最新の観てきた!クチコミ一覧

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十二人の怒れる男 -Twelve Angry Men-

十二人の怒れる男 -Twelve Angry Men-

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2020/01/10 (金) ~ 2020/01/20 (月)公演終了

満足度★★★★★

男性12人、120分の濃密な会話劇。男女ばらばらの作品を過去に見たことはあったが、男性しかいないのは映画以来見たことはなかった。
それだけに期待度大で拝見したが、役者たちの熱量、演出はその期待に応えてくれる見事な作品。
今年は最初から良い作品が見られた。

昭和歌謡コメディVol.12

昭和歌謡コメディVol.12

昭和歌謡コメディ事務局

ブディストホール(東京都)

2020/01/10 (金) ~ 2020/01/13 (月)公演終了

満足度★★★★

新たな舞台設定…築地の寿司屋シリーズになるのか?前回は学園ものであった。ソバ屋シリーズが長く続いていたことから、しばらくは試行錯誤といったところか。しかし この寿司屋の物語は自然というか納得の人物設定、ソバ屋シリーズに通じるものがあり、人情劇としては面白い。それと白石まるみサンのキャビンアテンダント姿など、観(魅)せてくれる。
第2部はカマダセイコサンがトップバッターとして大いに盛り上げて楽しませてくれた。歌謡ショーとして懐かしい曲を次々と聞くことが出来て満足。さらに1部同様、ずいぶんと体を張ったシーンもあり、サービス精神旺盛だ。基本的に芝居+歌謡のスタイルは変わらないが、今回の歌謡はじっくり聴かせるといった印象を受けた。
(上演時間1部60分 2部60分 途中休憩15分)【ゲスト:直江喜一】

さよならニーナ~僕は生きることしか知らない~

さよならニーナ~僕は生きることしか知らない~

演劇企画ユニット劇団山本屋

ウッディシアター中目黒(東京都)

2019/12/26 (木) ~ 2019/12/30 (月)公演終了

満足度★★★★★

観劇納めに相応しい素晴らしいお芝居が観れた。
芸術とは、才能とは、報道とは、罪とは、償いとは・・・
様々な問題を真正面から突き付けられたような気分
ラストがどうなるのかとても気になった。作者もハッピーエンドにすべきか迷われたのでは?大正解だったと思います。満ち足りた気持ちで劇場を後にできました。
今後の作品も大いに楽しみです。

スノー・ドロップ

スノー・ドロップ

感情7号線

劇場HOPE(東京都)

2020/01/11 (土) ~ 2020/01/19 (日)公演終了

満足度★★★★

時間がテーマのお芝居。開演時刻を演出に利用するとは。でも、開演時刻は作品の一部だと思うので、テーマに関係なく定刻開演を追求してもらいたい。
最初はSF?って思ったけど、切ないラブストーリーですね。

共演者

共演者

2223project

小劇場 楽園(東京都)

2020/01/09 (木) ~ 2020/01/15 (水)公演終了

満足度★★★★★

バックヤードものは妙なリアリティーがある。色々と想像してしまうが、それがまた楽しい。高校演劇部出身という設定もこれまたリアル。
4人のキャラ設定が絶妙。短編に加筆したとのことですが、10年後を舞台にした続編を是非お願いしたい。

星になった二人

星になった二人

語りと和楽の芸人衆 かたりと

北とぴあ ドームホール(東京都)

2020/01/11 (土) ~ 2020/01/11 (土)公演終了

鑑賞日2020/01/11 (土)

価格2,800円

13:30の回(晴)

「語りと和楽の芸人衆 かたりと」も2014/11の初観劇から5年を過ぎました。

島薗邸、森鷗外記念館、殿上湯、旧安田楠雄邸庭園、光鱗亭ギャラリー、一欅庵、求同会館
記憶の蔵、みたか井心亭、早稲田奉仕園スコットホール、歌舞伎座 花篭ホール、プーク人形劇場、
前回の代々木能舞台は膝痛で欠席、そして本公演。

採り上げる作品らしさが会場選びにも現れています。

今回は、王寺駅近くの複合文化施設「北とぴあ」(1990/9オープン)内の
2014/3にクローズした元プラネタリウム「ドームホール」。
プロジェクター、ピンスポットライト等あり
ゆったりとした座席、半円の天井にドームらしさを感じます。

