最新の観てきた!クチコミ一覧

29541-29560件 / 189750件中
ダークマスター VR

ダークマスター VR

庭劇団ペニノ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2020/10/09 (金) ~ 2020/10/18 (日)公演終了

満足度★★★

これがVRか、大したものだ。
20人の観客がそれぞれ個室に入り、ゴーグルとヘッドフォンを装着。
解像度の多少の荒さと見える物の大きさが一回り小さい位でかなりリアル。
体験型アドベンチャー・ゲームをしている感覚。催眠セラピーを受けているようでも。匂いや震動もサービス。
やはり目が疲れるが、いろんな可能性を感じる。
開始から一時間程で終わった。
日高ボブ美さんがとにかく凄まじい。
帰りはやたら腹が減る。

ネタバレBOX

①『キッチン長嶋』に入り、コロッケ定食を食べる。そこのマスター(金子清文氏)から「月50万で代わりに働いてくれ」と頼まれる。
②マスターの指示が左耳の小型イヤフォンから聴こえ、試しにステーキを焼いてみる。
③厨房に立ち、客の注文に応える。ナポリタンを作る。
④トイレに行く。
⑤どんどん客が入り大忙し。
⑥気付くと今月の売り上げが600万。酒を飲んで朦朧とする。マスターと一体化していくような。
⑦デリヘルを呼んで暗闇で懐中電灯プレイと唾液オプション。
⑧SEX中にデリヘル嬢の顔がマスターと入れ替わってオチ。
線路沿い獣道

線路沿い獣道

MCR

ザ・スズナリ(東京都)

2020/10/08 (木) ~ 2020/10/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

◼️80分強◼️
櫻井智也、思春期を描いても一流!

ネタバレBOX

まあ、思春期だけを描いた話じゃないんだけど。幼年期から思春期、成人して罪人になるまでが描かれる、反社の息子として生まれた因果な主人公の人生行路は、まさに獣道。
馬留徳三郎の一日

馬留徳三郎の一日

青年団

座・高円寺1(東京都)

2020/10/07 (水) ~ 2020/10/11 (日)公演終了

満足度★★★

◼️110分強◼️
狙い通りなのだろうが、いくらなんでも淡々としすぎ。もっと盛り上げる工夫を。

ネタバレBOX

ツッコミ不在の認知症演劇。唯一まともだったオレオレ詐欺師の男が途中から被害者一家の長男として振る舞い始める理由がわからず、モヤモヤ。話を進めやすくするためのご都合主義と謗られても文句は言えない?
私はだれでしょう

私はだれでしょう

こまつ座

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2020/10/09 (金) ~ 2020/10/22 (木)公演終了

満足度★★★★

こまつ座のこの種の舞台はそれほど好きではないのだけれど、父が戦争に行っていたせいかついつい観てしまう。今回は記憶喪失した復員兵が話の一方の主役で父と同じような任務に就いていたことから昔聞いた話を懐かしく思い出した。幸い父は記憶喪失にもならず実家も空襲に遭わなかったので日本に着いてからはすんなりと帰郷できたのだった。

当時の基本的な用語や社会情勢がふんだんに盛り込まれている。軍の幹部が戦後のどさくさに軍需物資をわがものにする話が出てくるが、戦時中でも物資を不正に蓄え妾をかこっていた奴がいたというのは母がいつも憤っていたことだ。こういう話は井上ひさしの世代のリアルだったのだが私の世代ですでに伝聞であり若い世代には別の宇宙の話で理解は困難だろう。

ストーリーは二つの主題が交錯し、大小さまざまな伏線が張られ、歌あり、踊りあり、タップダンスまであり、とサービス精神旺盛である。私も面白かったで終わらせておけば良いものを、GHQに逆らうなんてそんな勇気のある人々がいたんだと調べ始めるととたんに困ったことになった。フランク馬場は実在するものの川北京子は見つからない。そしてフランク馬場が軍法会議にかけられた形跡はなく、それどころかそれ以降も日米で大活躍するのである。まあこの舞台は事実と空想を作者の頭の中で混ぜ合わせて熟成させたものなのだろう。

