最新の観てきた!クチコミ一覧

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なんてったって

なんてったって

青春事情

OFF・OFFシアター(東京都)

2019/06/05 (水) ~ 2019/06/09 (日)公演終了

白勢未生さんを目で追う。柔らかいヒロインで素敵だった。何年か後には社長を引き継いでいる気がした。社長の内野詩野さんは中島みゆきに通ずる美しさ。昨年カフェ公演で拝見した時もエロ可笑しかった。容姿も美しいけれど、ちょっとハスキーな声がイイ。艶やかな大人の色香が漂う。今作の爽やかに可笑しい公演に、彼女の存在が深みを与えた。
ユーモアが散りばめられた公演。笑って観ればいい。

脱獄5

脱獄5

家のカギ

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2019/06/05 (水) ~ 2019/06/09 (日)公演終了

満足度★★★

ストーリーは面白かったです。看守の2役がツボになってしまいました。鏑木の声は聴き心地がよかったのですが沼田と服部は声が大きすぎてちょっと耳が痛くなってしまった。もう少しキャパとボリュームの比率を考えたらいいのでは?あとは服部の存在が納得できなかったなぁ~

止むに止まれず!

止むに止まれず!

ソラリネ。

上野ストアハウス(東京都)

2019/06/05 (水) ~ 2019/06/10 (月)公演終了

満足度★★★★★

とても面白かったです。えっ?えっ?と思いながら最後まで楽しませてもらいました。ドタバタコメディだけでは終わらず役者さんの演技力とストーリの面白さで笑って笑って良い時間を過ごしました。

殿はいつも殿(しんがりはいつもとの)

殿はいつも殿(しんがりはいつもとの)

ポップンマッシュルームチキン野郎

HEP HALL(大阪府)

2019/05/30 (木) ~ 2019/06/02 (日)公演終了

満足度★★★★

今回で2度目の観劇のPMC野郎
関東の劇団なので関西ではなかなか観る機会が少ないのですが
関西のお客さんにも愛されている劇団だなぁって劇場内の雰囲気で伝わってくる

どこまでが本気なのか?
不真面目なのか?
観劇中に色々と頭の振り子が揺れる
まぁ大体不真面目で笑わせてもらいましたが(^^;
最後はビシッと締めてくる緩急を使った流れは流石ですね!
次はいつ観れるのかなぁ^_^

Other People’s Money

Other People’s Money

劇団昴

Pit昴/サイスタジオ大山第1(東京都)

2019/05/30 (木) ~ 2019/06/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/06/06 (木) 19:00

フライヤーにあるドーナッツて何?
と思っていたら、これは牧歌的な田舎町に、ダンキンドーナッツやミスタードーナツといった全国展開をしている巨大資本がが入ってきて、地元の小売店の素朴なドーナツを駆逐するという意味であり、ガーフィンクルの好物として「おいしいものは、おなかが一杯でもおいしいのさ」と言わせる対象なのだね。だから、ドーナッツはこの舞台において捨てられたり、お飾りにされたり、投げつけられたり、デスクの引き出しに隠蔽されたり、少しづつ周りに分け与えられたりする。

金融経済を表現した古今の対比・対立を描いた舞台なので、株式や敵対的買収とその対策について、専門的な用語が飛び交う。しかし、それは、舞台上の人物たちが、今、企業乗っ取りで戦っているという構造を示すデコレーションに過ぎない。
描かれているのは、欲望とは何か?ということだろう。その対象が、金だということだ。

登場人物全てが、金に執着しているわけではない。ただ、金を通じて何かに強い執着を持っている。愛情、安寧、自己の過去など。

ニューヨークとニューイングランド、それぞれのデスクを結ぶ舞台上の導線の作りは、シンプルに整理され、時として電話でのやりとりも、この2つの都市間の距離を明瞭に表していた。こうした舞台の作りが、ともすれば、金融用語に翻弄されてしまいそうな会話劇を、落ち着いて見せてくれる。

