満足度★★★★★
鑑賞日2019/05/10 (金) 15:00
価格1,500円
社長の方針で女性しか採らないアニメ製作会社に途中入社した元・漫画編集者を中心に描いた「お仕事もの」の快作。
冒頭(後でリフレインもあるが)こそ胃が痛くなるような切迫感だが、以降は痛快というか小気味良いというか、心地好く観ることができた。
話の展開が理想的過ぎる気味もあるが所詮フィクションだし(←おい)人物の設定とそれを活かしての会話(ワカった上か天然か皮肉をそのまま誉め言葉のように受け取るのに対してツッ込むとか、職場の同僚の親密さ(?)がサラッと描かれるし)などがそれを上回って余りある、的な。
また、「アニメ業界豆知識」的な部分もあり、たとえば業界用語としての「原画」と「動画」など、本作の後に朝ドラ「なつぞら」の土曜日午前の集中放映を視て役立ったりも。