最新の観てきた!クチコミ一覧

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『夜に踊るアネモネ』

『夜に踊るアネモネ』

演劇企画カタアシイッポ

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2019/08/24 (土) ~ 2019/08/25 (日)公演終了

満足度★★★★

今回も良かった。姉を思う妹の執念というか・・・。良い妹ととるかどうかは、その人次第だが、私には少し怖い。ある意味バランスの取れた兄弟関係がうれしい。こんな姉妹もいるのかな。

「Tip」

「Tip」

円盤ライダー

山野美容学院マイタワー27(東京都)

2019/08/23 (金) ~ 2019/08/30 (金)公演終了

満足度★★★★★

サムさんのカッコイイダンスが目の前で見れる。他の皆さんも頑張って踊られてます。

照明など普段舞台であるものは、殆ど使用しない円盤ライダーさんの舞台

今回も面白くかつダンス素敵でした。ヤクザの親分のような役と違ってサムさんもおちゃめでかっこいいです

千年ユニコーン

千年ユニコーン

東京演劇アンサンブル

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2019/08/21 (水) ~ 2019/08/25 (日)公演終了

満足度★★★★

アトリエ閉鎖後初の貸し小屋公演。まずはやはり劇場とアンサンブルの芝居とのマッチングが気になっていた。というのも、シアターグリーン(box in box)で観た芝居(過去10本程度だろうか)全てでは勿論ないが「頑張って作ってるのになぜかイマイチ」と感じる事しばしば。原因を手繰って行くと私の見立てではどうやら舞台上に架空空間を作り込めない(チープに見せてしまう)劇場の造りにある、と思っていたからで。ステージの奥行は狭く、客席の勾配に比してステージの天井が低く照明機材も見てしまう。この特徴はブレヒトの芝居小屋(旧アトリエ)とは真逆である。
舞台は健闘していた。可動式の装置、唄、かいぶつのキャラクターや、背景映像など。しかし、劇場の特徴に関連するが、客席から見下ろす条件で見るステージは箱のようで、三つの装置は動くので感覚としては一面の床であるが、これが「黒いパンチ(カーペット)が敷いてある場所」、という具合に見えてしまう。役者が「役」としてでなく本人に見えてしまうのと同様、劇場が架空の空間でなく劇場として見えてしまう。この「素」へ戻される引力にどうにか抗って役者は役を生き、スタッフワークに工夫を凝らし、そして観客は想像力を逞しくして物語世界を泳ぐ事はできた。

