
ハリモトホタルと賢太の石
ノーコンタクツ
萬劇場(東京都)
2021/08/05 (木) ~ 2021/08/08 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
安定のクオリティ!コロナ下でペースを変えずに頑張ってこられた団体ですね。
今回は、奇術などヴァリエーションも豊かで娯楽性も高かったと思います。
無期限活動停止とのことですが、過去にも復活した経緯もあり、必ず復活してくれると期待が大きいです!!!

二ツ巴 -FUTATSUDOMOE-
壱劇屋
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2021/12/22 (水) ~ 2021/12/26 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
独鬼に続き観劇しました。とにかく殺陣がすごい。とにかく泣ける。ワードレスな舞台ということで何度見返しても見る時々によって自分の見方が違っていたり前回とは違った気づきがあったりととにかくリピートしてしまう癖になる舞台でした。大好きです。

音楽劇 百夜車
あやめ十八番
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2021/10/29 (金) ~ 2021/11/02 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
生の舞台はある意味役者たちのバトルを観せられてるような気分になることがあるが、この舞台はまさに本気のバトルを観た気分になった。
1回しか観れなかったのが本当に後悔でしかない。

ミュージカルうなぎ
宇宙論☆講座
雑遊(東京都)
2021/12/28 (火) ~ 2021/12/30 (木)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
細かいところで面白かったけど、全体に大雑把な印象でした。いつものことか、、、
今回は都合で一回しか観に行けなかった。他の回も観たかったな。

Navy Pier 埠頭にて
PLAY/GROUND Creation
横浜赤レンガ倉庫1号館(神奈川県)
2021/12/18 (土) ~ 2021/12/26 (日)公演終了
実演鑑賞
side-Cを拝見。超スリリングで面白かった♪俳優4人の交流が常に鮮烈で、独白で構成された戯曲であることを忘れるほど。ピンター作『背信』、『ラスト・ファイブ・イヤーズ』、NTLive「ジェーン・エア」を想起。

紛争地域から生まれた演劇シリーズ13
公益社団法人 国際演劇協会 日本センター
東京芸術劇場アトリエウエスト(東京都)
2021/12/11 (土) ~ 2021/12/12 (日)公演終了
実演鑑賞
出演者各自が自分の朗読・演技を撮影し、その映像を公開する内容でした。土井ケイトさんの独白が圧巻(映像)。ゲスト出演の竹中香子さんのトーク等について記録をしました。
https://shinobutakano.com/2021/12/12/19280/

Hello ~ハロルド・ピンター作品6選~
文学座
文学座アトリエ(東京都)
2021/12/03 (金) ~ 2021/12/15 (水)公演終了
実演鑑賞
読んだことはあっても観たことがない作品をまとめて観劇できる貴重な機会になりました。6戯曲を読んでから伺って良かったです。ハヤカワ演劇文庫に感謝!
https://shinobutakano.com/2021/12/07/19259/

本日も休診
明治座
明治座(東京都)
2021/11/12 (金) ~ 2021/11/28 (日)公演終了
実演鑑賞
柄本明さん、佐藤B作さん、笹野高史さんの競演。花總まりさんのコメディエンヌ振り、腑田瑞姫さんの歌もよかった。休憩時間にロビーでお土産を買うことがこんなに楽しいとは!

七本の色鉛筆
新国立劇場演劇研修所
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2021/10/19 (火) ~ 2021/10/24 (日)公演終了
実演鑑賞
約2時間。すごく面白かった!!昭和20~30年あたりが舞台の1973年初演戯曲。家父長制、男尊女卑の価値観が支配する世の中で、それぞれに正直に、どん欲に生きようとしたある家族の姿。30年間、七人姉妹の子育てに明け暮れた亡き母の罪、戦死できなかった若き帰還兵が受けた罰、次女が幼少期に背負った十字架、末の双子の捨て身の旅立ち…。『わが町』風だが苦味は強い目。無神経なせりふが可笑しかったな~。独白や長い語りを信じられた。
https://twitter.com/shinorev/status/1450810195555147776

キネマの天地
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2021/06/05 (土) ~ 2021/06/27 (日)公演終了
実演鑑賞
映画、演劇への情熱が役を愛し焦がれる役者の思いを通じて描かれ感涙。創作現場の環境改善(ハラスメント撲滅)を最優先にすべきと痛感。
https://twitter.com/shinorev/status/1405077197921021956

