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気持ちいい穴の話

気持ちいい穴の話

劇団きらら

インディペンデントシアターOji(東京都)

2019/04/19 (金) ~ 2019/04/21 (日)公演終了

満足度★★★

雰囲気がすきでした。風を感じたというか。

ネタバレBOX

主人公(というか語り部?)が、女の子かなと思ったら、雇われ店長のほうだった。最初から、雇われ店長の語りでよかったのではないのかなあと。そもそも場の状況を説明するような語りは要らないのではとも思った。台詞のなかにちょいと情報をはさむぐらで、客席に向けた語りはないほうが見るほうも演技に集中できるというか。そんなに込み入った話でもないわけだし。
演技のほうはというと、ちょと大袈裟というか、作りすぎの部分が、ぼくの好みではなかった。
でも、全体の雰囲気はいい感じ。
TesLa【テスラ】

TesLa【テスラ】

株式会社ROUTE13

魔法ダイニングバー OSMAND(東京都)

2019/04/21 (日) ~ 2019/04/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

 Magura&Shingoと名乗る2人のマジッシャンによるマジックパフォーマンス。発明家のテスラを讃えて開催された。

ネタバレBOX

演目は以下の通りだ。
1. Prologue of「Tesla」
2. 脳は正確に「音」を認識しているか?
3. 「時間・空間」と「記憶」
4. 人間の思考は「Link」するか?
5. 「3」に拘ったTesla
6. 「タングラム」による幾何学テスト
7. 「塗り絵」を使った直観力テスト
8. Route13的「フィラデルフィア実験」
マジッシャン2人が交互に出演、各々のマジックパフォーマンスを披露してゆくのが基本的なスタイルだが、2人共演のシーンもままある。マジッシャンとしての腕は大したもので、恰も観客の中に彼らの仲間が予め入り込んでグルになって観客を手玉にとったり、集団催眠を掛けているのではないか? と思わせる程の出来である。
一つだけ例示しておくと、よくある、トランプカードの中から、観客の勝手に選んだカードを元のトランプカードの山に戻し、選ばれたカードが何であったかを当てる程度のことから始めて、関わりの深い人間関係のあるカップル(恋人、夫婦、親子、兄弟など)に協力して貰って、矢張り好きなカードを抜いて貰い、各々のカードを他の観客にも確認して貰った上でそれぞれにサインして貰ってからカードの山に戻す。2人の関わりが親密であるかどうかを確かめる為にサイン済みのカードを戻して貰った後、枠のついた硝子板の前でカードの山を放り上げると硝子に2~3枚のカードが張り付いたように残った。マジシャンが枠に触れ余分なカードが落ちると、マークと数字を書いた側が、観客に示されるのだが、これは選ばれた1枚でありサインも入っていた。ところでもう1枚は? と内心考えている観客にマジシャンが告げる。実はカードは張り付いていたのではなく2重になったガラスの間に閉じ込められていたこと。で、もう1枚は硝子を180度回転させた裏側にあることを告げながら硝子を回転させると、無論こちらのカードにも別のサインが入っている。更に2枚であったハズのカードは合体して1枚になっていた。
さようなら

さようなら

オパンポン創造社

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2019/04/18 (木) ~ 2019/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/04/21 (日) 17:00

価格3,500円

千秋楽を観劇。
前半は仕草だけでなくギャップや勘違いでも笑いを誘って欲しかったです。ラストは彼女が来たときに読めてしまったけどそれでも面白かったですね。いいオチです。
気付くとみんなが昨日より一歩前に進んでいる。誰も不幸じゃないんですね。昨日の自分に「さようなら」だったのかな。ブロローグから最後まで構成が良かったと思います。

雨のパ! ーー踊る子猫と幽恋

雨のパ! ーー踊る子猫と幽恋

尾鳥ひあり

北千住BUoY(東京都)

2019/04/20 (土) ~ 2019/04/22 (月)公演終了

満足度★★★

 微妙なタイトルそのままの作品。中有の話が通底和音のように響いているから、幽けき存在である幽霊の話も出てくれば、幽けさそのものを具象化する為に凄まじくスモークが焚かれる。(自分が見に行った21日ソワレの開演2時間頬前から、ハイロという名の映像集団の作った作品の上演と作家トークがあり、こちらも非常に面白かった。ハイロに関しては華4つ☆。但し、5作品上演されたもののうち自分が間に合ったのは最後の1本の最終部分1~2分だけであったが、その後のトークが実に面白かった)

