線を挟んで休戦以来66年以上も対峙し続けているのである。朝鮮戦争前夜、済州島で起きた4.3事件を上げるまでもあるまい。朝鮮戦争での中国義勇兵、北朝鮮軍・民間人の死者数は、太平洋戦争で死んだ日本の軍人・民間人の数を凌いでいる。而も分断されたのは、敗戦国日本ではなしに戦勝国側の朝鮮民族であった。無論、日本分断計画が無かった訳ではない。日本が分断されなかったのは、偶々国際政治が日本分断の方向に動かなかったからに過ぎない。
この作品を上演する際に最も大切なテンションの高さが途切れることなく続き、篤い念が伝わってきた。噛んだメンバーも居たが、ご愛嬌、threequarterを卒業するメンバーも居るのでご祝儀5つ☆ 更なる追記は後程。追記1回目2019.4.7

ハイライト
うさぎストライプ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2019/04/03 (水) ~ 2019/04/08 (月)公演終了
満足度★
■70分強■
東京への鎮魂歌? だが、東京が終わるという見立てはあまりに安易で説得力を欠き、ただの希望的観測にしか思えなかった。東京一極集中は国策。一地域だけを異様に富ませ、他は枯らす。そのほうが効率的だし、富が一か所に偏ろうとも、全体としてGDPが上昇すれば、新自由主義に毒されたこの国はそれで良しとする。各地域を平等に富ませるなどという面倒な道を、効率主義にアテられたこの国はもはや選ばない。ある予測によれば、他府県がもれなく人口減に喘いでいる2050年、東京だけはなお人口を増やし続けるという。本作で描かれている“あれしきのこと”で、国はこの“異様に富める中心”をあきらめはするまい。青年団グループは本部機能の豊岡移転により、“脱東京”の尖兵になるつもりなのかもしれないが、事はそう甘くはないだろう。「東京の『終わり』」(当パンより)なんて軽々しく言葉にするのは、敵を見くびりすぎている。
本作で描かれるべきだったのは、むしろ“しぶとすぎて強大な東京”。外圧によるのでなく、栄えすぎて自重で潰れる不様な姿が冷笑的に描かれるべきだった。
いや、こういうことを述べる以前に、本作、構成がダラダラとして締まりがない上、解釈を観客に丸投げした意図不明なくだりが目立ち、“お話”というレベルでまずいただけない。
しかし、大した根拠も示さずに「東京の『終わり』」(当パンより)なんて臆面もなく言えてしまうアート寄り演劇界って、ほんとに甘いなあ。甘すぎる。こういう世界こそ、終わって良し。
自分が東京を去るってだけのことで、勝手に東京を終わらせるな!
かっこつけて「東京の『終わり』」(当パンより)なんて言う以上は、もう二度と“東京公演”はやらないんだろうな!?!?
いや、終わった場所でやるのは無理なので、当然やらないはず。「や、あの……東京公演をやらないと採算が取れないので…」なんて絶対言わせねえぞ!!
『ゴールデンバット』の再演地が東京以外のどの地になるのか、楽しみだ。

クラッシャー女中
森崎事務所M&Oplays
本多劇場(東京都)
2019/03/22 (金) ~ 2019/04/14 (日)公演終了
満足度★★
■約145分■
破格の金持ちを描いたギャグ漫画、という趣で、リアリティが薄く、前のめりになれない一作。しかも後半はある人物が滔々としゃべり続けて掛け合いの面白さがなく、笑いもパラパラ。2時間25分もかけて見せるような代物ではない。『愛犬ポリー』、そして本作。これでは、何年も根本作品を観続けてきた太い客を失いかねない。
しばらくは商業演劇を離れ、無名でも気心の知れた役者たちと、小規模でも本当に作りたい劇を作るべきなのでは?

ぼくらは生れ変わった木の葉のように / 稽古
中野坂上デーモンズ
新宿ゴールデン街劇場(東京都)
2019/04/05 (金) ~ 2019/04/07 (日)公演終了

ト音
劇団5454
赤坂RED/THEATER(東京都)
2019/03/27 (水) ~ 2019/04/07 (日)公演終了

水平線の歩き方
劇団××(脳内)戦争
萬劇場(東京都)
2019/04/01 (月) ~ 2019/04/07 (日)公演終了

ハイライト
うさぎストライプ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2019/04/03 (水) ~ 2019/04/08 (月)公演終了

乱
チームジャックちゃん
シアター風姿花伝(東京都)
2019/04/03 (水) ~ 2019/04/08 (月)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/04/06 (土) 13:30
価格4,000円
当日パンフレットにもあるように史実を基にしていながら史実と異なる部分もあるといういわば「パラレルワールドの」新選組の末期。
オール女性キャストの【乱れ髪】版を観たが、驚くほど違和感も「宝塚っぽさ(?)」もなく、ごく自然に滅びの美学・様式美的なものを受け取る。
また、障子戸2枚を蝶番で繋げたような2組の可動式装置のギミックや照明に「Voyantroupeの血筋」も感じる。