タイトルの「他人の金」、わざわざ「Other People’s Money」と記載する必要があった理由は、1幕の最後で判ります。

ネタバレBOX

ラストの株主総会、ジョーゲンソン、ガーフィンクルの役員入れ替え投票に向けての演説は、観客を株主に見立てての迫真の演技。株主の心を見抜くように、観客の視線を探っていく。

ジョーゲンソンの死後に、ビーが彼の人生を評して言う「唯一の汚点は、2年だけ長生きしたこと」(違ったかな)、ビルのその後の人生の独白、そして、ガーフィンクルとケートの結婚、悲哀と皮肉に満ちていて、不思議な余韻を残す。日本では、こんな芝居(あるいは結末)は、まだまだ描けないなあ。アメリカ演劇の乾いた感じが、ここでも感じられた。
「ボードゲームと種の起源・拡張版」

「ボードゲームと種の起源・拡張版」

The end of company ジエン社

こまばアゴラ劇場(東京都)

2019/05/29 (水) ~ 2019/06/09 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2019/06/06 (木) 19:30

 不思議な芝居だった。開場すると、ステージでは俳優が「魔女の村に棲む」というボードゲームをやっている。開演すると、その一人、東京から地方に移ってボードゲーム・カフェを開こうとする男(須貝)とそのパートナーやゲームデザイナーなど、周辺の人々の物語が展開される。物語と書いたが、明確な筋が明らかになるわけではなく、何となく流れが分かる、という程度で、ややイライラする。会話なのか、誰との会話なのか、よく分からない発話も少なくないし、私のテイストではないが、80分は長く感じない。

バクステ!!

バクステ!!

エヌオーフォー No.4

赤坂RED/THEATER(東京都)

2019/06/05 (水) ~ 2019/06/16 (日)公演終了

満足度★★★★

以前に観たバックステージものはもっと殺伐としていたが、こちらは大ピンチに陥っているときも笑いが根底に感じられて暗い気持ちになることがない。皆さん上手いし、キャラが揃っていてまとまりが感じられた。

いくつか専門用語の解説もあって勉強になる。私が一番知りたかったのは「初日打ち上げ」であったがアナウンスが途中で打ち切られた。場所と時間と内容をもっと詳しく教えて欲しかったのに。アルコールはどのくらい入るのか、初日の駄目出しはどれくらいするのかとかね。

『熱風!戦国ホルモン』にはダンスもあるという。戻ってきた役者にスタッフが「ダンスを教えてよ」となって少しずつ進めて最後は全員のダンスでフィナーレというのを妄想した。

全体的に満足なのだが、突出したところがないのと題材が安易ではあるので満足度は星3つ半か。

ネタバレBOX

音響主任の苦労は相手のせいでもあり、自分のヘタレのせいでもあって身につまされる。音響見習いが悪意のないタダのアホで救われた(そうだったんだよね?)。
Other People’s Money

Other People’s Money

劇団昴

Pit昴/サイスタジオ大山第1(東京都)

2019/05/30 (木) ~ 2019/06/16 (日)公演終了

満足度★★★★

日産・ルノー問題で世間の注目を集めている企業統合(売買)の話である。
20年ほど前の本だから、かなり時代遅れの内容ではあるが、さすが、アメリカの本だけあって、押さえるところは押さえてあって、現在も話題になる企業合併・統合というものの仕組みはよくわかる。
東部の地方都市の中堅企業が、ニューヨークの禿鷹に目をつけられての攻防戦だ。基本的に、経営を動かす「金」と、ものをつくる「経営・労働現場」との意思疎通は困難が伴うものだ。そこを、このアメリカの戯曲はわずか5人の登場人物で、面白おかしく解説する。登場人物が少ないからそれぞれのキャラ立ちもきわめて明確で、そこがこの本のいいところでもあり欠点でもある。
内容を伝えることが大事な本だが、この劇団の主要な俳優が出演していて、ガラもよければ、なにより経済用語も多い台詞を明晰に聞かせてくれる。禿鷹のデブを演じる遠藤純一、気鋭の女弁護士、米倉紀之子、会社人間の一条みる、頑固な保守主義の金子由之、二枚腰の石田博英。みな絵で描いたように役を演じる。うますぎて却ってしらける位に見えるのは気の毒だが、それは本のせいだろう。
最近、日本の小劇場でもこういう一種の会社ドラマはよく見るようになった。かつての進歩系劇団の労働争議ものと同じようなものだが、日本のドラマは結局は人情劇になってしまい、突っ込みが足りない。事象を解くだけでなく、もっと人間に迫らないと面白くはならないし本の寿命もない。当日パンフで訳者が書いているように、現実に経済戦線にいるサラリーマンが芝居を見て感心するような舞台を作る、などと言う事はホリエモンに芝居を書かせるのと同じで至難の業だ。
この芝居はそこはしっかりしていて、結末は人情劇にも陥らず、意味のない未来志向でもない。そこは先を行くアメリカの本だと思う。