ドーム内の球面に夜空こそ映りませんがライトの照明が
大きな月のように背景として映り、
そこにプラネタリウムにいるという意識が重なります。

作品は芥川、太宰各2作。

「語り手」は客席へ、影絵のように映る「後ろ向きの語り手」は月に向かって。
ひとつの作品世界を表裏から投影しているようにみえました。
4作品とも青空文庫に収録されていましたが、読むのは古びた文庫本がいいな、と思います。

月光の妖しさに、時を遡った、過ぎ去った、その作品が生まれた時代の香りを感じるようです。
どの作品も気がつけば不思議な視点に立っていて大いなる余韻に浸るのでした。

Crime - 1st  -

Crime - 1st -

Sun-mallstudio produce

サンモールスタジオ(東京都)

2019/12/21 (土) ~ 2019/12/27 (金)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/12/24 (火) 14:30

価格3,000円

実在の事件を題材とした3編オムニバス。第一弾は女性による犯罪に限定しつつ、スタイルに加えサブテーマも「逃亡生活」「親子」「夫婦」と異なりバランスも良い。
それにしても各編とも逃亡者・加害者の心情を克明に描いているので納得するどころか共感してしまいそうでコワい。

【The Stone Age ブライアント「明日も逃げる」】
犯罪そのものではなく犯行後の隠遁・逃亡生活を描く。普通に振舞っていながらも内心は……などと想像させ、ある意味その豪胆さに驚くと言うか呆れると言うか。

【芝居屋風雷紡「Silent Night」】
小6で同級生を殺した少女が施設生活を終え帰ってきた犯行6年後の聖夜、被害者の父が訪れ……から始めて少女の犯行動機・心情のみならず親の気持ちをも描く。動機・心情は加害者・被害者とも「いかにも小学生」だが考えようによっては大人でも似たようなものではないか?などと思う。また、被害者父の心境は、事件に至るまでも含めて切ない。
ところで、メインの流れに集中するあまり、おそらく舞台端で同時進行していたであろうケーキの仕上げに全く目を向けなかったのは痛恨。(笑)

【singing dog「自由の果て、の不自由」】
エリート会社員を殺害した妻の心情。内容もさることながら終盤、「女の姿が見える」場面の照明(による影)の効果が内容を表現するとともに美的にも優れていたと思う。

【おまけ】
「-1st-」とあるように、今後第二弾、第三弾と続くことが予期され、するとあの団体やその団体が起用されることもあるのか?と早くも期待。

ハツカネズミと人間

ハツカネズミと人間

Triglav

スタジオ「HIKARI」(神奈川県)

2020/01/10 (金) ~ 2020/01/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

2018年末大森の地下スペースで『ピローマン』の見事な上演をやったTriglav。今回は神奈川の青少年センターHIKARIスタジオで前作とは随分異なる舞台風景だったが、期待を裏切らずクオリティの高い舞台であった。ほぼ真四角の舞台を三方客席(二段若しくは三段)でゆったり囲み、平台箱足を組み合わせて全四場四通りの装置を組む。
同演目は10年以上前に東京芸術座の渋いアトリエ公演で観て印象深い舞台だったが、終盤の強烈な展開は忘れようもなく、にも関わらずその時点に至る場面場面が新鮮に立ち上がっていた。
以前の多目的室を改良して「小劇場」に生まれ変わったHIKARIスタジオの劇場としての可能性を展望させる舞台でもあった。

STAGE ~舞台、位置、足をつける場所~

STAGE ~舞台、位置、足をつける場所~

丸福ボンバーズ

ザ・ポケット(東京都)

2020/01/10 (金) ~ 2020/01/13 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2020/01/11 (土)

11日17時開演回(130分)を拝見。

ネタバレBOX

素人が言うのもおこがましいが、よく練られた脚本。
各所に仕掛けられたくすぐりも効果的だったし(とりわけ、梅里アーツさんの「ラグビーW杯日本代表」は大反則w)、落としどころも綺麗に決まっていた。
終演後の観客の声に耳を傾けてみても、泣き笑いの舞台だったことが改めて肯ける130分。

