最新の観てきた!クチコミ一覧

37741-37760件 / 190311件中
The Middle World

The Middle World

MileStone

Geki地下Liberty(東京都)

2019/07/11 (木) ~ 2019/07/22 (月)公演終了

満足度★★

世界観、衣装ビジュアルなどはよかった。

ネタバレBOX

脚本の作り込みが甘く、全体的に目的意識を持って作られていない。
切れ者キャラを演出させたいならゲーム自体でもっと心理戦をさせるべきだと思うが、単純なゲームを単純にやらせて俳優のセリフでだけ「これはややこしいゲームだぞ」と喋らせただけ。意味のないことを意味ありげに喋らせては逆に頭が悪そうに見える。
ゲームが進んでも最後のゲームまで一人の脱落者もけが人も出さないまま、このゲームに勝てば本当に生き返ることができるのかという部分にイマイチ緊張感が持てないまま進むのに俳優に「これで生き死にが決まってしまうなんて!」と緊張感のある演技をさせるので感情移入できず置いてけぼりになる。
また、主役の寿限無を他にメンバーが信頼するに至る根拠も曖昧で「どうしてそんなに信頼されたのか?」がわからない。「寿限無はいい奴だから生き返ってほしい!」と言われてもやはり感情移入できない。
そもそも今まで散々ポイント制のゲームで、何かあるのかもしれないと計算に脳のリソースを割いてきたのに、ここで今までのゲームとポイントが全て無意味だったということがわかる。
ならばもっと単純にしてよかったのではないのか。
最後のネタバラシもまたよくわからない。ロミオとジュリエットのような家系の悲劇を止めたいという話だったと思うのだが、レズビアンのカップルがおり、「女同士だなんて!」と宣う。家系の話にしたいのなら「女同士」というワードを出させては混乱する。何が原因で恋人たちが引き裂かれていったのかが曖昧になる。
また、寿限無たちがその発端になったという意味もわからない。彼らが発端で呪いのようなものにかかったというのか、それとも風が吹けば桶屋が儲かる的な連鎖が起きてしまったのか、そこの説明もふわふわしていて寿限無の後悔と悲しみに感情移入できない。
全編通して役者の演技が迫真であるほど「こんな薄い話でなんでそんなに強い感情を持つの?」となってしまい、話に没入できない。
全体的に脚本、演出が悪いとこれだけの世界観とビジュアルを持ってきてもこんなにつまらなくなるのかという印象。
ただ、田中彪さんはよかった。彼が一人、迫真の演技による力技で観客を引っぱって連れて行ってくれたので、どうにか最後まで見ることができた。彼の演技がなければ途中で席を立ったかもしれない。良い俳優と出会えたことにだけは感謝したい。
おどる韓国むかしばなし『春春~ボムボム~』

おどる韓国むかしばなし『春春~ボムボム~』

あうるすぽっと

あうるすぽっと(東京都)

2019/07/20 (土) ~ 2019/07/28 (日)公演終了

結婚をテーマにした韓国のお話でしたが、明るい音楽、楽しい演出やキレのあるダンスと共に、とても楽しめました。観劇している子供達も楽しそうでした(大人も楽しい)楽しみながら、他国の文化を知る事の出来る、良い舞台だと思いました。

カンザキ

カンザキ

ももちの世界

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2019/07/18 (木) ~ 2019/07/23 (火)公演終了

満足度★★★★★

とても良かったです。現代の問題をクローズアップしています。一点だけでなく、複数の問題を上手くリレーションして問題提起し、表現しています。楽しめました‼️

月に向かって飛び立つセミ 【ハルカス公演】

月に向かって飛び立つセミ 【ハルカス公演】

芝居maker GoooooToJ

SPACE9(大阪府)

2019/07/20 (土) ~ 2019/07/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

カンパ制の為、期待していませんでしたが、めっちゃ⤴️⤴️良かったです。三重県ネタや笑いを取るシーンがなければ、良かったかも…。泣けました。生まれてきたからには、精一杯生きろというメッセージが伝わりました。

楽屋ー流れ去るものはやがてなつかしきー

楽屋ー流れ去るものはやがてなつかしきー

藤原たまえプロデュース

千本桜ホール(東京都)