クラッシャー女中
森崎事務所M&Oplays
本多劇場(東京都)
2019/03/22 (金) ~ 2019/04/14 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/04/06 (土) 19:00
地味に変わった人の恋愛の拗らせ方が面白かったです。
表情が薄めの芝居の部分がツボだった。

第1回公演 「La Fierté」(ラ・フィエルテ)
スラステslatstick
ACT cafe(大阪府)
2019/04/05 (金) ~ 2019/04/08 (月)公演終了
満足度★★★★
はっ!と思うとバカらしいなあと思うのですが、俳優さんが真面目に演じられているのが、とっても面白いです。
また、近くで観られて楽しさ倍増でした。
スティーブン楽しかったよ!
ありがとう♪♪♪

無と0
オリゴ党
天満天六・音太小屋(大阪府)
2019/04/06 (土) ~ 2019/04/07 (日)公演終了

ハイライト
うさぎストライプ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2019/04/03 (水) ~ 2019/04/08 (月)公演終了
満足度★★★
これが説明文にある通りの「場所」での話なのであれば、この不可思議な展開も、そういうことなのかしらといろいろ考えてしまう。それにしても、あの「曲」使うの好きね。

水平線の歩き方
劇団××(脳内)戦争
萬劇場(東京都)
2019/04/01 (月) ~ 2019/04/07 (日)公演終了

第1回公演 「La Fierté」(ラ・フィエルテ)
スラステslatstick
ACT cafe(大阪府)
2019/04/05 (金) ~ 2019/04/08 (月)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/04/06 (土)
面白かったです♪ホテルの一室で描かれるワンシチュエーションコメディなんで会場の雰囲気がピッタリ☆ボブ・マーサムさんが創造するアメリカンコメディテイストな世界観もよくマッチしてました★あるキャラクターに振り回される展開なのにドタバタ劇じゃなくてじっくり笑わせてくれるとこにスラステの魅力が詰まってるんだろうなと感じました♪既に次回公演が待ち遠しいです\(^o^)/

コーカサスの白墨の輪
東京演劇集団風
レパートリーシアターKAZE(東京都)
2019/04/03 (水) ~ 2019/04/07 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/04/06 (土) 14:00
座席1階
人情あふれるブレヒト劇。さまざまな劇団が演じてきた名作で、やっぱり最後の判決に向かうあたりに注目と期待が集まる。
裁判の争点になる子どもを人形に演じさせるのは多数派だろうが、劇団風は人形を多用した。他のレパートリーでも人形をうまく使った作品は多く、人形の使い方はこなれている。でも、今回人形に演じさせた領主などの役を俳優がやった方がよかったような気もする。
裁判官が呑んだくれのアツダクだと宣告され休憩前の前半が終わる。ミュージカル仕立てでテンポはいいのだが、後半の裁判場面を考えるとちょっと長い気も。さらに、育ての親が貧困と苦難の中で育てる場面や、婚約者(だったと思うが)の兵士が生きて帰り、自分の妻が小さな子どもを抱いているのを見てショックを受ける場面はちょっとあっさりしていた。
歌や踊りを交え、全体を通して楽しく見られるのがいい。ふたつの階段を舞台両脇に配し、上下空間も含めて3次元的に役者を駆け回らさせた演出は、客席との距離もきわめて近く、迫力があった。

ト音
劇団5454
赤坂RED/THEATER(東京都)
2019/03/27 (水) ~ 2019/04/07 (日)公演終了
鑑賞日2019/04/06 (土) 13:00
高校生の日常を会話で解釈している感じ。高校生と教師や、女子高生と教師の会話のコミュニケーションを通じて本当なのか、嘘なのかをきちんと解釈したね。

ト音
劇団5454
赤坂RED/THEATER(東京都)
2019/03/27 (水) ~ 2019/04/07 (日)公演終了

ト音
劇団5454
赤坂RED/THEATER(東京都)
2019/03/27 (水) ~ 2019/04/07 (日)公演終了

吉祥寺ダンスLAB. vol.1『シノシサム』
公益財団法人 武蔵野文化事業団
吉祥寺シアター(東京都)
2019/03/16 (土) ~ 2019/03/17 (日)公演終了

講談師 神田松之丞 新春 連続読み 『慶安太平記』 完全通し公演2019
あうるすぽっと
あうるすぽっと(東京都)
2019/01/04 (金) ~ 2019/01/14 (月)公演終了
満足度★★★★★
必死の思いで手に入れた5日間通しチケット。
感無量、あっぱれ松之丞!
来年もまた演るらしいが更に売れるだろうからチケット取れるかどうか・・・