最新の観てきた!クチコミ一覧

32801-32820件 / 191840件中
優しい顔ぶれ

優しい顔ぶれ

らまのだ

OFF・OFFシアター(東京都)

2020/03/06 (金) ~ 2020/03/11 (水)公演終了

満足度★★★★

麻酔のような:ダメな男に惹かれる女・・・何故なのか?その一つの答えがここにある。
あたらしいニュース:改憲がテーマとのことだったが、むしろ改憲問題を題材としてジャーナリズムとか職業倫理だとかそういったものを問うているように思えた。長年組織で仕事をしてきた人間にとっては本当に身につまされる問題をダイレクトに鋭くついた作品。展開がダイナミックでスピーディー、ワクワクさせてくれるエンタメ度のとても高い作品だと思いました。
やさしい顔ぶれ:こういう男がモテるんだよなぁ。納得いかんなぁ。女ってバカだなぁ・・・。

バロック

バロック

鵺的(ぬえてき)

ザ・スズナリ(東京都)

2020/03/07 (土) ~ 2020/03/15 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2020/03/09 (月) 14:30

 席は不吉なザ・スズモト特製X-13、それも鵺的だものなあ。

「バロック」というタイトルの意味をどこに見出したらよいのだろう。学生時代に「歪んだ真珠」が語源と習ったけれど、この舞台となる屋敷が、幾つもの歪んだ情念の集大成ということか。その屋敷が咲子という殺された(らしい)女性によって支配されており、死期近い妹との確執を中心に同族全体を巻き込む。
 殺された女性のしゃれこうべや、ポルターガイスト現象、死者が往来し生者を死の世界にいざなう。徘徊する怪しい狂人。近親相姦の忌まわしき影が物語全体を被い、いかにもな「鵺的」舞台なのだけれど、何か違う。絶叫したり困惑したり苦悩したりする登場人物の横で、しらじらと過ごす佐藤誓をはじめとする幾人かの人物たち。
 含められた因果や、復讐と怨念が横溢しているにも関わらず、なぜか明るいエンディング。
パンフレットに書かれた、高木登は心霊現象を怖がらない、というカミングアウトを逆手に取った、大音響・フラッシュバックバンバンな怪異譚。(ちょっと、耳と目が痛い)

追伸:Tシャツを作る劇団は多いのだけれど、ポロシャツを作るところはない。
   できれば、中年すぎとしてはTシャツはアンダーウェアにしかならないので、ポ
   ロシャツを作って欲しいなあ。鵺的のTシャツ柄、ポロにも映えると思うのだけ
   れどなあ。欲しい。

ピタゴラスのドレス

ピタゴラスのドレス

DOOR

ぽんプラザホール(福岡県)

2020/02/29 (土) ~ 2020/03/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2020/02/29 (土) 14:00

前の上演が未観で、何回かネットサービスで観て、再演されるとあって観ました。
生で観てよかったと思います。
役者さん方の間や息づかいが素敵でした。

余計なこととは存じますが、このご時世の中、公演が打てただけでも良かったと思いました。

THE STORIES

THE STORIES

東京ストーリーテラー

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2020/03/04 (水) ~ 2020/03/08 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2020/03/07 (土) 19:00

 以前「三篇の意外な結末」「三篇の様々な結末」として朗読劇として上演した作品から計4つ。新作らしきが「魂呼の館」「枷」。2回に分けて計6作上演。通し券で6000円也。(7日夜と8日昼を観劇)
 すでに鑑賞済みの4作品については、「杉山さん」「システム」が秀逸だったことを記憶しており、上演と同時にすぐに話を思い出した。ただ、2度目ということなのか、どうも前回の感動が蘇ってこない。朗読劇とはいえ、演者が違えば印象も変わると踏んだのだけれど、何か薄まった感もあり。これは、朗読劇だからなのだろうか。舞台装置や衣装、所作の違いがないと変化を感じないのか、そうなると、単に物語の面白さのみが提示されるので、演出の違いがあっても、それをうまく観客が捉えられないのか。
 「システム」は設定としては、それほど目新しくない。神の配剤に関わらず予定外の事が起きてしまい、それを修正しようとする死神らしき人物とバスの乗客の物語。しかし、これを修正しようとする上での手続きを「システム」と名付けたことが面白い。なぜ「システム」と呼ばれるのか、「システム」という語感から受けるイメージと、実際の手続きのアナログチックなやりとりのとギャップ。そのあたりを、もっと掘り込んだら、結構面白い脚本になるのではないか、と思う。もちろん、乗客それぞれの背景の描き方次第もあるだろうけれど。
 「杉山さん」良い話だ。でも、それ以上に捻りはできないなあ。
 「便乗誘拐」うまい仕組みの話だけれど、実際の犯人の性格の描きこみがたりないので、ちょっと拍子抜け。「便乗」の意味が、なるほどね。と思うけれど→ネタバレ
 「枷」はオチがよいですね。仕組んだ男の仕事が、なるほどと思わせるものでした。
 「魂呼の館」は、やりたいことは判るのだけれど、今一、オチが解りづらい。
 「ジイジお願い」は、途中から話が読めてしまう難あり。
 前2回の期待を抱えていったのだけれど、朗読劇ということとチケット代とのバランスを考えると、今2つでしたね。
 この状況での上演は、いろいろと大変でしたでしょうけれど