2019/07/10 (水) ~ 2019/07/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

Bチームを観劇。
1977年の初演以来数え切れないほど上演され続けてきた有名な戯曲……とのこと(今このコメントを書くために少し調べました)。
演劇鑑賞歴の短い私はこの名作戯曲の内容も知らず、ほぼ予備知識なしの状態で劇場に足を運びました。
出演者は4名の女優。皆女優としての立ち位置は違うけれど、この職業に就き、この職業に囚われた者としての深い苦悩は、ほぼ同等の重さを伴って胸に迫ってきました。
楽屋の席に座り化粧をしながら鏡に向かって今の思いを吐露する女優の表情を鏡の裏側から見つめる私たち観客。この難しいシチュエーションを演じきる女優ABCたちに感服です。
鏡台で化粧する場面はなかったものの、精神を患っていると思しき生者と、諦めの境地にいる先輩死者たちを鼓舞し、「三人姉妹」上演(誰にも観られることはないが)に導く新参者の死者とを演じ切った女優Dも素晴らしかったです。
ここぞの場面で流れる音楽と影の強調された照明の美しさも印象に残りました。

ネタバレBOX

2月の「嫌われ松子の一生」以来の階戸瑠李さん出演作の観劇。終演後挨拶させていただきましたが、前回同様本当に素敵な対応でした。この人柄に触れると今後も応援したくなる女優さんです。次回作は10月の「熱海殺人事件」とのことです。

開演前受付の女性に「舞台に出たりしないんですか?」と尋ねたところ、「女優もやりますが、この作品の演出してます」と返事が。無知って怖いですね。失礼なこと平気で口に出せます。
終演後「これからは藤原たまえ推しでいきます」と宣言したら何故か爆笑されました。
近い将来下北界隈では「藤原たまえプロデュース」は「山口ちはるプロデュース」に負けない存在になると確信してます。
『夜、ナク、鳥』

『夜、ナク、鳥』

『夜、ナク、鳥』を演る会

アトリエS-pace(大阪府)

2019/07/19 (金) ~ 2019/07/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

良かったです。女優4名のやり取りは特に良かった。でも、女性は怖い…。気をつけて対応します。

朝日のような夕日をつれて '91

朝日のような夕日をつれて '91

劇団あんちょび

吉祥寺櫂スタジオ(東京都)

2019/07/20 (土) ~ 2019/07/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/07/20 (土) 13:00

すごく面白かったです!
秀逸な一発芸みたいなものに笑い続けつつ、様々な視点からの問いを聞き漏らさないよう気が抜けず、エネルギーに巻かれたような観劇でした。
どの場面でも、演者さんたちは見たことのないような百面相と動きと発声を繰り出し、圧倒されました。がむしゃらに生のバランスを取ろうとする人間の不安定さを見ているようでした。

病のシーンや授業風のシーンが特に面白かったです。
また、あっけなさとともに 始まりと全く同じように終わったラストを見たときは、一番感動で胸が震えました。
何よりも記憶に残った群唱は、今後 寒さを感じる度に思い出して、以前よりずっと寛大に人や自分に向き合っていけるかもしれないと思いました。
素晴らしい舞台をありがとうございました。

カンザキ

カンザキ

ももちの世界

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2019/07/18 (木) ~ 2019/07/23 (火)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/07/21 (日) 16:30

スゴく人間味のある物語でした。
登場人物のキャラもスゴく濃かったのでイヤでも物語に入り込めました。

「滅ぼし系女子が来る」

「滅ぼし系女子が来る」

江古田ぐるぐる

新宿眼科画廊(東京都)

2019/07/12 (金) ~ 2019/07/16 (火)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/07/16 (火) 14:00

価格2,800円

ある集合住宅に新たに入居した女性は自治会入会を拒み、同調するように自治会から退会しようとする者も現れ……な物語。
人間関係に蔭がさす居心地の悪さが広がり始めた頃に突然トーンが変わり「え、どゆこと???」と思わせるのもアクセントであり読み違いを誘って巧み。

ネタバレBOX

自治会入会を拒んだ女性が会長に納まった未来?と誤読させておきながら、その場のラストで眼鏡をかけることで「あ、彼女の母の時代か」と気付かせるのが絶妙。
さらに最後に「良心が残っていた」様を見せて収めるのもイイ。あらゆる災厄が飛び出した後に希望が残っていた「パンドラの匣」を連想したりもして。
しだれ咲き サマーストーム

