
音楽劇 金鶏 二番花
あやめ十八番
座・高円寺1(東京都)
2025/07/07 (月) ~ 2025/07/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
とても華やかな公演でした。
個人的にはダークなあやめ十八番さんが好きなので、前日譚である一番花の方が好みでしたが、こちらは万人受けするし見やすい作品だったのではと思います。楽隊のみなさんは相変わらず芸達者の域を超えていて流石でした。

柿喰う客新作本公演2025『超音波』
柿喰う客
ザ・スズナリ(東京都)
2025/09/19 (金) ~ 2025/09/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
ポスタービジュアルが今までに比べると明るい、開放的な雰囲気を持っていたのでどんな作風になるのだろうかと行ってみれば「THE・柿喰う客」でした。大満足です。
クラシックの優雅な流れとみせかけ怒涛の言葉を浴びることができます。狂気のクラシックコンサートでした。
柿喰う客の描く「愛」は素晴らしい。

寺山修司生誕90年記念・第2弾レミングー四畳半の天文学ー
演劇実験室◎万有引力
ザ・スズナリ(東京都)
2025/11/14 (金) ~ 2025/11/23 (日)公演終了

MONSTERS INTRODUCT
こわっぱちゃん家
シアター風姿花伝(東京都)
2025/12/18 (木) ~ 2025/12/21 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/12/20 (土) 13:30
様々な児童を受け入れている大学病院の小児科病棟を描いたヒューマンドラマの再演(初演は未見)。
この種の作品では患者である子供たちに重点を置くのがセオリー(私見)なところ、親が子を想う気持ちや病院スタッフに必要とされるものは何か、など大人たちについてもきっちり描いているのが巧み。
あと、積み木をモチーフにした装置デザインもシビアな状況を緩和するのに良い効果を上げていたと思う。アッパレ!

笑わせません、勝つまでは
アトリエ・センターフォワード
雑遊(東京都)
2025/12/17 (水) ~ 2025/12/28 (日)公演終了

ジェントルマン
劇団 枕返し
中板橋 新生館スタジオ(東京都)
2025/06/06 (金) ~ 2025/06/08 (日)公演終了

イーハトーヴの雪
USUMETOP
千本桜ホール(東京都)
2025/11/12 (水) ~ 2025/11/16 (日)公演終了

JUDY~The Greatest Unknown Squadron~
グーフィー&メリーゴーランド
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2025/07/10 (木) ~ 2025/07/13 (日)公演終了

怪力乱神ヲ語ラズ
劇団肋骨蜜柑同好会
新宿シアタートップス(東京都)
2025/12/24 (水) ~ 2025/12/28 (日)公演終了

今さら綻ばれても
江古田ぐるぐる
アルネ543(東京都)
2025/12/11 (木) ~ 2025/12/14 (日)公演終了

誠實浴池 せいじつよくじょう
庭劇団ペニノ
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2025/10/03 (金) ~ 2025/10/05 (日)公演終了

My Fair Lady
劇団108
山王FOREST 大森theater スタジオ&小劇場(東京都)
2025/11/29 (土) ~ 2025/11/30 (日)公演終了

