最新の観てきた!クチコミ一覧

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ELEMENT DD

ELEMENT DD

元素G

調布市せんがわ劇場(東京都)

2022/04/09 (土) ~ 2022/04/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

挑戦のつもりで初めてのダンス公演鑑賞。
様々な趣のダンスが曲に合わせて休憩なしで披露され続ける。
その構成や照明、衣装などなど演出面でも飽きる暇がない。
自分の好きなバンドの曲も登場し、その振付に思わずニヤリ。
とても楽しい時間でした。

TheEarth~奇跡の石を求めて~再縁

TheEarth~奇跡の石を求めて~再縁

魅殺陣屋

一心寺シアター倶楽(大阪府)

2022/04/15 (金) ~ 2022/04/18 (月)公演終了

満足度★★★★

内容もさながら、観ていてとても綺麗でした‼️殺陣好きの人には、たまらなく良かったと思います❗しかし、世の中はこんな綺麗事ばかりではない…😅

#15『朱の人』

#15『朱の人』

キ上の空論

本多劇場(東京都)

2022/04/13 (水) ~ 2022/04/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

とんでもないものを観ちゃったな、とぶったまげた#12『ピーチオンザビーチノーエスケープ』が去年の二月-
それ程経たずに上演した今回も凄かった。2014年頃からこちらの企画公演を観続けているが、本作は一つの完成形に達したのではなかろうか。そのスケールと振り切った表現に五感を刺激され、演劇の凄みと清々しさを覚えた。ずっと面白いと思い応援し続けてきた自分の目に狂いはなかったと誇らしくさえ思える特別な一日となった。

グレートフルグレープフルーツ

グレートフルグレープフルーツ

LICHT-ER

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2022/04/13 (水) ~ 2022/04/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

プロジェクションマッピングという程大げさなものではないですが、イキり文字だらけの壁に背景が光合と照らされます。
登場人物の顔によくかかるので、ン~~~??と思うかもしれませんが、酒を大量に飲んだ時背景と人物がうまく混じり合って見分けがつかなくなる現象と酷似しているのでOKです。※主人公は酔っぱらい
散らばったポップコーンが踏まれに踏まれ、終盤ではいい塩梅を醸し出しています。
テルオを女性の方にしたのはとても良い采配だと思います。
笑っていいのか笑っちゃいけないのか、のめり込み過ぎると笑うところが笑えなくなる感じがいいですね。

17日まで!なんか無料定点配信があるらしいのですが、是非生で確かめて頂きたいです!

グレートフルグレープフルーツ

グレートフルグレープフルーツ

LICHT-ER

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2022/04/13 (水) ~ 2022/04/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

観応え十分、お薦め。
人の心、その闇に宿る寂しさ虚しさといった思いを抒情豊かに描いた物語。深みある脚本、観客の気を逸らせない演出、そして物語を観(魅)せる舞台技術は素晴らしい。
登場人物は6人だけだが、しっかりキャラクターを立ち上げ、物語の世界へグイグイと引き込んでいく。表層的な観せ方は、少し滑稽で面白いが、そこに紡がれる人の絆や縁といった関わりが物悲しく描かれる。
(上演時間2時間 途中休憩なし)

ネタバレBOX

舞台セットは、正面壁に殴り書きされた多くの貼紙。しかし後々その貼り方に工夫が施されており、照明(プロジェクションマッピング風)によって情景が立体的に浮かび上がる。中央に少し大きな台が横向きに置かれ、所々に貼紙が見える。後景と一体感を持たせた舞台美術はシンプルであるが趣がある。

この合同会社LICHT―ER企画は未見であった。まず脚本の末原拓馬氏、演出の塩崎こうせい氏、そしてプロデューサー兼照明担当の阿部将之氏という、スタッフの名前を見て観劇を決めた。そして観て良かったと実感!作品は作り手を離れ普遍性(後世)あるものへ、と信じている。

