
「TABOO」
TEAM空想笑年
インディペンデントシアターOji(東京都)
2021/06/23 (水) ~ 2021/06/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2021/06/25 (金) 14:00
初見の劇団だが面白かった。
劇団名にある通り、笑いをねらった劇作。2組のヤクザが演劇コンクールに参加し、最優秀賞を取った方が縄張りを治める、という設定はムチャクチャだが、それなりに説得力ある物語を展開させてくれる。TABOOは何か、は、すぐ分かるけれども、それも予定調和的な感じで受け入れ可能。工夫もあり役者の力量もあり、充分楽しめる120分だった。暗転が多い演出だけは気になってしまった。

遥方 - KANATA -
劇団Furure
AI・HALL(兵庫県)
2021/06/05 (土) ~ 2021/06/06 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
自殺志望者…?
死刑か?釈放か?
見知らぬ部屋で、殺人犯の裁きを始める男女8人。
好きな役者さん多数。
クズ嫌いの一癖も二癖もある登場人物達。
摩訶不思議な空間で展開される裁きと自己否定。
前半勢い出過ぎで、少し置いてけぼり感があったのと、
設定がかなりややこしく、若干消化不良感があったが、
総じて役者さんのポテンシャルは高く、面白かった。
追伸、本編とは関係ないのだが…
天上からつるされたランタンに、照明が反射してとても眩しく、
そのランタンが風で回転する為、眩しくなったり、なくなったりで、集中して、舞台を観劇出来なかった。
それが少し残念。

しみったれたお前らには愛をやろう2021
演劇集団あしたかぜ
スタジオガリバー(大阪府)
2021/06/04 (金) ~ 2021/06/06 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
異様な父娘と
行きずりのカップル、
世界が終わる2つの物語が同時進行し…
最後の台詞に涙こぼれた。
「『○○の幸せを願ってる』と伝えてくれ。」
「明日世界が終わるとしても私は幸せよ。」
2つの物語が交わる時、世の父親はきっと感動する筈。
私は大粒の涙がこぼれた。
公演延期から首を長くして待った甲斐有り、良かった。

僕らが歌をうたう時【無観客配信公演】
芝居処 華ヨタ
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2021/05/21 (金) ~ 2021/05/23 (日)公演終了
映像鑑賞
満足度★★★★
配信アーカイブ観劇。
オンラインでも拝見しましたが、途中、通信途絶などあり、一部拝見できなかったので、再度アーカイブにて観劇。
本劇、上着を羽織る事でその役になる体で、登場人物9人を役者5人が入れ替わり立ち替わり、次々と役替わりしながら進行。
改めて再度観劇することで、腹への収まり具合が更に良くなった。
二度目だけど、感動した!

山姥の息子
水中散歩
シアター風姿花伝(東京都)
2021/06/23 (水) ~ 2021/06/27 (日)公演終了
実演鑑賞
ウード、パンデイロ等中東辺りの民族楽器等を用いた生演奏と生S.E が劇にピッタリでした。
演奏は私の好きな深草アキさんに通じるものを感じました。
打楽器等を用いた生SEは歌舞伎的でもありますよね。

飛行場長サンテグジュペリ
Sky Theater PROJECT
小劇場 楽園(東京都)
2021/06/25 (金) ~ 2021/06/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
サンテグジュペリという人が、どんな人か全く知らなかったが、このお芝居に教えてもらった。
交渉人としても、力を発揮したとは、驚いた。サンテグジュペリ役の役者さん、とても好感が持てた。
人柄が良く、思いやりにあふれた、あたたかさがにじみ出ている。
一番、インパクトがあったのは、キツネだ。最初から最後まで出番があったのだが、これは何か意味があるのだろうか?
ヒントが、作品の中にあったのかもしれない。ネタバレになってしまうので書けないが、もしかして... とも思う。
私は、妙にこの動きがリアルで、見いっていた。
今だに、目に焼き付いている。
あとは、役者さんの衣装がひとりひとり特徴があり、楽しめた。
名作を観ているような、素敵な雰囲気を持つお芝居だった。
この雰囲気、たまらなく良い!!!

書く女
劇団未来
未来ワークスタジオ(大阪府)
2021/06/18 (金) ~ 2021/06/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
樋口一葉の伝記ものだが、想像をはるかに超えて明るくキュート。じめじめしたところが全然ない。恋にも恵まれず、生活は貧しく、それでも書き続ける一葉。24歳でこの世を去るが、現代から考えるとホント大人ですね。
そんな一人の女性の生きざまをダイナミックな演出と粋のいい俳優陣で見せてくれる観客にとっても至福の時です。主役の一葉は断トツの出来だが、妹役の人が後々印象に残ります。
小さな狭い舞台も工夫していろいろ見せてくれます。愛情がこもってますね。秀作!