イベントの開催制限緩和が漸く実行されてこの舞台も1席飛ばしではなくなった。贅沢な時代の終わりは、関係者には怒られそうだけど、ちょっと残念。

ネタバレBOX

ジャガイモでサインを写し取って書類を通すなんてあるわけないだろうと言われるとその通りではある。
世界も三角、土俵も三角/特殊になれなかった者たちへ

世界も三角、土俵も三角/特殊になれなかった者たちへ

マチルダアパルトマン

インディペンデントシアターOji(東京都)

2020/10/07 (水) ~ 2020/10/11 (日)公演終了

満足度★★★

細かい笑いが多くて楽しめました。
マチルダアパルトマンのこの雰囲気が好きなので、また観にきます。

売春捜査官

売春捜査官

今生酔いどれ喫茶

シアター711(東京都)

2020/10/08 (木) ~ 2020/10/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

モヘーさんが売春捜査官を演出!
イヤイヤ「観に行く以外の選択肢あったら教えてくれー」ってな感じで初日を観劇
まぁ良いに決まってるんでコメントも何も無いんだが、とにかく格好良い、全てが格好良い
特に主演の小川さんの格好良さがハンパない
実は熱海は何回か観たけど売春は初めて、女伝兵衛を勝手にイメージしてたけど、ああまで格好良いとは…
全く中身の無いコメントになってしまったが、まぁ観に行ってくれ、損はしねぇーぞ

線路沿い獣道

線路沿い獣道

MCR

ザ・スズナリ(東京都)

2020/10/08 (木) ~ 2020/10/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2020/10/09 (金) 19:30

80分。休憩なし。

私はだれでしょう

私はだれでしょう

こまつ座

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2020/10/09 (金) ~ 2020/10/22 (木)公演終了

満足度★★★★★

いろいろなことを考えさせられた。まず、初演も再演も見ているのに、3度目の今回見て、大事なことを全く覚えていないことに愕然とした。同じことは井上ひさしの「ムサシ」の再々演でもあったが、今回はあまりにひどい。実はそこにこの戯曲の深さと難しさがあると思ったので、書き留めておきたい。以下、戯曲分析が中心になります。

初演は川平慈英の記憶喪失の元軍人役が見事だった。様々なキャラクター、見事なタップダンスを演じ分けて、それが最も印象が強かった。それと絡んで、戦後のGHQの検閲下に置かれたNHKラジオの「尋ね人」のスタッフの話で、その責任者がGHQの意向に逆らって最後は連れて行かれる。覚えていたのはそれだけだった。

今回見て、主人公の河北京子の弟が特攻任務に抗命の罪で自殺した「赤縄」の話、CIEのフランク馬場の二重国籍と日本の孤児院支援の話、そして「尋ね人」でGHQから問題にされるのが、原爆の広島・長崎からの投書を読んだことであることを、全く忘れていた。これはこの戯曲の三つの肝とも言うべきテーマなのにである。(例えば「きらめく星座」で言えば、「大日本帝国の大義、ありや、なしや」を忘れてしまうようなものだ)

ここで考えてみると、実はこの戯曲は大きく二つのプロットがある。メインが「尋ね人」の室長のたたかい。サブが、記憶喪失の山田太郎の話である。初演で川平慈英が演じた。この二つの話は実は互いに独立している。ところが、サブの山田太郎の話の細部が面白いために、私の記憶の中で、メインの細部が霞んでしまったのだと思われる。

