
DNA
劇団青年座
シアタートラム(東京都)
2019/08/16 (金) ~ 2019/08/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
出産か仕事かという女性の生き方の選択と、粉飾決算をめぐって上司に従うか良心に従うかの組織人としての生き方の選択。二つの物語をない合わせて、現実に突き刺さるリアルなドラマで、非常に見応えがあった。現実は変えることが出来るという思いを与えられる、正統派リアリズム演劇に位置づく、心に残る秀作だった。男と女の考えの食い違い、女同士のぶつかり、ヒラメ上司と逆パワハラ的な部下など、身の回りに思い当たることばかりで、いろいろ考えさせられた。

ナイゲン(2019年版)
feblaboプロデュース
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2019/08/22 (木) ~ 2019/09/01 (日)公演終了

ナイゲン(2019年版)
feblaboプロデュース
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2019/08/22 (木) ~ 2019/09/01 (日)公演終了
満足度★★★★
場面展開等一切なしの会議をリアルタイムで見ているというお芝居。個人的には新鮮な内容でした。
リアルな時間で終わらせるためにいろいろなアイデアを出す生徒たち、面白かったです。
毎年公演している様子。来年も見たいなと思いました

まわれ!混沌童話集
中二病演劇集団Schwarz Welt
中野スタジオあくとれ(東京都)
2019/08/23 (金) ~ 2019/08/25 (日)公演終了

ナイゲン(2019年版)
feblaboプロデュース
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2019/08/22 (木) ~ 2019/09/01 (日)公演終了

瀬戸の花嫁 再再演
ものづくり計画
ザ・ポケット(東京都)
2019/08/21 (水) ~ 2019/08/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
まるで映画を見ている様な演出と表現。役者さん逹それぞれが、ぴったり役にはまり、テンポよく話が続くので、最後まで、楽しめます。二回見ましたが、都度、演出が変わり、どこが変わったかなんて見方も出来ます。とにかく見て欲しい作品です。小さな舞台ですが、すごく引き込まれます。

さよならはめざめのあとに
劇団ハッピータイム
北池袋 新生館シアター(東京都)
2019/08/22 (木) ~ 2019/08/25 (日)公演終了
満足度★★★★
見どころはなんといっても殺陣でしょうか。狭くてちっちゃい舞台をはみ出す勢いが。
展開もスピーディー。(女性陣の)テンション高めの演技にもすぐに慣れて、世界を楽しめました。

ナイゲン(2019年版)
feblaboプロデュース
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2019/08/22 (木) ~ 2019/09/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
映像で見るのとは全然違う。舞台は劇場で観るのが最高!!
会話劇の盛り上がりが、空気の流れが体感できる。興奮する。
つくづく脚本の良さに脱帽。加えて若き役者陣の熱量が半端ない。
リピート確定(o^-')b !
この作品は毎年やりたくなるだろうし、観たくなる。
feblabo恒例夏の風物詩、ぜひ続けて欲しいです

肉体だもん・改
劇団ドガドガプラス
浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)
2019/08/17 (土) ~ 2019/08/26 (月)公演終了
満足度★★★★★
正直エンタメ性を期待して行ったが、どっこいメッセージ性が強く、いろいろ考えさせられた
パンパンと言われてすぐにわかるのは私の世代までであろうが
これだけエンタメ色が濃いなかで押しつけがましくなく訴えるのはなかなかのものだと思った
最も気になった一語は「枠」(わく)
まあ、国とか民族とか組織とか人間とか
しかし究極のメッセージはやっとつかんだ平和の尊さ
これが時代を超えた普遍的なものだと改めて実感した
松山クミコの演技が圧倒的、なぜか30年以上前に観た吉田日出子の星の王子さまを思い出した
石井ひとみや石川美樹の演技も印象に残った
初参加だという那海が魅力的だった

千年ユニコーン
東京演劇アンサンブル
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2019/08/21 (水) ~ 2019/08/25 (日)公演終了
満足度★★★★
今まで見た(と言ってもそれほどの数ではないですが)作品とは随分違って見えたのは青少年劇場公演というものだからでしょうか。上演時間も1時間35分と見やすい長さでした。しかし、こりっちのページでは2時間となっていてその気で行ったので、その後の計画に若干の支障が・・・。上演時間はなるべく正確に書いてほしいと思います。
多感な時期の少年と少女の夢なのか妄想なのか、そんな世界が不思議な動物や蚤の市の人たちも登場する物語として描かれ、なんだか懐かしい気持ちにもなりました。

生前葬(so)ng♪
吉本興業
あうるすぽっと(東京都)
2019/08/21 (水) ~ 2019/08/25 (日)公演終了

銀皮の中のY(M)は、88℃の熱さを知っている。
空降る飴玉社
人間座スタジオ(京都府)
2019/08/15 (木) ~ 2019/08/17 (土)公演終了
満足度★★★★
ロクゾノさん 返さなあかん 振って 笑う祖母
中に入っていたものは、なんだろうか、
私には、夢 思いやり 生きてきた証に感じました。

瀬戸の花嫁 再再演
ものづくり計画
ザ・ポケット(東京都)
2019/08/21 (水) ~ 2019/08/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
昨年1月の再演を観る予定だったのが、インフルエンザの疑いが出てキャンセルする羽目になってしまい、その評判の良さを聞いて、再再演をしてほしいなあと願っていた舞台。期待を裏切らない仕上がりに満足。