ネタバレBOX

中有とは四有の一つであり、死有から生有までの間を言う仏教用語だ。と言われても一般の人には理解できまいから説明しておくと、所謂四十九日のことで、死んでから次に天性する迄7日毎に審判を受け最終的に転生先が決まり生まれ変わるまでの期間を言う。仏教哲学では、無論深い思索と壮大なイマジネーション、零を射程に入れた鋭い考察などまで論じなければならないのは当然のことだが、今作の射程は、もっと感覚的である。だから、例えば自由でありたい、例えばエキセントリックであっても自分の欲求を満たしたい、といったような、かなり生な欲望も切り取られて埋め込まれており、それが作家のイマージュの連関によって緩やかに編まれ、揺蕩う。その場所はとある村に設定されているが、どうやら何らかの境界はあるらしく、その境界を超えてしまった者は、矢張りその責めを負わねばならぬようである。
 演劇の通常の約束事とはかなり異なる表現様式と発想で創られた作品で、これからどうなるか分からないが、その点が未知数で面白いと言えるかも知れない。
世界の底にて君を待つ。

世界の底にて君を待つ。

ぱすてるからっと

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2019/04/17 (水) ~ 2019/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

かなり奥が深い久留里ワールド
観た後にもまだまだ謎が残ります。
フェイスペイント、名前に隠された意味?
観劇後も引き続き楽しめる?素敵な作品でした。
また、ぱすてるさんお得意のダンスも、
新たにソロも加わって世界観を引き立ててました。
さらに、照明を使った演出はさすが!
二つの世界を反転させて視点を変えさせることで、
強く印象づけるものが
何度か観てもっと深めたい♪

 「舞い上がれ、レジャーシート」「ばいびー、23区の恋人」

「舞い上がれ、レジャーシート」「ばいびー、23区の恋人」

マチルダアパルトマン

すむぞう外苑前スタジオ(東京都)

2019/04/12 (金) ~ 2019/05/12 (日)公演終了

満足度★★★★

23区の恋人、観劇
主人公の緩さが絶妙で良かったです!
お別れ時の男の応対のパターンがもう少しあったら、と少し感じてしまいましたが、面白かったです!

更地SELECT〜SAKURAⅢ

更地SELECT〜SAKURAⅢ

大森カンパニー

小劇場B1(東京都)

2019/04/16 (火) ~ 2019/04/24 (水)公演終了

満足度★★★★★

■約100分+カーテンコール■
大森ヒロシプロデュースのコント公演「更地」シリーズの、ベスト版第3集。毎度捨てネタが一つもない「更地」の傑作選ゆえに、ハイレベルなのは言わずもがな。
匠の技を駆使して作られた高級工芸品さながらの完成度を持つコント群はどれも最初近寄りがたさを放っているのに、最後には一つ一つが盛大な拍手を浴びて終わるほどにウケるのは、打ち出されているものが、恋・仕事・近所づきあいなど人間なら無縁ではいられないアレコレにまつまる“あるある”であり、その普遍性ゆえに共感を以て笑えるからに違いない。だから、山口良一が出ているから観に来たとおぼしき、特段お笑い好きでもなさそうなおばさま方までが楽しそうに笑っておられるのだろう。
もちろん、山口良一をはじめとする達者な役者陣が“伝わるように”演じていることも、笑いを呼び起こす大きな動因になっているのは言うまでもない。
“マフィア×母心”“料理×高校生男子”など異質なものを掛け合わせたネタに秀作が目立つが、そうしたものだけでなく、アクション押しのネタ、ボケ役の山口良一とツッコミ役の大森ヒロシがアドリブも交えながら絶妙なコンビネーションで演じるいぶし銀の二人コントなど、いろんなタイプのネタをバランスよく配列しているのもいい。

ネタバレBOX

◆ネタバレ◆
会社の宴会での余興を頼まれ不満タラタラだったOL3人組が、色々あって最後には余興に前向きになるコントがマイベスト。“色々あって”の部分にひねりがあって、とても面白い。
鬼 -贋大江山奇憚

鬼 -贋大江山奇憚

Unit NA's

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2019/04/18 (木) ~ 2019/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

面白かったです!1000年前の切ないストーリーでしたが、現代風の言い回しと明るい雰囲気だったので、重くなり過ぎず観易かったです。殺陣は、とても観応えがあり、役者さん達の身体能力が高いと思いました。いつの時代も差別や格差があり、人間の中に鬼が存在するんだな・・と考えさせられました(自分の解釈ですが)。ラストは涙腺が緩み、涙が出ました。大満足でした!