田所さん家のいんでぃぺんでんすでぃ!

田所さん家のいんでぃぺんでんすでぃ!

Artist Unit イカスケ

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2019/05/24 (金) ~ 2019/05/27 (月)公演終了

満足度★★★★

青木さんらしくお笑いを中心にした構成
小ネタをふんだんに盛り込んでくる展開の話
それがいつしか当たり前のように思えてくる世界観にのめり込む
劇場内は最初から最後までクスクスと笑い包まれる
毎回の様に個性的な演者さんたちが演じるクセの強い登場人物が面白い♪

関西で笑いにこだわった劇団として確立した感のあるイカスケ!
これからも目が離せない劇団

なんてったって

なんてったって

青春事情

OFF・OFFシアター(東京都)

2019/06/05 (水) ~ 2019/06/09 (日)公演終了

満足度★★★★

中年のアイドル・・・悲喜交々で楽しめた作品~♪
ここまでは・・ありそうで ないかな~とか思わせる
芝居上の嘘を上手に使い
丁寧に仕上げてたなぁと感心できた1時間35分の作品

なんというか ホっこりする感じが良かったデス

チケットも凝ってて
ゴットチャイルドLIVEツアー2019
「~Mottoスマイルを~」
というツアーチケット風を装ってて楽しめる作りにしておりました~♪

ネタバレBOX

んでOPは曲で始まり
〆も曲=ライブで終わるという作り(^-^)

舞台セットは横長であり
上手側は少々見切れ気味のように思えたかしら・・
脱獄5

脱獄5

家のカギ

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2019/06/05 (水) ~ 2019/06/09 (日)公演終了

満足度★★★★

Bチームを拝見。(華4つ☆)最後迄ネタバレしては面白くニャイ。更なる追記は、終演後のネタバレで。

ネタバレBOX


 他の囚人たちからは離され而も男女同居の雑居房という訳の分からないコンセプトによって集められた4人の囚人たち。脱獄を図り各々の役割を分担して迎えた決行の日、あろうことか脱出計画を任されたチームリーダー・沼田の計画は余りに“みむめも”なものであった。硬いコンクリートの床をスプーンで掘ろうというのだ! 而も時間は看守の目を逃れることができ、鏑木が段取りをつけた電源破壊が修復されるまでの僅かな時間のみ。だが、決行する他、脱獄成功の道は無い!! 中盤迄、総てがこのような馬鹿げた展開で推移し而も結果的にそれらが決定的に悪い方には転がらない、根性リズムや決意性一般の浪花節・センチにも陥らないので、このバカバカしさが楽しい。
 ところで堀った穴の1つが、服部という囚人が閉じ込められていた独房に逢着してしまい、服部は雑居房に現れることとなった。当初4人だった脱獄メンバーは5人に増えた訳である。
もーいいかい、まーだだよ

もーいいかい、まーだだよ

山の羊舍

小劇場B1(東京都)