主人公ヒカリ(福圓美里サン)は、今35歳の「週刊真実」の記者。冒頭はヒカリの出生時のエピソード、8歳の時に父が家出して戻ってこないといった生い立ちの紹介。この編集部は、福岡県で発生した連続バラバラ殺人事件を記事にすることにした。ヒカリは、大手新聞社(エリート)からこの雑誌社に入った通称:クヅ丸(土田卓サン)と一緒に取材をすることになる。次々に発見されるバラバラ遺体は浮浪者ばかり。そして喰いちぎられたような痕があり、地元の人々は妖怪「ししこり」の仕業だと噂する。2人は その巣窟へ…。

陽の当たる途を歩む者もいれば、闇(陰)しか知らない者もいる。「陽」「闇」は人との関わりの有無として喩え、誰にも知られず 記憶も薄れ忘れてしまう怖さ。身寄りもなく、死んだことさえ知られない浮浪者、その被害者たちを”事件にする“ことによって注目させる異常さ哀しさ 怖さ。ヒカリと父(他複数の役:森尾繁弘サン)のあの世(夢)での邂逅に泣ける。同時に妖怪を生み育てたテルオ(音羽美可子サン)と幼馴染でヤクザ・影彦(阿久津京介サン)のエピソードを若いヒカリ(他複数の役:吉田紗也美サン)の生い立ちと重ね合わせる。

妖怪が居るという巣窟…見事な照明技術で闇の奥深くに誘われるようだ。照明は祭り提灯や赤い糸(絆)・蜘蛛の糸(絡めとられた柵〈シガラミ〉)といった光景や心象を巧みに表現する。併せて、妖怪の咆哮するような不気味な音響、それら舞台技術を駆使し洞窟内という迷宮を出現させる。

演技は、福圓さんの酔った悪態、罵声といった醜態、剥き出し演技が実に自然、観入ってしまう。そんな彼女に「ホ」の字になる土田さんの忠犬ぶりが笑いを誘う。借金で自殺した母を想うテルオ・音羽さんの宝塚歌劇団 男役のような凛々しさ。テルオの母を死に追いやった影彦・阿久津さんのヤクザの派手さと苦悩の姿という二面性の演技。森尾さんの複数役は味わい深く、一方、吉田さんは控えめな役柄でしっかり支える。皆さんが熱演であった。
次回公演も楽しみにしております。
#15『朱の人』

#15『朱の人』

キ上の空論

本多劇場(東京都)

2022/04/13 (水) ~ 2022/04/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

 小劇場演劇に関わる状況をよくここ迄描いた、劇中背骨に衝撃が走るほどのシーン、台詞に何度も打たれた、見事である。(追記楽日)

ネタバレBOX

 板は、前段・後段の二段構え。後段上手奥にギター、エレキギターの生演奏用セットと演者の載る平台。大道具の殆どは可動式。白いカーテンの掛かった床まで届く窓枠、階段の付いたオブジェ、重さを軽減する為骨組みに間隔を空けて板を均等に打ち付けた大きな箱、通常の横長テーブル、椅子等。シーンによってこれらを適切に移動して配置。
 出捌けは上手のみ仕切り用の幕を下げ2カ所、下手1カ所。
 物語は小劇場演劇と謂われるジャンルで表現に携わる劇作家・演出家・役者・制作・サポーター等のリアルを当事者相互の葛藤、爆縮、主人公の弟の兄評価を中心とした家族関係及び14歳で男の子を卒業した兄の14歳らしい女性関係等を振り出しにその時点でのステディ。無軌道な可能性を可能性のままに突っ走ろうとした兄が、主であろうとすることが朱に染まることと同義である表現する者の生き様を、表現欲求とその現実化に際しての才能の多寡、演劇という表現形式で現実化する為の下部構造としての収支という経済的現実、相変わらず絶えない複数女性関係の齎す人間関係の歪み等々を実にリアルに、即ち観ている観客自身の問題と感じさせるまでに作品化した舞台。独りでは決して実現することができない舞台芸術であるが故に何れの主体も自らの目指したもの・内容を完全に現実化することはできないが故の諍い、内面の葛藤、現実社会で起きていることと、その現実が表現者に与える様々な負荷とそれらの負荷との決闘、倫理的問題等々日々生活の中で我ら観客自身が関わっていることと地続きなレベルで表現する者達の世界が入れ小細工になる。このことこそ、今作がこれほどのインパクトを観客に齎す所以であろう。
 By theway,表現する者が人の死を描くことに関しては、兄が弟と地元「彼女」の同乗死を経験することによって表現の側に帰ってゆく点は実に示唆的である。