ネタバレBOX

「便乗誘拐」それでも、誘拐などという犯罪に手を染めるよりも(これ重罪だし)、盗聴していたインサイダー取引の情報を使って儲けた方が、はるかに安全で手堅いと思うけれどなあ。なお、空き巣の挿話はどういう意味だったのだろう、単に刑事がアパートに来て驚くというためだけ?
ゆうめいの座標軸

ゆうめいの座標軸

ゆうめい

こまばアゴラ劇場(東京都)

2020/03/04 (水) ~ 2020/03/16 (月)公演終了

満足度★★★

『俺』観劇

ネタバレBOX

子供の頃に6歳上の兄にプロレス技で痛めつけられたこと、漫画オタクの友達がいたこと、そのうちの150cmの男は自殺したこと等々、ネットで知り合った男の経験、即ち『弟兄』に通じる経験を、演者がスマホ、タブレット、プロジェクター等の機器を駆使してネット環境を利用して、そして身体を思いっ切り使って演じるも、男からネット上の色々な情報を取り込んだものだと言われ、ちょっとへこむという一人による芝居。

ばたばたしているだけで全く好みではありませんでした。

自分の経験を演劇化する手法を学び『弟兄』を作ったものと思っていたので、先日は猛烈に感動したのですが、今回真偽の程は定かでないと言われたことで、そういえば虐めた側は覚えていないなんて話もありきたりだし、何か全てが適当な作り話のように思えてきてがっかりしてしまいました。

あの感動を返せ!って言いたくなりましたが、でも、そういうことも含めて演劇なんですね。
優しい顔ぶれ

優しい顔ぶれ

らまのだ

OFF・OFFシアター(東京都)

2020/03/06 (金) ~ 2020/03/11 (水)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2020/03/07 (土) 14:00

価格3,600円

どの作品も普段使っている何気ない言葉を拾っていたのが印象に残りました。
それと相手を強めに責める台詞がどれにもあり、気づくと眉をひそめ、ちょっと気持ちが辛くなっていました。

生活感があり、どこかにありそうな、自分も体験しそうなシーンも多々ありました。そういった作品を並べたのでしょうね。

中国神話の世界

中国神話の世界

カプセル兵団

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2020/02/26 (水) ~ 2020/03/01 (日)公演終了

満足度★★★★

朗読劇は静のイメージでしたが、動の朗読劇の存在を発見。
演出の巧みさと可能性の広さを改めて目の当たりにして感動。
しっかり咀嚼して理解しやすい物語となり、
初めて触れる中国神話になるほどとうなずく。
秀逸な作品に感動。

優しい顔ぶれ

優しい顔ぶれ

らまのだ

OFF・OFFシアター(東京都)

2020/03/06 (金) ~ 2020/03/11 (水)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2020/03/08 (日) 15:00

 短編集で、2時間15分が長く感じない。改憲戯曲と言っているが、特にそう意識しなくてもよい作品だと思う。「麻酔みたいな」は、同棲する男女の物語。男は社会性がないのだが、女に元カレとの間に子どもがいて、お腹にも新たな子どもがいると知って物語が進む。30分。「あたらしいニュース」は、近未来、九条改憲の投票を来週に迎えた時期、ネット・ニュースの下請け会社の社員の一人が書いた、自衛隊員を面白おかしく扱った記事に対し、自衛隊員募集係の男からクレームが入るが…。70分。「優しい顔ぶれ」は、死期が近づいた妻を看病する男だが、経営する店のバイトの女と不倫中、で起こる出来事の数々。35分。2話の起伏ある展開も興味深いが、男のアンビバレンツを描いた3話が個人的には好み。

