
僕は肉が食べたくて裸(ラ)
南京豆NAMENAME
新宿シアタートップス(東京都)
2025/05/28 (水) ~ 2025/06/01 (日)公演終了

僕は肉が食べたくて裸(ラ)
南京豆NAMENAME
新宿シアタートップス(東京都)
2025/05/28 (水) ~ 2025/06/01 (日)公演終了

僕は肉が食べたくて裸(ラ)
南京豆NAMENAME
新宿シアタートップス(東京都)
2025/05/28 (水) ~ 2025/06/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
舞台とは直接関係ありませんが、幕開けまでの曲の選曲のいいこと。あと、新宿シアタートップスの音響のいいこと。で、舞台ですが、オムニバス形式でいろんな話が同時並行に進むこともあり前半はちょっとわかりにくかったかなと。でも、後半に入ると人間関係や話がその後どうすすんでいくのか見えてきて「ああ、なるほどね…」と思いながら見ることができました。

フツーの生活 長崎編
劇団昴
Pit昴/サイスタジオ大山第1(東京都)
2025/05/22 (木) ~ 2025/06/02 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2025/05/29 (木) 14:00
座席1階
中島淳彦の戯曲とあって、絶対にはずれはないだろうと思って板橋区大山に出かけた。この劇場は小劇場の中でもスペースは広くないが、それをきっちり生かして役者と客席が1メートルも離れていない迫真の舞台を味わうことができた。
先の戦争が終結する直前、昭和20年8月の長崎。舞台は小さな病院で、空襲などでけがをした男たちと、治療に当たる医師・看護師の物語だ。人間の物語には定評がある中島の作品らしく、入院患者とその家族一人ひとりに大切な物語を盛り込んだ。これらを交錯させながら舞台は進み、原爆投下の日を迎える。
演出は「踊る大捜査線」でも活躍した北村総一朗。どんな演出をするのだろうと楽しみだったが、結論から言うとお見事。4つのベッドがある病室がメーンの舞台だが、小さな段差を降りたスペースを病院の中庭に仕立て、その脇には真っ盛りのヒマワリ。このヒマワリがとても重要な役割を果たす。原爆投下のシーンもとてもインプレッシブだった。
戦後80年、必見の舞台だ。

『イライラの依頼人とベンベンの弁護人』
コケズンバ
サンモールスタジオ(東京都)
2025/05/27 (火) ~ 2025/06/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
(笑えた度)5(今感)3(完成度)5
芝居を観てあれこれ考えるのに疲れたので今日はシンプルに笑いだけを求めてサンモールスタジオへ。
こういう完成度の高いエンターテイメントの逸品が、こんな小さな小屋(失礼!)でしれっとかかっているのが東京のいいところ。都市の文化度が高い気がして嬉しい。

穴熊の戯言は金色の鉄錆
MCR
ザ・スズナリ(東京都)
2025/05/21 (水) ~ 2025/05/28 (水)公演終了

リア
劇団うつり座
上野ストアハウス(東京都)
2025/05/28 (水) ~ 2025/06/01 (日)公演終了
実演鑑賞
こちら自分的には「篠本演出」舞台という括り、そのアングラ作品部門、という具合であるが、そう言えば第一回公演は知人の出演もあり、縁故観劇であった。ワークショップから立ち上がったと言い(中核メンバーは居る)さもあらんとの印象と同時に(岸田理生作品のムツカシさにも関わらず)巧く仕上げており俳優の動きがしっかりしている。見れば篠本演出、しっかり仕事をされてるな、と敬服の度を高めた次第であった。
以来二度目の観劇。やはり岸田作品だが「リア」は未見かつ概要も知らない作品で、リア王をどう岸田理生世界に生きさせるのか純粋に興味、と共に勿論篠本氏がどう料理しているのか楽しみに劇場へ着いた。
全体がアンサンブルでの構成で俳優の比喩的活用が顕著。形を面白く眺めながら比喩の解釈に意識が持って行かれていたが、中盤以降、徐々に突出する俳優力を注視していたら、リア役が篠本氏であった(ポマードでテカった分け髪の印象と乖離して気づかなかった)。
岸田理生のリアは、リア王が辿る帰趨に違いは無いが娘は二人、権力を貪る性質の姉と、王に耳心地よい言葉を与えなかった科で追放される妹(原作では三女)、姉は三つの化身を持つ、としている。リアには二人の道化と一人の護身兵を伴わせて旅をさせるが、王の座についた姉(長女)による執拗な干渉に見舞われ、流浪者の最後のよすがである「自由」さえも許されず非業の死を遂げる。長女が完全な「己自身のための己」を手にするや彼女は死者たちの影に怯え始める。ラスト、冥府にて父が悠然と現れ、彼女と対峙する。

