成り果て
ラビット番長
紀伊國屋ホール(東京都)
2020/02/07 (金) ~ 2020/02/09 (日)公演終了
満足度★★★★★
前回に引き続きまして再演を観劇。ストーリーがわかっていながら、やはり楽しめました。大盤解説をしていたのは、本格的な棋士の方と気づきました。主宰がちょこっといいところを取っている感じ。今後も頑張ってほしいです!
どさくさ
劇団あはひ
本多劇場(東京都)
2020/02/12 (水) ~ 2020/02/16 (日)公演終了
満足度★★★★
若手の才能を初吟味、とは言いじょう本拠地早稲田どらま館からいきなりの本多劇場、ここで賞味するのはどうかと懸念したが、ちょっと残念。懸念は半ば当った。
無論、彼らの才能の在り処は目の当たりにし、よくやったとは思うのだが、それを十全に味わえる環境とは言えなかった。ただし美術、照明の申し分ないスタッフワークとはこの劇場だからこそ協働できた由であるから何ともだが、作品そのものは恐らくどらま館が相応しく、我々は初演、ないし(確か賞を獲った)昨年の公演を観た上で、その彼らがどう健闘したかを見に行く、が正しい順序だった、多分。声量とか、舞台の雰囲気も小劇場、狭小空間向き。
しかし演出は切れ者、俳優は若々しく身体性高し。それが、もう一つ何かがと思わせるのは、小さめの空間が相応しいと思わせる事と繋がるのか判らないが、能や落語に対する造詣や、演劇的意味を読み解く能力が、何に使われるのか、どこに向けられて行くのか、「何かありそうだぞ」と強く思わせるに今回は至らず、私には。という事のようだ。
ポストトークでは本多劇場公演が決まる経緯からスタッフオファー(ゆうめいの制作請負も含め)にも話が及び、明け透けに喋る若い演出者にも興味を覚えたが、タイプは違えど中屋敷法仁の早熟さに通じるような。中屋敷舞台に私が何処となく感じる「手法を使える職人だが創造者としては思想がない」演出家像、が浮かぶ。新機軸を打ち出し認知されたい野心を持って悪い訳はなく、職人技を磨いて演劇界で仕事をしたい、も有りだ。ある種の「成功」を日本の演劇界で為そうという野心が行き場を失うだろう事や、革新的であることを包摂しない日本社会で演劇というものが芸術本来の役割をどう遂行できるのか、未来ある若者の今後を思うと考え込んでしまうが、余計な心配ではあり、単純に楽しみである。能や落語とツールとしてでなく愛着の対象として付き合える素地には、好感。
ネタバレBOX
舞台は能舞台を連想させる、正方形に近いエリアの隅に柱が立ち、正面から三つの区画、奥にもある。最奥は能舞台の橋渡しに寄せた感じ。柱は一本だけ天空へ伸びている。家屋の床の高さから、手前は一段下がっている。前作は能の隅田川を題材としたというが、この作品にも隅田川岸に佇む幽霊?が登場。一段下がった手前は川ないしは河岸を想起させる。その幽霊に「あなたは既に死んでいる」と言われる主人公は、落語の題材「粗忽長屋」の粗忽者が自分が死んだ事にさえ気づかずいるというブラックな笑い話から想を得た模様。「死」を取り上げ、死概念の揺らぎ、境界の揺らぎ等が表現されていく、この作品はこう纏めて良いだろうか。演出面では、先まで男が演じていた「死んだはずの男」が暗転後、同じ上着を着た女が演じるなど役を交換可能としたり、まあ良くあると言えば今や実験的とも言えない手法を、意図的にやったらしいのだが、含意を込め過ぎて頭でっかちに思われたのは疲労した自分の頭が追いつかなかっただけか。。二人の掛け合い台詞の途中でお笑いコンビ(ミルクボーイ)のやり取りになったりとオモロイ瞬間もあったが(前日はなかったが役者が相談してその回に披露したらしい)。
