
’72年のマトリョーシカ
風雷紡
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2019/08/14 (水) ~ 2019/08/18 (日)公演終了

第一部『1961年:夜に昇る太陽』 第二部『1986年:メビウスの輪』 第三部『2011年:語られたがる言葉たち』
DULL-COLORED POP
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2019/08/08 (木) ~ 2019/08/28 (水)公演終了
満足度★★★★★
原発事故の被害をめぐる福島県内の苛立ちと、分断の様が大変生々しかった。県内の不安が県外の風評被害、偏見によって一層複雑にねじれる様子もよくわかった。テレビ局の報道部内のやりとりも、メディアの端くれにいるものとして思い当たることばかりだった。(以上、第三部についてです)
第三部は、福島の分断とねじれ、メディアのさもしいあり方が浮き彫りになる舞台だった。「民主主義は、真面目な報道と相性が悪い」と。
それに対して、どう向き合うべきか。方向を示す言葉がきちんとあった。「正しく語ることは、部屋を整理するのに似ている」「寝た子は起こすな、ではなく、寝た子は正しく起こせ」「ペンは世界とたたかえる唯一の武器だ」と。それに実質を与えていく仕事は、常に矛盾の中で挫折に次ぐ挫折だ。それでも、この旗を愚直に掲げたことに意味があったと思う。

BUGS DREAM
夢団
川崎市幸市民館(神奈川県)
2019/08/15 (木) ~ 2019/08/16 (金)公演終了
ほぼ満員であった。
会場となった川崎市幸区市民会館大ホールのキャパが840だから、700として、3公演とも ご覧のとおりの盛況であれば、2100名を動員したことになる。200のキャパで、6ステージして満員御礼でも1200であるから、これは特筆すべき事例だ。
セットも豪華だった。「蟻のコロニー」が重層的に形作られ、遠近感を惑わす。
エピローグは冗長であったか。
3時間ほどの長尺なので その権利は有すると思うが、やはり名残惜しい余韻も欲しいところ。
おそらく50人ほどの大所帯である。けれど、いい意味でも悪い意味でも統一されており、そこへいたる稽古量を示している。
ご存知の方もいるだろうが、コミック版『ドラえもん』の未完の終刊は蟻が知能を手にして人間社会に反乱する話だ。このようなSFが本ミュージカルには通底している。
もちろん、出演者にも客席にも お子さんがいるだけあり、いたって教育的だ。しかしながら、「バーカ」など、ぶっきらぼうな言葉遣いをするのは この劇団の魅力となっている。

丹青の新・牡丹灯籠
深川とっくり座
江東区深川江戸資料館小劇場(東京都)
2019/08/16 (金) ~ 2019/08/18 (日)公演終了

’72年のマトリョーシカ
風雷紡
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2019/08/14 (水) ~ 2019/08/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
小学校卒業前にテレビにかじりついたあのあさま山荘事件を、人質の「家族関係」というスパイスを加えて過去にあった様々なドキュメンタリーとは違う視点から描き出した舞台
総括!
「お連れのない人、お~によ!」
みんな、マトリョーシカになりたくなかっただけなのかもしれない
あの距離で逃げ場のないシアターミラクルで直球勝負の演技
“八ヶ岳”(杉春芳)が自白を始めるシーンが印象的だった
小口警部補(高橋亮次)の優しさ、御子柴警部(柘植裕士)の無念さ、無骨さの対比も良かった
丁寧に警視庁と県警のカップヌードルを巡る確執の象徴までフォローしていたが・・・
祥野獣一が憎らしかった
ミニマム(下は細かかったが)のセットで巧みな舞台転換
スクリーンの活用も上手かった
事件を全く知らない若い世代が観に来ていて、彼らにはどう映るんだろうと訊いてみたかった

お気に召すまま
東京芸術劇場
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2019/07/30 (火) ~ 2019/08/18 (日)公演終了
満足度★
あれだけの俳優陣を揃えて、
スタンディングオベーションが出ない
お粗末な演出。
見る価値ありません。
シェイクスピアの直訳ですか?
役者さえも消化できていないセリフに
感情なんて入りません。
完全な失敗作品です。

ダブルダブルチョコレートパイ
劇団肋骨蜜柑同好会
APOCシアター(東京都)
2019/08/03 (土) ~ 2019/08/12 (月)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/08/06 (火) 15:00
【ビター篇】
居住エリアが男女別に隔てられた「船」で長期間の移動をしている人々による会話劇。
とりたてて大きな事件が起きるわけでなく、どちらかと言えば日常的・一般的な会話が交わされるのだが、そこから各人物の個性・人柄・人生(?)が浮かび上がってくるような。
また、中に哲学者がいるためかそれらの会話がどことなく哲学的に思えてくるフシギ……(笑)
で、いつもは「土着的」なのに対して今回は「地に足がついていない」みたいな?(比喩的表現でなくまさしく「文字通り」(笑))

’72年のマトリョーシカ
風雷紡
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2019/08/14 (水) ~ 2019/08/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/08/16 (金) 14:00
立てこもり犯から刑事まで、役者全員がいい面構え。適材適所の人選。ミラクルが時には山荘の一室、時には取調室、時には病室となり、一緒に居合わせてる感が半端なかった。多面的な描き方もグー。

KAIDAN
劇団カンタービレ
ウッディシアター中目黒(東京都)
2019/08/14 (水) ~ 2019/08/18 (日)公演終了

Stray Sheep Paradise:em
オッドエンタテインメント
あうるすぽっと(東京都)
2019/08/15 (木) ~ 2019/08/18 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
持田千妃来さん出演。
再演もの。昨年12月に初演。全員女性で、百合要素もあり(と、演者さんが言ってます)。
奥野香耶さん、永野愛理さんはさすが声優で、いい声です。永野さんは「GJ」にゲスト出演された方です。
持田千妃来さんがひとり浮いた役なのがいい感じでした。羊の格好をした、人間ではなくAIと。でもパートナーは人間なのですが。
パンフレットが相場よりかなり高いです。買いませんでした。