リア
劇団うつり座
上野ストアハウス(東京都)
2025/05/28 (水) ~ 2025/06/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
今回の公演では受付時点で履物を脱ぐ、能楽堂での観劇を連想したがその通りであった。分かり易い。華5つ☆ 追記後送

六道追分(ろくどうおいわけ)~第四期~
片肌☆倶利伽羅紋紋一座「ざ☆くりもん」
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2025/05/28 (水) ~ 2025/06/08 (日)公演終了

Brother~another father~
“STRAYDOG”
アトリエファンファーレ高円寺(東京都)
2025/05/28 (水) ~ 2025/06/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
面白い、お薦め。
急死した父(享年63歳)の葬儀の日、兄弟と妹の奇妙な再会。説明にある「訳あり」が肝。途中まで兄弟妹の関係性が ぼんやり していたが、長男 藤沢夏雄が母からもらった手紙を読む(懐述する)ことで、はっきりしてくる。いや 表面的な関係は、当日パンフに登場人物の相関図があるから分かるが、物語は 真の意味で兄弟妹を実感するまでの過程を描く。それぞれの関わり方や関係性が じわっと伝わってくる感覚が心地良い。
故人の遺骨や遺影の前での騒動、その笑い泣き叫び が観客の感情を揺さぶる。そして家族の思い出は、父が作ったハンバーグ、それが もう食べられないといった心残り 無念さが、兄弟妹の思いを熱く強くする。同時に、妻や親戚(義兄)との蟠りのような感情が溶けていく温かさ。少しネタバレするが、兄弟妹が一晩 同じ部屋で寝る、その時に見た夢の中で 全員がダンスをする、といったエンターテインメント性も高く 魅せる。そして上演前に流れているサザンオールスターズの曲が、後々 大きな意味を持つ。
役者陣の軽妙洒脱な演技が、物語を面白くしている。1人ひとりの性格や立場、置かれている状況を会話の中でさり気なく説明していく。そして舞台となるのが子供部屋、その設定が実に巧い。妻や恋人との距離感や今の状況、その底流にある 子への愛しさ優しさが浮き上がるようだ。見終わって清々しく、そして優しい気持ちになれる珠玉作。
(上演時間1時間35分 休憩なし)【Aチーム】

僕は肉が食べたくて裸(ラ)
南京豆NAMENAME
新宿シアタートップス(東京都)
2025/05/28 (水) ~ 2025/06/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
ある女性の半生記。こりゃまたそーぜつに面白い。ファンキーで過激なステージであるが、社会問題てんこ盛り。ググっときましたね。

Brother~another father~
“STRAYDOG”
アトリエファンファーレ高円寺(東京都)
2025/05/28 (水) ~ 2025/06/01 (日)公演終了

リア
劇団うつり座
上野ストアハウス(東京都)
2025/05/28 (水) ~ 2025/06/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
舞台セット無し、真っ黒な中で真っ黒の衣装での演技、ライトと音楽での演出なかなかですね。
元の王と次に王となる長女とのやりとりは見応えあり有り。
サックスホーンと薩摩琵琶の演奏は聴き応えありますね。
サックスホーンの使い方は、こんな使い方するのかと感心しました。