ほんとうのハウンド警部
シス・カンパニー
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2021/03/05 (金) ~ 2021/03/31 (水)公演終了
実演鑑賞
ドタバタ喜劇舞台と劇評家2人の脳内劇場が交じり合う、アイロニックなお芝居。上に大きな鏡状のパネルがあり、客席が映っていました。自分も試されている気がしました。
https://shinobutakano.com/2021/03/30/18090/

マニラ瑞穂記
新国立劇場演劇研修所
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2021/02/19 (金) ~ 2021/02/24 (水)公演終了
実演鑑賞
『オズマ隊長』『尺には尺を』に伺えなかったので、どうしても観ておこうと思った新国立劇場演劇研修所第14期生修了公演(宮田慶子演出)。栗山民也さんの演出と比較しつつ拝見しました。『マニラ瑞穂記』は2022年9月に文学座で松本祐子さんが演出されますね。
https://shinobutakano.com/2021/02/27/17822/

この度、幹事になりまして、、、
Dプロモーション
神戸三宮シアター・エートー(兵庫県)
2021/12/28 (火) ~ 2021/12/30 (木)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
特にマスター役の咲良綺蝶二さんに拍手です。
個性的な難しい役柄をあれだけ演じられるだなんて凄いですね。
また観たい役者さんです。

二ツ巴 -FUTATSUDOMOE-
壱劇屋
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2021/12/22 (水) ~ 2021/12/26 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
別の舞台にて劇団壱劇屋東京支部さんに出会い、観に行ってみたいなあと思った最初の舞台です。
こちらを観劇するまで他の作品も拝見させていただきましたが、本作品はキーワードである「水」があまりにも美しかったです。雨のきらめき、雫ひとつ、大河のうねり、流水の音、生活の傍らにあって、災害にもなってしまう水、その満ち引きひとつひとつを、映像を使うわけではなくこれほどまでにローテクで表現できることに感服いたしました。アクションモブの皆様、本当に凄いです。
殺陣について、主役のお二人は回数を重ねるたびに剣筋に磨きがかかり、ゲスト出演の水神様・宰相の方の圧巻の高速殺陣は、もはやこんな贅沢を超至近距離で味わっていいのかというほどで、大胆かつ繊細な運びの数々に息を止めて見入ってしまいました。また刺客お二人のそれぞれの特性のある武器での殺陣がとても格好よく、ご自身の身長ほどある長物を振り回す勢い、空間すべてを使い切った矢の殺陣など、観ているこちらが切られたり避けたりしてしまうほどの大迫力でした。
本作は、二組の父と娘の優しく美しく悲しい物語ですが、父娘のシーンはどのシーンもワードレスなはずなのに、たくさんの台詞が聞こえ胸に迫ります。
とても素敵な舞台をありがとうございました。刺さる方がたくさんいるはずだと思うので、大勢の方に見ていただきたい傑作です。

独鬼
壱劇屋
萬劇場(東京都)
2021/10/20 (水) ~ 2021/10/24 (日)公演終了

ジャングルジャングル6
アイビス・プラネット
コフレリオ 新宿シアター(東京都)
2021/12/08 (水) ~ 2021/12/13 (月)公演終了
映像鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2021/12/12 (日) 13:00
価格2,800円
『異界の魚』『尋問』髙田淳回を視聴しました。ジャングルジャングル5からさらにキレを増した異界の魚と、台本を知らないとは信じられない安定感が凄まじいアドリブ芝居の尋問でした