#15『朱の人』

#15『朱の人』

キ上の空論

本多劇場(東京都)

2022/04/13 (水) ~ 2022/04/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2022/04/14 (木) 19:00

125分。休憩なし。

#15『朱の人』

#15『朱の人』

キ上の空論

本多劇場(東京都)

2022/04/13 (水) ~ 2022/04/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

人間のエゴと演劇愛を描いた怪作、いや秀作だろう。観応え十分。
自分の気持ちに正直に生きる、そのために生じる他人との摩擦や確執を、演劇という世界を通して見つめる人間ドラマ。心のあり様…説明にある「壊れて」は舞台美術を巧みに使い、視覚としても印象付ける上手さ。そして、コロナ禍における「演劇」を取り巻く状況も垣間見せるという、社会的な一面も切り取り厚みを持たせる。自分好みの公演!
(上演時間2時間 途中休憩なし)

ネタバレBOX

舞台美術は物語の展開や状況に合わせて変わる。冒頭は、中央に主人公・御テツキの家庭。奥にレースカーテンのある両開き窓、上手奥は生演奏用(音楽・演奏:堀山峻紀サン)の別スペース。下手はホワイトボードや階段状舞台装置。天井には、蛍光灯が仕込まれた横長枠が吊るされている。しかし、物語の展開に合わせそれらの装置を可動させ、都度 状況や情景を作り出す。生演奏(音楽)は、心の乱れなど、心象風景を感じさせる見事なもの。併せて照明、特に蛍光灯の点滅は不安と不穏を助長する効果。

物語は、中学3年生のテツキ(藤原祐規サン)の初体験、それを無神経にも言い触らす。そして高校進学、好きになった女性が演劇部に所属しているため、自分も演劇未経験だが入部。とにかく女好きで、口説きまくる。先輩から借りた演劇界 大御所のVIDEOを観て感化され…。演劇の魅力に”憑り疲れる”(☚造語)が、そんな表現が合う大人になったテツキ(村田充サン)の演技が素晴らしい。狂気とも思える演劇人、そこに演劇の「芸術」と「生活」という「生甲斐」と「経済」という両面の現実を突き付ける。ナレーター、そして 兄テツキの内面を説明する弟・亜月(久下恭平サン)の淡々とした語らいが、物語を落ち着かせる。

物語の中で、劇中劇として公演しているシーン。その上演時に東日本大震災が発生する。非常時に演劇は、人々に生きる糧として本当に必要とされているのか、といった台詞の重み。現在に置き換え…コロナ禍で不要・不急の外出制限、演劇業界も苦境に(今も)喘いでいると聞く。しかし満席、そして観劇後のロビーでもう一度観たいと言った声を聞くと、演劇への要(急)求は必ずあると思う。

兄の「壊れる」は精神的なこと、そして僕=弟の「滅んだ」は肉体的なこと。その演出は、脚本(物語)の中で、演劇という「芸術」の重みを役者の心象表現を通して観せるが、同時に舞台セットの「壊れる」といった視覚で印象付ける。こちらも見所の一つ。
物語の中における劇団内の演技に対する尖った台詞、運営に対する毒を含んだ言葉、それらは実際の演劇現場を垣間見るようで興味深かった。劇中での熱い思いは、そのまま この公演における役者陣の熱演そのものに置き換わる。
次回公演も楽しみにしております。
#15『朱の人』