折しもその翌日に観たジエン社が、ある実験的な公演をやったのを観たが、やはり役を演じる役者を交換可能とする演出について、アフタートークでゲストの園田某氏が解説風に「初めてこういう形態を観る人には難解に思えたかも知れないが、」と断りを入れたのに対し、主宰・山本氏が勢作過程や理念について例の雄弁さで紐解いていた。
これを聴くに、経験値が大きく異なるとはいえ、手法を選択する背景、思索の深さに格段の差を感じてしまった(勿論山本氏が格上である)。それは実際の舞台にも表われていたと感じたが、またそれは別の機会に。
酔鯨云々
文化庁・日本劇団協議会
ザ・ポケット(東京都)
2020/02/12 (水) ~ 2020/02/16 (日)公演終了
満足度★★★★
16日14時開演回(千穐楽、2時間)を拝見。
よさこい鳴子踊りに、土佐弁に、登場人物の一人一人に脈打つ高知の気風…圧倒的な熱気で観客を席巻していった2時間。粗削りとはいえ、本作が「商業演劇」だったならば、上々の出来栄えかと。
だが、本作は、勿論、娯楽中心の「商業演劇」ではない。
舞台床面の「旭日旗」デザイン
大量殺人犯が身にまとう紅いジャージ上下が象徴するのは「日の丸」
劇中、特に「後藤梗子」との口論の端々から滲み出る「大浜六郎」の思想…
敵討ちなり・「お国のために」なりといった、古来から我が国に根付く、自己犠牲さえも厭わない「精神的伝統」を天皇陛下に具現化させた上での刺殺=「全否定」こそが、作者が本作に託したメッセージだと、私なりに理解させてもらった。
ただし、(特に最後の陛下降臨のシーンなどは)過大なテーマに脚本が位負けしていたように感じられた。
ネタバレBOX
なお、演じ手では
軽妙洒脱な土肥役を好演の
松田洋治さん
DULL-COLORED POPの福島3部作・第1部『1961年:夜に昇る太陽』での純情可憐な少女から一転、凛とした女将を演じた
倉橋愛実さん
そして、こんな凄い座組の中でもキチンと存在感を示した
相原佳花さん
のお三方が特に印象に残った。
【配役】
大浜六郎(会社経営。伝統保守的思想の持ち主で策士。一人息子を殺された)
…大滝寛さん
土肥慎二(法務省広報官…のフリをした、六郎経営の会社の社員)
…松田洋治さん
後藤梗子(リベラル思想の持ち主。殺されはしなかったものの、娘に精神的な傷を負わされた)
…小林あやさん
西村千花(梗子の娘の友人で知的障がい者。殺傷現場で受けた傷跡が今も残る。琢馬と相思相愛)
…相原佳花さん
山本琢馬(加害者の父親の会社から仕事をもらっていた左官。娘の死後、悲嘆に暮れる妻から心が離れ、離婚。亡くなった娘の友人である千花に惹かれている)
…鎌倉太郎さん
桜井守行(出馬予定の政治家の私設秘書。当人が剣道の有段者であることが知れると、雇い主である政治家の意図を六郎たちに推察され…)
…鍜治本大樹さん
中岡結美(琢馬の別れた妻。千花にあからさまに敵意を示す。職業は高齢者介護)
…坂井香奈美さん
高坂峯子(料亭「酔鯨」の女将。土佐の女らしく、肝が据わっている)
…倉橋愛実さん
渡辺隼人(加害者の父親が経営する建設会社の社員≒ヤクザ)
…石黒光さん
大石洋多(加害者の父親が経営する建設会社の社員。隼人の舎弟)
…鹿野宗健さん
廣井新助、天皇、他
…照井健仁さん(「影の主役」を熱演!)
