
あの星にとどかない
くちびるに硫酸
アトリエ5-25-6(荒川区南千住5-25-6)(東京都)
2019/11/02 (土) ~ 2019/11/04 (月)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2019/11/04 (月) 16:00
70分。休憩なし。
人類と共に、何かを喪失してしまって、とても哀しい状況だという事は理解できる。どこかアンニュイで、どこかメルヘンチックで、どこか科学的な要素もある、空間の余韻的な部分を楽しむという点ではとても楽しめたのだけれども。余白を埋めるだけの情報が非常に少なくて、私には想像を膨らませる余地が足りなかった。雰囲気を楽しむ、というのであれば、楽しめたし、良かったのかしれないが。少し理解が難しく感じてしまった。

死に顔ピース
ワンツーワークス
ザ・ポケット(東京都)
2019/10/24 (木) ~ 2019/11/03 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/10/31 (木)
中野ザ・ポケットにてワンツーワークス『死に顔ピース』を観劇。
遅かれ早かれ誰にでも訪れる《死》。人間の最期の迎え方、過ごし方について、医師・看護師・患者・その家族など様々な立場の視点から鋭く斬り込んだ、とても考えさせられる内容でした。国民の2人に1人がガンになると言われている現代社会において、決して他人事では片付けられない問題だと思いますが、今まで漠然としか考えていなかったものが、今回の作品を拝見したことで、一気に身近になったというか、何となく一つヒントを得たしたような感覚になっています。とはいえ、当初、物語の中に登場するガン患者と家族が、死を受け入れて笑って過ごしている部分に違和を感じましたし、あまりにも大袈裟過ぎないかとも思いましたが、この日のアフタートークで「実際の現場のケースに似ている部分がある」との話を聞き、その違和感はスーっと和らいだような気がします。この考え方は今まであまり持ち合わせていなかったので、発見になったと同時にとても勉強になりました。もちろん人の生き方はそれぞれですし、何が正解で何が不正解なんていう考え方もないと思いますが、どんな人間でも必ず死を迎えるというのは決定事項なので、それなら少しでも一秒でも長く笑って楽しまなきゃ損、…いや、損得感情では到底片付けられない深い問題ではあるものの、少なくとも自分個人としては、今回の作品の中に登場する患者の生き方に共感出来る部分は多いような気がしたので、出来る限り楽しみながら死を迎えたいなと感じました。(まぁでも実際に死を意識しなければならない事態に直面したら、恐らくネガティブな発想しか生まれて来ないだろうな…。その際はこの作品を思い出したいところ)。ちなみにこの作品の中で大きなテーマとなっている「どこで死にたいか」の部分に関しては、やはり「自宅」と答えてしまうような気がしますが、その時の家族構成だったり周りの環境によっても変わってくるような気もします。結局難しい問題だと改めて感じました。
ワンツーワークスさんの作品観劇は昨年の『善悪の彼岸』以来1年ぶり4回目でしたが、毎度の事ながら観客の心に突き刺さる何かがあるような気がします。様々且つ身近な社会問題を独特の鋭い視点で斬り込む作風はお見事。物語の世界に引き込まれる感覚を強く体感します。冒頭のテンポをズラした動作パフォーマンス、統一感も素晴らしい。演者さんでは奥村洋治さん、藤敏也さんが特に存在感あると感じました。YAMAさんの大道芸はずっと見ていたいと思えるスゴさがありました。まさにプロ。上脇結衣さんはドラマの印象が強かったですが、舞台での演技もさすが。みとべ千希己さん、小林桃子さんは感情表現が素晴らしかったです。小熊綸さん、榊原あみさんの娘役2人も好演。藤村忠生さんも味のある芝居が印象的でした。とてもよく研究し創られた脚本、演出、メッセージ性などどれを取ってもさすがワンツーワークスさんだと感じました。

『石見銀山』完全版 東京特別公演
オペラ「石見銀山」実行委員会
東京文化会館 大ホール(東京都)
2019/10/31 (木) ~ 2019/10/31 (木)公演終了

調和と服毒
Ammo
上野ストアハウス(東京都)
2019/10/17 (木) ~ 2019/10/22 (火)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/10/21 (月) 14:00
価格3,500円
2017年9月の「光、さえも」と同様「美とは何か?」についての論争が主題だがあちらが現代(近代?)を舞台にしていたのに対してこちらは16世紀というのがミソで、キリスト教が「でしゃばって」くるのが大きな違い。
9月に観たこゆび侍「ガリレオの生涯」と同様に「異端(審問)」という言葉が出てくることに時代性を感じた。
美に関する論争に部外者(パトロンとはいえ美に関して言えば部外者であろう)があれこれ口を出すことに「笑の大学」やロデオ★座★ヘヴンの「日本演劇総理大臣賞」も想起したりも。

遠山金四郎VS女ねずみ小僧~長崎青春編~
TeamAssemble
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2019/10/29 (火) ~ 2019/11/04 (月)公演終了

影ばさみ~「そこのそこ」より~
ThreeQuarter
萬劇場(東京都)
2019/11/02 (土) ~ 2019/11/04 (月)公演終了

妖異幻怪物語
月ねこ座
浅草九劇(東京都)
2019/11/01 (金) ~ 2019/11/03 (日)公演終了
満足度★★★★★
初見の劇団さん。めっちゃ良かったです。単なるコスプレ劇団かと思ったら。ストーリーもアクションも良かった。台詞が絶妙。わらった笑った!久々のヒットです。

