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天爛のパティシエ

天爛のパティシエ

羽仁プロデュース

ワーサルシアター(東京都)

2019/05/14 (火) ~ 2019/05/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/05/14 (火) 19:30

結構激しいドタバタ。登場人物の描き方も多面的で面白い。ドタバタなのに、さまざまな伏線が絡んでる緻密な構成で、笑いながらもテクニックと表現力に感心。

ネタバレBOX

天才パティシエの口から時折出てくる言葉がフランス語でない理由が判明した箇所が最高!
「マンナカノホシゾラ」「カレーライス殺人事件」

「マンナカノホシゾラ」「カレーライス殺人事件」

しみくれ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2019/05/08 (水) ~ 2019/05/13 (月)公演終了

満足度★★★★

「だます」がコンセプトだけあって、通常の舞台の脚本とは一線を画す内容となっています。
初見の人はまずは騙されるつもりで行ったほうが物語を楽しめると思います。
舞台を始めてみる人には情報量が多いかな。
ある程度舞台慣れしてから見ると細かい表情や台詞がない役者にも目がいくようになって
舞台ならではの発見があると思います。

改訂版「埒もなく汚れなく」

改訂版「埒もなく汚れなく」

オフィスコットーネ

シアター711(東京都)

2019/05/09 (木) ~ 2019/05/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

孤高の劇作家・大竹野正則の評伝劇。天才は寡黙で正体がつかめないところが、天才だ。それを支える妻は、凡人ゆえに、身勝手が天才に振り回される悲哀を免れない。西尾友樹、占部房子の主演のお二人がよかった。とくに、夫婦げんかの場面。占部さんの悲痛な叫びは胸に刺さった。

ネタバレBOX

去年からオフィスコットーネの大竹野の芝居をいくつか見たが、いずれも大変ユニークで、面白い。趣向が破格で、人間を深く探っている。
終演後のトークで聞いたが、大竹野は存命中、全く無名だったそうだ。平日は仕事があるから、芝居は週末三日間の5ステージくらい、動員数は150-300人だったそうだ。この戯曲の水準から見て、信じられない数字だ。それが死後、戯曲集が出版され、ぐんぐん評価を高め、東京でも上演され、評伝劇さえ作られた。

大竹野は寡黙で一人になりたがったが、なぜかいつも周りに人が集まってきて、彼を支えていたそうだ。突然の海での遭難後も、その延長で、遺された人たちが大竹野の芝居を世に広めた。現代の石川啄木、宮沢賢治ではないだろうか。
「マンナカノホシゾラ」「カレーライス殺人事件」

「マンナカノホシゾラ」「カレーライス殺人事件」

しみくれ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2019/05/08 (水) ~ 2019/05/13 (月)公演終了

満足度★★★★★

カレーライス殺人事件
今回は5回。
観る度に涌き出る疑問と答え。
騙されてこんなに嬉しいことはないですよね。
メンタルやられるのも観劇後の疲労感も気持ち良くて癖になる。
しみくれさんの作り方は独特で中毒性がありますので、要注意です!!笑笑

叫べ!生きる、黒い肌で

叫べ!生きる、黒い肌で

アブラクサス

サンモールスタジオ(東京都)

2019/05/09 (木) ~ 2019/05/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

主役の方の歌に聞きほれてしまいました。よかったです。欲を言えば、やっぱりピアノの生演奏も聴きたかったな。

ハムレット

ハムレット

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2019/05/09 (木) ~ 2019/06/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

岡田将生のハムレットは、従来の憂鬱な悩めるハムレットではなく、活気あふれる行動的ハムレットであった。オフィーリアも、狂気にすごみがあった。回り舞台と、塔を配して高低差のある装置もすばらしい。オフィーリアとハムレットの衣装がどんどん変わっていくのも新鮮だった。その衣装はだんだん崩れていくもので、物語の進展をビジュアル化していた。有名な「生きるべきか、死ぬべきか」の独白場面を、塔の上で首を吊るかどうかという仕草で見せるなど、演出も見事だった。