さようなら

さようなら

オパンポン創造社

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2019/04/18 (木) ~ 2019/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★

繰り返される退屈な日常、
見つけた小さな綻び、
犯罪、
裏切り、
破滅
というのが元々のプロットなのだろう。松本清張的な昭和の社会派ミステリーを思い出す。

本作では、シリアスさは残しつつもコメディ仕立てにすることによって90分の舞台にまとめている。コメディという煙幕で数々のありえない設定をうまく隠しているのである。私は腹を立てるほどではないが、「それはないよ」「まあ良いか」の連続であった。

最初の「繰り返される日常」に変化が起きるところの表現は素晴らしかった。しかし、伏線回収を含む全体は少し作りすぎているという印象である。そして犯罪が発覚するとか捕まるとかでもっとハラハラドキドキさせてもらいたかった。

『のぞまれずさずかれずあるもの』  東京2012/宮城1973

『のぞまれずさずかれずあるもの』 東京2012/宮城1973

TOKYOハンバーグ

サンモールスタジオ(東京都)

2019/04/11 (木) ~ 2019/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★

内容では東京2012に、俳優では宮城1973に食指。一作のみ観劇可で悩ましかったが無理やり順位をつけ、東京2012を拝見した。新作の方はまた再演のチャンスも...と期待する事にする(その際も是非福寿奈央氏に)。
事件を私は殆ど覚えていない。初演の2012年、被災地宮城だから作者はこの題材を選んだのだろうと想像する。血の繋がらない家族の物語だが、家族内の関係が適役の俳優によって浮かび上がる幸福に浸った。開演まもなく、前列の客が携帯着信バイブ音に「どうしよう」と慌てながら決して切ろうとしないのにイライラむかむか、1分近く舞台上は幾分激しく動くていたが台詞情報が頭に入らず。にも関わらず人物の関係性は損なわれず肌に入って来たのは、役者がその人物として存在していた証だ。言葉の謎掛け・謎解きで注意を引っ張るタイプの芝居でなく素直に人物を描いて行くTOKYOハンバーグの真骨頂に救われ、空白時間とならずに済んだ(その女性には終演後苦言しておいた)。
それぞれがそれぞれらしく生き、悩み、「家族」の紐帯の中から力を得て前へ進んで行く涙ぐましくもいじましいドラマ。言わば「血縁」以上に情に結ばれた、理想的な家族像がそこにある。「人と違う」不遇が育んだ連帯意識なのか、血縁でない以上「関係」を必然化する事が暗黙に目指された結果なのか・・。そうした説明は芝居には一切ないが、台詞の中に様々な思いが沸々と渦巻く様が想像され、存在の輪郭がリアルに迫ってきた。
ただ・・震災直後の日本で、打ちのめされた心を癒す彼らの心遣いを描きたかった書き手の思いを想像しながら、今は、残酷な結末もあり得ると想像する余地を与えない綺麗にまとめたラストには、少し物足りなさも残った。
最後に置かれる結語には、人の善意や優しさが当てにならない事もある「未知数」な未来を警鐘する要素を持ってもいい、そんな気がした。この事件の当事者である医師や、子をもらい受けた夫婦は善意の人であり良いことをした、果たしてそうなのか・・突き放される事で観客は、結論を自らの思考によって選択する、その決断に委ねる余地がほしかった。十中八九、客は善意の選択をしようが、そうする事で己にその選択には責任が伴うことになる。激しい雨の夜、病院の待合室で他人の赤ん坊の誕生を待つ夫婦のシルエットが、冒頭とラストに出てくる。ラストの扱いは多様に有り得て、迷う気がするが、上の感想を反映するとすれば私はシンプルに、二人が命を待ち続ける姿を残して暗転、がいい。安易と言われるかも知れないが。。