カレイドルーム
ZERO BEAT.
上野ストアハウス(東京都)
2019/08/14 (水) ~ 2019/08/18 (日)公演終了
満足度★★★
馬鹿馬鹿しさとくだらなさ。ナニコレと思いながらでもこれが結構面白いのです。観客から笑い声がたびたび聞こえます。ほろりとさせるところもあり、楽しみました。

Offline Game
縁ろず屋
シアター風姿花伝(東京都)
2019/08/15 (木) ~ 2019/08/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
#縁ろず屋 さんの舞台 #オフラインゲーム #改めまして私です 観てきました!いやぁ、楽しませてもらいました。ハラハラドキドキさせられる場面も多々あったけど、最後は心和ませていただきましたよ。主演の長橋有沙さんと音羽美可子さんの絡みもすごくよかったし、河野奈々さんはじめ脇を固めるキャストさんたちも生き生きと輝いていました!あと5公演、8月18日までシアター風姿花伝で上演中ですよ。たくさんの人にぜひ観てもらいたいです!

丹青の新・牡丹灯籠
深川とっくり座
江東区深川江戸資料館小劇場(東京都)
2019/08/16 (金) ~ 2019/08/18 (日)公演終了
テレビ等で見る事が最近少なくなってきた時代劇。
その中でも深川とっくり座さんは常に時代劇をやっているだけあり、衣装や話し方等もしっかりしていて見応えあり!
チャンバラとかではなく、人情あふれるホームドラマ…みたいな感じ。今回はちょっと切ないホラーでした。
関係ないけど、幽霊が出てくる時のヒュ〜ドロドロの音は何故あんなに怖いんだろう 子供の頃からお化けが出る時に聞かされているから、怖いと刷り込まれているのかな…
次回も楽しみにしてます!ありがとうございました!

B
劇団プレイング
栂文化会館(大阪府)
2018/11/04 (日) ~ 2018/11/04 (日)公演終了

歩道橋の上で
劇団SHOW
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2019/08/15 (木) ~ 2019/08/18 (日)公演終了
満足度★★★
歩道橋の上、町の音は全く聞こえず、セットを歩くギシギシという音が響く。何か意図でもあるのかと考えながら観ていたが分からずじまい。映像の前半は面白かった。

発表せよ!大本営!
アガリスクエンターテイメント
駅前劇場(東京都)
2019/08/15 (木) ~ 2019/08/20 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
初日観劇。本来は笑えない題材であるのだが、同劇団らしく見事なコメディに仕上がっていた。序盤から終始笑いが絶えないが、後半は流石の展開で、笑いの渦に。やはり脚本が素晴らしい!
初日のせいか、やや言いよどみや言い直し等もありましたが、それを考慮しても役者さんも皆素晴らしく、大変満足な観劇でした。
終戦記念日にこの題材を観れて、改めて平和を実感した夜でした。

夢見る喜世子レヴュー
ピストンズ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2019/08/15 (木) ~ 2019/08/18 (日)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2019/08/16 (金) 15:00
若いエネルギーは感じる舞台だった。再演だということだが、初演は観てない。戦後のパンパン達の溜り場になっている劇場跡を舞台に、元女優の高級娼婦、という存在を中心に置いた群像劇。軸になるのは高級娼婦の話をする別の娼婦なのだが、個々の娼婦達にも少しずつ焦点を当てるシーンを割り振るなど、細かいエピソード作りは物語に一応のふくらみを与える。ただし、女優陣が可愛過ぎてパンパンのスレタ感触が全く出ていないのが何とも惜しい。使う歌も考証が甘い。

’72年のマトリョーシカ
風雷紡
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2019/08/14 (水) ~ 2019/08/18 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/08/15 (木) 19:00
有名な浅間山荘事件を扱った芝居だが、こうくるか!、と思わせる視点の持ち方が吉水の脚本らしいなと思った。人質となった管理人の妻の事件後を中心に、時に回想シーンを混じえる手法はよくあるものだが、大きなフィクションを一つ入れたことで、物語が家族を巡る展開になった。家族というキーワードは近年の風雷紡の一つの軸となっているが、今回も妻の家族と犯人の兄弟(という家族)という2面を持ち、深みある芝居になっていた。事件をリアルタイムに(TVで、だが)見ていた自分にとっても、いろいろと考えさせられる舞台だった。

青空
方南ぐみ
三越劇場(東京都)
2019/08/09 (金) ~ 2019/08/18 (日)公演終了
満足度★★★★
いろいろな組み合わせのキャストが名を連ねる中、今日観たのは、鈴木砂羽、染谷俊之、松井珠理奈、村田雄浩、という4人。柴犬の麦を松井、猫の小太郎を鈴木、少年を染谷、父親+その他を村田が担当。

KAIDAN
劇団カンタービレ
ウッディシアター中目黒(東京都)
2019/08/14 (水) ~ 2019/08/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
お盆にピッタリの題材で楽しい舞台でした、さっすがカンタービレさん!笑った笑った、そして見終わって清々しい真夏のファンタジーでしたね。最前列だったので迫力が凄くて、ちょっぴりドキッとしたホラーでもあり、特に始まりは刺激が強すぎるカイダンでしたねー
いつもお得意のシーンチェンジの多さにも感心して、サブステージも多くて首が左右振られっぱなし。賑やかな舞台でもありました。
まあ、なんといっても被り物から一転、金髪の座長はこれが最初で最期かな!
10月公演は号泣らしい?のでそれもまた楽しみです。