
「滅ぼし系女子が来る」
江古田ぐるぐる
新宿眼科画廊(東京都)
2019/07/12 (金) ~ 2019/07/16 (火)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/07/16 (火) 14:00
価格2,800円
ある集合住宅に新たに入居した女性は自治会入会を拒み、同調するように自治会から退会しようとする者も現れ……な物語。
人間関係に蔭がさす居心地の悪さが広がり始めた頃に突然トーンが変わり「え、どゆこと???」と思わせるのもアクセントであり読み違いを誘って巧み。

しだれ咲き サマーストーム
あやめ十八番
吉祥寺シアター(東京都)
2019/07/19 (金) ~ 2019/07/24 (水)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/07/21 (日)
21日14時開演回(途中休憩10分込み2時間35分)を拝見。
大胆な舞台セットに度肝を抜かれ、人々の愛憎が複雑に絡み合うシリアスな題材が、生演奏をバックに、落語のテイストで軽妙洒脱に展開し…『江戸系 諏訪御寮』等、自分が過去に観てきた、あやめ十八番の9作品のうち、今回が最高傑作ではないかと思う。
役者陣。
まずは中野亜美さん。あやめ十八番・代表の堀越涼氏の指導の下、初舞台を踏んだ女子高校生が、2年後の夏、同じ吉祥寺シアターの舞台で主要キャストの一人を立派にこなしているのを目にして、胸熱な気分にさせられた。
次に、メインの役柄ではないが、本作品の軽妙洒脱なテイストを象徴するような役柄を演じた田久保柚香さんが、個人的には、とても印象に残った。

『桜舞う夜、君想ふ』/『蝶ヨ舞ヱ、躑躅咲ク春ニ』
STAR☆JACKS
ABCホール (大阪府)
2019/07/18 (木) ~ 2019/07/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
『蝶ヨ舞ヱ、躑躅咲ク春ニ』
ドヰさん演じるきっぷが良くて庶民想いの次郎長、個性あふれる子分達、それにピュアで可愛らしい柳生みゆさん演じるお蝶、お芝居を見る前からなんとなく悲劇の予想はできていたものの、このままずっと幸せな時を楽しんでいたいなと思いながら見ていた。次郎長のお蝶へのプロポーズと、それを見守る子分達の様子が微笑ましくてニヤニヤしながら見ていた。ストーリーもさることながら、殺陣シーンが特に素晴らしく、槍術使い、居合斬りなど個性豊かな子分達の見事な立ち回りに加えて、何よりラストの浜口さん演じる久六と次郎長の一騎打ちが圧巻だった。特に千秋楽の時の立ち回り本当に速かったし迫力満点だった。
『桜舞う夜、君想ふ』
今回ドヰさんが寺井さんに森の石松の座を譲ったわけですが、寺井さんの卓越した身体能力とフレッシュさが森の石松のイメージにぴったりだったし、ドヰさんの気さくでそれでいて貫禄のある次郎長もすごくはまってたので、むしろ今これが理想形ではないかと思った。
個人的には、中盤のドヰさん、中山さん、兵頭さん、浅雛さん演じる渡り鳥一家と、石松、それに亀山さん、悠里さんの見受山親子も含めたやりとりが凄く面白くて、毎回楽しみにしてました。何回か本当にツボってしまって大声で笑ってしまいました。
そしてラストの殺陣、石松の手負いの状態からのバランスを崩しながらの殺陣に、絡みの方々も絶妙のタイミングで合わせていて、本当に見ごたえがあって、3回観たけど3回ともあっという間に終わってしまった感じでした。撮って出しDVDでまだこれから何回も見たいと思っています。
桜舞う夜は観劇三昧でいつも見ていたのですが、今回生で見ることができて本当に嬉しかったです(^。^)

律儀な強盗犯
ウィークエンドシアター
ARISE 舞の館(東京都)
2019/07/06 (土) ~ 2019/07/21 (日)公演終了
満足度★★★★
新宿駅から会場へ。
目的地は歌舞伎町、そう向かうは午後のまだ日が高い歌舞伎町。
開いた扉の奥からアウトレイジさながらの室内が見えてしまったり、ホストと女性客が道中で妙なやり取りをしていたりと、会場に辿り着くまでに深夜ドラマさながらの非日常世界が展開。
この会場の座席につくまでに純粋な土地柄パワーだけで既に浮世離れしたモードになれるのは、図らずも地の利と言えるのではないかと(笑)
そうして始まった犯罪の匂いがする導入部も、何だかしっくりくるのでした。
ウィークエンドシアターさんの公演はこれで3度目、今回もとても面白く拝見させて頂きました。
ただ物足りなかったと思う部分も。
最初に拝見した作品では観客は結婚式参列者としてのお祝いモード。
2度目は拉致された男女を壁の外から眺めている様な背徳感。
拝見した過去2作は会場の様式を存分に活かした演出で、何というか演者と観客との間にハッキリと共有感、共犯感が発生し「観客の存在にも意味がある」とも言える他には無い魅力が詰まっていたのですが・・・今回はその部分が弱かったのではないかと。
客いじりとは全く違う舞台との共有感、共犯感。
これが無いと「普通の面白い舞台」であって、本来のウィークエンドシアターさんじゃない!・・・と思ってしまうのでした。
「普通の面白い舞台」じゃダメなんですか?・・・はい、願わくばウィークエンドシアターさんにはその上をいって欲しい。