#15『朱の人』

キ上の空論

本多劇場(東京都)

2022/04/13 (水) ~ 2022/04/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

主人公の軽い感じの学生生活から始まるが、「演劇」との出会いから、徐々に重苦しい雰囲気を纏い、壊れ行く物語。観劇するだけの私でも、複雑な感情が沸き上がるのだから、演劇関係者にはどれ程の感情が沸くのか想像し難い。素晴らしい脚本と役者さんの熱演で、大きく感情を揺さぶられた舞台でした。

飛んでる最高

飛んでる最高

艶∞ポリス

駅前劇場(東京都)

2022/04/13 (水) ~ 2022/04/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

登場人物がみんな強烈で笑えます。あの歌をこんなところで聞くなんて。複雑な気分で泣けました(笑)。私としては・・・追記予定

エゴ・サーチ

エゴ・サーチ

プラグマックス&エンタテインメント / サンライズプロモーション東京

紀伊國屋ホール(東京都)

2022/04/10 (日) ~ 2022/04/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

脚本が秀逸で、いくつかの物語が徐々に繋がっていく。美男美女揃いだが、演技も上手い方が多く、良い意味で驚かされた。伏線も回収され(個人的にはやや弱い部分もあったが)、随所に笑いもあり、とても楽しめた。

#15『朱の人』

#15『朱の人』

キ上の空論

本多劇場(東京都)

2022/04/13 (水) ~ 2022/04/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

大学生になったばかりの娘を誘って、二人で観てきました。

お互いに演劇は見るのみの立場だけれど、自分の好きなこと、やりたいことを突き詰めて生きて行っていいのか、生きていけるのか?
そんなことを感じたら、始まったばかりの大学生活をどう生きていくのか・・・。
今回の観劇でいろんな思考をこねくり回してほしいという思惑がはまったようでした。

娘の本当のところの気持ちはわからないけれど、何かがグサリと心に刺さったようで、
逆にこの時期にこの作品を本当に見せてよかったのだろうかとも思っています。

大きな娘を持つ自分はこれまでの生き方を振り返り、好きなこと、やりたいことを追いかけて生きてきたのか、そんな生き方でよかったのか、今からでも間に合うのかなどと悶々としてしまった。

結局のところ、素敵な舞台でした。

そのあとの教員室

そのあとの教員室

enji

吉祥寺シアター(東京都)

2022/04/08 (金) ~ 2022/04/12 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

現代座会館なんて渋い会場でやる劇団って・・と興味を持った前回公演では観劇果たせず、ただ実績ある俳優、割としっかりした脚本、という心象を持った程度だったが、この度吉祥寺シアターにて初観劇。敗戦の傷も生々しい占領下のある小学校の教員室で、GHQからの調査員(女性日系米国人)の訪問を受けた日の数時間が描かれる。
公職を追われ、荷づくりをする教員と、新体制下での教員として残る要領よく立ち回っていそうな教員、その狭間で苦しむ教員、という具合に「戦争責任」のテーマが冒頭の会話から横溢する。だが教員のキャラが上手く描き分けられ展開の運びもうまい。外部の者として女性調査員の他に、損壊した校舎を普請のため学校に縁のある大工が出入りし、スパイスを効かせている。ほぼワンテーマにしては面白く見せつつ本質に触れる濃い脚本である。