山姥の息子
水中散歩
シアター風姿花伝(東京都)
2021/06/23 (水) ~ 2021/06/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
劇中にも出てきた、語り継がれる話的な内容、良かったです!
なんでも解明されてしまうのも味気なく、わからないからワクワクする、
そんな子供の頃に思っていた気持ちを思い出させてくれました

"家族"のショートストーリーズ 「ファミスト!!」
イベント企画OZ
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2021/06/22 (火) ~ 2021/06/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
先程Aプログラム観劇しました。
20分ほどのショートストーリーが4本で90分の公演でした。
話題のように舞台観劇慣れていなくても充分楽しめます。
まだ席あるそうですので迷ってらっしゃる方は是非!

黄色い叫び
TRASHMASTERS
サンモールスタジオ(東京都)
2021/06/23 (水) ~ 2021/06/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2021/06/24 (木) 18:00
初演から何回も観ている戯曲だが、迫力があり重厚で優れた舞台だった。観るべし!
2011年の4月、中津留lovers名義で上演され、震災から1ヵ月で「災害」を扱った作品というので話題になったが、中津留loversでの再演やトム・プロジェクトのプロデュースで何回か上演されたものの、中津留の本拠地であるTRASHMASTERSでは初めての上演。他のユニットに書いた戯曲をトラッシュがやるのは恐らく初めてではないか。部分的に改作はされているが、大筋は変わっていない。133分。
田舎で災害に慣れてしまった人達と、東京に出ていて正論を言う匠、そして匠を応援する何人かの対立を描く前半の青年団の会議。そして後半は災害が起こり…、という展開だが、説教臭い展開ではない。匠が感情的になっている様子も描き、よく練られた戯曲だが、本作では個々の人物のキャラクターがより際立ち、見事な作品になっている。どの役者も熱演だが、嫌な役回りを演じた長谷川景と、看護師を演じた福永理未が特に光った。

「TABOO」
TEAM空想笑年
インディペンデントシアターOji(東京都)
2021/06/23 (水) ~ 2021/06/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
キャー!!! キリッとしたイケメンの、カッコいい昭和の男のオンパレード!!!
普通の劇団だと、イケメンがいいとこ2、3人なのに... こんなにたくさん贅沢です。
嬉しい悲鳴を、必死でこらえていた私。いいんですか? こんなに出血大奉仕しちゃって..
ストーリーだって、あり得ない設定だけど、ちゃんと、つじつま、あっていて超おもしろい。
笑いも満載!!! 恐いヤーサンだけど親しみもてるし。
ラストのところの乱闘シーン、スゴい、スゴい、スゴい!!! でもそれだけじゃない。ネタバレになるから書けないが、もうこんな贅沢なシーン、いいの、っていう感じ!!!
スカッとしたし、もう驚き、感動!!!
姉さん役の役者さんの衣装必見!!!
本当に観てよかった。大、大満足です。

山姥の息子
水中散歩
シアター風姿花伝(東京都)
2021/06/23 (水) ~ 2021/06/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
生演奏がとてもよかった。妖怪を通じて、自分たち自身に置き換えられる感情がとても良い観後感だった。
翻弄されていく2人の様など、個人的な事情にも反映されて、見応えがあった。
懐かしさも感じる、おもしろい公演でした。

Silent Scenes
ゼロコ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2021/06/11 (金) ~ 2021/06/20 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
緻密なノンバーバルシアター。とても良い。
無言劇は有言劇と比べて、視覚情報が主になるため、動きにより一層注意を払わなければいけないと察するが、しっかりと今見るべきところを押さえられており、こちら側の想像力を掻き立ててくれる。
言葉なしでも、芝居や人物描写がしっかりしており、深いところまで連れて行ってくれた。
マイムの技術もしっかりしている。安心感。
また必ず観たい。

黄色い叫び
TRASHMASTERS
サンモールスタジオ(東京都)
2021/06/23 (水) ~ 2021/06/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
勢いがある作品。好みが分かれそうな作風にも「これが表現したい」と意気込みを感じられて好感が持てる。私は好きな作品だった。

フェイクスピア
NODA・MAP
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2021/05/24 (月) ~ 2021/07/11 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
時代にあった、すばらしい作品でした。
涙が出ました。
タイトルからして、いい仕事をしている。またリピートしたい作品です。

目頭を押さえた
パルコ・プロデュース
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2021/06/04 (金) ~ 2021/07/04 (日)公演終了