最終兵器ピノキオ〜蜃気楼の向こう側〜
X-QUEST
すみだパークシアター倉(東京都)
2025/05/09 (金) ~ 2025/05/13 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
ピノキオ(とシンデレラも少々)をモチーフに人類を絶滅させることができる最終兵器であるピノキオを鹵獲/破壊しようとする勢力も描いたSFバトルファンタジーアクションロマン(←なげーよ!(笑))。
得意の便利棒を使ったアクションは言わずもがな冒頭の自由落下しながらの空中戦場面で時折浮遊感を感じさせる演者たちのしなやかな動きが絶品。それに新旧ネタのパロディ/オマージュや詩的な台詞が加わり「トクナガ作品ど真ん中」な感じ。
また、イントレで組んだシンプルながら高低差のある装置やそれぞれの個性を表現した衣装など舞台美術も見事。
いやぁ、いいモン観たなぁ♪
衣装と言えばピノキオが「初號機カラー」なのにニヤリ。

フツーの生活 長崎編
劇団昴
Pit昴/サイスタジオ大山第1(東京都)
2025/05/22 (木) ~ 2025/06/02 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
いろんな人がそれぞれの背景を持ってこれからを見て今いる
それがフツーの生活
そして一瞬に消えて無くなる人と生活
でもここに出てくるフツーはフツーであってはいけない
とても印象に残る劇だった
役者さんも一人ひとりが良かった
・・・
各地で起こっていることを考えてしまう

僕は肉が食べたくて裸(ラ)
南京豆NAMENAME
新宿シアタートップス(東京都)
2025/05/28 (水) ~ 2025/06/01 (日)公演終了

蝉追い
劇団桟敷童子
すみだパークシアター倉(東京都)
2025/05/27 (火) ~ 2025/06/08 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
今や油断してるとあっという間に予約がいっぱいになってしまう劇団さん
物語性を追うというより作演が経験した認知症への戸惑いを追体験するような作品
高齢層の方々は認知症に成る側と世話する側のどちら目線で観てたのか気になりました
夏の日差しが眩しかったです
セミの鳴き声は鳴き出したらうるさいだけだから意識させなかったんでしょうか
帰りに見たスカイツリーがだいだい色でした

僕は肉が食べたくて裸(ラ)
南京豆NAMENAME
新宿シアタートップス(東京都)
2025/05/28 (水) ~ 2025/06/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
面白かったです。
正直、初めは訳が分からなかったのですが、最終的には自分の中で回収されました。
目まぐるしい展開、衝撃的な内容ですが、根底は純粋なラブストーリーなのかなと感じました。
独特(?)な舞台で、好みが分かれるかと思いますが、嵌る人は大好物だと思います。

驟雨(Syuuu )
劇団芝居屋
中野スタジオあくとれ(東京都)
2025/05/20 (火) ~ 2025/05/25 (日)公演終了

僕は肉が食べたくて裸(ラ)
南京豆NAMENAME
新宿シアタートップス(東京都)
2025/05/28 (水) ~ 2025/06/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/05/28 (水) 19:00
価格4,300円
多分にAC的要素がそれぞれにあって、ただそれだけではない所謂障害の要素も複合していて、それを利用するものと、なかなかにして難しかった、展開も含め
根幹にあるのは無垢と寂しさ
そこに胸打たれる自分がいて、いろいろありすぎて追っていくのが精一杯というか
考えすぎかもだけれど、そこまでいかないと理解できない固定概念もあって、かなり観る人を選ぶのではなかろうかと
あの関係性だからこそ成り立つ営み
いや、成り立ってはいないのか
それご共依存ともとれる
あまり良い未来は想像できないが
願わくば幸あれ