役者陣。ベテラン・若手の別なく好演。個人的には、橋爪渓さん・細川遼さんのMRコンビに特に好感を抱いた。

なお、板の上に立つ演技陣は勿論のこと、受付、会場案内のスタッフに至るまで、(目に見える範囲内だが)座組みのチームワークの良さが伺えて好印象。

【配役】
田布施美波…八木さおりさん
田布施剛太郎…野崎数馬さん
高橋ゆかり…春山椋さん
越本みそら…ツチヤナナミさん
越本はじめ…西川浩幸さん
磯山仁子…橋爪渓さん
角田靖司…細川遼さん
大門寺知子…竹内晶美さん
真池利一…梅里アーツさん
浅沼知代…渡邊杏奈さん
石黒玄…NORIYASUさん
井上光…吉田雄樹さん
神谷詩織…大久保聡美さん
山田花代…嶺岸加奈さん
三枝和彦…なすびさん
チトフナマンさん(千歳船橋のご当地ヒーロー?)
雉はじめて鳴く

雉はじめて鳴く

劇団俳優座

俳優座劇場(東京都)

2020/01/10 (金) ~ 2020/01/19 (日)公演終了

満足度★★★★

さすがに手堅く巧い。

赤子はゆりかごの中で

赤子はゆりかごの中で

IN EASY MOTION

シアター711(東京都)

2020/01/07 (火) ~ 2020/01/12 (日)公演終了

満足度★★★

ストーリーにちょっと散漫さを感じた。さすがにデリヘルは強引に思えた。むやみな大声も耳障り。

雉はじめて鳴く

雉はじめて鳴く

劇団俳優座

俳優座劇場(東京都)

2020/01/10 (金) ~ 2020/01/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

爽快にやられました。

ネタバレBOX

雉はケーンと鳴きますが、雉が初めて鳴く、即ちケンは主張できるくらい大人になったってわけで、雉も鳴かずば撃たれまいなのですが、鳴いたことによって周囲が反応して助けてくれて無事高校生活を続けることができましたという話。

そして、後ろに出てくる男女は父親とその母(ケンの祖母)だとばかり思っていたら、30年後のケンと避難所として守ってくれた担任の女先生だったということが分かってやられたなと思いました。

ただ、内容の割には舞台が広すぎて横スクロールが目立ち、立体感がありませんでした。また、若い人のお芝居に慣れたせいか、全く若さが感じられませんでした。
雉はじめて鳴く

雉はじめて鳴く

劇団俳優座

俳優座劇場(東京都)

2020/01/10 (金) ~ 2020/01/19 (日)公演終了

満足度★★★★

人間関係の微妙な距離、甘酸っぱい三角関係、愛情一歩手前の親密さを巧みに描く横山拓也らしい舞台。小劇場とは違って、広い舞台を、効果的に使った演出もよかった。

高校の女性教師ウラカワ(若井なおみ)を避難所にする男子生徒ケン(深堀啓太朗)。サッカー部の新キャプテンになった彼の家は、母親(清水直子)が夜勤に疲れ、酒に頼って家事はできず、ケンが主婦代わりである。いわゆるヤングケアラーとして、健気に母を支えているが、もう限界になっている。父親は母親を見捨てて家を出たまま、2年以上帰ってこない。

一方、新しく学校に赴任してきたカウンセラーのトモエ(保亜美)に、ケンに思いを寄せる女子マネージャー(後藤佑里奈)が、ケンとウラカワが抱き合っていたのを見たと相談を持ち込む。はたしてケンとウラカワは教師と生徒の一線を超えてしまったのか。独身のウラカワは、不倫関係にあるトガワ先生(宮川崇)との関係も終わらせたい。シリアスなドラマに、空気の読めないおせっかいな教頭(河内浩)が笑いをおりこみ、スピーディーで緩急のある舞台は、非常に濃密な時間を作り出す。

俳優は母親役の清水直子や教頭役の河内浩の脇役がしっかりと要所を締め、ウラカワの若井なおみとケンの深堀啓太朗の主役は、落ち着いた抑制的な演技でよかった。カウンセラー役の保亜美が教頭に次ぐ、第二のトリックスターで、洒脱な演技で笑いを誘っていた。