最後に、権力に対して弱者は「負けて負けて負けて負け続けて、積み上がって勝ちになるまで」戦い続けるのだという歌がある。この作品の最大のメッセージが込められた歌だ。これも全然忘れていた。「負けて負けて負け続けて」ということが、10年前、3年前に見たときよりも、胸にこたえる心境の変化だろうか。それだけでなく、山田太郎の「私はだれでしょう」のサブプロットが、「尋ね人」のメインプロットを食ったせいもあると思う。
そもそも「私はだれでしょう」のタイトル自体がサブプロットのもので、メインプロットがタイトルになっていないことに、作品構造のずれがある。公演の宣伝のために、タイトルは、戯曲を書くよりも前に決める。推測だが、最初は記憶喪失の男の話がメインに絡む予定だったのが、戯曲を書いているうちに、ずれたのではないだろうか。(あくまで勝手な推測です。井上ひさしさんすいません)
メインプロットに、折々の闖入的にサブが絡む構図は、「きらめく星座」の脱走兵の息子、「頭痛肩こり樋口一葉」の花蛍、「人間合格」の活動家の友、「太鼓たたいて笛吹いて」の行商の弟子など、井上ひさしのお得意のものである。しかし、いずれもタイトルはきちんとメインプロットから取られている。また、サブとメインが有機的に絡んでいる点も、ずれが目立つ「私はだれでしょう」とは違う。

この作品は井上ひさしの最後から5番目の作品。戦争を描いたのは、この後では朗読劇「1945年口伝隊」があるだけである。それだけに、集大成的要素がある。原爆は「父と暮せば」、やくざの若親分の話は「雨」、記憶喪失の話は「闇に咲く花」からの借用でもある。日系米人の将校はアメリカの日系人収容所を描いた「マンザナ、我が町」に通じる。実際、実在のフランク馬場の両親は収容所に入れられ、本人も入れられる危険があった。最後に「ラジオの魔法」は、井上ひさしの言い続けた「劇場の奇蹟」に通じる。人生に文化芸術(演劇、ラジオ)はどういう意味があるのかという芸術論である。

そして晩年めざした音楽劇という形式。「誰かの鉄砲玉になるのはもう嫌だ。これからは、私は誰になるべきでしょうを考えていきます」というセリフは、東京裁判三部作のエッセンスと言ってもいい。
とにかく集大成なだけに情報量が多い。(初演は休憩15分入れて3時間20分の長さだった。再演からは休憩込み3時間に少し縮めている)そして一つ一つは割と無造作に置かれていて、見逃しやすい。再演、再再演に価値があるし、何度も見て、新たな発見があるゆえんだと思う。

リチャード二世

リチャード二世

新国立劇場

新国立劇場 中劇場(東京都)

2020/10/02 (金) ~ 2020/10/25 (日)公演終了

満足度★★★★

オーソドックスな演出で、もちろん俳優たちの演技も優れていて、シェークスピアの原作とじっくり向き合うには良い舞台

馬留徳三郎の一日

馬留徳三郎の一日

青年団

座・高円寺1(東京都)

2020/10/07 (水) ~ 2020/10/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

もっと面白くなります。

ネタバレBOX

安曇野あたりの山間地域が舞台。そこに住む人たちがみんながみんなぼけ始めていると、会話や社会生活がその都度その都度何となく成立するという話。

客席に着くと、普通の茶の間には扇風機があり、蚊取り線香のブタがあり、夏と思われるのに庭の左右にある木には緑色がなく、タコノキの地上根が絡んだような感じで異界感がたっぷり漂っていました。そして始まってしばらくしてからみんながぼけていることが分かると、何が真実なのかさっぱり分からなくなり、作者の発想力の面白さに気付かされると、新しい藪の中のようで大いに楽しめました。農家の夫が認知症なのかどうかは一回観ただけでは分かりませんでした。

認知症は進行します。これからが大変です。

素人劇団のようなところがなければもっと面白くなると思います。役者の選択が大事です。
たむらさん

たむらさん

シス・カンパニー

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2020/10/09 (金) ~ 2020/10/11 (日)公演終了