『ニーナ会議-かもめより–』

『ニーナ会議-かもめより–』

演劇ユニットnoyR

WAKABACHO WHARF 若葉町ウォーフ(神奈川県)

2019/04/17 (水) ~ 2019/04/28 (日)公演終了

満足度★★★★

2016年観たのとだいぶ違うと思ったら、演目が違っていた(そもそも役者数が倍)。私が観たのは「かもめ」で、ニーナは勿論「かもめ」に登場するニーナであるが、タイトルに「会議」とある通り、ニーナが会議をする。「かもめ」の翻案というよりスピンオフな作品と言えようか。大変ユニークな台本で、樋口ミユはやはり台詞を書く人なのだ、と改めて認識。
若葉町wharf(ウォーフ)には出入り口が二つあり、同じスペースでも大きく2パターンの使い方があると気づく。印象がまるで違って面白い。今回は黄金町駅に近い方が入口となり、長辺側に対面式の席が並ぶ。入って奥にステージに当たる台がありテーブルと三つの椅子、楽屋っぽい歓談の場。そこから手前側に台が延長して長く突き出し、テーブルと真逆の突き当たりに一脚の椅子。この遠い両端の間で芝居が展開する。登場人物については詳述を省くがトレープレフとトリゴーリンは登場。主人公ニーナの一人称の目が、二人の存在を認める、その対象として男性の身体が駆り出されている。
チェーホフ作「かもめ」の物語が、ニーナの視線を通して再構成される。トレープレフ目線ではニーナは彼に残酷な仕打ちをし、最後まで身勝手にも見える女性だが、この舞台で作者はニーナの中にある女性ならではの葛藤を普遍的な情景として描出した。
原作を知らずにどの程度楽しめるかは判らないが、ニーナ(女性、と言い換えたい)が、己の人生が問う問いに真剣に対峙していく姿は感動的である。女性のアンサンブルは流麗で目に美しい。

さようなら

さようなら

オパンポン創造社

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2019/04/18 (木) ~ 2019/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★

最もパッとしない男役が主宰で、他は全員客演とは終演後知った。調べたら一人作・演出・出演ユニット。今回の「最後の上演」への思い入れは強かったらしい。
今回で封印する理由は判らないが、確かに15年選手にしては本作は若者目線のドラマ。軽快なテンポとキャラ立て優先の演出も、脚本の良さで無理を感じさせない。小ギャグの好みはそれぞれだろうが、吉本文化圏の大阪らしく本人と役が渾然一体のキャラで押し出す役者根性は私には彼我の差と映じた。
話の舞台は淡路島。しがない工場の従業員たちの、変わらない日常と、事件、その顛末を描く。最後まで「何を作っている工場か」に触れないのに、不思議と宙に浮いた話に感じさせないのは人物造形の勝利か。
中卒以来十八年勤務するベテランと、彼に毎日飲みに誘われ付いていく九年目の後輩、カラオケの合いの手も職人技のスナックのママ。飲みを断り続ける二人は、風俗にはまる中国人従業員と、進路に悩む事務の女性。朝のラジオ体操にだけ姿を見せる社長。
そんなある日、一度も飲まなかった二人が「飲みに連れて行ってくれ」と先輩に申し出る。ルーティン反復の日々に初めて波風が立つ。
テーマは食い尽くされた感のある「変わらない事の良さ」と「変化への渇望」との葛藤。地方で燻る事への倦み、自分との折り合い。上演する場所が東京か地方かでも随分切実さが違うのではないか、と想像しながら観ていた。本作は舞台が淡路島で、女性事務員が憧れるのは東京と、うまい設定である。地方都市住人が抱える憧憬する側の疼きと、される側の余裕、関西の観客は「疼き」をより理解するのではないか。もっともこれは土地に関係なく個人が持つ二つの感情でもあり、文明とその中心地が形成された古代から存在する、普遍的なテーマなのだろう。