しだれ咲き サマーストーム

あやめ十八番

吉祥寺シアター(東京都)

2019/07/19 (金) ~ 2019/07/24 (水)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/07/21 (日)

21日14時開演回(途中休憩10分込み2時間35分)を拝見。

大胆な舞台セットに度肝を抜かれ、人々の愛憎が複雑に絡み合うシリアスな題材が、生演奏をバックに、落語のテイストで軽妙洒脱に展開し…『江戸系 諏訪御寮』等、自分が過去に観てきた、あやめ十八番の9作品のうち、今回が最高傑作ではないかと思う。

役者陣。
まずは中野亜美さん。あやめ十八番・代表の堀越涼氏の指導の下、初舞台を踏んだ女子高校生が、2年後の夏、同じ吉祥寺シアターの舞台で主要キャストの一人を立派にこなしているのを目にして、胸熱な気分にさせられた。
次に、メインの役柄ではないが、本作品の軽妙洒脱なテイストを象徴するような役柄を演じた田久保柚香さんが、個人的には、とても印象に残った。

ネタバレBOX

【配役】
風間東薫(かざま・とうくん。亡くなった六代目・大酩酊白菊の元弟子)
…藤原祐規(ふじわら・ゆうき)さん(色悪(いろあく)を好演)
お袖(東薫の新妻。六代目・大酩酊白菊の娘)
…大森茉利子さん(以前、ギャラリールデコで観た『恋愛恐怖病』のような作品での客演も拝見したい方)
お万喜(おまき。六代目・大酩酊白菊の妻)…井上啓子さん
岩鼻牡蠣右衛門(戯作者。六代目・大酩酊白菊の元弟子)
…村上誠基(むらかみ・まさき)さん(拝見するのは『メロン農家の罠』以来?)

<岡倉町の長屋>
番匠アキ(ばんじょう・あき。東薫の友人。大工)…尾﨑宇内(おざき・うだい)さん
お文(おぶん。アキの妻)…内田靖子さん
のよ(Vチューバー=アバターのユーチューバー)
…シミズアスナさん(レティクル東京座の方。適役!)
三竹なお八(「のよ」の声優)
…ムトコウヨウさん(「二代目なっちゃんの愛人。」で知った、劇想からまわりえっちゃんの役者さん)
栗田蜂五郎(「のよ」のアニメーター。元・浮世絵師)
…山本周平さん(新宿公社『死ぬ気はなかった。』『13番地のパブロ・ピカソ』に出ていた方)
猿若雛太郎(歌舞伎役者)…渡邉素弘さん

猿若藤七郎(雛太郎の兄弟子の歌舞伎役者)
…和知龍範(わち・たつのり)さん(『肥後系 新水色獅子』の高校教師役以来、あやめ十八番を初めとして何本もの作品で拝見している方。色悪(いろあく)役が巧い)
お力(おりき。両替商。藤七郎にカネを貸している)…蓮見のりこさん

三浦屋・幽霧(ゆうぎり。花魁。藤七郎に惚れている)
…澤田千尋(さわだ・ちひろ)さん(総英学院の副部長さん(役柄)だぁ!)

<吉原の有ま屋>
楼主・徳兵衛(牡蠣右衛門に吉原俄を依頼)…山下禎啓(やました・よしあき)さん
有馬菊子(徳兵衛の娘。世間知らずで、東薫に騙されて貢いでいる)…中野亜美さん
清平(せいべえ。若い衆)…酒井和哉さん
お琴(やり手…遊女の世話係)…田久保柚香さん(『みのほど』で知った女優さん。好演!)
薄蜘蛛(うすぐも。花魁。藤七郎に惚れている)…融羽子(とわこ)さん
朝蛾於(あさがお。遊女。藤七郎に惚れている)…金子侑加さん
鬼瀬川(きせがわ。花魁。東薫や藤七郎から惚れられている)…配役なし

七代目・大酩酊白菊(故・六代目の弟子。牡蠣右衛門に新作落語を依頼)…堀越涼さん

<大酩酊白菊の弟子/演奏>
…ピアノ・吉田能(よしだ・たかし)さん
 パーカッション・吉田悠(よしだ・はるか)さん
 ギター・島田大翼(しまだ・だいすけ)さん
 サックス・藤林祐聖(ふじばやし・ゆうき)さん

