実演鑑賞
満足度★★★★★
演劇の現場を舞台に壊れていく人間、壊れていく劇団を描く。これは自分の話ではないとパンフで書いているが、自分を取り巻く演劇界のリアルな現実を暴いている。中島庸介が身を削りながら渾身の作品を作り上げた。決して気持ちのいい作品ではないがトリプルコールがこの作品が観客に届いていることを証明した。村田充を中心に出演する役者が皆上手く、そのおかげで息抜きのないこの作品を長く感じさせない。今、見ておかなければいけない作家の見ておかなければいけない作品だと思う。
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2022/04/14 22:27
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