ネタバレBOX

作品は高校教師が書いた戯曲だという。舞台は終始「学校でない場所」で、いじめで学校に行けなくなって辞めた高校生マルオと、彼を見つめる主人公アン(明確ではないが女性と思しい)の関係が綴られる。静謐な現実シーンと幻想的なシーンで占められ、現実社会(学校)に疲弊した心を癒し再生させる場所としてのファンタジー(ダークだが)そのものが展開していく。
ほぼ全編に亘り、トーンは夜。明るいシーンは冒頭、仲よく二人で下校した小学時代の一コマと、そこへ一瞬回帰するラストのみ。マルオは色んな知った事をよく喋る少年だった。転向で別れた二人は、高校でいじめられるマルオをアンが目撃するという形で再会をする。
学校をやめたマルオと、彼の身が気になり始める主人公アン。ユニコーン伝説を媒介に現実世界と対峙しようとするマルオの「物語」は主人公の中にも浸潤し、怨念に生きる神話世界の怪物らに遭遇したりする。だがあるときアンは「怨念のユニコーン」説とは異なる「自由のユニコーン」伝説に行き当たる。人類破滅への行進を始めた青年や怪物らにその事を告げ、必死に説得した主人公はその翌日(か数日後)、ケロリと何事もなかったような顔をしたマルオに会う。かつてよく下校途中に寄った場所。アンは、マルオがいじめられていたとき自分は何もしなかったとマルオに謝罪した。目の前には小学校時代と変わらぬちょっと悪戯っぽい笑みを浮かべたマルオの顔がある。二人はいつもやっていたジャンケンをした。ちなみに、前夜の危機は現実には「破滅」の兆候を示して世間を騒がせ、翌日その危機は回避されたと報じられる。つまり微かだが確かな爪跡を実世界に残して、青年マルオは人生の路程へと戻って行く。・・マルオのストーリー・ラインがメインではあるのだが、ただラスト(寄り道の場所のシーン)で照明は冒頭と同じ「現実の昼」の明りになる。全てはこの瞬間に辿り着くための暗いトンネルだった、というような。すると焦点はマルオからアン自身に移行し、迷えるアンの心が壮大なファンタジーを作り出し、それを潜り抜けて漸く現実の一歩を踏み出すことが出来た、という(よくある)オチも可なお話である。
ファンタジック世界の構築に映像の効果大。不可思議を起こす「夜」のイメージ、また月、光たちといった言葉に対応するイメージが言葉の中だけでなく視角的な補助としてあったのは、ことこの劇場では必須であったかも。
思春期特有の鬱屈や闇を通過儀礼として潜る物語とまとめる事もできそうだが、この芝居のミソは、理不尽さを耐え、受容する大人への階段を上る「普通の道」に、マルオも戻って行くのであった「めでたしめでたし」・・とはなっていない所。若干、ラストの二人の去り際の客席に向っての爽やか笑顔が取ってつけたようで不満だったが(しかも直後に唐突な終幕の演出が続くので、ここは余韻を残してほしかったが)、復讐に燃えるマルオの「誤り」よりは、その動機となる現実がしっかり押さえられており、作品の感化力はそこにある。
ゆらり獏

ゆらり獏

不定深度3200

ART THEATER 上野小劇場(東京都)

2019/08/22 (木) ~ 2019/08/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

 作・演の東野氏は理系の人だが、随分文化系の本質も理解してきているように思う。夢を語る際の役者達の独特の動きも凄く気に入った。(華5つ☆)2019.8.26 若干追記

ネタバレBOX

 板奥に黒い衝立を立て、その上下が出捌け口になる。板上は縦長の木製机が中央奥に据えられ長辺は側壁と平行である。矢張り木製の椅子数脚。板は客席に近い部分が半円形に迫り出す形で、机・椅子は木目をそのまま活かした作り。その他は黒ベースで落ち着いた雰囲気を作り上げている。原案として用いられている漱石の「夢十夜」は、この希代の天才作家の面目躍如たる佳作だが、夢という不可解な現象を用いることによって、当時未だ人口に膾炙していなかった実存の根底に横たわる不可解と其処からマグマのように吹き出し続ける不安が人々にキチンと伝わるように書かれていることも今作の作・演出を手掛ける東野 航平氏が採用した原因であろう。無論現代に於いてはこの実存的不安は既に多くの人々に乗り越えられたと錯覚されるに至っている。人々は煌びやかな街明りの中に暮らしながら寒暖、飲料水、飢えなどに怯やかされることも無く利便性を享受しているように考えられている。少なくとも先進国中間層の人迄は。だが便利になった世の中で本当に起っていることは、人々の目に映りイメージされているように明るく清潔で経済的にも安定し快適なものだろうか? であれば何故、多くの若者が好きな人が出来ても結婚することも出来ず、将来を設計出来ずにいるのだろうか? 無論、現在海外に銀行口座を持っているような人は日本のコンビニに設置されたATMで日本円で金を下ろすことも安く簡単にできる。電信を使えば今でも数千円は掛かるだろうが。このようなことも実際大した手数料も掛からず、素早く、殆どいつでも簡単に出来ることは確かに便利である。然しながら利便性を享受するだけの人々が実際に今置かれている社会的位置から、熟練や高い技術を必要とせぬ低賃金単純労働者へ一方通行の転落をしないと誰に保障できよう。無論、背景には現在世界の銀行の多くで採用されている金融システム、信用創造システムの成長を強要される問題が横たわり、このシステムの故に例えば準備率10%とするとその10倍のバーチャル経済が少なくともマネーストックとして現実に機能し一旦不況ともなれば銀行の取り付け騒ぎが起こるということがある。現在西側先進国が量的緩和に踏み切り、各国政府が借金漬けから抜け出せない根本的原因もここにあろう。