ハナイトナデシコVol.9
ハナイトナデシコ
ギャラリーサイズ(東京都)
2019/07/19 (金) ~ 2019/07/21 (日)公演終了

『桜舞う夜、君想ふ』/『蝶ヨ舞ヱ、躑躅咲ク春ニ』
STAR☆JACKS
ABCホール (大阪府)
2019/07/18 (木) ~ 2019/07/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/07/20 (土) 13:00
『蝶ヨ舞エ、躑躅(ツツジ)咲ク春ニ』から『桜舞う夜、君思ふ』へと繋がり、両舞台で4時間越え、長丁場の舞台お疲れさまでした。そして有難う御座いました。蝶ではボロ泣き、桜は前半笑い処満載、後半は殺陣の激しさに圧倒されました。森の石松、ドヰタイジさんから寺井竜哉さんへのバトンタッチおめでとうございます。奥田卓さんおかえりなさい。STAR☆JACKSファミリー、全員舞台で拝見できて本当に嬉しく思います。浜口望海さんの保下田の久六、佐々木誠さんの黒駒の勝蔵、まあ何と憎たらしい。亀山貴也さん、中山貴裕さんの役どころ、スッキリした所エロさも大好きです。舞台女優さんとパンフレットでニラメッコ、この目で見つめられる男優さん大変だろうなあ。若い次世代の役者さんが沢山出演されていました、厳しくしごかれた事でしょうが想像しただけで同情します。関秀人さん浅雛拓さん、さいとうひろきさん拝見できて嬉しかったです。赤松英実さん今度はタオルでは無く、三味線持って出てきてください。

律儀な強盗犯
ウィークエンドシアター
ARISE 舞の館(東京都)
2019/07/06 (土) ~ 2019/07/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
ここ数回続けて観劇していますが、短時間でコンパクトに内容がまとまっていて、それでいて薄っぺらくない。今期の作品もとても面白かったです。
今回はどちらかというと、コメディ要素が強かったのかなと思いましたが、それはそれで期待通りの内容でした。毎回パターンも内容も違っていて、いい意味で裏切られ続けているので、次回も期待しちゃいますね。

ハナイトナデシコVol.9
ハナイトナデシコ
ギャラリーサイズ(東京都)
2019/07/19 (金) ~ 2019/07/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
ここ数回続けて拝見していますが、いつものとおり短編でありながらつながりを見せる、大変面白いお芝居でした。 心が温かくなるシーンと笑いを取り交ぜて、今回もあっという間の75分でした。
次回も必ず見に行きたいと思います。楽しみにしていますね。

パフェ★サンデー★アラモード
となりの芝
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2019/07/20 (土) ~ 2019/07/22 (月)公演終了
満足度★★★★
メインの三人は可愛らしくて魅力もあったが、脇の川下さん長谷さんが流石によくて、終盤はお二人の方に目が向いてしまったかな。

カンザキ
ももちの世界
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2019/07/18 (木) ~ 2019/07/23 (火)公演終了
満足度★★★★★
いろいろな人がいるから、向き合って生きていくことは大切だなあと思った。
例え、良くないことでも向き合ってくれる人が居ることは幸せなのかもしれない。
思いやるって何だろうなと思った。
でも、 ムカついたからメッセージは受け取ったと思う。
これが人生やね。
ありがとう。

『夜、ナク、鳥』
『夜、ナク、鳥』を演る会
アトリエS-pace(大阪府)
2019/07/19 (金) ~ 2019/07/21 (日)公演終了
満足度★★★★
ゾクゾクとしました。
人間の愚かさ、弱さをひしひしと感じました。追い込まれたら自分が正義、覚悟を決めればなんでもできる。
リアルでした。
ありがとう。