バルパライソの長い坂をくだる話
岡崎藝術座
ドイツ文化会館ホール(OAGホール)(東京都)
2019/08/21 (水) ~ 2019/08/25 (日)公演終了
満足度★★★★
シアターガイドなき今、こんな馴染みのない小屋で上演されたのでは見逃してしまうではないか。流石、岸田戯曲賞受賞作品。どこでも見ることのできない見事な寓話劇である。
劇場へ入ると、そこは船の甲板を模した客席。バラバラに置かれた約百席の椅子。選曲の良いラテンリズムの入れ込みの音楽で、観客は世界を飛ぶ。
幕が開くと、客席から登場した三人の南米の男優がスペイン語(ポルトガル語?)で語り続け、ひとりの女優がそれを見まもるという舞台。舞台には切り出しの小型自動車と、ブルーシートを海に見立てた遠見。その前で主に父の遺骨の箱を持つ男が語るのは、ヨーロッパから南米へ、さらに沖縄から小笠原列島へと連綿と移っていく悠久の人類の寓話である。人類はどこからきて、どこは行くのか? そのテーマが父の遺骨の行方と重なり合う。
簡素なセットも効果を上げる。歌舞伎ではないが、幕を落とすと砂漠が現れるシーンなど、観客の心をつかむ。終始無言の女優も素晴らしい。
寓話の中にリアリティを忍ばせて90分。まったく飽きることはない。台詞が続き、字幕を読むのに疲れるが、ここは、日本の俳優で、日本語では成立しないだろう。そこが難しいところではあるが、ここには原酒の生一本の酒をたしなむような快感がある。
満席。いつもの小劇場では見かけない静かな若い客が多かったのも新鮮だった。

瀬戸の花嫁 再再演
ものづくり計画
ザ・ポケット(東京都)
2019/08/21 (水) ~ 2019/08/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/08/23 (金) 14:00
お見合いうまく行きすぎ! でも、そんな強引なところがいい! 憎めない。とにかく楽しい。前回よりにぎやか度アップ。

ナイゲン(2019年版)
feblaboプロデュース
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2019/08/22 (木) ~ 2019/09/01 (日)公演終了
満足度★★★★
「理屈」と「感情」を較べてみれば、感情が先走ってしまう会議。本公演の議論はあちらこちらに漂流し何処に辿り着くのかわからない面白さ。同時に、当初あまりやる気が感じられなかった議長がその責務を果たそうと…その成長譚が清々しい。文化祭を取り仕切る内容限定会議-ナイゲンは表層の面白さだけではなく、そこに潜む会議体や民主主義の問題を考えさせる秀作。
(上演時間2時間)

ナイゲン(2019年版)
feblaboプロデュース
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2019/08/22 (木) ~ 2019/09/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/08/23 (金) 20:00
熱い舞台。笑えるポイントもたくさん。台詞回しもしっかりしていて引き込まれた。

DNA
劇団青年座
シアタートラム(東京都)
2019/08/16 (金) ~ 2019/08/25 (日)公演終了
満足度★★★★
女性のみに許された子供を生む、と言う事について現代女性の生き方の社会劇。現代の家庭と職場の問題でもある。脚本はさらに欲張って、従業員の職業倫理にまで踏み込んでいるがこれは欲張り過ぎた。
ここの所、新進の小劇場作家を次々と起用する青年座の公演。今回は主宰する劇団JACROWで、現代社会模様を描いてきた中村暢明の起用である。現代社会の女性の生き方については、一昔前のようなパターン化は不可能で、人の数ほど生き方はあり、そこにひとりひとりのドラマは生まれる。しかし、芝居としては、どこかで圧倒的な観客の共感を呼ぶようなシーンがなければ成功しないわけで、この本はまんべんなく【とは言えないが、かなり広範に】女性の社会生活と出産の問題を扱っているが、問題点の羅列に終わっている。それは主人公の安藤瞳が熱演すればするほど、観客の感情が少しづつ役から離れて行くことにも表れていると思う。
脚本は小劇団でかつて見たものに比べれば、細かく出来ているが、それでも現実の大企業の内情や、小企業のあり方についてはご都合主義で現実性に乏しい。もっと、テーマを絞ってリアルな状況設定をしなければ、問題の核心に迫ってはいけない。せっかくの青年座の俳優たちも厚みを出すことができない。
演出は久しぶりに本家に戻った宮田慶子。散々な目にあった(であろう)新国立劇場の芸術監督を離れて、ご本家での登場だが、まだ肩に凝りが残っている。硬軟共に行き届いている宮田演出を又見せてほしいものだ。

まわれ!混沌童話集
中二病演劇集団Schwarz Welt
中野スタジオあくとれ(東京都)
2019/08/23 (金) ~ 2019/08/25 (日)公演終了
満足度★★★
どたばたコメディーではあったが
中二病的だったのは
開演前の口上=説明だったかなぁ~と
特に説明から逸脱は無かった1時間40分の作品

「RE:道先案内人~ハジメマシテ死神デス~」 「終・道先案内人~ゴキゲンヨウお別れデス~」
幻奏ボレロ
新宿スターフィールド(東京都)
2019/08/16 (金) ~ 2019/08/23 (金)公演終了
満足度★★★
「終・道先案内人~ゴキゲンヨウお別れデス~」を観劇
完結編とのことだが
いままでの話や説明が不足気味に感じ
あまし話が頭に入ってこなかった・・・・(ー_ー;)