傾斜
OM-2
日暮里サニーホール(東京都)
2020/02/14 (金) ~ 2020/02/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
良く解らないけど目が離せない。役者さん全力投球の舞台。ほかの劇団さんでは味わうことのできない時間堪能しました。
少女仮面
トライストーン・エンタテイメント
シアタートラム(東京都)
2020/01/24 (金) ~ 2020/02/09 (日)公演終了
満足度★★★★
他の方の勧めや評判も耳にして腰を上げたのが正直な所だが公演半ば過ぎては当然ながら完売、当日券に並べる日もなく諦めていた所、ワンチャンスが成就し千秋楽を観劇した。ダメ元で劇場に開演ギリギリ(実際は2分過ぎ)駆け込んだ所がトラムシートをゲット、開演にも間に合った。
さて舞台。諸手の拍手とは行かなかった「理由」を考え始めるケースになった。
ネタバレBOX
トラムシートは最後列から劇場全体を見渡す位置。出来る事なら、ヒロイン春日野が身に纏おうとする虚構世界に自分も包まれるエリアに居たいのが願望である。
ところが舞台の方は開演前から備品類が収納されている奥まで見せ、敢えて虚構=作り物である事を強調している。床掃除等をしていたスタッフが去って少女と婆のやり取りのあと、視界を遮蔽する舞台幅に近い黒い壁(=バー春日野の店内を区切る)がゆっくりと降りてくる。スタイリッシュな演出だが、奥行が狭いのが淋しい(作り物性を強調するのだから良いのか..単に見る位置でそう感じるのか..はたまた工夫したが限界ありという事か)。いずれにせよこの遮蔽によって完全虚構世界が作り出された、とは行かず、透き間風がある。箱庭のように擬似世界を温かく包まない。そういった事が一つ。
いま一つは、序盤で飛ばすバーのマスターなど、名調子にも程がある程に名調子なのに何故か温まらない。一度台詞を噛んだが熱があれば気にならないのに気になる。私は千秋楽である事が役者に与える影響をあれこれ、これを見ながら想像を逞しくした。役者を気負わせてしまった、とすれば、これまでも正解が見えず模索中だったのではないか、とか。若村舞台の最後を最高に仕上げたいと役者達が力んだとか。。
あとは自分の記憶の問題でもあるが、大西女史の婆が、妙に存在感を発揮し、主役と相性が悪い。始めの登場からして婆でない「何者か」が婆に扮している、と錯覚させる風情(特に声)、私はうっかりこの婆が後で仮面を剥ぎ春日野になって現れるのかな、等と想像し、若村女史がこの声色を使っている、凄え、役者根性半端なかったんだな、等と思い込んだ。いや、そのくらい婆の作りが思わせぶりで、婆でない者が婆を騙っている風を醸していた。これは演技の質として問題だと思う。思うにこの役なら、水族館劇場の某女優(役者名忘れた)が風貌も声もピッタリである(そのまんまで行ける!)。一方少女役の方は役にピシャリであったが。
水道水を飲みに来る男は春日野に「女」を自覚させる男だがその接触の瞬間までは、「奇妙だけど居てもいい」程度の存在として背景色に馴染む案配でありたい、と願望する。何しろ奥行の無い舞台ではその雰囲気が出ない。焼け跡の時代を引き摺って登場し、そこにその時代を居座らせる水飲み男を周囲が扱い切れないのは、彼らも何処かにまだ戦争の記憶を止めているから。
しかしこれがどうにか少女仮面の舞台になっていたのは若村という女優のオーラの賜物だろうか。宝塚を極点とするスターシステムの花舞台を春日野は夢うつつに生きており、それがこの「少女仮面」という舞台を背負う若村女史の姿に重なる。その図がくっきりと表れるのはカーテンコール。演じた若村真由美がというより春日野が憑依した若村、が挨拶をする、これにより舞台が閉じたように思った。
作り物だと揶揄されれば作り物は作り物に居直り、睨み返すのみ、か。
傾斜
OM-2
日暮里サニーホール(東京都)
2020/02/14 (金) ~ 2020/02/16 (日)公演終了
満足度★★★★