朗読劇 「JK★CHRONICLE ― 消えたメロディ ―」
Candy Pop Music
方南会館 ホール(東京都)
2025/12/27 (土) ~ 2025/12/27 (土)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/12/27 (土) 18:00
KチームVersionを観た。
私立シンフォニア学園は、音楽とパフォーマンスが得意で、ちょっぴり特殊能力を持つ女の子が多く集まる学園。
数か月前、その舞台で起きた**「文化祭盗難事件」**は、一ノ瀬アイリと仲間たちの活躍によって解決したが、学園には今もその余韻とわずかな不安が残っていた。
事件から月日が流れ、学園には新たな希望が芽生えていた。
それは、三人組の新アイドルユニットCandy☆Drop。
彼女たちは文化祭「シンフォニア FES.」でデビューを果たすべく、日々練習を重ねていた。
そのステージを彩るはずだったデビュー曲――**楽曲「ラストノート」**が突然、学園のサーバーからまるごと消失してしまう。
「ラストノート」は、かつて伝説のユニットRefrain†Noteが最後に歌うはずだった幻の曲。
Refrain†Noteの元メンバー、火野アンは動揺を隠せずにいた。
彼女だけが、この曲がRefrain†Note崩壊の真実と深く結びついていることを知っていたから。
やがて浮かび上がるのは、過去の伝説と現在の夢が交差する壮大な陰謀。
文化祭「シンフォニア FES.」の幕が上がるその瞬間、アイリたちは消えたメロディを取り戻すため、
最後の推理と行動に挑む――。
と言うようなあらすじだったが、観劇前は声優の生アフレコ的ファンタジックな学園ミステリーかと思って観に行った。
実際に観てみると、良い意味で裏切られた。
具体的には、ファンタジックで、ミステリーではあるが、あらすじにははっきりは書かれていなかったが、殺人事件の要素とか、もしくはあらすじにも書かれていた学園の陰謀が段々と明かされていくのかと思って観ていたら、そういった事というより、先生とアイリたち生徒たちが「ラストノート」のメロディを取り戻す為、「ラストノート」の曲の誕生や練習場所等学園の中を巡りながら推理しながら、行動していき、それに連動して後ろのスクリーンに移される映像やその場面や状況にあった音楽や照明の当て方になっており、どちらかというと良い意味で大どんでん返しや衝撃的な事実が明るみに出ると言うような急展開はなくて、今時のイマーシブシアター的な観客没入型というか、物語、台詞、映像が一体化して、電子ゲームをするように進んでいく感じの、その物語の劇世界を自分もその選択をする立場の側になっているような感覚になっていて、新鮮な朗読劇だった。
普通、アニメや電子ゲーム、イマーシブシアターではこう言った見る側、ゲームをする側、イマーシブシアターのイベント参加する側が選択していくような在り方は時々あると思うが、朗読劇ではなかなかこういったシチュエーションの劇はありそうでなかったので、意表を突かれた。
朗読劇だが、ここまで、自分のいる場所から一切動かない劇もなかなか珍しいと感じた。
ミステリー要素もありつつ、女子高生たちと先生と「ラストノート」という曲の誕生や練習場所を巡りながら青春している感じや演じている役者たちが透明感溢れていて、こんな青春出来たら良いなと感じる理想的な感じが見て取れて、キラキラ輝いて見えて、普段の疲れやストレスをすっかり忘れる程、癒やされた。
しかも、普通のミステリー劇と違って、あんまり考えずに、比較的簡単な謎解きで、疲れず、気軽に、色々考えさせ過ぎず、たまには、あんまり複雑じゃない劇も良いものだと感じた。

7days-特殊能力捜査班-怨情の本能寺パラドックス
メディリリ
萬劇場(東京都)
2025/12/27 (土) ~ 2025/12/31 (水)公演終了

仮想戦国絵巻 「天弓」
イサオ会
碗アトリエ(東京都)
2025/12/20 (土) ~ 2025/12/21 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
笑いあり本格バチバチ殺陣あり、ジーンと心にしみる戦国絵巻!12年ぶりイサオ会再結成!熊倉功さん皆さんの本気度サイコーの舞台でした!!またイサオ会作品見たいです!

ハングリードッグ
東京大学芸能研究科(東大芸研)
駒場小空間(東京大学多目的ホール)(東京都)
2025/12/26 (金) ~ 2025/12/27 (土)公演終了

フランダースの負け犬
劇団森
早稲田大学学生会館(東京都)
2025/12/26 (金) ~ 2025/12/28 (日)公演終了

三人の密偵
劇団チョコレートケーキ
サンモールスタジオ(東京都)
2025/12/25 (木) ~ 2025/12/29 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
『誘爆』
1929年7月終わり頃、満州の都市・奉天、陸軍の使う応接室。満州に赴任する事となる池内武一が森高逸二を呼ぶ。王英三は死体として見つかっていた。
ジョニーウォーカー・ブラックラベルを飲る二人。

三人の密偵
劇団チョコレートケーキ
サンモールスタジオ(東京都)
2025/12/25 (木) ~ 2025/12/29 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
『IGNITION』
1928年6月4日、満州の都市・奉天、外国人用高級ホテル。王英三の隠れ家にて浅井伸治氏演ずる森高逸二との密会。逸二は関東軍の密偵であり、「張作霖爆殺計画」を止める為に王英三に協力を依頼。
遠くの方で爆発音が聴こえる。
西尾友樹氏の右のこめかみの血管が怒張して破れそう。彼の所作は女性的で丁寧な仕草が多い。
浅井伸治氏は小比類巻貴之っぽい。

