
トタン屋根でスキップ
ここ風
シアター711(東京都)
2020/02/05 (水) ~ 2020/02/11 (火)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2020/02/05 (水) 19:00
座席1階3列5番
価格3,500円
老若男女、誰が観ても楽しめそして泣ける作品です。
11日(火)まで上演中なので下北沢に買い物の序でに
何か観ようと思って迷っている方などにも是非お薦めです。

苺と泡沫と二人のスーベニア
ものづくり計画
上野ストアハウス(東京都)
2020/02/05 (水) ~ 2020/02/09 (日)公演終了
満足度★★★
チケットプレゼントで拝見。約90分だけど、間延びした印象を受けるのは、シーンチェンジのタイム感がやや一本調子に思えるからか。あと回想シーンの処理も今一つ。前回の「夜を、徘徊。」は、暗転でテンポを切らずに照明の切り替えだけでシーンを変えていくオムニバス映画っぽい作りで、そこが面白いと思ったのだけれど、今回はみなみと研二郎の関係がメインっぽいのに、そこがうまく浮き出てこないなあと。

コタン虐殺
流山児★事務所
ザ・スズナリ(東京都)
2020/02/01 (土) ~ 2020/02/09 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2020/02/08 (土) 19:00
流山児事務所と serial number の詩森ろばの合体は、4年前の『OKINAWA 1972』に続く第2弾だが、優れた社会派エンターテインメントだった。アイヌ問題を題材に、17世紀のシャクシャインの戦いを軸に、1974年の白老町長刺傷事件も扱う展開だが、現代のすすきののキャバレーも登場させるなど、シリアスな部分とエンターテインメントのバランスがよくとれている。出演者の急病で配役の変更など大変な部分もあったようだが、それを感じさせない舞台だった。

苺と泡沫と二人のスーベニア
ものづくり計画
上野ストアハウス(東京都)
2020/02/05 (水) ~ 2020/02/09 (日)公演終了
満足度★★★
もの作り計画ということで、かなり期待して観劇。前作の瀬戸の花嫁やその前の天狗ラジオの感じで拝見したので、少し違うと思ってしまいました。本作は若手で元気よく演じられていて、よかったと思いますが、心に響く、共感できる部分は少し表現しきれなかったかなという感じでした。27歳もまだまだ若いので、若いうちはいろいろできる的な内容も少しだけ違和感かな。今後の皆さんの活躍に期待です。

トタン屋根でスキップ
ここ風
シアター711(東京都)
2020/02/05 (水) ~ 2020/02/11 (火)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2020/02/07 (金) 19:00
本当に観て良かったと思える舞台でした。
観てから二日経っているけど、内容が色褪せずに残っている。視覚と心に。

トタン屋根でスキップ
ここ風
シアター711(東京都)
2020/02/05 (水) ~ 2020/02/11 (火)公演終了
満足度★★★★★
とてもよい作品でした。関西弁のテンポよい会話で始まり、笑いありそして涙ありのあっという間の2時間弱でした。セットもとても良くできていて、臨場感ありました。役者の皆さんのお芝居も、会話から内面も見え隠れして、茜さんの明るさが反対に切なく感じたりして。とにかく見所たくさんで、ここ最近で、とてもよかったと思える内容でした。次回も期待しますね。好きな団体の一つになりました。

苺と泡沫と二人のスーベニア
ものづくり計画
上野ストアハウス(東京都)
2020/02/05 (水) ~ 2020/02/09 (日)公演終了
満足度★★★
若手の役者さんを中心にしており,いつものメンバーのものづくり計画の芝居ではなかったからか?ストーリーにも感動や意思を伝えるものはなく,ただの観劇で終わってしまい,ちょっと残念な芝居であった。

成り果て
ラビット番長
紀伊國屋ホール(東京都)
2020/02/07 (金) ~ 2020/02/09 (日)公演終了

ゲキぴよ〜ひよっこ演劇祭2020〜
演劇企画団体ひよっこ
北池袋 新生館シアター(東京都)
2020/02/07 (金) ~ 2020/02/09 (日)公演終了

-127birth
こわっぱちゃん家
シアター風姿花伝(東京都)
2020/02/06 (木) ~ 2020/02/09 (日)公演終了
満足度★★★★
重いテーマの割に芝居が激し過ぎないのが良いと思う。
ストーリーはシンプルだけど、男女で受け止め方が全然違ってくるんお芝居なんじゃないかな。