千秋楽を拝見しました。内容は観劇した人の感じるまま、どのように解釈するかみたいな感じでした。最後のダンスは身近で迫力のあるもので、よかったと思います。全体としてのパフォーマンスは革新的なのでしょうけど、私には少し難しく感じました。ただ、こう言う表現もあり、それに接することができて良い経験でした。また、本団体さん、前回に続き2回目ですが、機会があれば、また、経験してみたいと思います。
まほろばの景 2020【三重公演中止】
烏丸ストロークロック
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2020/02/16 (日) ~ 2020/02/23 (日)公演終了
初演よりストイックに、硬質になった印象。意識は内側へと向かい、舞って跳ねる肉体は重なり合わさって塊になっていくよう。動きも音楽も力強く激しくなっているが、派手さ、華やかさよりも、集中と凝縮を狙ったのかもと思った。
初演の感想→ http://shinobutakano.com/2018/03/02/8732/
ネタバレBOX
初演に登場した山伏役が再演ではいなくなっていた。
障害を持つ若者を置き去りにした主人公は、さまよい続ける。探すのか、踊るのか、登るのか。
タブーなき世界そのつくり方
アブラクサス
サンモールスタジオ(東京都)
2020/02/12 (水) ~ 2020/02/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
史実とフィクションを綯い交ぜにし、差別とは何か? それを克服することは可能か? などを提起した問題作!(華5つ☆ べしミル)
ネタバレBOX
歴史の現実を見る限り、数百年単位の月日を通して差別自体は緩和をみてきたと言えよう。然し時にはより陰険、陰湿に目立たぬように実行されるケースも多い。今作でもヘレンの実母、ケイトは障害児であっても自分の娘であるヘレンには夫と対立してでも現代流に言えば健常児に対すると同じように人間として基本的に接しようとしているが、接し方が合っているのかいないのかが良く分からないことで悩んでいる優しい母である。が、有名になったケラーの家に同居することになったヴィニーと同じ手洗いを使うことに対して殆どパニックに陥ったような差別感情を爆発させる。差別の根深さが良く出たシーンである。また腹違いの兄、シンプソンが今作の登場人物中で最も差別的であるように見えるのは、単に彼がKKKの頭巾を被ったりするからではない。寧ろそのような恰好を選ぶ原因にこそ、我らの視点は向けられねばなるまい。結論から言えば恐らくシンプソンにはアイデンティティーの危機感がある。そしてこのことが差別が根深いことのもう一つの大きな原因だと言えるであろう。腹違いではあっても妹、本来は可愛がるハズだ。南部の男のプライドにかけても。だが恐らく事実はそれほど単純に働かない。自分にとっては継母であっても、女の子に比べて遥かに甘ったれなのが男の子というものだ。母には余計甘ったれていたい。然し三重苦を背負ったヘレンに母は掛かりっきりになることが多かったであろう。甘えたいのにそれが実際にはできない。そのことが、ヘレンに必要以上に辛く当たるように観客には見える原因であろうが、恐らく本当の男の子の反応に近い。このような精神状況を抱えながらシンプソンが育っていたとしたら? 古い帽子が度々出てきてシンプソンは異様にその帽子を大切にしている様が描かれているが、帽子が彼にとって何を意味するか? 考えてみても面白かろう。またアイデンティティーの危機からくる差別は、現在のネトウヨ等とも共通する心理であろうなどということも考えさせる。
アブラクサスが、上演回数を増やす度に、更に多くのファンを獲得し、リピーターが増えるのは無論、作・演出・女優もこなす代表の実力もあるが、彼女の描く世界が持つ普遍的な世界観、その作品群が問い掛ける問題の解決必要性、問題が本質的であるが故に忌避されがちであることなど、実際に我々が生きている社会に対する鋭く、切実な問題意識がある。そういった大切なことが脚本に充分に練り込まれている為、演じる役者陣の役作りもインセンティブが高く、各々の役者が実に良い内面からの表出を舞台で出せている。ピーターの肌は白く白人と見分けはつかない。然しこれは隔世遺伝で肌が白いだけで父、母共に黒人奴隷であった。