バロック

バロック

鵺的(ぬえてき)

ザ・スズナリ(東京都)

2020/03/07 (土) ~ 2020/03/15 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2020/03/07 (土) 19:30

 壮大な物語を丁寧に上演しているのは分かる。地方の洋館を舞台に、姉の亡霊がとりついた館を舞台に、妹とその夫、3人の息子と2人の娘や、彼らを取り巻く人々が巻き込まれた怪奇な体験の数々…、という物語。作で主宰の高木は亡霊を恐れないそうで、登場人物が亡霊の存在を受け入れているのは興味深く、出来事も壮大なのだけれど、何となく消化しきれないモノが残ってしまうのは私のテイストと言えよう。
 照明が逆光主体のため、途中から眼が痛くなり観ていられない所があったのは一考を促したい。

胎内

胎内

京葉演劇研究會

まるた石井園梨直売所(千葉県)

2020/03/07 (土) ~ 2020/03/14 (土)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2020/03/07 (土) 18:00

座席3列左1番

価格3,500円

死でも目の前にしなければ、あの兎にはなれないのだな、と痛々しく感じた芝居でした。
日常に生きていれば真実など見えやしないと言われている気がして怖かったけど、絶望を前にした人間の姿をまざまざと感じることができ、とても貴重なものでした。
絶望感一択のようで、それが再生の手前であるということ、戦後日本の人々の眼差しが見て取れるようでした。

中盤と終盤の女性ひとりでの朗読が素晴らしく感動しました。また、男性の演者さん含め、のたうち回るような動きも目を伏せたくなるほど凄かったです。
どれも獣のようで、それでいて人間を描いていました。
おぼろげな光と空間の狭さが、思考と感性を研ぎ澄ませてくれたように思います。

原作も深く読み直してみようと思います。
素晴らしい舞台をありがとうございました。

ネタバレBOX

虫かごの外に並んだワイシャツはころころと態度を変える人間を着替えに例えたのでしょうか、それとも脱落していった人の象徴なのでしょうか。
配役があるのに女性に一人で喋らせたり、一人の台詞なのに「佐山」を読み上げたりする仕方や、鳥の複製、人形の頭から生えたライトの舞台セットについては意味づけられなかったけど、少し神秘的に見えるのもまたよかったです。
That's Life

That's Life

演劇企画アクタージュ

ワーサルシアター(東京都)

2020/03/04 (水) ~ 2020/03/08 (日)公演終了

満足度★★★★

面白かったです。登場人物の謎の人間関係や、本当の国の姿が分かっていく展開に、どんどん惹き込まれました。少子化問題や現在の日本、政治などについても考えさせる内容も良かったです。そして、流される事なく、自分の道は自分で決めなくては!と思わされる作品でした。
ウィルスに対する、劇団の丁寧な対応も良かったです。

THE STORIES

THE STORIES

東京ストーリーテラー

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2020/03/04 (水) ~ 2020/03/08 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

FM J-WAVE
RADIO SWITCH 3月7日(土) 23:00-24:00

浪曲師 玉川奈々福 「金魚夢幻」

ラジコのタイムフリーで聴取可能期限:2020年03月09日 21:10まで
ユーチューブにも同じ演者で同じ演目が聴けるが、断然こちらの方がおすすめ。

これ聴いたらやっぱり生はいいな・・て事で、予約とぼけようと思ってた、一公演30名限定で上演された朗読劇を観ました。やっぱり生は良かったです。草の根の文化活動だって言ってたけど、あんなに感謝されるとは思わなかった。二回目ですね、ありがとうございます。なんて、頭まで下げられちゃって。コロナ騒ぎで観劇控えようと思ってたが、行って良かったです。

物語だけなら本読めばいいが、やっぱり生はいい。観劇なり朗読劇の口伝に勝るものはないと思いました。

「杉山さん」ナレーションの私と、登場人物の私が別々の人の語りに違和感。
「ジイジ、お願い」ナレーションの私三人が語り継ぐ物語。形としてはこっちなんだが。「杉山さん」の演出意図が分かりませんでした。