王妃ガートルードは悪女なのか、事情を知らない罪のない女なのか、評価が分かれるところだが、今回は、罪のない浮気な女だった。それが無理がないように思う。

ノルウェーの王子フォーティンブラスの話は、最期以外カットされることが多いが、今回は冒頭と中盤でも出てくる。おかげで復讐のための軍拡という物語の背景がうかびあがり、そこに現代性を感じさせた。

休憩は別にして2時間半。通常の上演より短い。それでいて、カットを感じさせない。(でも、オフィーリアの死を報告するガートルードのセリフはカットされていると感じた。本来は凝った情景描写のある長いものだから。でも、カットしたほうがよかった。)上演台本もよくねられたもので、よかった。

名セリフをひとつ。「この世のタガが外れてしまった。それをただすために生まれてきたのだ。俺は」。故北条元一さんが論じたように、この「Time is out of joint. Set it right」(大要)に、この芝居の核心があると思った。そのためには、自分も含めた多くの犠牲が必要だったわけだが。

木の上の軍隊

木の上の軍隊

こまつ座

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2019/05/11 (土) ~ 2019/05/19 (日)公演終了

満足度★★★★

島出身の新兵は「悲しい」。でも、本土出身の上官は「悲しくない」。

一人ミュージカル「壁の中の妖精」

一人ミュージカル「壁の中の妖精」

Pカンパニー

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2019/05/09 (木) ~ 2019/05/12 (日)公演終了

満足度★★★★

まさにたった一人のミュージカル!!
ピアノとギターのみでも豊かな音楽を感じます。上演回数が多い作品だからか練り上げられた舞台でしたね。

改訂版「埒もなく汚れなく」

改訂版「埒もなく汚れなく」

オフィスコットーネ

シアター711(東京都)

2019/05/09 (木) ~ 2019/05/19 (日)公演終了

満足度★★★★

作家の創作と苦悩、日常の家庭生活とそして登山。この舞台を観終わる頃には「山の声」が観たくなりましたねえ。

叫べ!生きる、黒い肌で

叫べ!生きる、黒い肌で

アブラクサス

サンモールスタジオ(東京都)

2019/05/09 (木) ~ 2019/05/12 (日)公演終了

当日パンフの解説が観劇の手助けになりました。

ネタバレBOX

でも事実を誤認している部分があったので、蛇足ですが参考にまで。

元々KKK団は黒人排斥を求めてできた団体ではないということ。
南北戦争後にできた第一次クランは「黒人を懲らしめてやろう。躾けてやろう」(あくまでも彼らの論理で)という目的でできた集団だということが一つ目。
その第一次のクランでは鬼みたいな面をつけて赤っぽいマントをつけていた(私はこの話を聞いてナマハゲを連想してしまいました)らしいです。これが誤認の2点目です。

解説に書いてあった、白い衣装をつけて、有色人種などの排斥を主張してできた団体というのは第二時以降のクランです。

シバーナ達を迫害したのは第三次のクランですね。

ネタバレではないけれど、蛇足なのでココに書いておきました。
叫べ!生きる、黒い肌で

叫べ!生きる、黒い肌で

アブラクサス

サンモールスタジオ(東京都)

2019/05/09 (木) ~ 2019/05/12 (日)公演終了

不満な点はまだありましてね。

主演の女優さんは歌が上手い!