母系が白人にレイプされて肌が白いだけなのだ。その彼が、KKKに殺されそうになって南部を脱出、白人の振りをしながら北部でメディア関係の仕事をし、記者としても大きな影響力を持つに至っていたが、その彼が、肌が黒い同胞に対し「ここは黒人が来る所では無い」と言わざるを得ない。その彼の苦悩は、他の役者にスポットが当たり、自分のようにひねた観客が気を付けて観ていない限り、滅多に気付かれることのないような隅っこでも、キチンとその苦悩の深さ、辛さ、悲しさが本当に内面からのものとして表現されており感銘を受けた。ヴィニー役も良い。ヘレンの乳母だった彼女は、ヘレンが他の誰にも理解されていない時から、ヘレンが心を開いていた例外的な人間であった。そのことの意味する、雰囲気や人柄のようなアトモスフィヤをも見事に出していた。ヘレンを演じた羽杏さんや、アンを演じた紀保さんの演技の素晴らしさは誰しも褒めるだろうから、自分は余り書かない。分かり切ったことだが、中々実践されていないことに、細部までキチンと疎かにせず作った作品であるか否か、ということが大事だ。無論、今作はそういったことにも細かく配慮が行きとどいている。一例を挙げておくと中盤辺り、上手暖炉の上部辺りに南部連合旗がさりげなく壁に貼られている、流石である。
どさくさ
劇団あはひ
本多劇場(東京都)
2020/02/12 (水) ~ 2020/02/16 (日)公演終了
満足度★★★★
4回目の公演で本田劇場出演という早稲田大学の学生さんの劇である。(華4つ☆)
ネタバレBOX
第1回目公演(初演)も矢張り「粗忽長屋」をベースにした作品だったそうだが、初演の際は、後半部を結構メタ化して作っており今作とはまるっきり異なる作品だったとのこと。今回は落語のオリジナルといい具合に交錯している。
舞台は能を意識したという。奥行きの2倍以上はある横幅の広い舞台がメインで逆凸型に客席側に中央部分が迫り出している。手前は5寸ばかり奥より低い。下と中央に沓脱石が一つずつ置かれ、更に客席側には丁度波打ち際に残る波跡のような塩梅に玉石が敷かれている。上手には生の三味線が入り、終始演奏者が舞台に居る。舞台下手手前は天地を逆にした箒が真っ直ぐ立てられその奥に柱、上手端は柱と箒の位置が下手と逆になっいる。この両端の合間に柱が各々3本、手前から奥へセンターを広く取った演技空間として2か所に並んでいる。これらの柱や箒によって区分された空間中央の天井からは、裸電球が吊り下げられている。このやや昏く侘しい照明の効果もグー。
落語オリジナルに近い部分もあるから、当然死んだ粗忽者の当人は長い間己の死に気付かず、喜劇的言動を繰り返しつつ物語は進行するが、彼の勘違いを正すべく妙齢の女幽霊が現れたり、幽霊の本人と生きていた頃そのままの本人が同時に併存するといナンセンスは如何にも落語ならではの人を食った発想を活かし虚数空間的、或は量子力学的に面白い。
タブーなき世界そのつくり方
アブラクサス
サンモールスタジオ(東京都)
2020/02/12 (水) ~ 2020/02/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
仙川と今回で2回目の観劇でした。
冒頭の女優さん二人の圧巻の演技は流石でした。
感動しました!!!
どさくさ
劇団あはひ
本多劇場(東京都)
2020/02/12 (水) ~ 2020/02/16 (日)公演終了
満足度★★★
薄暗い照明、淡々とした口調で、独特の世界観がありました。ぼんやりした世界を、三味線の音が引き締めている印象でした。好みが分かれる舞台かなという感じ・・正直、私には分かり難かったです。
まんま、見ぃや!
カラスカ
新宿シアターモリエール(東京都)
2020/02/13 (木) ~ 2020/02/17 (月)公演終了
満足度★★★★★
面白かったです!バカバカしさ満載で(すごく褒めてます)笑って笑って、あっと言う間の2時間でした。ストーリーも面白いし、台詞も面白くて間も良いので、面白さ倍増でした。そして登場人物それぞれのキャラクターが、面白過ぎでした。笑う事って大事なんだなぁと、しみじみ感じました。大満足でした!