おんにょろ盛衰記
糸あやつり人形「一糸座」
座・高円寺1(東京都)
2020/02/05 (水) ~ 2020/02/09 (日)公演終了
満足度★★★★
演出家としての名前はよく聞いていた川口氏の本格舞台を初めて鑑賞。上手花道に謡い方と太棹の弾き手が二名ずつ、下手側には敷物の上に太鼓と鳴り物の演奏者。おんにょろ役に元唐組俳優丸山厚人、他は黒衣裳で人形を操る。途中、京劇あり、大蛇のうねりの舞いあり。伊藤雅子の装置の特筆は舞台下手上方に吊られた、うねる曲線で切り取られた大きな板。背後の黒にくっきり浮かんでいる。照明の当りで見え方が変わるが、後半、村人が喋くる場面でふと、板の輪郭が裏返し、周囲の黒部分が山、境界が稜線に見えた。
「おんにょろ」は以前戯曲を読んだが舞台は初めて。糸操り人形劇である事、語りや音曲の使用により、民話的世界がうまく舞台化されていた。

沖縄世 うちなーゆ
トム・プロジェクト
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2020/01/25 (土) ~ 2020/02/02 (日)公演終了
満足度★★★★
古川健氏の新作戯曲を久々に。青年座、昴、文学座、「斜交」と、評判の聞こえた書下し作品はいずれも見逃したが、今作はテーマが沖縄という事で足を運んだ。
手堅い印象のある小笠原響によるタイトな演出であったが、難点を先に言えば演技面で人物に入りづらさを覚えた。作品へのこだわりと制作(集客)面と、バランスを考えつつのキャスティングも悩む事だろう。
歌い手・島田歌穂が一つの目玉ではあったが(といっても披露されるのは島唄を鼻歌程度)、技を持つ俳優ゆえか、それとも演出か、技巧的・作為的演技は魅せるが、その時その人物に「なっている」のでなく「見せている」、役と役者との距離を感じる箇所が気になる。意図明確な場面での作り方は流れるようだが、最後は人物そのもの、そこに確かに誰それが居る・・その確信に勝る娯楽はない(と最近どこかで書いたが)という意味で、主要人物だけにもう一歩深い彫りが欲しかった。それは他の俳優にも散見されたのだが、古川健の大人しめの台詞運びが「書き切れていない」のか、台詞の背後を「読み切れていない」のか場面処理の問題かか・・勿体無い感があった。
この作品の命は、瀬長亀次郎(沖縄戦後史で最も著名な政治家)をモデルにした島袋亀次郎が、沖縄人民に向かって語り掛ける言葉である。島袋役の下條アトムが、彼が人心を掴み、鼓舞し続けた演説を生の声にした。この芝居の要はこれに尽きると言って過言でない。
ドラマの構造は圧政に屈せず道理を訴えていく勇気を鼓舞するこの演説の、背景としての人々の暮らしがあり、その事がまた演説に反映されていく関係にある。願わくは平場のエピソードが、「人々の暮らし」として普遍性をもって見えて来たかった(彼に繋がる人らの逸話は史実がモデルなのだろうけれど)。
見終えて思うのは、「大和」の罪の裏返しとも言える土地であり、一つのテーマでもある「沖縄」を語る難しさ、そして大事さ(無論ヤマトンチュにとっても)。東演「琉球の風」(中津留章仁)、文化座「命どぅ宝」(杉浦久幸)、そして今作。もっともっと語られたい。

成り果て
ラビット番長
紀伊國屋ホール(東京都)
2020/02/07 (金) ~ 2020/02/09 (日)公演終了
満足度★★★★★
満席状態であったが、場内整理も手際良くスタッフがテキパキ動き、適切な声掛けをしてくれるので大入りにも関わらず混乱がないのも良い。
幕開き前には男女ペアの棋士による将棋解説も板上で行われ、将棋及び将棋界のアウトライン、ルールなどを分かるようにしている点もグー。幕開き後は、場転の殆どを1階、2階の明暗転でやっているので場面転換が非常にスムースに運び観劇しやすい。無論、こういった流れの中にも変化をつけている場面があったのは流石である。この劇団の演目は今の所一応4つということができようか、今回扱われている将棋、少し前から今後もこの国ではハッキリ傾向の出ている老齢化社会問題(殊に介護)、野球、そしてノワール(人間の自然破壊の齎す自然からのしっぺ返し)、更に5番目の用意もあると自分はみているが、今ここでは明かさない。(追記2020.2.9 23:46)

ゴールドマックス、ハカナ町
桃尻犬
OFF OFFシアター(東京都)
2020/02/05 (水) ~ 2020/02/11 (火)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2020/02/07 (金) 19:30
テンポの良さが身上の掛け合いが素晴らしく
怒涛の台詞に惹き込まれていく。
中でも堀靖明さんの“ピュアで思い込みの強い”キャラが
存分に活かされていてとても良かった。
ラストがハカナ過ぎて思い出しても哀しい。
人の幸せってなんだろう?