ネタバレBOX

でも英語がだめだった。
別に50~60年前の南東部の訛りの再現までは要求しないけど(本当は望むけど)、歌が重要な劇なのだから。
これっだたら日本語訳で歌えば良いのにと思ったら、最後は日本語で歌っていましたね。
その方良いと思います。
「サマータイム」もそうしたが良かったと思います。

ニーナには顔も声も似ていないけど、それは気になりませんでした。
だって彼女はシバーナだから。

お母さんは本当にアフリカ系っぽく見えました。
叫べ!生きる、黒い肌で

叫べ!生きる、黒い肌で

アブラクサス

サンモールスタジオ(東京都)

2019/05/09 (木) ~ 2019/05/12 (日)公演終了

せっかくドラマ、せっかく舞台なのだから、心のありようとか心の動きとかとかを見せてほしかったです。
前作の「optimism」ではそれが見られたけど、今作では出来事やエピソードの披露に終始したように感じられました。

「マンナカノホシゾラ」「カレーライス殺人事件」

「マンナカノホシゾラ」「カレーライス殺人事件」

しみくれ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2019/05/08 (水) ~ 2019/05/13 (月)公演終了

満足度★★★★★

小劇場の舞台を観劇するのは初めてでした。
知識もなく、無知な私でしたが全力で楽しむことができました。
とても頭を使ったし、色々考えさせられる内容で、体力を使ったような気がします。
それ以上に演者の方々は全力で、演技の圧と物語の空気に包み込まれました、小劇場の良さってこういう事なのかと教えて頂きました。感謝しかありません。

個人的な内容の感想、解釈はネタバレBOXの方で、

ネタバレBOX

カレーライス殺人事件
全ての役が救われた。とは私は思えませんでした。理解力不足と2度では把握しきれない情報量に負けたなというのが本音です。
帰ってから考察を深めていると、
こうだったんじゃないか?という仮説が、頭の中でありもしないシナリオを生み出してしまうようで、自分がわからなくなった1回目の観劇。

このキャラは何の為に行動しているのかを簡単にまとめてから観劇した2回目では、予想を裏付けできたキャラと、予想とは全く違うイメージを与えられたキャラ、どちらもいました。
人を憎む気持ちと愛する気持ち、役によって違いはありますが、大きくはそのふたつの感情から嘘をついたり、庇ったり、罪を犯してしまったりしていたのだと感じました。
沙織の涙にどうしても気持ちを引っ張られてしまい、涙がこぼれそうになった事。
辛い人生になってしまった事を憎み、妹達を守るために罪背負った弥生さんの強い心。
愛する人の為に協力しながらも、どこかで罪を犯して欲しくないと感じさせるゆうじさんの大きくて優しい心。
自分の罪をずっと抱えて苦しんでいたように見えたようすけさん。
ようすけさんを守る為に必死で、冷たい態度を取ることも多かった三郎さんの表に出そうとしない苦しみ。
どれも私の勝手な思い込みなんだと思います。正直書ききれないほどの感情で今、胸がいっぱいです。
そんな素晴らしい物語を創ってくれた清水さん。全力で届けてくれた演者の方々。照明や音響、観客誘導に物販と関わっていらっしゃったスタッフの方々。全ての方々に感謝しております。良い舞台を、ありがとうございました。
お気に召すまま

お気に召すまま

ヌトミック

こまばアゴラ劇場(東京都)

2019/05/12 (日) ~ 2019/05/19 (日)公演終了

満足度★★★

『エネミー』観劇

ネタバレBOX

働かずに生きていきたいという女性が、かつて自分がやっていた督促専門の水道局員が水道代を払っていない自分のところにやってきたらどう対峙するかといったような話。

演劇関係者以外で、平日昼に演劇を観に来るお客さんに、働かなくても生きていける術を聞いたらいいと思います。
「マンナカノホシゾラ」「カレーライス殺人事件」

「マンナカノホシゾラ」「カレーライス殺人事件」

しみくれ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2019/05/08 (水) ~ 2019/05/13 (月)公演終了

満足度★★★★★

価格4,000円

あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
「おれは 騙しを見つけたと思ったら いつのまにか騙されていた」な… 何を言っているのか わからねーと思うが、おれも 何をされたのか わからなかった…頭がどうにかなりそうだった… 推理小説とか奇妙だとかそんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ 自分の実在さえ疑うとか もっと恐ろしいものの片鱗を 味わったぜ…