Dramatic Jam
feblaboプロデュース
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2020/02/15 (土) ~ 2020/02/15 (土)公演終了
満足度★★★★
3本の短編集、ワンナイトの15日19時開演回(90分)を拝見。
ネタバレBOX
最初の1本、放課後の教室を舞台にした『席替え』は、3ヶ月前に踏切で事故死(自殺?)した松原(演・上岡実来さん)の「正体」を当然知った上で、尚且つ、普通に会話している佐伯(湯瀧慧(ゆたき・けい)さん)の様子に、彼女の孤立した現状が察せら、胸を痛めた。
そして、そんな彼女を案じて現世に「現れた」松原の心情に胸を打たれた。
2本目の岸田國士作『紙風船』は10回近く拝見した演目。
初めてみた時は、正直「ナニが言いたいねん?」だったが、何人もの演出・役者さんの解釈を経験していくうちに、自ずから悟られる部分もあって…
夫役・玉山悟さん&妻役・最中さん、会話の一つ一つに、しっくりするものがありました。
最後の『疚(やま)しい理由』。
話の進展につれて、登場人物3人への印象がコロコロ変わるサスペンス・コメディー。
当初は、中西(山村鉄平さん)と綾乃(藤田葵さん)の2人が悪党で、陽子(城之戸ろこさん)が何も知らないカモ、だと思っていたところ…
実はイチバンしたたかだったという、城之戸ろこさんの豹変が見事!
ところで…
土曜の夜、足の便のいいシアター・ミラクルでのワンナイト短編集3本・上演時間90分前後って、その稀少性とコンパクトさが魅力。
興行的にも良い試みだなぁと感じたことを追記しておきたい。
どさくさ
劇団あはひ
本多劇場(東京都)
2020/02/12 (水) ~ 2020/02/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
演劇どうとか以前に、人生で成功していくタイプの若者達が作ったお芝居でした。
自分は死んでたのか生きてるのか、お互いが役を入れ替えたりして、どうとかこうとか。作者や役者には面白くても、第三者の観客にはつまらない、このての物語。
意外とそうでもなく観れたのは、当日パンフ読んで、このお芝居から落語は想像出来なかったけど、能を観る感覚で作られてるからに納得しました。
観客の視点を作り手側に移動させて、一緒になって作ってる感覚で舞台を観せる。確かに、活発に動き回られてたら、動きを目で追うだけに集中しちゃって、意識を作り手側に持っていく見方はしずらくなる。蚊帳の外の鑑賞になって退屈しちゃう。ゆったりした動きの効果。へえ~なるほどでした。
能を観てる感覚にしてくれてたのは、三味線演奏者の稲葉千秋さんのジッと微動だしない、瞬きの回数も抑えてますみたいな姿を見せられてた効果も大きかったと思う。三味線以外の、ポロンポロンのギターだかピアノだかの効果音出してた演奏者もどっかでジッとしてたんだろうか。
自分が理解すればいいんであって、第三者に分かってもらおうと思ってないから、これ以上は詳しくは書かない。面倒くさいし。
人生で成功していくタイプのどうとかこうとか。
面倒くさいから後で書こっと。
さーーーて、新聞も出てる時間だ。競馬だ競馬!!競馬の予想しなくっちゃーー。
ーーーーーーーーーーーー
ショックが大きい。一生懸命、馬具とか動きチェックしたのに。
馬の気持ちになり切れない自分の気持ちが足りないのか。そうゆう事じゃないのか・・んんん分からん分からん。面倒くさがらず精進あるのみ。
ナイト・メア~黒い夢と夢現の扉~
Project To Do
萬劇場(東京都)
2020/02/15 (土) ~ 2020/02/16 (日)公演終了
鑑賞日2020/02/15 (土) 18:00
価格4,000円
殺陣の質・量の豊富さに、とても1ケ月の稽古期間とは思えない。殺陣音響オペの東さん、苦労されたことであろう。