<後妻打ち(うわなりうち)の女房衆、物売り、他>
…内田京(うちだ・みやこ)さん(過日の新宿公社『死ぬ気はなかった。』で知った方)
 旭レナさん
 安藤陽佳(あんどう・はるか)さん(何度も舞台を拝見している方)
 悦永舞(えつなが・まい)さん
 北原葵さん
『桜舞う夜、君想ふ』/『蝶ヨ舞ヱ、躑躅咲ク春ニ』

『桜舞う夜、君想ふ』/『蝶ヨ舞ヱ、躑躅咲ク春ニ』

STAR☆JACKS

ABCホール (大阪府)

2019/07/18 (木) ~ 2019/07/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

『蝶ヨ舞ヱ、躑躅咲ク春ニ』
ドヰさん演じるきっぷが良くて庶民想いの次郎長、個性あふれる子分達、それにピュアで可愛らしい柳生みゆさん演じるお蝶、お芝居を見る前からなんとなく悲劇の予想はできていたものの、このままずっと幸せな時を楽しんでいたいなと思いながら見ていた。次郎長のお蝶へのプロポーズと、それを見守る子分達の様子が微笑ましくてニヤニヤしながら見ていた。ストーリーもさることながら、殺陣シーンが特に素晴らしく、槍術使い、居合斬りなど個性豊かな子分達の見事な立ち回りに加えて、何よりラストの浜口さん演じる久六と次郎長の一騎打ちが圧巻だった。特に千秋楽の時の立ち回り本当に速かったし迫力満点だった。

『桜舞う夜、君想ふ』
今回ドヰさんが寺井さんに森の石松の座を譲ったわけですが、寺井さんの卓越した身体能力とフレッシュさが森の石松のイメージにぴったりだったし、ドヰさんの気さくでそれでいて貫禄のある次郎長もすごくはまってたので、むしろ今これが理想形ではないかと思った。
個人的には、中盤のドヰさん、中山さん、兵頭さん、浅雛さん演じる渡り鳥一家と、石松、それに亀山さん、悠里さんの見受山親子も含めたやりとりが凄く面白くて、毎回楽しみにしてました。何回か本当にツボってしまって大声で笑ってしまいました。
そしてラストの殺陣、石松の手負いの状態からのバランスを崩しながらの殺陣に、絡みの方々も絶妙のタイミングで合わせていて、本当に見ごたえがあって、3回観たけど3回ともあっという間に終わってしまった感じでした。撮って出しDVDでまだこれから何回も見たいと思っています。
桜舞う夜は観劇三昧でいつも見ていたのですが、今回生で見ることができて本当に嬉しかったです(^。^)

律儀な強盗犯

律儀な強盗犯

ウィークエンドシアター

ARISE 舞の館(東京都)

2019/07/06 (土) ~ 2019/07/21 (日)公演終了

満足度★★★★

新宿駅から会場へ。
目的地は歌舞伎町、そう向かうは午後のまだ日が高い歌舞伎町。
開いた扉の奥からアウトレイジさながらの室内が見えてしまったり、ホストと女性客が道中で妙なやり取りをしていたりと、会場に辿り着くまでに深夜ドラマさながらの非日常世界が展開。
この会場の座席につくまでに純粋な土地柄パワーだけで既に浮世離れしたモードになれるのは、図らずも地の利と言えるのではないかと(笑)
そうして始まった犯罪の匂いがする導入部も、何だかしっくりくるのでした。

ウィークエンドシアターさんの公演はこれで3度目、今回もとても面白く拝見させて頂きました。
ただ物足りなかったと思う部分も。
最初に拝見した作品では観客は結婚式参列者としてのお祝いモード。
2度目は拉致された男女を壁の外から眺めている様な背徳感。
拝見した過去2作は会場の様式を存分に活かした演出で、何というか演者と観客との間にハッキリと共有感、共犯感が発生し「観客の存在にも意味がある」とも言える他には無い魅力が詰まっていたのですが・・・今回はその部分が弱かったのではないかと。
客いじりとは全く違う舞台との共有感、共犯感。
これが無いと「普通の面白い舞台」であって、本来のウィークエンドシアターさんじゃない!・・・と思ってしまうのでした。
「普通の面白い舞台」じゃダメなんですか?・・・はい、願わくばウィークエンドシアターさんにはその上をいって欲しい。