ネタバレBOX

実は余裕で到着する予定が、電車の乗継ぎ案内を信じたばかりに開演に遅れてしまった。タイトル映像の前の喧騒場面が終わる頃に入場した。
「撮って出し」DVD(関西公演)があるというので購入した。見直してみると冒頭でしっかりと「事件」後のスピード感ある場面が3つばかり伏線としてピックアップされている。本編で言及して欲しいと感じた部分(ちょっと舌足らずに思われた部分)が冒頭にきちんと出ており、映像で逆算すると開演は定刻か1分遅れ、私が見逃した3分が有ると無いとではこれは間違いなく開きがある。「さすが受賞作!」とまでの高まりに至らなかった理由はそれ、との説を自分では有力視している次第。
しかしお陰でDVDを1000円という安価で入手でき、素撮りでも十分見られる。二度目でもつい引き込まれ、お得感有り。
注意書きの多い料理店

注意書きの多い料理店

TOMOIKEプロデュース

ブディストホール(東京都)

2019/04/17 (水) ~ 2019/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★

人や店のビジョン、コンセプトを底流に描いた喜劇は楽しめた。描きたい内容は何となくわかるが、演出が喜劇としての祝祭性というよりは騒々しいという印象をもったのが残念だ。
(上演時間1時間50分)

ネタバレBOX

舞台は「レストラン風野」の店内…上手にカウンター、中央や下手奥の一段高くなったところにテーブル席。下手壁には切子細工が施されたガラス窓があり洒落ている。中央が出入口であり、外には蔦が絡まるような風景が見える。そしてカウンター傍にこの店の看板料理”高級ツナチーズハンバーグ”のメニューが掲げられている。

梗概…看板料理に虫が混入していたとクレームが、その対応のまずさからネットに誹謗中傷が書かれ店は閉店。その後、大手チェーンの傘下店として再びレストランを開業しよう…という始まり。その開店準備に忙しい時に幽霊騒動が起きる。幽霊が見える人、そうでない人がいるが、そこには緩い理由付けがある。その理由がこの公演の根幹を示す。
登場人物が一通り紹介されたところから、除霊、店長とバイトとの浮気、クレーマーと揉めて店を辞めた男との確執、店長の妻(この店の親企業・大手チェーン店の部長)の高慢さ等の挿話を絡めた騒動が起きる。誤解や勘違い、そしてエゴや自尊心など人の渦巻く感情をワンシーンへ放り込む。その観せ方は喜劇の賑やかさというよりは単に騒々しいだけといった印象だ。それを収束させたのが幽霊の想いという現実味(説得力)のない方法で、あまりに安易で残念だ。

冒頭のクレーム対応に観る、店(長)としての毅然とした姿勢のなさ、幽霊になった女の夢、見ているだけで元気になれるような女優を目指すといったあり触れた気持ち。両人に共通しているのは、確固たるビジョンとコンセプトを持ち合わせていないこと。くり返し出てくる「コンセプト」という台詞、そこに込められた信念のようなものがあれば、いろいろなことに振り回されることはない。そして誰もが望む、誰かの役に立っているという確認。幽霊女の曖昧な女優志望動機、幽霊が見えるレストラン店員のバンド活動の中途半端さ。そこにはまだ何者でもない人の不安定さ哀感を観ることができる。
物語は人の弱みを見せ、そこからスタートまたは再出発するような力強さ。何らかのかたちで人の役に立ったという自己肯定感を得て成仏するハッピーエンド?はしっかり楽しめた。
次回公演を楽しみにしております。
Second you sleep

Second you sleep

ENG

d-倉庫(東京都)

2019/04/17 (水) ~ 2019/04/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

初日から翠公演を観劇しました。
大人達と子ども達のストーリーが次々絡み合ってくるので、1回だけじゃ分からなかった事が2回目3回目で見えてきます。
そして最後に本当にキレイな景色が広がります。碧公演も楽しみです。

ミラクル祭’19(ミラフェス’19)

ミラクル祭’19(ミラフェス’19)

新宿シアター・ミラクル

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2019/04/20 (土) ~ 2019/04/29 (月)公演終了

満足度★★★★

テンポの良い短編と会話劇の短編。
軽く楽しめるのが丁度良い感じです。

VAMP!

VAMP!