無伴奏~消えたチェリスト
劇団東京イボンヌ
サンモールスタジオ(東京都)
2019/07/17 (水) ~ 2019/07/21 (日)公演終了

JUDY
グーフィー&メリーゴーランド
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2019/07/18 (木) ~ 2019/07/21 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
特攻系の戦争悲劇に浸りたくて、観劇しにいった初めての劇団さん。
観る気満々に肩透かしを食らわされた、ナンパな素人演劇の導入シーン・・
ガッカリ感満載、2時間15分辛いな・・と、眠気まなこで観てたんですが・・
軍人の言葉使い、細かい所作、当時の国民たちの思想も含め、
見よう見まねの戦争ものじゃない、資料や取材に裏打ちされた、
見事な直球勝負の真面目な芝居でした。
観客数が少なかったのが残念、
こうゆうのいろんな人たちに観てもらいたいな~
台本かDVDが欲しかったです。

舞台「大悲」
BS-TBS/オデッセー
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2019/07/19 (金) ~ 2019/07/29 (月)公演終了
満足度★★★
2001年に大阪で発生した小学生無差別殺傷事件から発想を得た創作である。storyAは犯人と主任弁護人のやりとりを描き、storyBは被害にあった1人の女児の家族に絞って父母兄それぞれの事件への向き合い方を描く。どちらも1時間50分の休憩なし。
Aを観て翌日Bを観たのだが、作り物感が蓄積してきてBの途中からはすっかり冷めてしまった。こうなると一体私は何を求めてこの演劇を観に来たのだろうか、ただの野次馬だよなあ、などと自虐的になってしまう。まとめて2時間30分程度の1本であれば我に返ることなく最後まで興味深く観ることができたのではないかと思う。
1本だけ観て「もう1本も観たかったなあ」で済ませるのが賢明だろう。料金の高さも主催者のそういう配慮だったのかと今気づいた。

骨と十字架
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2019/07/06 (土) ~ 2019/07/28 (日)公演終了
満足度★★★★★
日本人にはちょっと馴染みにくいテーマと思われるが、実在の人物のわずかなエピソードからこのような劇を構築してしまうこの作家のインスピレーションにいつもながら感心させられる。
徹頭徹尾硬派な会話、修道院の奥の間のような暗くてだだっ広い禁欲的な舞台、抑制的な演技、これらが主人公の心の深淵に入っていくような効果を感じさせた。
配役も役柄にピッタリのように思え、あれが本当に代役か、と思ってしまう。
いろいろ考えると、あの結末しかなかったのではないか。

夕食の前に
劇団1980
下高井戸 HTS(東京都)
2019/07/13 (土) ~ 2019/07/21 (日)公演終了
満足度★★★★
後半混沌としてわかりにくい展開になるが、作者のシリアの現状に対するすさまじい苛立ちや絶望を表しているのだろう。演出は非常に面白い。

律儀な強盗犯
ウィークエンドシアター
ARISE 舞の館(東京都)
2019/07/06 (土) ~ 2019/07/21 (日)公演終了
満足度★★★★
律儀な強盗という発想自体がユニークなのだが、こんなコンセプトを聞いて自分が思い浮かべたのは飛翔力の乏しい“説教強盗”であった。然し、今作は遥かにこんなありきたりを超えている。大体、強盗に走った動機が非凡である。だって善意の塊なのだ。どんな風に展開するかは観てのお楽しみ。50分強の中編で、入り口で履物を脱ぎ、ドリンクをオーダーすべし。観る価値は無論充分あり。(華4つ☆ネタバレ追記2019.8.26)

ハナイトナデシコVol.9
ハナイトナデシコ
ギャラリーサイズ(東京都)
2019/07/19 (金) ~ 2019/07/21 (日)公演終了

エンれぱ!Vol.8
しむじゃっく
あさくさ劇亭(東京都)
2019/07/19 (金) ~ 2019/07/21 (日)公演終了

きつねの嫁入り
劇団ぎんぎつね
北とぴあ ペガサスホール(東京都)
2019/07/19 (金) ~ 2019/07/21 (日)公演終了
満足度★★★
客席につくと、床には変な形に切られた緑のパンチカーペットみたいなものが貼られ、その上に5つの箱馬。箱馬の下にはJRの線路に見立てたテープが貼られていて、そのうちの1つからは都電らしき線路がのびているから、どうやらこれは北区を表していて、箱馬は田端、上中里、王子、東十条、赤羽駅ということなんだろうと見当がつく。配役を見ると、三姉妹の長女夫妻が上中里、次女が赤羽、三女が王子に住んでいるという設定。ただ劇中で、これらを使っての北区紹介のようなシーンが入るのだが、個人的にはここ要るかなあと思ってしまった。冒頭の女性2人によるやり取りが、思いのほか(と言っては失礼だが)よくて、急に期待値が上がってしまったのが悪かったのか、尻すぼみになってしまった印象。