ハナイトナデシコVol.9

ハナイトナデシコVol.9

ハナイトナデシコ

ギャラリーサイズ(東京都)

2019/07/19 (金) ~ 2019/07/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

良質な脚本と確かな力量の演者が合体した短編2作品。

ネタバレBOX

「Mask game」
身元を隠す為に目元にマスクをつけた3名の男女(男1女2)。密室内で嘘をついたら爆弾が爆発するという過酷な状況下で繰り広げる会話劇。
PCを介して届けられる主催者からの質問に答えたり議論しているうちに、登場人物の素性や情報が観客にインプットされていく。その技法が非常に巧みであると感じた。
嘘をついたつもりがなくても、主催者に嘘判定される(嘘3回で爆発)ことによって、当人も気づいていなかった本音が露呈される。
こう書くと緊迫感溢れるサスペンスのようだが、男のどこか軽妙な台詞回しや、真剣に質問に対峙し生真面目すぎるが故にアンバランスな人間性を垣間見せる女が、シチュエーションコメディーを成立させている。

「晴れの日のクロニクル」
姉思いの妹がセッティングしたお見合い。そのお見合い相手が家にやってきた(?)ところから始まる勘違い、すれ違いコメディー。
この勘違いを引き起こすのが、そこまでは全く独立した短編であると思っていた「Mask game」に登場していた面々。ゲームから3ヶ月後という設定でそれぞれの状況に変化がある。余計な説明がなくとも今起こっていることが瞬時に理解できるようになっている。
用意周到で繊細な脚本。
終盤、姉妹が実は血の繋がりがないことを告白し、一転シリアスな場面が展開されるも、先の物語で各々に抱えている心の闇を既に知っている観客は、演者の反応を違和感なく受け入れることができる。
物語の発端となる姉のお見合い相手は、名前や職業など多くの情報は提供されるのだが、結局最後まで姿をあらわさずに終わったところがまた良かった。

終演後物販付近にいた女性スタッフに声をかけたところ、なんとその方が脚本の長田智美さんご本人でした。素敵な脚本ありがとうございました。

出演者は3人と5人。少人数でも面白く、高品質な作品を生み出せると改めて認識しました。

ハナイトナデシコ(花糸撫子)
別名 : かすみ草
花言葉 : 幸福、切なる願い、夢心地、感謝、人の魅力を引き出す…当日パンフレットより

今後も注目したい団体です。
『桜舞う夜、君想ふ』/『蝶ヨ舞ヱ、躑躅咲ク春ニ』

『桜舞う夜、君想ふ』/『蝶ヨ舞ヱ、躑躅咲ク春ニ』

STAR☆JACKS

ABCホール (大阪府)

2019/07/18 (木) ~ 2019/07/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/07/20 (土) 13:00

『蝶ヨ舞エ、躑躅(ツツジ)咲ク春ニ』から『桜舞う夜、君思ふ』へと繋がり、両舞台で4時間越え、長丁場の舞台お疲れさまでした。そして有難う御座いました。蝶ではボロ泣き、桜は前半笑い処満載、後半は殺陣の激しさに圧倒されました。森の石松、ドヰタイジさんから寺井竜哉さんへのバトンタッチおめでとうございます。奥田卓さんおかえりなさい。STAR☆JACKSファミリー、全員舞台で拝見できて本当に嬉しく思います。浜口望海さんの保下田の久六、佐々木誠さんの黒駒の勝蔵、まあ何と憎たらしい。亀山貴也さん、中山貴裕さんの役どころ、スッキリした所エロさも大好きです。舞台女優さんとパンフレットでニラメッコ、この目で見つめられる男優さん大変だろうなあ。若い次世代の役者さんが沢山出演されていました、厳しくしごかれた事でしょうが想像しただけで同情します。関秀人さん浅雛拓さん、さいとうひろきさん拝見できて嬉しかったです。赤松英実さん今度はタオルでは無く、三味線持って出てきてください。

ネタバレBOX

亀山貴也さん一段と進化しましたネ、次のSTAR☆JACKSにも必ず出演してください。来年、次の年になるとの事ですが殺陣芝居は待っています。
律儀な強盗犯

律儀な強盗犯

ウィークエンドシアター

ARISE 舞の館(東京都)