 何れにせよ天網にも例えることができるインターネットが光速で世界をネットワーク化し社会インフラとして機能している昨今、スマホを持ち歩くことは、常時GPSで所持者の位置情報、即ち行動情報を誰かに監視され得るということであり、人々は嬉々として自らの行動情報を垂れ流している事になる。様々なSNSだって個人情報が誰かに盗まれ利用される危険は常に付きまとっているのである。(これらの情報を個人情報として用いずとも企業は社会の動向を瞬時に正確に知ることが出来る為、何を何時どの程度生産し、何時、何処に下ろせば利潤を大きくし得るかのデータベースとして用いることができる。無論、嘘や偽情報等も在り得るからその辺りは係数化し修正すればよかろう)さて少し先程の話題、一方通行で低賃金単純労働者とされてしまう現代社会の解明に戻ろう。社会が大金持ちと貧乏人の2極になったということは良く言われるし、実感している方々も多かろう。これはどうして可能になったのか? 企業が利潤を追求することは誰もが認める所だろう。当然のこと乍ら各企業は最小の投資で最大の利益を確保しようとする。而も彼らは既に利潤を最大化する為に生産手段の改良だけに頼る必要が無い。何となれば労働コストを下げれは利潤率は高まるからである。先進国の労働者は賃金が高いから彼らを馘首し、代わりにIT技術の発達した現在ではその利用で少しノウハウを教えるだけで誰でも生産性を維持できるとしたら、労働コストのパーセンテージを同じにしたまま、労働単価の安い労働者に代えることによって例えば先進国の労働者が10$の時給で働いている時、途上国の人が1$の時給で雇えれば1人分の労賃で10人雇えることになる。生産性が10倍にはならなくとも数倍になったとすると企業の儲けは遥かに増えるわけだから利潤を追求することが企業の第1目標である限り、企業はこのような合理性に基づいて経営戦略を立て、実現するのが必然である。これが世界中で起っていることなのではないか? このような流れの中で勝ち残ろうとするなら、自らパラダイムシフトを起こせるような技術の開発者となって成功したり、起業して成功者となる他、中々具体的な案すら思いつかないのではなかろうか? 無論、新たな金融システムを立ち上げ、成功させることができれば、これも一つの手ではある。然し生命の危険を伴うことは確実である。リンカーンやJFK暗殺の真の理由がこの辺りにあるとの情報もあるくらいだし、信憑性もありそうだからである。何れにせよ、行くも地獄、引くも地獄逃げ場は既に何処にも無い。自死を除いては。これが我らが生きる現在の実相であるとしたら。経済的レベルから大多数の人々の生命そのものが怯やかされる世の中は、とっくに始まり、只管更なる収奪の道をひた走っているのではないか? 一般民衆は良くて奴隷、悪ければそれ以下の生活を強いられる貧民と成り果てよう。このような未来像こそ、東野 航平氏が「夢十夜」という作品の語り口の違いに気をつけつつ、原案物語の順序を変え、内容を編集、オリジナル要素も加えて現代の物語として再生している所以だと思われる。無論、明治時代を生きた漱石の感じていた実存の根底に蟠る存在の不安とも、それは、そのまま地続きである。
 おっと、余りに当たり前過ぎて書き忘れる所であった。歴史的に大量雇用を伴ってきた先進国の重厚長大産業は、既に国際競争力を持たない。彼らの持つ技術力でおいしく稼げるのは、軍需だけである。だからどんな手を使っても兵器を作り国外にも販路を伸ばして企業として儲けを出し存続し続けたい。だが我が国の場合、国内の販路は自衛隊だけ、基本的に言い値で買ってくれるから極めておいしい商売だ。然し市場が小さすぎる。どうしても輸出したいが、スペックとコストパフォーマンスは評価されても、命の掛かる戦場での実戦戦闘実績が皆無だから買って貰えない。そこで憲法改悪が画策される。当然、政権はその目論見を実現する為の駒で利益共同体である。歴史的にその国の社会を支えてきた重厚長大産業であるから利害関係のある支配層も多く、金融機関も彼らのグループに属して甘い汁を吸ってきた。目的は唯一つ、儲けることである。彼らは自分達の既得権益を手放したいとは思わない。当然、民衆などいくら死のうが関係ない。自分達の利益確保の為には、ということで戦争をおっぱじめようとしているが、食い扶持を失い自らの頭脳を用いて状況判断をし得なかった者は貧困に喘いでいる訳だから兵役に就くしかない、というシナリオだ。こうはならないことを期待したいが。
さよならはめざめのあとに