生贄
学学展万
関西大学千里山キャンパス 第4学舎 2号館 2105教室(大阪府)
2019/11/03 (日) ~ 2019/11/04 (月)公演終了

花町オペラ
ギリギリCUBE
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2019/11/03 (日) ~ 2019/11/04 (月)公演終了
満足度★★★★★
WEAVECUBEと崖淵五次元って共演も多く、最初違いが分からなかった時代もあったっけ。ところが今回が初めてのコラボだという。何だか不思議です。
出し物は「本能寺の変」前後の戦国絵巻。でも、全然難しくはありません。なんと、信長が愛に生きる話って、それだけで十分驚きませんか?
俳優陣は僕の好きな人ばっかりで、みんな芸達者。しかも魅力的な人ばっかり。これを見ないでどうするかい!
2時間の時代劇は正直多少気になったけど、全然そんなこと全くなく、人間を明るく、大きく、やわらかく、爽快に描いてゆく。花街の話なのに全然暗くなく、もうまっしぐらに前向きなんだ。現代の暗さを忘れるかのように、こういう演劇を見ていると、てんで朗らかなので、僕の表情は舞台に釣られて崩れている。
脚本のユニークさも秀逸だが、12人の俳優陣の人間性が際立っているなあ。彼らの演技が倍々ゲームとなって何かを作り出した、そんな感じがする。素晴らしいの一言!

演出って何?
学習院女子大学パフォーミングアーツフェスティバル実行員会
学習院女子大学 やわらぎホール(東京都)
2019/11/03 (日) ~ 2019/11/03 (日)公演終了
満足度★★★★★
面白かったです!演出の違いで全然違うものになるんですね。脚本をプリントしたのに読むのを忘れていたので、帰ってから見たら場所の説明はあるものの、その後のト書きがほとんどありません。そこを演出の方がどう演出するかはその人次第。以前劇団主催の方が「ト書きをしっかりしておかないと勝手に演出されてしまいます。ト書きは大事です」と言っていたのを思い出しました。でも「ご自分が他の方の脚本を演出する時、ト書きに納得いかなかったらどうするんですか?」と聞いたら「自分が納得できるようにやります・・・戦いです」とも。
とても良い企画だと思いましたので、またやってほしいです。
演劇にも税金が使ってもらえるように頑張ってください。

魔界煉獄プルガトリオ
ファントマ
近鉄アート館(大阪府)
2019/11/02 (土) ~ 2019/11/04 (月)公演終了
満足度★★★★★
千秋楽に参加させて頂きました。イヤー良かったです。安定しています。金額は高いだけの価値はあります。天野さん演技最高。

Vanities
Stargazy
難波サザンシアター(大阪府)
2019/11/01 (金) ~ 2019/11/03 (日)公演終了

憧れのデコラティブライフ
テノヒラサイズ
HEP HALL(大阪府)
2019/10/25 (金) ~ 2019/10/27 (日)公演終了
満足度★★★★
安定の笑いで楽しませてくれる
いっぱい笑わいました!
そこには人間味もあって暖かさも感じる^_^
役者さんも安定の演技!
展開も安定し過ぎるので私的にはもうちょっと刺激的でも良かったかなぁと思える作品

君にささげる歌2019
石井光三オフィス
駅前劇場(東京都)
2019/11/01 (金) ~ 2019/11/05 (火)公演終了

はこしき
ハコボレ
浄土宗應典院 本堂(大阪府)
2019/11/02 (土) ~ 2019/11/04 (月)公演終了

かわいいチャージ’19
人間嫌い
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2019/11/01 (金) ~ 2019/11/04 (月)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/11/04 (月) 13:00
舞台上からかわいいが溢れていて、ビジュアル重視の芝居かと思いきや、とても考えさせられる内容で面白かったです。

燃えつきる荒野
ピープルシアター
シアターX(東京都)
2019/10/30 (水) ~ 2019/11/04 (月)公演終了
満足度★★★★
日本近代史の中で最もきな臭い時期、それも満州を舞台にした三部作の完結編だが、今回、後半ほど展開をはしょった感があった。この時代の歴史に詳しい人、好きな人でないとついていきにくいと思う。3年かけて三部作として上演してきたんだし、どうせなら、今回、休憩を2回ぐらい入れて3時間半ぐらい時間をかけてじっくり最後の物語を進めて欲しかった。ただ、非常に複雑で硬派な内容だけに、そんなことをしていたら興業として成り立たないのだろう。
荒涼とした草原を意識したような舞台セットが印象深い。俳優たちの演技も手堅い。

かわいいチャージ’19
人間嫌い
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2019/11/01 (金) ~ 2019/11/04 (月)公演終了

影ばさみ~「そこのそこ」より~
ThreeQuarter
萬劇場(東京都)
2019/11/02 (土) ~ 2019/11/04 (月)公演終了

コンドーム0.01
serial number(風琴工房改め)
ザ・スズナリ(東京都)
2019/10/25 (金) ~ 2019/10/31 (木)公演終了
約2時間15分。避妊具の新製品開発現場の事実を基にしたフィクション。男性同士の議論は性行為そのものから多方面に広がる。人がなぜ、何を作るのか。どうやって他者とつながるのか。生き方を問う展開に引き込まれた。敢えてやる「バカ」はいわばお約束。見た目の平明さ、理路整然とした分かりやすさをベースに、容易に賛否を選べない課題が次々と提示される。芝居だから慎重を要する私的な秘密を皆で共有できて、一緒に考えられる。若い人に出会ってもらいたい。碓井将大さんのキラキラは本物だった♪