ダンシング・アット・ルーナサ

ダンシング・アット・ルーナサ

劇団俳小

d-倉庫(東京都)

2020/03/01 (日) ~ 2020/03/09 (月)公演終了

満足度★★★★

「群盗」「殺し屋ジョー」と秀作の続いた俳小の翻訳劇の最新作。「沖縄世」に続き小笠原響演出舞台であったが..。
わが想像力の減退のせいか(はたまた疲労か)、人物の個体識別までは出来るが、語り手である青年と彼が育ったその家族の他の成員との関係(続柄)が判然とせず。。それでもこの物語の舞台の地方性(都鄙の差)や民族的事情による困難、家族としての苦悩などが苦くもノスタルジックに再現されている、という雰囲気は感じ取った。

桜花と風の追憶

桜花と風の追憶

空想嬉劇団イナヅマコネコ

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2020/03/07 (土) ~ 2020/03/15 (日)公演終了

鑑賞日2020/03/08 (日) 19:00

座席H列11番

価格5,000円

風の組、初日を観劇。負傷というアクシデントにめげず熱演した相澤香純さん、物凄く滑舌の良い滝川華子さんが特に良かった

ネタバレBOX

初演とはどこかが違うはずなのだが、きちんとは把握できていない。ただ、初演よりはわかりやすくなっているように思う。その分、サブキャラたちの活躍が若干減ったように思う
ガラ版「顔」

ガラ版「顔」

ガラ劇

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2020/03/04 (水) ~ 2020/03/08 (日)公演終了

鑑賞日2020/03/08 (日) 18:00

価格3,800円

Aチーム観劇。顔を作り続ける女優たちと、対極にある包帯の女。いくらでもすげ替えが効くものとした顔なのに、女達が脱ぎ捨てた顔を拾い集める様を滑稽と思わせる残酷さよ

ネタバレBOX

今回はちょっと難しかった。不条理な部分をもう少し解決してからラストに持って行ったほうが良いと感じた。それにしても音楽の力は偉大
バロック

バロック

鵺的(ぬえてき)

ザ・スズナリ(東京都)

2020/03/07 (土) ~ 2020/03/15 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2020/03/07 (土) 19:30

座席G列5番

愛憎渦巻く旧家の一族(いかにも横溝ファンの高木さんらしい(笑))・朽ちかけた洋館・嵐の夜、な三題噺にある種のSFネタ(?)も織り込み、さらに所々ユーモアもまぶした怪異譚。
当日パンフレットの挨拶文にあるようにホラーではないが、怪奇モノのジェットコースター芝居と言えるのではないか?

定評のある重厚で写実感あふれる舞台美術に加えて今回は照明も印象的。
怪奇モノにふさわしく基調は薄暗く、明るいのは逆光(眩しいよ!(笑))という。
逆光と言えば過去の場面を顔の識別がしづらい逆光にしたのは映像での手法の応用か?

また、同様に旧家一族を描いた 「悪魔を汚せ」が「ジトっとしてドロドロ」な印象だったのに対して本作は「スタイリッシュ(ちょっと違うか?)」な気さえするのは舞台が片や日本家屋、片や洋館という違いによるものもあるのではないか?とも思ったりして。

ネタバレBOX

あるきっかけから同じ部屋にいた人々が何人かずつに分かれて別位相のその部屋に飛ばされてしまうのは四次元的に空間がねじれたSFやパラレルワールドものを想起。
共骨

共骨

オフィス上の空

彩の国さいたま芸術劇場 小ホール(埼玉県)

2020/03/07 (土) ~ 2020/03/15 (日)公演終了

満足度★★★★

子供のころ亡くなった母の姿が視えるようになった少女が変容してゆく父との葛藤を経て自分の道を見つける過程を描く休憩無し約2時間15分、ちょっと長い気はしましたが、照明を工夫しての場面転換の妙、「共骨」なる不思議なタイトルの意味が最初と最後で変化するのが巧く、"あれ"の内容が心を打ちます。

対岸の絢爛

対岸の絢爛

TRASHMASTERS

駅前劇場(東京都)

2020/03/06 (金) ~ 2020/03/15 (日)公演終了

満足度★★★★

とても楽しめる大作!ホントにどうなるのでしょうか、IR問題。
(仕事上、生活安全課の警官と先日話せたのですが、パチンコってなくするわけにもいかないし...)