ネタバレBOX

最後、ウラカワ先生は「私が責任を取る」とからだをはって、ケンを守る。しかし、決して、無責任に恋愛関係にはいりこむわけではない。二人だけになったカウンセリングルームでハグを求めっれても「そういう気持ちには答えられない」と一線は守る。教師としてどこまで生徒に寄り添えるのか、という課題設定はリアルだった。トガワの「ちょうどいい位置から見守るしかない」という、通り一遍の対応とは違う。

舞台の奥の崖の上に時折現れる車椅子の老女と中年男が、最後、30年後のケンとウラカワとわかる。その種明かしで、それまで見えていたのとは全く違う景色が見えてくる。これは意表をつかれた。互いに年輪を重ね、教師と生徒という関係を超えた二人のハグは切なく愛しいものだった。
STAGE ~舞台、位置、足をつける場所~

STAGE ~舞台、位置、足をつける場所~

丸福ボンバーズ

ザ・ポケット(東京都)

2020/01/10 (金) ~ 2020/01/13 (月)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2020/01/11 (土) 17:00

登場人物全員に共感。
嫌な気持ちにさせる悪役が皆無なのに引き込まれる舞台。
公演期間が短かすぎてクチコミが広まる前に終わっちゃいそうなのが残念で仕方ない。
西川さんも出演してるのでキャラメルボックスサポーターは行っとかないと一生後悔するぐらいの傑作舞台でした。

共演者

共演者

2223project

小劇場 楽園(東京都)

2020/01/09 (木) ~ 2020/01/15 (水)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2020/01/11 (土) 19:30

人間らしさを感じる舞台で、温かな気持ちになりながらも、つい笑ってしまった。

昭和歌謡コメディVol.12

昭和歌謡コメディVol.12

昭和歌謡コメディ事務局

ブディストホール(東京都)

2020/01/10 (金) ~ 2020/01/13 (月)公演終了

満足度★★★★

これが今年の観劇初め。今日のゲストは直江喜一氏。第一部の寿司屋を舞台にしたコメディは、以前のソバ屋篇に比べるとまだ安定感に欠ける感もあるけど、気楽に笑えるこういう公演を続けてくれるのは本当にありがたい。

雉はじめて鳴く

雉はじめて鳴く

劇団俳優座

俳優座劇場(東京都)

2020/01/10 (金) ~ 2020/01/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

横山拓也の書き下ろし。舞台は、とある高校。独身の担任教師(女性)と、精神的に問題のある母親を世話する教え子(男子)との〝恋愛〟事件を軸に、ヤングケアラーという極めて現代的なテーマを投げかける。家庭に事情を抱えた生徒とどう向き合えばいいのか、女性教師の悩みが手に取るように伝わってくる。おそらく真面目で熱心な教師ほどぶつかる難問なのだろう。よく取材された脚本。俳優陣の熱演もすばらしかった。特にトンチンカンな教頭役は、シリアスドラマに唯一笑いをもたらす存在として光っていた。問題作。

ネタバレBOX

物語の序盤と終盤に、30年後の教員と教え子が登場する。しかし、それが30年後であることに、最初は気づかない。その演出をどう見るか、評価は分かれるのではないか。
貞奴と呼ばれた女

貞奴と呼ばれた女

あらら企画

川崎市アートセンター アルテリオ小劇場(神奈川県)

2020/01/11 (土) ~ 2020/01/11 (土)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2020/01/11 (土) 11:00

貞奴のことは川上一座に参加したくらいまでは少し知っていましたが、その後のことは知りませんでした。貞奴(とその周辺の人々)の波乱万丈の人生をひとりで丁寧に描き切った力作。

十二人の怒れる男 -Twelve Angry Men-

十二人の怒れる男 -Twelve Angry Men-

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2020/01/10 (金) ~ 2020/01/20 (月)公演終了

満足度★★★★

演者の皆さんが役に入り込んでました。
あのテンションをあと何公演継続するのか・・・。
とても面白かったです。

十二人の怒れる男 -Twelve Angry Men-

十二人の怒れる男 -Twelve Angry Men-

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2020/01/10 (金) ~ 2020/01/20 (月)公演終了

満足度★★★★

おすすめです
はじめから、引き込まれて
あっというまに...って感じでした
パイプ椅子でも気にならない位ですよ

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