ネタバレBOX

女性はGHQの調査委嘱をされただけでなく、幼い頃生き分かれてこの学校で育ち、教員になった弟の敗戦直後の自死について原因を探ってもいる。後半、そのきっかけと思われる「投書」に書かれた弟の勤務先の小学校での空襲時の目撃情報の真相究明へと展開する。書かれた「疑惑」の反証が出され、事の真相の凡そが皆の腑に落ちる、という所でこの話はぷっつりと終結してしまう。だが腑に落ちない前で留め置かれてしまうのが投書を出した本人であった大工の「本当」と「誤解」の腑分けと、それに伴う罪の所在。これがスルーされて話が進んでしまう。「謎の解明」(ミステリー要素)が芝居の中心ではなく、全体のバランスを考えた結果だとは思うものの、女性が大工の動機と行動の全容を含めた「事実」をどう受け取ったかというディテイルは重要で、どうあってもドラマは成立するがどれかを選ぶ必要はあったのではないかと思う。
#15『朱の人』

#15『朱の人』

キ上の空論

本多劇場(東京都)

2022/04/13 (水) ~ 2022/04/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鳴りやまない拍手。
自分も拍手する力をどうにも弱めたくない。
見入ってのめり込むほどに辛い気持ちが伴ってきて、遂には持て余すくらいになって「うわ~っ」と爆発したような感情になっているものだから尚更。

女の尻を追いかけての演劇部
そんな兄の姿を弟が解説して生まれるリズムは兄への憧れに微妙な毒が含まれて絶妙。
この感じ面白い!と思っているうち、兄は上京、一旦弟とは離れて作品はまた新たなリズムを…そこは演劇界のリアル…これもまた面白い…いや、オモシロ痛い(!?)

兄の演劇人生を中心に様々な人の時間が流れていくのですね
それぞれ生き方こそ違えど「そう、あの時は…」と自分自身の時間とも重ね合わせて共鳴できる感情があって心が震える。
そして何より、これほどまでに演劇人を魅了する「演劇」って一体。
壊れていく「兄」と、滅んだ「僕」と。あと兄に関わった、兄を愛したり、憎んだりした「周りの人達」・・・そしてそれを観ている自分(観客)
辛いのであれば目を逸らせばいいものを、片時も目を離せない
これほどまでに観客を魅了する「演劇」って一体。

飛んでる最高

飛んでる最高

艶∞ポリス

駅前劇場(東京都)

2022/04/13 (水) ~ 2022/04/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

「やだ、おっかしー!」
超絶面白い。笑いに真剣に向き合っている。この作家(岸本鮎佳さん)の姿勢にリスペクト。本当にもう一回観ようと思ったが日程的に無理だったのが残念。終演後、出ている一人ひとりの役者が魅力的で愛すべき存在に感じられる。要らない人物が一人もいないのは作家の底知れぬ才能。これはハマるわ。やっぱり世の中、自分が知らないだけで才能に溢れ返っている。
ぶつ切りのコントみたいに感じるが、実は全てがパズルのピース。時系列がシャッフルされていて、段々と全体像が見えてくる相当練り込んだストーリー。これが令和最先端、頭がおかしい。

航空会社、空港での業務を担当する面々。
不倫を拗らせた山田瑞紀さんはエロい。
岸本鮎佳さんは完全にイカれている。
性欲の塊の機長、渋江譲二氏のキャラの立ちっ振り。

ハワイに向かう仲良しおばちゃん三人組。
似非リッチ、高野ゆらこさんが圧倒的。何か凄いカルチャー・ショックすら覚えた。江頭2:50のような飛び道具感。女性は全面的にこの笑いを支持するものだと思う。
関絵里子さんと航空会社グランドスタッフ小林タカ鹿氏の夫婦間の物語も温かい。
今藤洋子さんの芸能マネージャー物語も美しい。

イケメン太田将熙(まさき)氏も最高。そりゃみんな笑うわ。
空港バイト、奥村佳代さんの表情と口の歪みのインパクト。

冒頭、不倫を拗らせた山田瑞紀さんがカッターナイフで暴れている。岸本鮎佳さんと小林タカ鹿氏が切り付けられた。一体、何が起きたというのか?