Cheeky☆Queens

HEP HALL(大阪府)

2019/04/19 (金) ~ 2019/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

いつものように浜口さんが脚本を書いて、ドヰさんが演出をし、C☆Qのメンバーを中心にお馴染みのメンバーも多い座組みで演じていたわけですが、ある意味突然変異を起こしたような異形の作品で、いい意味で事前の予想を完全に裏切ってくれたように思います。バイオをテーマにしたアメリカの映画を見てるような感覚で、ストーリーに引き込まれていってしまうタイプの演劇でした。お話の中で、さとみと未来の友情、さとみとあおいの姉妹の絆に涙し、ハラマサさんや泥谷さん演じる役者さんに笑わされ、他人を犠牲にしても組織を守ろうとする政治家や官僚の身勝手な論理に怒りを感じたりと、わずか2時間の間に喜怒哀楽いろんな感情を味わうことができ、かつ、その中にC☆Qのお家芸とも言える殺陣やダンスも盛り込んでいるという、めちゃくちゃ贅沢な内容の作品でした。今回3日間すべての回を観に行きましたが、おそらくまたすぐに見たくなると思うので、DVDか撮って出しがあるといいなぁと今から思っています。素敵な作品を本当にありがとうございました(*^_^*)

「浅井ちゃん、スパイなん?!~新入生説明会編~」

「浅井ちゃん、スパイなん?!~新入生説明会編~」

劇団ほどよし

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2019/04/19 (金) ~ 2019/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

しっかりと作られたミステリー オープニングから笑い どんでん返し 芝居を振り返って あの言葉 台詞 アサイ カドクラ 出演者すべてに見せ場を作って無駄な役どころがなく 魅力を引き出していました、 芝居でミステリーは難しいと思っておりますが、とても面白い芝居 面白い芝居でした。

ネタバレBOX

90分 両面舞台 船上に集められた男女13人 カップ焼きそば アサイちゃんゲームを開催いたします。 殺し合いのゲーム 殺し屋募集 応募 じゃんけん いんじゃん じゃんけんジャガイモさつま芋 出身地が分かる 私たちは閉じ込められている。 乾杯で間が覚めた 名札 ニックネーム ようこそAPC 新入生説明会 うるせーんだよ 殺しますよ。 第3ステージ 第2ステージ評価ばかばっか 喋らない男

 ボタン エコーのボタンだよ~ アサイちゃんゲーム ターゲットカード 勝てば入社信じられない収入 お題は、一家惨殺 3人の子 犯人カドクラ 偽名 アサイ 私がターゲット焼きそばを食べる お前焼きそばを作れ 殺し屋3か条 身ばれ 仲間を売ってはいけない 自分の命は自分で守れ 君たち不合格 そっちが異常 社長の誕生日 社長 オ―ディション ありがとうございました 謎解きアトラクション 12年前の一か惨殺 私たちは家族の生き残り カドクラ 浅いという名で逃げている 誕生日を知っているのはカドクラ 始末出来れば満足 焼きそばを食べろ どっきりでした!! ばれかけている 無理だ 遊びはここまでだ 銃声バン。
さようなら

さようなら

オパンポン創造社

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2019/04/18 (木) ~ 2019/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

私には完全に面白かったです。この人すげぇ気合が入ってるなと思った人が、主宰の人でした。

銀河のかたすみで

銀河のかたすみで

演劇集団関奈月

OVAL THEATER & GALLERY (旧・ロクソドンタブラック)(大阪府)

2019/04/19 (金) ~ 2019/04/21 (日)公演終了

満足度★★★

とても印象に残る素敵なお芝居でした☆次回公演も楽しみにしてます\(^o^)/

TesLa【テスラ】

TesLa【テスラ】

株式会社ROUTE13

魔法ダイニングバー OSMAND(東京都)

2019/04/21 (日) ~ 2019/04/28 (日)公演終了

満足度★★★★

勝手に芝居の中でマジックをするのかと思っていたのですが、ザ・マジックショーでした。
観客参加型で1時間10分あまりですが飽きることなく最後まで楽しめました。
残念だったのは開場時間がわからず早めに行ったところ、もう少し待ってくださいと言われ上で待っていたのですが特に呼ばれることもなく、暫くして他のお客様が入って行くのを見て慌てて入場したこと。またドリンクの担当が一人の為時間がかかってしまっていた。客席は椅子のみなのでドリンクを置く場所がなく床に置くしかない。(入れ物がグラスなのでちょっと危ない)この点が良くなかったので-★です。

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