さよならはめざめのあとに

劇団ハッピータイム

北池袋 新生館シアター(東京都)

2019/08/22 (木) ~ 2019/08/25 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2019/08/25 (日)

25日16時開演回(1時間50分?)を拝見。

繰り返し演じられる殺陣のシーンから出演者の皆さんの熱量は強く感じた。
ただ話の運びが(「観てきた!」やツイートからは)「スピーディー」と受け止める方が多いようだが、私には「せわしなく」感じられた。かなり目に付いた役者さんたちの技量の凸凹も何もかも勢いで押し切った、という印象が強いかなぁ。
男優陣と主演?のまついゆかさん好演!

【配役】
ヒロインを守る謎の少女(実はヒロインの子孫)/さつき…まついゆかさん
伊武雅子(高校生の頃のヒロイン)…富岡恵美さん
蒼脚/青野彩芽(高校生アイドル)…宮本彩綾(みやもと・さあや)さん
緑腕/緑山風美香…瀧澤由舞(たきざわ・ゆうま)さん
村人2/飯塚稔(教師。後の雅子の夫)/ファン1…大久保寛則(おおくぼ・ひろのり)さん
子供1/池乃ちづる…早乙女ゆいさん(最初、子役さんかと思った!)
谷葉子(保健室の先生)…向井沙織さん
子供3/警官/生徒D…明智麻里子さん
子供2/雪菜/医者/生徒B/店員…中川あかりさん
老女(漫画家として大成した晩年のヒロイン)/自分勝手な男/藪川/ファン2/大学院生
…内田啓太さん
生徒C/雅子の母/ただならぬ関係の女…小堀乃マリーさん(受付されてた方?)
村人1/馬/生徒A/マリアの母…齊藤ちひろさん
老人/教授/彩芽のマネージャー/キャッチっぽい男…忍守シン(しのもり・しん)さん
赤目(野伏の頭目)/赤井マリア(雅子をイジメる4人組のリーダー)…横濱りい子さん

Solace-慰め-

Solace-慰め-

さくリさく企画

APOCシアター(東京都)

2019/08/20 (火) ~ 2019/08/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

「水曜、19時、スターバックス」。3人しか登場しませんが、昔のNHKの夜ドラマくらいの湿度と重厚感があってとてもよかったです。

第一部『1961年:夜に昇る太陽』 第二部『1986年:メビウスの輪』 第三部『2011年:語られたがる言葉たち』

第一部『1961年:夜に昇る太陽』 第二部『1986年:メビウスの輪』 第三部『2011年:語られたがる言葉たち』

DULL-COLORED POP

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2019/08/08 (木) ~ 2019/08/28 (水)公演終了