ご存知の方はわかると思いますが、ラスベガスのカジノってとんでもない大金が動いている印象があると思います。
ところが、総額・規模になると日本のパチンコのほうが2ケタは優に上だということなのですね。要するに、金持ちが気ままに使う×十億より、国際的にはまずまず経済水準の高い国民が蚕棚みたいな仕切りの中へ、生活のありったけを徹底的に投入するパチンコのほうが企業規模は圧倒的に大きい!ということになるでしょうか?
(しかも、そのダークな金が×朝鮮に送金され、ミサイルとなって帰ってくるという。アメリカはミサイル防衛システムなどを日本に売りつけたいので見て見ぬふりをしている...アメリカのスポークスマンは、こと×朝鮮問題になると『国益にならない』などと言います。要するに、×朝鮮はほおっておいたほうが国益になる、ということですね)
となると、パチンコに代わる何かが必要、ということにならざるを得ない。
という感じなのですが、たっぷり見れるのは良いとして、やはり2時間40分休憩なしは現代的ではないように思います。
どうしてもスピード感が落ちるというか、観客もそれなりに上の年代が多い気が...

何かの変化を求めたいが...次作に期待です。

朧にかすむ月

朧にかすむ月

劇団 CAT MINT

新宿シアターモリエール(東京都)

2020/03/05 (木) ~ 2020/03/09 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

持田千妃来さん出演。Cチームを観劇。
持田さんは元気な女子高生役で。「菅生ゼミ〜」に続いて、非クールな役、ぴったりはまってました。

コロナ禍への配慮のため、席の配置が変更になり、椅子の間がすべて空けてありました。そのため、指定席のC列は3列めのはずが4列めになったり。仕方ないことですね。
しかし、グループで離れ離れになった人もいて。さすがにそれはなんとかしてもらってました。

ネタバレBOX

主人公の過去と、ヒロインの過去。この2つがメインです。あとは知人カップルのそれぞれの過去。合わせて4つの話が出てきます。
ヒロインは母親の「代理ミュンヒハウゼン症候群」の被害者だった訳です。この症候群は、テレビで紹介されたりもして有名かも知れませんが、劇中であまり説明無かったのが気になりました。知らない人も多いと思うので。
主人公は弟の事故死についての責任を思い出します。最後、救われないまま、何も解決せずに終わります。良い終わり方だと思いました。解決などするはずもありません。
ハル役の中川慶二さん。滑舌的に、セリフが聞き取れないところ多数ありました。まだ子供、今後に期待します。
共骨

共骨

オフィス上の空

彩の国さいたま芸術劇場 小ホール(埼玉県)

2020/03/07 (土) ~ 2020/03/15 (日)公演終了

満足度★★★

8歳の時、母を癌で失った少女。思わず遺骨を食べてしまう。父との慣れない二人暮らしが始まる中、母の亡霊が現れ助けてくれるように。母が現れる時、決まって骨が痛み出す。
主演の新垣里沙さんがまた凄い。虚無演劇界のファム・ファタールのようだ。彼女の独り芝居でも良かったんじゃないかと思う程に圧倒的。アンナ・カリーナのように存在そのもので作品を成立させる。
『家族』という宗教、『愛』という宗教、『自分』という宗教に囚われて苦しんでいる人に、「そんなに大したものでもないよ」と少し気を楽にさせてくれるお芝居。自分が何に支配されているのかを色々と考える切っ掛けにも。是非観て貰いたい。

ネタバレBOX

中学を卒業後、父の頭がおかしくなり、亡き母と混同された娘は犯されかかる。家を出て振り込め詐欺グループと共同生活をするも、警察に摘発。母の弟にあたる叔父を頼って生活していく。母の亡霊が自分の妄想ではないかと葛藤。父を殺して自由になろうと決める。
中学の時の元彼が寄りを戻そうと口説くシーンが良かった。彼女の存在自体が自分を補完する“妄想”のパーツであるかのように求める。それこそがこの舞台のキーであり、求めているものは自分自身の欠けている“何か”なのだ。

このページのQRコードです。

拡大