2019/07/06 (土) ~ 2019/07/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

ここ数回続けて観劇していますが、短時間でコンパクトに内容がまとまっていて、それでいて薄っぺらくない。今期の作品もとても面白かったです。
今回はどちらかというと、コメディ要素が強かったのかなと思いましたが、それはそれで期待通りの内容でした。毎回パターンも内容も違っていて、いい意味で裏切られ続けているので、次回も期待しちゃいますね。 

ハナイトナデシコVol.9

ハナイトナデシコVol.9

ハナイトナデシコ

ギャラリーサイズ(東京都)

2019/07/19 (金) ~ 2019/07/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

 ここ数回続けて拝見していますが、いつものとおり短編でありながらつながりを見せる、大変面白いお芝居でした。 心が温かくなるシーンと笑いを取り交ぜて、今回もあっという間の75分でした。 
 次回も必ず見に行きたいと思います。楽しみにしていますね。

パフェ★サンデー★アラモード

パフェ★サンデー★アラモード

となりの芝

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2019/07/20 (土) ~ 2019/07/22 (月)公演終了

満足度★★★★

メインの三人は可愛らしくて魅力もあったが、脇の川下さん長谷さんが流石によくて、終盤はお二人の方に目が向いてしまったかな。

ネタバレBOX

会場のエレベータ前のスペースの狭さなんてハナから分かってるんだから、受付後の客を開場までどう誘導するかとか、スタッフさんはもう少し考えないと。トイレ側にまで押し込まれたあげくに、ちゃんと整理番号順に入れないお客さんもいたし、あれは失礼ってもんです。
カンザキ

カンザキ

ももちの世界

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2019/07/18 (木) ~ 2019/07/23 (火)公演終了

満足度★★★★★

いろいろな人がいるから、向き合って生きていくことは大切だなあと思った。
例え、良くないことでも向き合ってくれる人が居ることは幸せなのかもしれない。
思いやるって何だろうなと思った。
でも、 ムカついたからメッセージは受け取ったと思う。
これが人生やね。
ありがとう。

『夜、ナク、鳥』

『夜、ナク、鳥』

『夜、ナク、鳥』を演る会

アトリエS-pace(大阪府)

2019/07/19 (金) ~ 2019/07/21 (日)公演終了

満足度★★★★

ゾクゾクとしました。
人間の愚かさ、弱さをひしひしと感じました。追い込まれたら自分が正義、覚悟を決めればなんでもできる。
リアルでした。
ありがとう。

無伴奏~消えたチェリスト

無伴奏~消えたチェリスト

劇団東京イボンヌ

サンモールスタジオ(東京都)

2019/07/17 (水) ~ 2019/07/21 (日)公演終了

満足度★★★★

自分が思い描いていたものと少し違ったかなというのが率直な感想です。

ネタバレBOX

圭と貴子について。かつてのペンションのオーナーとアルバイトということで、年齢差のある設定だと思っていた。そういうこともあって、12年ぶり再会した現在の2人の会話や雰囲気、12年前の恋人同士だった過去の2人の関係(貴子がかなり優位な立場であったように見えた)が、どうにも違和感が拭えなかった。
途中で判明した同年齢ということであれば、過去のふたりの関係性やペンションのオーナーという立場でありながら最低限の社会性すら持ち合わせていない(若年齢で父の遺産を引き継ぎオーナーとなっただけ)ように感じる圭の言動にも納得することはできる。そんな圭が経営するペンションが今や閑古鳥が鳴く状況にあるのはさらに納得はできる。納得はできるがその設定そのものに疑問符をつけたくなってしまう。
しっかりとした社会人であるペンションのオーナーがたった3ヶ月間の恋人を思い続けていたなら、貴子の突き抜けた才能と、性格に難はあるけれども他人を惹きつける魅力がより明確に提示することができたのではと思う。
しかし、それでもこの作品は充分楽しめた。現在のアルバイトのハナちゃんはとても魅力的だし、ペンションに長期滞在するカメラマンの曲者ぶりも(最後に宿泊費を支払いに来る人の良さも含め)高評価。
異なった結末が用意された今回の公演。女性の決断が観たいと【消】を選択したが、【無】の結末も気になる。

このページのQRコードです。

拡大