満足度★★★★★

三部作一気に1日で拝見しました!とにかく素晴らしい作品で、時間の長さ(約2時間×3本)は気にならず、夢中でした。最後は涙、涙、涙でした。
どの部もそれぞれの良さが有り、作品の良さを感じました。谷さんの熱さが伝わって来ました。

律儀な強盗犯

律儀な強盗犯

ウィークエンドシアター

ARISE 舞の館(東京都)

2019/07/06 (土) ~ 2019/07/21 (日)公演終了

満足度★★★★

事務所にいる弁護士に友人から電話が入って、そこにいなければならない理由など友人に説明するという形で観客にも弁護士の仕事の一部を解説してくれるので「おお、なかなかのアイディア」と期待したのでしたが、その後の弁護士と犯人との絡みが物足りなかったです。犯人と周りの人たちも根っからの悪人というわけでなく、でも言いたい「行動する前にもっと考えてよー!!」

Salome-androgynos-(両性具有)

Salome-androgynos-(両性具有)

TremendousCircus

シアターシャイン(東京都)

2019/08/21 (水) ~ 2019/08/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/08/25 (日) 16:00

@kosoryodan
#Salome
#Salome-androgynos-(両性具有)
#トレメンドス

本日二作品目の観劇終了♪

もう、心が震えた!
演者さん達の全力の演技。
皆さん声が枯れてた。
ともかく全力の演技に圧倒された。

見送りで主催の円さんがいらっしゃったので感想を伝えようとしたんだけど、胸いっぱいで言葉が出てこなくて大した事を言えなかった・・・(あぁ、語彙力PLEASE・・・) 最前列で見たんだけど、一番端から観ていたのもあって血糊は浴びれなかった・・・😥
どうせなら血だらけになりたかったな〜・・・と思ってたんだけど・・・ でも、親指の先っちょにだけ少し血が付いてた😊😊 次回作は最前列センター狙いで行って、血だらけになるぞ😍

次回作も観に行こっと♪

生前葬(so)ng♪

生前葬(so)ng♪

吉本興業

あうるすぽっと(東京都)

2019/08/21 (水) ~ 2019/08/25 (日)公演終了

満足度★★★★

何となくユル~い脱力系かなーと思ってましたが、なかなかにしっかりしたハートフルな話でした。

第一部『1961年:夜に昇る太陽』 第二部『1986年:メビウスの輪』 第三部『2011年:語られたがる言葉たち』

第一部『1961年:夜に昇る太陽』 第二部『1986年:メビウスの輪』 第三部『2011年:語られたがる言葉たち』

DULL-COLORED POP

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2019/08/08 (木) ~ 2019/08/28 (水)公演終了

満足度★★★★

第二部「1986年:メビウスの輪』観たました。さすがダルカラの意欲作、圧倒されますね。

光の祭典

光の祭典

少女都市

こまばアゴラ劇場(東京都)

2019/08/21 (水) ~ 2019/08/27 (火)公演終了

満足度★★★★

現実と虚構、サイコパスも絡んできて、よくわかんないところもありましたが、わからなくても面白かったです。

瀬戸の花嫁 再再演

瀬戸の花嫁 再再演

ものづくり計画

ザ・ポケット(東京都)

2019/08/21 (水) ~ 2019/08/25 (日)公演終了

満足度★★★★

初演、再演、再再演と推敲を重ねて着実にグレードアップしてきてますね。今回も大いに楽しめました。

発表せよ!大本営!

発表せよ!大本営!