ネタバレBOX

高野ゆらこさん、今藤洋子さん、関絵里子さんのパワーは凄い。これにはひれ伏す。これぞ日本が海外に誇るべき笑いのジャンルなのだ。韓国が『パラサイト』なら、日本には彼女達のドメスティックでエコノミック・アニマルな生き様が。『オバタリアン』(死語)こそが日本に残された指針なのか?(『ドライブ・マイ・カー』ではなさそう)。

超面白いのだが、後半の関絵里子さんと太田将熙氏のネタバラシ的エピソードがイマイチ。流れを盛り下げてしまう。

ラストは冒頭の話の続きで締めるべき。ちょっと順番が違う気がした。
#15『朱の人』

#15『朱の人』

キ上の空論

本多劇場(東京都)

2022/04/13 (水) ~ 2022/04/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

演劇の現場を舞台に壊れていく人間、壊れていく劇団を描く。
これは自分の話ではないとパンフで書いているが、自分を取り巻く演劇界のリアルな現実を暴いている。
中島庸介が身を削りながら渾身の作品を作り上げた。

決して気持ちのいい作品ではないがトリプルコールがこの作品が観客に届いていることを証明した。
村田充を中心に出演する役者が皆上手く、そのおかげで息抜きのないこの作品を長く感じさせない。

今、見ておかなければいけない作家の見ておかなければいけない作品だと思う。

ELEMENT DD

ELEMENT DD

元素G

調布市せんがわ劇場(東京都)

2022/04/09 (土) ~ 2022/04/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

1時間半ダンスを満喫!良い時間をありがとうございます。

いかけしごむ

いかけしごむ

劇団俳優難民組合

下北沢 スターダスト(東京都)

2022/04/08 (金) ~ 2022/04/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

薄暗い部屋で雰囲気満点。狙い通りびっくり!楽しみました。ありがとうございます。

茶の間が水浸し【4月14日~17日公演中止】

茶の間が水浸し【4月14日~17日公演中止】

吉祥寺GORILLA

サンモールスタジオ(東京都)

2022/04/13 (水) ~ 2022/04/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

『ドント・コールミー・バッドマン』とか『だからビリーは東京で』にグッと来た人には通じるものがあるかも。
「痛みと憂いの雨が降り続け、何処もかしこもひたひたと浸水し水が溢れ返っていくようだ。これ以上、水嵩が上がればもう息が出来なくなる。このままでは俺は溺れてしまう。助けてくれ。」みたいな話。
学校でも家でもひたひたと水が迫って来る。何処にも逃げ場はない!そんなリアルな感覚は皆が思い当たるもの。
主演の平井泰成氏を見ていて、令和のカリスマ(依代)のようにすら思えた。amazarashiの秋田ひろむのように、何かを象徴しているのか?この人を使って今何を発するべきなのか?『コインロッカー・ベイビーズ』のハシのように「これが僕の新しい歌だ」なんて決めて貰いたい。

初期の石井聰亙とか森田芳光の感覚。高三で学校に通えなくなった主人公はフリースクールに転入。そこは通信教育と通学が半々、担任(鳥居志歩さん)に誘われ演劇部に入ることに。犬のジョン(日下麻彩さん)が語り部となり、彼のゴボゴボと水の音に苛まれる青春が語られる。

前半は凄く好き。

ネタバレBOX

ラストの舞台では自身の家庭をモチーフにして、それを実の両親が眺めるくだりなんか欲しかったかも。リスカ少女、山下真帆さんのキャラをもう少し固めた方が良かった。

一発目の浸水で小さなプラスチックのボールが散乱。青、水色、白とそこらかしこに散らばった。だが二発目も同じ手法だと舐められる。二発目は本物の水であるべきだった。(諸事情あるだろうが)。『マグノリア』のあっと驚くラストのように、登場人物達のにっちもさっちも行かない切迫した状況を引っ繰り返す、「もう何もかもおしまいだ」のタイミングで発生するべき。