宮本彩綾さん、説明台詞が聞き取り易くて良かった。殺陣は言わずもがなでよく体が動く。8月の主演舞台は更に期待する。
田﨑詩心さんは、二丁拳銃をうまく使って、よく動いていた。
花岡志織さん、二度目の舞台出演とは思えない堂々とした演技。
曽我部英理さん、普通の人の役であり、変化球じゃない芝居もちゃんと出来る。
中尾陽太さん、長身を生かした殺陣が見事
ネタバレBOX
共眠に入る方法の設定がもう少し明快であったほうがわかりやすくなる。
変身
ケーキを海底のポストへ投函
大森スポーツセンター(東京都)
2020/02/15 (土) ~ 2020/02/16 (日)公演終了
鑑賞日2020/02/15 (土) 14:30
価格2,000円
団体名がタイトルみたいだが、タイトルは「変身」。4本の短編オムニバス。
まさかここまでがっつり不条理劇だとは思わなかった。完全に虚を衝かれた。その意味ではタイトル通り。
とても難しい脚本。これを芝居として成立させるにはかなりの困難を伴う事であろう。
終演後、演出の一人である西 居澄さんとお話したが、この可愛らしい人から何故あのような世界が出てくるのか不思議である
KEISOU
ラゾーナ川崎プラザソル
ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)
2020/02/14 (金) ~ 2020/02/24 (月)公演終了
満足度★★★★
丁寧に作られていた1時間45分の作品
舞台セットは抽象的であった分
衣装や小道具などに力が入っていたなぁ~と
ネタバレBOX
祖父の戦地からの絵葉書を元に
同じ小隊の生き残りである方に孫が話を聞きに行き
逆にソフト同じ22歳の時には君は何をしていたかと問いかけられ
それに答えて回想するシーンと
祖父の小隊行動が重なって
走りをメインに繋がる話が展開します
う~ん
永遠のゼロに感じは近かったかなーと感じました
戦後の孫の走りのシーンは
風が強く吹いてる~芝居~が・・とか思ったデス
どさくさ
劇団あはひ
本多劇場(東京都)
2020/02/12 (水) ~ 2020/02/16 (日)公演終了
満足度★★★
いろいろと見どころはあるのであろうが
自分的には
何となく今一つだったかなぁ~と
感じた1時間の作品
ネタバレBOX
元ネタの面白さを排して
死者と生者の関係と男女の想いをメインとした
話に作り表現していました
ホラーナイト
NBAバレエ団
新国立劇場 中劇場(東京都)
2020/02/15 (土) ~ 2020/02/16 (日)公演終了
満足度★★★★
こんなバレエもあるのだ!と思いました。面白かったですが私にはやっぱりお芝居の方が向いているようで・・・
ほつれる、闇
演劇企画集団LondonPANDA
小劇場 楽園(東京都)
2020/02/14 (金) ~ 2020/02/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
猛スピードで交差点に突っ込んだ男。
それは事故だったのか、それとも故意だったのか。
あらすじ紹介での最後の一文「判決の瞬間、被疑者が小さく嗤った。」
これってもう観せる前から堂々とネタバレしているのでは…と思ったのですが、全く予想外のアプローチが襲ってきて戦慄が走りました。
むしろ堂々としていたのは演技。
モノクローム(特に白)にこだわった美術、あえて僅かしか耳に届かない効果音、どれもが観客の意識という意識を全て役者さんの演技に集中させる為の演出だったのではないかと思え、ましてやすごい至近距離、声、表情、所作 全てがダイレクトに届き響いてきます。
被疑者が殺人犯なのか否かを突き詰めたい。という引き込まれから、やがて皮を一枚ずつ剥がしていくような人間の内面描写に魅了。
独特な構造をした劇場「楽園」の使い方が、この場所でしかできない遊び心、画期的だったところも面白いと思いました。