アガリスクエンターテイメント

駅前劇場(東京都)

2019/08/15 (木) ~ 2019/08/20 (火)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/08/18 (日) 18:00

初日である15日ソワレを観て急遽アフタートークが決まったこともあり18日ソワレにリピート。

初日には大笑いしつつも「これを笑い飛ばしていいのか?」という疑問が小さなトゲのように残ったが、リピートしたことで多分それは物語の流れを追い表面的なことに注目していたためか?と気付く。

本作は確かに第二次世界大戦中を舞台にしているが、本質・主題は今の日本(の政治)に対する痛烈な皮肉ではないか?
最初は「印象操作」でごまかそうとしながらそれは難しいと察し事実の隠蔽から改竄へ、という流れはまさしく昨今、ちょくちょく行われていること(嘆)であろう。
今の日本もあの中のある段階まで来ており、すると「ああなる」のも時間の問題であるという警鐘ではないか?

また、ラストは「あの芝居の世界」の中では一件落着ではあるが、それが「その後にもたらすもの」あるいは史実としてのあれが「その後の日本にもたらしたもの」を考えるとズシリとした重さがある。

そんなこんなでいかにもアガリスクらしい、かつブラック、かつシニカルな一編と言えよう。

なお、14日・15日の2日間で観た3本の芝居、2本はかつてあった事件や出来事をモチーフとしていて1本は架空の「王国」を舞台としていたがいずれも「イマの日本」に通ずる部分が少なからずあり、そうだよね、芝居ってそういう側面もあるよね、と改めて認識。

ネタバレBOX

ハルさんが戦死した婚約者の写真を大事にしているところでMrs.fictions「月がとっても睨むから」のアコヤ(?)の「カレシって死んだらカレシじゃなくなるんですか?」の台詞を思い起こしたのはσ(^-^) だけではあるまい。

また、望月衣塑子原作・藤井道人監督の映画「新聞記者」と通ずるものがあると感じたのもσ(^-^) だけではなかろう。
StarLightに見惚れろ

StarLightに見惚れろ

南中高度25度

北千住BUoY(東京都)

2019/08/15 (木) ~ 2019/08/18 (日)公演終了

満足度★★★★

人がAIにとってかわられる近未来SFファンタジーですが、シニカルな地方活性化の話でもありました。地方出身者で東京定住者にはちょっとキツめかな。

さいごのおうち

さいごのおうち

神保町花月

神保町花月(東京都)

2019/08/16 (金) ~ 2019/08/18 (日)公演終了

満足度★★★★

墓地を舞台にしたオムニバス・ハートフルコメディ。笑って、泣けて、楽しめました。

夜よ、あけるな。

夜よ、あけるな。

ガソリン

スペース・ふうら(大阪府)

2019/08/24 (土) ~ 2019/08/25 (日)公演終了

満足度★★★

独自の世界観でした★個人的には難解な作品でしたが印象に残るお芝居だったのは間違いありません☆

アイランド

アイランド

イマシバシノアヤウサ

OFF OFFシアター(東京都)

2019/08/01 (木) ~ 2019/08/25 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/08/25 (日) 13:00

重厚感のある作品。ステージ上にいるのはたったふたりだが、歴史の重みや自由への意志がビシバシ伝わってきた。

「RE:道先案内人~ハジメマシテ死神デス~」 「終・道先案内人~ゴキゲンヨウお別れデス~」

「RE:道先案内人~ハジメマシテ死神デス~」 「終・道先案内人~ゴキゲンヨウお別れデス~」

幻奏ボレロ

新宿スターフィールド(東京都)

2019/08/16 (金) ~ 2019/08/23 (金)公演終了

満足度★★★

「RE」観ました。ちょっと笑えてちょっとシリアスなダークファンタジー、なかなかに楽しめました。セットといい、選曲といい、エヴァ的だな~と思っていたら、最後は次回予告(笑)。イイねー。

さよならはめざめのあとに

さよならはめざめのあとに

劇団ハッピータイム

北池袋 新生館シアター(東京都)

2019/08/22 (木) ~ 2019/08/25 (日)公演終了

満足度★★★★

スクールカーストなブラック学園モノに、タイムスリップなチャンバラアクション。ごった煮的なツッコミどころ満載の設定ですが、大いに楽しめました。定番のエロい保健のセンセーがイイですねー。

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