2019/05/29 (水) ~ 2019/06/02 (日)公演終了

満足度★★★★

かの別役実フェスでは、同劇団による同会場での「うしろの正面だあれ」が秀逸だった。「別役は面白い!」との発見をさせてもらった一つだったが、今回は当日の体調と、案内係の勧めに(心中抗いつつも)素直に従って後方席に座った事も手伝って睡魔に襲われ通しになった。
別役作品に特徴的な「丁寧語」でのやり取りには、可笑しみを狙った場合もあるが、何かを秘め隠す効果もある。この作品では最後に忌まわしい事実が暴露される、というオチがある。ただ私としては別役作品の世界は戯曲が「劇的」のために用意したオチに収斂していく構造ではなく、(最も難易度が高いが)その場その瞬間のリアルさ、空気・ニュアンスが立ち上る事が理想だ。それには余程役の人物の言動を「飲み込んで」おかなくてはならないが。

ネタバレBOX

別役実戯曲は役者を選ぶ。かなり高いハードルを課す。その性質を今作も実証した。という事を言いたかった。毎度の繰り言だが。
別役作品の展開のシュールさと、人物の実感ベースのリアリティとを、両立させる収まり所を探り、決定するのは役者自身で、展開に「流されて」はならないし「依存して」もいけない、役の人物として自律的に存在しなければ場面も自律しないし面白味が湧いて来ないのだ。
書かれた台詞以上の状況を役者が書き加え、能動性を与える事で漸くどうにかなる。それがないと別役氏の書いた言葉は観客に伝達されても、面白さは付加されない。ストーリーに引き込む芝居でないこのタイプは、最近の演劇色の濃いお笑いのコントに近く、別役氏が用意するオチは保険みたいなものでこれ頼みで台詞を繋いで行っても「所詮この程度のオチ」である。(今思い付くのはシソンヌや長尺の東京ダイナマイト。東京03等はストーリー重視のタイプで当てはまらない)
名指してしまうが今回、存在が定まらず泳いで見えたのが娘役(幼い頃家を出ていった父の何十年振りの帰還を迎える兄弟達即ち長男・長女・次男の内の長女)。それらしい演技をしているのだが強さがない。人物の中に渦巻く強い指向性が、人の目を釘付けて離さないという、そういった何かを選び、見出だし、その人生を生きているように見えない。もし何か選びとっているのだとすればそれを何らかの表現に結実させる力量を持たないか、いずれにせよ相当な負荷を俳優に要求する戯曲の中心的人物に座るには、脆弱に感じられたのは正直な感想だ。
別役フェスで山の羊舎に並んで衝撃を受けた名取事務所「壊れた風景」も、ブラックなオチが付く話だが、この舞台の面白さというのも、ストーリーとその結語であるオチがもたらすよりは、他人のピクニックの食糧を最後は大勢でパクパクやる過程そのものにあった。
ONとOFFのセレナーデ

ONとOFFのセレナーデ

ことのはbox

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2019/06/05 (水) ~ 2019/06/09 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/06/06 (木) 19:00

チャットの会話のテンポと、テーマのある種“薄暗さ”が実に好対照。
次第に明らかになる「ヤリタイ」の仕事、そして彼のキャラの意外な激変。
切なく下世話なONとOFFのバランスの上に
自分も立っているのだと考えさせられた。
最後に役者が挨拶を終えて舞台を降りる時まで、物語は続いていた・・・。

ネタバレBOX

下手側、ひとりの男が、デスクのパソコンモニターに向かっている。
舞台正面には二つの窓。
チャットの相手が二人、こちらを向いてキーボードを打っている。
暗闇の中、3人だけが浮かび上がって
カタカタという軽く切れの良いキーボードの音、
打っている内容が台詞になってポンポンと会話が弾む。
今度オフ会で初めて会おうという計画を立てる3人。
最近参加してこない「シタイ」がオフ会に来るかどうかを気にしている。
ここは、デスクに向かっている男、ハンドルネーム「ヤリタイ」の職場。
彼は、病院と契約している葬儀社のスタッフとして院内の一室で待機している。
次に死にそうなのは誰か、リストを見ながらただ待ち続ける。
だがよりによってオフ会の日、葬儀が入り「ヤリタイ」は会場に向かう。
そこで彼が目にした光景は・・・。

オノ・ヨーコの歌の歌詞がヒントになるミステリー仕立ての展開が巧い。
次第に明らかになる緊張感と、差し込まれるチャットの軽やかさが対照的。
ちょっと他人のプライバシーに踏み込み過ぎるキライはあるが
知りたがり屋の本性を隠さず行動すればこういう事か、とも思う。