ネタバレBOX

「カレーライス殺人事件」
1998年 和歌山カレー事件が元ネタ
(以下持論)
カレーライスを食べることが殺人と同じ扱いをされている世界の話。
つまり食べかけのカレーライスは仏さん。
存在しない設定の人物がいるのではないか、狂っている設定の人物が実は1番まともなのではないかなど、様々な考察ができるが、1つのシーンの考察が変わるだけで物語の印象がガラッと変わってしまう繊細なパズルのような作品。

「マンナカノホシゾラ」
カレーライス殺人事件よりは現実感があり、大きな事件こそ起こらないものの、真実を見抜く力が必要になる。
宗教?捨て子?
主人公(たかし)の書く小説と共に物語が進行する。
(第2ステージにスポットライトが当たっているとき、暗くなった第1ステージでは担当編集がたかしの小説の続きを書いているシーンがある)
小説家が生きてきて思ったことが作品に現れる。劇中では「カレーライス殺人事件」がたかしのデビュー作というような扱いになっているので、カレーライス殺人事件にはたかし(マンナカノホシゾラ)の人間性が顕著に現れている。

教訓:現実を疑え、事実は小説よりも奇なり。
無敵望遠鏡

無敵望遠鏡

宇宙食堂

吉祥寺シアター(東京都)

2019/05/09 (木) ~ 2019/05/14 (火)公演終了

満足度★★★

展示物・前説と宇宙色豊かな中から入りこむ本編。思いの外あっさりな感じがしたので、もう少し肉付けがあっても良かった気がする。後日談的な話を付け加えてもおもしろかったかもしれない。

役者陣は皆さん魅力的。特に主人公のひとりの父親役の岸さんがいい味だしていた。

慶應不思議草子

慶應不思議草子

真紅組

近鉄アート館(大阪府)

2019/05/10 (金) ~ 2019/05/12 (日)公演終了

満足度★★★★

元気な舞台で面白かったです。

ネタバレBOX

最後の歌とダンスは思った以上に楽しめました。
奇跡の人

奇跡の人

ホリプロ

鳥栖市民文化会館(佐賀県)

2019/05/11 (土) ~ 2019/05/12 (日)公演終了

満足度★★★★

久しぶりの観劇で3時間超えはおしりに優しくなかったです。
アニーとヘレンの格闘シーンは、笑ってしまうほど迫力ありました。
ラストの「ヘレンが理解をする」シーンはやはり泣きました。

納期が私にもっと働けと囁いている

納期が私にもっと働けと囁いている

怪奇月蝕キヲテラエ

新宿眼科画廊(東京都)

2019/05/10 (金) ~ 2019/05/14 (火)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/05/10 (金) 15:00

価格1,500円

社長の方針で女性しか採らないアニメ製作会社に途中入社した元・漫画編集者を中心に描いた「お仕事もの」の快作。
冒頭(後でリフレインもあるが)こそ胃が痛くなるような切迫感だが、以降は痛快というか小気味良いというか、心地好く観ることができた。
話の展開が理想的過ぎる気味もあるが所詮フィクションだし(←おい)人物の設定とそれを活かしての会話(ワカった上か天然か皮肉をそのまま誉め言葉のように受け取るのに対してツッ込むとか、職場の同僚の親密さ(?)がサラッと描かれるし)などがそれを上回って余りある、的な。
また、「アニメ業界豆知識」的な部分もあり、たとえば業界用語としての「原画」と「動画」など、本作の後に朝ドラ「なつぞら」の土曜日午前の集中放映を視て役立ったりも。

鶴彬―暁を抱いて

鶴彬―暁を抱いて

劇団きづがわ

リバティおおさか・リバティホール(大阪府)

2019/05/11 (土) ~ 2019/05/12 (日)公演終了

満足度★★★★

良かったです。こんな時代もあったんだと考えさせられました。

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