満足度★★★★

きっと、いまに気骨のある団体が現れると信じていた。
劇場自粛警察には、ほとほと、参っていたが、この公演は無駄な対策を止めている。滑稽でしかなかった切符のもぎり、場内マスクの強制、たけだけしい場内ご注意アナウンス、何よりよかったのは馬鹿々々しいとしか言いようのない席の一席明けを辞めたことだ。感染医学者がほとんど役立たないといっていることばかりだ。感染防止を言い訳にこんな愚行を重ねれば観客席は死ぬ。それが分かっている制作者がいたのだ。いや、演劇に関わるものは内心みなそう思っていただろう。さすが、シスカンパニー。5☆。
久しぶりの満席の客席。京王線の事故で途中入場者も多かったが、それもおおらかに許せる、小屋の客席の空気が戻っていた。観客は半年ぶりに演劇を心から楽しんだ。

さて、芝居の中身。先日、日生で同じような二人芝居「真夏の死」を見て、作者の切れ者ぶりはわかっていた。今回は現代劇。1時間足らずの短編だ。作品的には、三島のような線の太さはないが、作りはうまい。ことに後半の意外な展開には驚くが、人間関係が風俗的なので、三島の場合のような強靭な舞台を支える力がない。俳優も、現代風を意識したのか青年団張りのナチュラル志向で前から12列目くらいの席だったがセリフが届かない。残念。
政権が支配をあらわにしている牙城の新国の地下の貸し小屋でこの快挙に拍手。

ネタバレBOX

意外な花嫁自殺は、ドラマの運びとしては無理がある。才人才におぼれたか。ここまで、妻に何も語らせないのは、手としてはこの手しかないだろうが、父親、両親の方はもっと手がある。「語れない」というのは非常のドラマチックで、いい芝居はよく使う手だから参考例はたくさんある。私のおすすめは、グザビエ・ドランが映画にして成功した「たかが世界の終わり」。今の人々らしい忖度満載。
私はだれでしょう

私はだれでしょう

こまつ座

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2020/10/09 (金) ~ 2020/10/22 (木)公演終了

満足度★★★

歌がよいアクセントになっていた。セリフ量が半端ないからだろうか。ちょっと皆さん早口だったのが気になった。早口で聞き取りにくくて、理解が追いつかないところが多少あったのが残念。ジワリと胸にくる。

演氣者塾オンラインショートステージ

演氣者塾オンラインショートステージ

ENGISYA THEATER COMPANY

オンライン(東京都)

2020/10/09 (金) ~ 2020/10/09 (金)公演終了

いっこく堂みたいに

ネタバレBOX

あれえ、音と画がずれているよ。
俺の屍を越えていけ

俺の屍を越えていけ

制作「山口ちはる」プロデュース

サンモールスタジオ(東京都)

2020/10/07 (水) ~ 2020/10/11 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2020/10/09 (金) 14:00

70分。休憩なし。

リチャード二世

リチャード二世

新国立劇場

新国立劇場 中劇場(東京都)

2020/10/02 (金) ~ 2020/10/25 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2020/10/04 (日) 13:00

「ひざまづいての敬意には、心のともなわぬことが多い。」よいセリフですね。沙翁の他の歴史劇にも転用可能ですね。というか、普遍の定理か。
もうすでに、メンバーはできちゃっている感が強く、よくできていることは否定できないが、彩の国シェイクスピアに比べると、安定感ありすぎで、どうも刺激に欠けるかな。
そもそも、「リチャード二世」という芝居が、他の歴史ものと比べて影が薄く、同じリチャードでも、三世の毒気には、到底及ばぬことをもって、これを上演することには、大いなる遺物の投入が必要と思うのだけれど。
カーテンコールの、岡本、涌井、中島の笑顔を観ては、「アンサンディ」の激情も、「ペール・ギュント」の破天荒も、「女中たち」の猥雑も、求めることはできぬか。
立川、横田などの彩の国シェイクスピアレギュラーには、どいう思いがあるのだろう。