「ヤリタイ」のクールで人間関係に距離感を置くキャラ、
「人の死」が利益をもたらすことに対する後ろ暗さも感じるが
並行してマージンのための交渉を持ちかけるしたたかさもある。
それらとチャットでの明るく率直な一面とのギャップがとても面白い。
ここには、ひとの心の二面性、現実と仮想空間、表と裏、生と死、
全てのものが背中合わせに共存する、私たちの日常が描かれている。

観ている私も、「ヤリタイ」のバックグラウンドが明らかになるにつれて
彼の思考に近づいて行くのが不思議だ。
ただラスト、「ヤリタイ」の選択の急激な転換には若干“力技感”を覚えた。
だからと言ってどうすればいいのかはわからないけれど。

「ヤリタイ」と「シタイ」の舞台挨拶後のハケ方が心に残る。


ONとOFFのセレナーデ

ONとOFFのセレナーデ

ことのはbox

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2019/06/05 (水) ~ 2019/06/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

葬儀屋とか遺言バンクとか普段の生活に馴染みのない職業がでてきてとても興味が湧きました

森山開次『NINJA』

森山開次『NINJA』

森山開次

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2019/05/31 (金) ~ 2019/06/09 (日)公演終了

満足度★★★★

第一弾「サーカス」は(昨年の再演も)惜しくも見逃したが、これに劣らず香しいチラシに手招きされ、第二弾を観劇。
日曜の正午、沢山の親子連れ。第一弾の美術・衣裳ひびのこづえは消え、今回は衣裳のみ。白木色の床(地色が見える瞬間は一度ある)に見事な映写術で映像が映し出され、ダイナミックな場面転換を照明共々映像がこなしてしまう。ダンス公演ではあるが「忍者」と題しただけあってストーリー性のある場面や、予測を裏切る多様な場面が展開(転回)し、休憩を挟んだ後半は舞踊の比重が大きいものの、目を奪われる「忍者」スペクタクルを花開かせていた。(子供がぐずる瞬間はほぼ無かったと思われる。)

ネタバレBOX

忍者でこう魅せたなら、サーカスではどうだったろう・・と興味津々ではあるが、題材を突き詰めて行くより題材に遊ぶ趣き。当然ではあるが「舞踊」公演としてまとめられ、次代の舞踊への種まきの使命を忘れていない。ただ演劇好きとしては忍者という題材なら非人間的側面とその悲哀がテーマに浮かぶ。勿論その線では子供向け舞台にならないだろうけれども。。
ONとOFFのセレナーデ

ONとOFFのセレナーデ

ことのはbox

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2019/06/05 (水) ~ 2019/06/09 (日)公演終了

満足度★★★★

パソコン画面を通した会話が印象的でした。

ネタバレBOX

ハンドルネーム「ヤリタイ」「小夜子」「天涯孤独」の3人がパソコン画面を通して会話に花を咲かせる場面からスタートするという不思議なシチュエーションから幕を開けるのですが、何か、事件めいたものが起こるではないか予感めいた雰囲気が漂っていていいですよね。さらに、4人目の仲間「シタイ」とは何者か、謎が深まり、話が複雑化していくプロセスはおもしろいです。葬儀屋の人間としての本性など、見どころはいくつかありましたが、最後の不可思議な結末は絶妙に感じます。
ネオ☆マインドパワーカップ forE.S.M

ネオ☆マインドパワーカップ forE.S.M

QUEENS' LEAGUE

新宿スターフィールド(東京都)

2019/06/05 (水) ~ 2019/06/09 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/06/06 (木) 14:00

価格3,900円

5年前の演目の再演……というよりはリニューアル版。
金儲け新興宗教団体に取り込まれたお料理教室の仲間たちの運命やいかに?を寸劇的な場を重ねて語る合間にダンスやギター漫談(?)、よく当たる占い師の仕組みなどの「講義」が入るというバラエティー系。
5年前よりもイマの方がより現実に即しているかも???