好きな子として、生きていく
怪奇月蝕キヲテラエ
新宿眼科画廊(東京都)
2020/02/07 (金) ~ 2020/02/11 (火)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2020/02/07 (金) 15:00
価格2,000円
女流棋界(←用語的にアリ?)振興のために元棋士である連盟事務員が考案した策の顛末。
その策もいかにもイマドキのものでありそうだし、女流棋士たちの変人ぶり……もとい、強烈な個性(爆)はマンガチックでありつつ「そういう人ももしかするといるのかも?」でニヤニヤ。
また、会話も随所に巧い(あるいは笑える)部分があって愉しい。
将棋・将棋界に疎くても当日パンフレットや劇中の台詞に説明的な部分があったりするので問題なし。(よって早めに入場して開演前に当日パンフレットに目を通しておくことを強く推奨)
暗譜(?)での対局場面などもあるけれど、駒の進み方程度しか知識のないσ(^-^) でも楽しめたし。
それにしても元々将棋が好き(そういう劇作家さんは複数いらっしゃるしその作品も観ている)というのではなく本作の為に学んだという三浦主宰、スゴいな。

野兎たち【英国公演中止】
(公財)可児市文化芸術振興財団
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2020/02/08 (土) ~ 2020/02/16 (日)公演終了
岐阜の劇場と英国の劇場による新作。約2時間20分、休憩15分含む。面白かった!国際結婚する男女の家族が日本で初対面。双方が問題を抱えており…。転換も展開もスピーディーで会話に説得力あり。説明しすぎないのもいい!ラストの余韻が持続。いいもの観た♪東京、岐阜の後に英国公演あり。

野兎たち【英国公演中止】
(公財)可児市文化芸術振興財団
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2020/02/08 (土) ~ 2020/02/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
初日。脚本も役者さんも素晴らしい。テーマも普遍的で飽きない。テンポやエンディングも私は好きです。キワドイ内容や表現もないので誰でも楽しめると思います。可児市さんありがとうございます。

ハルカのすべて
ももちの世界
神戸アートビレッジセンター(兵庫県)
2020/02/07 (金) ~ 2020/02/09 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2020/02/08 (土)
素晴らしかったです☆演技だけじゃなく音響までもが役者自身で表現するので絵面的にも地味になるかと思いきや、むしろ壮大な世界に感じる摩訶不思議な魅力に満ちた作品でした☆照明も最小限、衣装も白と黒のみとあらゆる視覚的要素を削ぎ落としてる分観客はより想像力を研ぎ澄まさせて観る事が出来るんです★遥が歩く場所が見る者によって様々な色、風景に感じる事が出来るのがこの作品の醍醐味だと感じました♪

成り果て
ラビット番長
紀伊國屋ホール(東京都)
2020/02/07 (金) ~ 2020/02/09 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
将棋愛一本勝負の演劇。
居飛車穴熊を攻略する藤井システムなんて、さすがに将棋知らなきゃ何言ってるのの世界だと思う。笑
そもそも、棋士と呼ばれる人達と女流棋士は別物であるという、根本的な土台を理解してないと、初の女性棋士誕生というオチも響いてこないだろうし。
羽生さん五冠、ニコニコ、コンピューター3番勝負、ポケベル等、、時代の移り変わりの速さを実感させられる舞台でした。
紀伊國屋ホールの使い勝手はどうだったんだろう。
金にも成れる、歩が魅力のラビット番長さんが舞台を魅せるには少し広い感じしたけど、紀伊國屋ホールの常連に成ってもらいたいな~

成り果て
ラビット番長
紀伊國屋ホール(東京都)
2020/02/07 (金) ~ 2020/02/09 (日)公演終了
満足度★★★★
池袋で見ていたのと違い後方からの観劇だったので舞台が遠い・・・
ストーリーはしっかりとしていて笑いそして時にほろっと泣かされ大満足でした。