冒頭に記した前述のニ作品が如何に優れているか、と云うこと。駄目な点を差し引いても打ちのめされ圧倒された感覚があった。今作は中途半端に話を畳もうとし過ぎたか。先に決めたラストに合わせていった感じが拭えない。作家の意図を無視してキャラクター達が傍若無人に存在しなくてはいけない。「いや、これじゃ纏まらないじゃないか」、という作家の悲鳴が聴こえる作品こそ嘘がない。

初日以降全部中止となってしまった。残念。平井泰成氏は最高だった。

森崎真帆さんへの脅迫状が原因とのこと。酷い話だ。
茶の間が水浸し【4月14日~17日公演中止】

茶の間が水浸し【4月14日~17日公演中止】

吉祥寺GORILLA

サンモールスタジオ(東京都)

2022/04/13 (水) ~ 2022/04/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/04/13 (水)

価格3,500円

13日19時開演の初日舞台を拝見(110分)。

やや散らかり気味ではあったが、高校生・オトナの別を問わず、共通のテーマ(自己実現の理想と現実とのギャップへの苦悩)で貫かれた、併走する諸々のエピソードが、最後に”高校生・球投げ合戦(仮称)”という希望に満ちた象徴的なシーンにつながるまでのプロセスは、終始、観客を舞台に惹きつけたであろう、巧みな構成。
日下麻彩さんの"狂言回し"に代表される、ほのぼのテイストも相まって、多くの観客に、ほろ苦さを伴う懐かしさを呼び起こしたのではないだろうか?
終演後の”読後感”も爽やかな青春譚に感謝!

ネタバレBOX

【配役】
沢井康太(全日制高校を退学、通信制高校に編入→3年1組)
…平井泰成さん
沢井康介(昭和の暴君的色合いの強い父親)
…神野剛志さん
沢井芳子(母親。夫に対して、あまり自己主張しない)
…長友美聡さん
ジョン(祖母の飼い犬。本作の狂言回し)
…日下麻彩(くさか・まあや)さん

榊さくら(3年2組。演劇部。自傷癖あり)
…山下真帆さん
能登由実(2年1組。演劇部。快活!)
…一嶋琉衣(いちしま・るい)さん
不動陽菜(2年2組。演劇部。しっかり者)
…谷川清夏(たにがわ・きよか)さん
谷口修平(2年1組。演劇部。神経質)/川田俊夫(康太の祖父)
…高村颯志(たかむら・そうし)さん
今井優介(1年1組。演劇部。元気だが喧嘩っぱやい)
…宮部大駿(みやべ・やまと)さん

倉田絵里香(2年1組担任。演劇部。仕事抱え込みタイプ)
…鳥居志歩さん(ホンマモンの先生に見えた!)
藤木義人(3年1組担任。試行錯誤な新米教師)/沢井家の住まいの管理会社社員
…荒木広輔さん
竹内美緒(3年2組担任。キャリア有)/沢井家が通う餃子屋の店員
…藤岡みゆうさん
角田恭子(教師。担任は無し)/携帯会社若手社員
…米山涼香さん

杉本慎吾(3年1組。上から目線)/川田幸雄(康太の叔父)/携帯会社の上司
…野村亮太さん
森田豊(3年1組。初めは杉本に調子を合わせていたが…)/小泉真治(康介の会社の同僚)
…後関貴大さん
緑川美希(3年2組。康太の幼馴染)
…幡美優さん
小池加奈子(3年1組。美希の友人。コンビニでの芳子の同僚)
…森崎真帆さん
金田健斗(3年1組。美希の彼氏)/川田絵里子(康太の祖母)
…魔都さん
田中勇気(3年1組。ゲームオタク)/餃子屋店員
…新井邑眞(あらい・ゆうま)さん
渡辺葵(全日制高校時代の康太の友人)
…平川千晶さん

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