俺の屍を越えていけ

俺の屍を越えていけ

制作「山口ちはる」プロデュース

サンモールスタジオ(東京都)

2020/10/07 (水) ~ 2020/10/11 (日)公演終了

満足度★★★★

面白かった!
ひとりひとりのキャラクターが立ってて良かった。脚本もお上手。

馬留徳三郎の一日

馬留徳三郎の一日

青年団

座・高円寺1(東京都)

2020/10/07 (水) ~ 2020/10/11 (日)公演終了

満足度★★★★

地方暮らしの老夫婦のほのぼのとした一日を描く・・・と思いきや
一本の電話から意外な展開に。
前半はいわばシチュエーションコメディ、後半は笑えない笑い話から誰もが避けて通れない切実な問題へ
ベテラン陣の重厚な演技と若手の肩の力を抜いた演技がジャストフィット

StarDust Tales~絶滅編~

StarDust Tales~絶滅編~

兎団

レンタルスペース+カフェ 兎亭(東京都)

2020/10/07 (水) ~ 2020/10/12 (月)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2020/10/08 (木)

価格2,000円

この団体の作品にしては珍しく「遊び」の部分が少なく、登場人物(?)達の「行方」がメインストーリーの流れに集約されていく様には、グイグイと迫るものがあった(上演時間80分)。

ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~【9月11日(金)開幕決定  / 公演中止 2020年7月12日(日)~8月30日(日)】

ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~【9月11日(金)開幕決定 / 公演中止 2020年7月12日(日)~8月30日(日)】

ホリプロ

赤坂ACTシアター(東京都)

2020/09/11 (金) ~ 2020/10/17 (土)公演終了

満足度★★★★

少年ビリーがダンスに目覚め、困難を乗り越え王立バレエ団のオーディションに合格するお話。

困難とはいってもダンスについては易々と上達して行く。私が作者ならビリーは育ちが悪いので優雅なニュアンスが表現できないとか余計な話を入れたくなるのだが、このお話のもう一方にはマーガレット・サッチャー首相と労働組合の戦いがあってそんな時間の余裕はないのだ。そして困難は主にその方面からやって来る。「こんな戦いのときに男がバレエなんかやってる場合か」などと父親を含む周りの人々から非難されてしまう。どうやら作者はビリーの物語と同等かそれ以上にサッチャー批判がしたかったようだ。日本の若い観客にとってはサッチャーって誰?だし、年寄りには何を今更となってしまう。少し無理のあるテーマの貼り合わせに思えるが意外に相性が良くストーリーに躍動感と緊張感を生み出し、3時間(含25分休憩)の長丁場を飽きずに楽しませてくれた。

ビリーのダンスは子供にしてはよくやっているなあという以上のものがあったが、親でも親戚でもない私を感動させるまでには至らない。そんな最初から分かっていることに文句をたれていてはいかんよと思うものの、成熟したダンサーの隙のない身のこなしがもっと観たかったという残念感がやはり大きい。ただしフィナーレの群舞は文句なし。これに匹敵するものをもう一つやってくれたら星5つだったのだが。

売春捜査官

売春捜査官

今生酔いどれ喫茶

シアター711(東京都)

2020/10/08 (木) ~ 2020/10/12 (月)公演終了

満足度★★★★

小川夏鈴さん目当てで行ったが、脇を固める面々、特に岸本武享(劇想からまわりえっちゃん)さんが良かった。

ネタバレBOX

こんなご時世だからこその“マウスシールド”装着による熱血芝居-
先日観たものには、更にアクリル板によるパーテーションを+してあったり、完全口パクミュージカルであったりと冒頭部分ではやっぱり興醒めしてしまう。
そこから慣れるまでにはそれほど時間を要さないが、マイナスからのスタートになるので仕方ないとはいえ毎回複雑な思い。
演出は、ほぼほぼ普通だった。もっといじっている『売春-』をこれまでも沢山観ているので..。

このページのQRコードです。

拡大