不幸の正義の味方

不幸の正義の味方

立川志らく劇団・下町ダニーローズ

サンモールスタジオ(東京都)

2019/05/29 (水) ~ 2019/06/09 (日)公演終了

満足度★★★★

違うなー。

ネタバレBOX

芝濱をモチーフに、自衛隊員が造反してクーデターが起こりそうなときにヒーローとして鎮圧するという酔っ払って見た夢の中の出来事がもう一度起こらないように、解禁した飲酒ですが再度禁酒する話。

冒頭、芝濱のダイジェスト版がありました。少しお得感はありましたが、どうせならきちんと落語として聴きたかったというのが本音です。

そもそも、落語をモチーフにしたお芝居は観る気がしません。落語は落語で聴きたいです。初めから落語をモチーフにしていると知っていたら観に行きませんでした。失敗でした。
バクステ!!

バクステ!!

エヌオーフォー No.4

赤坂RED/THEATER(東京都)

2019/06/05 (水) ~ 2019/06/16 (日)公演終了

満足度★★★

バックステージものは案外多くて、1年に1本くらい観ている気がしますが、この作品はテンボも良く秀作です。スタッフ陣のぶつかり合いが、熱くウィットに富んでいて楽しかった。

なんてったって

なんてったって

青春事情

OFF・OFFシアター(東京都)

2019/06/05 (水) ~ 2019/06/09 (日)公演終了

満足度★★★★

劇団「青春事情」が楽屋裏の”アイドル事情”を謳い上げたような…アイドルとしての心構え、人間らしい生き方という一見相容れない生活スタイルの悲喜交々が観てとれる公演。主役のアイドルグループと別のアイドルを対比するような観せ方が緩い寓話のようにも思える。
物語はアイドル狂騒曲のようなコメディタッチの描きであるが、その展開はいたってシンプルで新鮮味が感じられないところが少し残念。
(上演時間1時間35分)

ネタバレBOX

セットは、ほぼ素舞台。デニム生地 が付いた箱馬が数個あるのみ。
梗概…男3名のアイドルユニット・ゴットチャイルドは、10代でデビューして以来20年間キッズと呼ばれるファンに支えられ活動してきた。その3人のコンサートシーンから物語は始まる。さすがに40歳が近づいてきた今日この頃、中年太りや薄毛などアイドルらしからぬ外見的問題が表れる。それでもファンを大切にするという気持と具体的な行為が長年アイドルを続けてこられた理由である。
しかし、そんな努力が無駄になるような出来事が発覚する。アイドルとしてしてはならないファンとの恋愛沙汰、ましてや女子高生との同居写真が週刊誌に...。未成年との淫行が表沙汰になればアイドル失格はもちろん社会的に糾弾されるという窮地に追い込まれる。

一方、公演が終わったらファンの彼女とデートはする、自らの公演に対する姿勢の甘さなど我儘し放題のアイドルを登場させ、”アイドルとは?”という偶像性を鮮明に際立たせる。アイドルの「自覚」と「責任」がファンを獲得し長く支持してもらえると説くような、そんな寓話性を感じさせる。また簡単にアイドルになれると思っている人物を登場させ、アイドルへの道は自惚れと自我で叶えられるかもという安易さ...その錯覚を面白可笑しく描く。

物語はアイドル(グループ)、所属事務所の人たちという業界側の観点で描いている。一見ファンの側が見えてこないが、ラストの姿なきファンのアンコールがゴットチャイルドの今後を暗示する。その予定調和のような結末は、何となく先読み出来て物足りない。
とは言え、もう2度と戻らない青春が舞台というフレームの中で熱くそして郷愁を帯びて語られる。その延長線上にある現在、中年になってもアイドルが続けられる有難さ、その思いが舞台の外に溢れるぐらい輝いて観える。それはアイドルという偶像性からファンを失望させるという側面、同時に人並みに恋愛をし子供を授かり育てるという側面、その両面を併せ持つ人間そのものの面白み、それを可笑しく観せている公演...楽しめました。
次回公演も楽しみにしております。

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