「TABOO」
TEAM空想笑年
インディペンデントシアターOji(東京都)
2021/06/23 (水) ~ 2021/06/27 (日)公演終了
![あるこくはく [extra track]](https://stage-image.corich.jp/img_stage/m/000/nophoto_stage.png)
あるこくはく [extra track]
ほろびて/horobite
SCOOL(東京都)
2021/06/19 (土) ~ 2021/06/21 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
#あるこくはく
#ほろびて
出会ってから何作品目になるだろう。万華鏡のようにクルクルと表情を転がしてみせる #鈴政ゲン さんのその振り幅は、観る度に大きく広がっているような気がする。目は口ほどにものを言いう…を実践する女優が、確かにそこに存在した。彼女のモノローグの可笑しさに思わず吹き出してしまった。
設定は、あまりにもバカバカしいのだけれど、その裏側には世界に蔓延るさまざまな差別が浮き上がる。それを結びつけるのはもちろん無理矢理で強引なのだけれど、俳優の確かな演技力がそれを成立させた。中でも、トイレから戻った父親 #吉増裕士 さんの怒りと憤りが圧巻。そこには当然、娘への愛情が溢れているのだが、同時に世間の常識の代弁者となり、差別的な視線を反映させる。日本人の自意識の奥底に潜むアジアでの優位思想が滲む。戦争や災害などの非常事態に浮き彫りとなるその感情は、醜くも自分の中にあることを自覚し嫌悪する。人間は脆いという言葉が、抜けない棘のように、ゆっくりと心臓へ向かって攻撃を続ける。
たった1時間とは思えない密度の公演。ラストのリレーするモノローグの意味について、繰り返し反芻しながら考えている。
いま、キャリアのある俳優さんの中で観たい人と問われれば、この三人を選ぶ。#木場勝巳 さん、#相島一之 さん、#吉増裕士 さん。今作は、それを一層強く感じさせる濃密な時間だった。

黄色い叫び
TRASHMASTERS
サンモールスタジオ(東京都)
2021/06/23 (水) ~ 2021/06/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
何度も再演されているということで期待して観に行ったが、僕は最近の作品の方が好きなのかもしれない。特に前半、みんなが怒鳴っていたのがキツかった。熱が入る芝居なのはわかるのだけれど・・・。きっとこれは好みなのだろうなぁ。
でも、中津留さんのメッセージ性が強い作品の感じは好き。
だれが正解なわけでも、だれが間違っているわけでもなく、それぞれの立場や環境の中における、それぞれの想いが交差するのが、なんとも切ない。その切なさがラストのシーンに集約していく感じが、とてもよかった。

「TABOO」
TEAM空想笑年
インディペンデントシアターOji(東京都)
2021/06/23 (水) ~ 2021/06/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
主演、アクション指導の有賀太朗氏、開演前の前説を独り延々二十分雑談でこなす見事な話芸。誰かに喋りが似てるなあとずっと思っていたのだが、『見取り図』のツッコミの盛山晋太郎氏だった。舞台が開幕すると文句なしの熱演で圧倒的な力を見せつけ観客を捻じ伏せてみせる。ヤクザに無理矢理スカウトされて演出を強要される無名の俳優役。
もう一人の主人公、ヤクザの若頭役庄田侑右(しょうだゆうすけ)氏が超カッコいい。ガチガチのヤクザながら初めて演劇に触れ、こんなゾクゾクする世界があったのかと全存在が震えてしまう。キャラが生きている。
商業演劇の演出家役、身長170cmのモデルもこなす長身女優、真辺彩加さんも美しかった。
最高なのは怪優夢麻呂氏、三役を演じたのだがそのどれもが作品の中枢を担う重要キャラクター。三役共に観客の心に突き刺さる見事な存在として演じ分けてみせた。こういうプロフェッショナルが一人いるだけで、作品の重みが違ってくる。
座組の役者層の厚さでホンが目指したものを見事に表現することに成功。
シマを巡って二つのヤクザ組織が対立。西城組の組長の娘が演劇祭に出演することを切っ掛けに東郷組も参加を決定。演劇による対決にて雌雄を決する事となった。西城組が金に糸目を付けず人気商業演劇の演出家を引っ張ってくれば、東郷組は『宝の原石は小劇場にあり』との信念で名も無き俳優をスカウト。抗争の行方はそれぞれの『ロミオとジュリエット』が握ることとなった。
かなり才能溢れる脚本で、これを雛形に映画化の企画も持ち上がるかも知れない程。演出はまだ伸び代がありそう。面白いのでお勧め。