三人の密偵
劇団チョコレートケーキ
サンモールスタジオ(東京都)
2025/12/25 (木) ~ 2025/12/29 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
『導火線』
1928年5月中旬、満州の都市・奉天、貧民街の阿片窟(に併設されている殺風景な売春宿)。西尾友樹氏演ずる王英三(おうえいさん)こと池内英三(ひでみつ)の部屋。岡本篤氏演ずる変装した大日本帝国陸軍参謀本部中佐・池内武一(ぶいち)との密会。
陸軍中佐だった厳しい父親に育てられた長男・武一、次男・逸二。大陸で中国人の妾に産ませた英三は母親が早くに亡くなった為、日本に引き取られる。長男は父親と全く同じ経歴を辿り、次男は貿易商の入り婿となって奉天で働いている。三男は成人すると中国に帰り、尊敬する孫文のように中華民族の独立と真の統一の為に身を捧げんとす。
船戸与一の『満州国演義』を想起させる三兄弟の満州における物語。向こうは敷島四兄弟だったが。
1894年(明治27年)、朝鮮半島の支配権を巡り日本と清国(現在の中国)に戦争が勃発。勝利した日本は台湾を得る。
1904年(明治37年)、日露戦争開戦。朝鮮半島と満州(中国東北部)の支配権を巡る戦争。勝った日本は朝鮮半島と遼東半島南部の租借権(一定期間借り受ける権利)を得る。
ロシアの南下政策に対抗して日本は防壁を作る必要があった。近代化に遅れた清国は欧米列強の草刈り場と化し好き放題踏み躙られてしまう。だったら日本の領土にして自ら守る他ない。清国を打倒して近代化した理想の共和制国家を築かんとした孫文。それぞれの種種雑多な思惑と野望が重なり、時代の出す答は渾沌の翳りの中に。1912年、欧米に半植民地化された清国は滅び、孫文を臨時大統領とする共和制の中華民国が建国された。だがその後を引き継いだ袁世凱が帝政を復活、中華帝国の皇帝を宣言し、またまた内戦の戦国時代に。各地の有力者が私設軍隊を束ね「軍閥割拠」と称される無政府状態が続く。
①中国国民党=現在の台湾
1919年、孫文が結成した中国国民党。1925年、孫文が亡くなると蔣介石が後を継ぐ。第二次世界大戦後、国共内戦において毛沢東率いる共産党に敗北。1949年、国民党は台湾へ逃れた。
②中国共産党=現在の中国
1921年、コミンテルン(ソ連の世界各国の革命運動を支援する機関)の主導の下、57人で結成。後に国家主席(最高指導者)になる毛沢東は1923年中央執行委員に選ばれる。
③満洲の奉天軍閥・張作霖(ちょう・さくりん)
東三省(満州)全域を支配下に置いた軍閥(民兵組織)。馬賊(盗賊集団)出身ながら満州王とまで呼ばれた。日本軍は張作霖を支援して操ろうと企むが彼は逆に巧く利用してやろうと互いに権謀術数の駆け引きが続く。1928年6月8日、北京から奉天へ向かう途中、列車が爆破されて暗殺。日本軍は国民党によるものと工作。息子の張学良はそれに騙されず国民党と協力体制に。1936年中国共産党と通じ蒋介石を拉致監禁、「内戦停止、一致抗日」を訴える。=「西安事件」。これにより第二次国共合作が成り、消滅寸前に追い詰められていた中国共産党は息を吹き返す。内戦をやめ、力を合わせ日本の侵略に対抗する抗日民族統一戦線の結成へ。だが張学良はこのクーデターの責任を取らされその後50年以上もの間、軟禁生活に置かれた。
④関東軍
ロシア帝国から得た租借地、関東州を守備する為に発足、元々は鉄道守備隊。1928年(昭和3年)、関東軍司令官・村岡長太郎は張作霖の暗殺を命令、河本大作大佐が計画立案実行。当時、本土の陸軍参謀本部・若手中央幕僚達は「木曜会」という勉強会を結成していた。そこに年齢も地位も高い「二葉会」が合流、陸軍エリート集団「一夕会(いっせきかい)」が誕生。関東軍の支援に回った。政府は独断専行の関東軍のテロ行為を処罰しようとするも「このことが明るみになると国際的に大日本帝国の威信に関わる」、「軍がやった事を公表すると政府の立場も弱くなる」と恫喝。事件は不問に処せられ報道管制が敷かれる。ここから関東軍の暴走に歯止めが効かなくなった。河本大作の後任として送り込まれた関東軍高級参謀・板垣征四郎大佐と関東軍作戦主任参謀・石原莞爾中佐は偽旗作戦を仕掛ける。自作自演のテロ攻撃の被害者となり、報復として戦争に持ち込む作戦。1931年(昭和6年)9月18日、柳条湖(りゅうじょうこ)事件、南満洲鉄道の線路を爆破して張学良の犯行とした。「満州事変」として関東軍が満州全土を占領。1937年(昭和12年)7月7日、盧溝橋事件。国民党との小競り合いから正式な「日中戦争」の開戦に。