セーラー服を溶かさないで
CACHU!NUTS
イズモギャラリー(東京都)
2021/12/22 (水) ~ 2021/12/26 (日)公演終了
映像鑑賞
満足度★★★
CACHU!NUTSさんは川口知夏 さんとアガリスクエンターテイメント さんの熊谷有芳 さんが作られた新しいユニットさん
その初めての自主企画公演が今回
個性的で魅力的なエロいんだけどやらしいとは違う、でも健康的なエロさでもない不思議な感覚になる作品って印象
フライヤーにも書かれた『バカしか出てこない不倫劇』ってあらすじ
この意味は見てるうちにジワジワわかってくるかもしれない
最初のシーンからかなりいいんですよね
そしてここのネタ振りがこの後の伏線回収につながっていってる印象やったりするんですよ
ほんと全員が個性的すぎるキャラ
でもそれがぶつかり合うのではなく溶け合っていってる印象
そしてほんとバカなんです
それはある意味では自分に正直なんですよ…でもそれを客観的に考えたら…
ある意味で自分を抑えられない人たち、でもそれは素敵なこと
本もいいんですがやはり役者陣のレベルが高い
秋本雄基 さんの声が個性的でいいんですよね
この世界観にピッタリはまる空気感
唯一の男性がやはりいいキャラ
浅利ねこ さんがいいスパイスなんですよね
ピンクキャラ、その説明やったり流れいいですね
そして川口知夏 さんがほんといい表情を見せられてるんですよね
エロい、でも純粋な愛を感じる魅力的な表情
そしてやはり魅力的なのが熊谷有芳 さん
この人のための今回の役って印象
この振り幅がやはりこの人の魅力なんですよね
狂犬、優しさ、可愛さの共存やはり凄い

クリスマス・アンダーグラウンド
壱劇屋
門真市民文化会館ルミエールホール・大ホール(大阪府)
2021/12/23 (木) ~ 2021/12/25 (土)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
サンタ、トナカイ、おもちゃ工場の3チームで繰り広げられるホール全体を使った舞台
どのルートも魅力的なんですが、今回はサンタルートをチョイスすることにしました
ほんと悩みに悩んだ末の決断
ご出演者さんも増えてたんで悩ましい部分もありましたけどね
この舞台他もかはわからないんですが分岐点が存在してるんですよね
そこの選択でさらに全く違う世界が広がる
と言うことは3ルートあるので6回楽しめる感じになりますね
そしてそれぞれがレベル高い
今回のチョイスのサンタルートは1番クリスマスっぽい名前のルート?なんですがかなり大熊隆太郎 さん作品らしいなって思うストーリー展開
大熊さんワールドやなって印象なんですよ
この世界観はハマる人にはたまらないって思います
クリスマスっぽいって聞かれると…ラストはね…
まあ…ラストは全ルート共通なんですけどねw
サンタルートは前回も見させてもらってるんですが、かなりハードさがパワーアップしてた印象
後半の盛り上がりの武器がスケールアップしてたと思うんですよね
ラストの武器は何処から?
あっ!!マーク川村和正 さんからなのかもしれないw
ちなみに分岐はさらにハードモードをチョイスって感じになりました?しました?w
谷美幸 さんがやはり良くなってますよね
いつのまにか壱劇屋 さんの中での存在感を高めてる印象
そして前回は1番悪い人やなかったかな?
それが今回は逆ってのも去年からのリピーターには嬉しいサプライズ
副隊長荒木明穂 さんやったんですね
マスクしてるとわかりにくいw
成瀬遥 さん今回は笑顔が少ない役なので、かなりいつもと違う雰囲気
佐々木ヤス子 さんや西原希蓉美 さん、野村さんや石畑くんもいい雰囲気やったんですよね
最低でも後2回は観たかったなとラストを見て思いました

遺魂の剣
STAR☆JACKS
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2021/12/24 (金) ~ 2021/12/27 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
男は街をフラフラと歩いていた
そこで不思議な老人に声をかけられる
謎の名刀をくれると言うのだが、それはかなり古い代物
鞘から抜くと粉々になるのでは?なんて憎まれ口を叩いてると…
2年5ヶ月ぶりとなるS☆Jさんの新作はそんな感じに始まっていく
ほんと魅力的で引き込まれる世界
鬼ってイメージから作り上げられる刀匠の鴨方景貞の存在
その鬼に果敢に挑んで力及ばず命を落とし、一家さえも失った雨宮則政
そんなふたりの過去の出来事からこの世界今が影響を受けていく
今と言ってもそれは江戸時代
不思議な自由な空気を纏った男と研師の男が巻き込まれていく物語
過去の出来事と今
全く違い接点もないかと思われるふたつの事柄が徐々に溶け合っていく
そのあたりのストーリー展開もほんと巧みな印象
大きく広げた伏線を気持ちよく回収していく感じ、テンポがほんと気持ち良くて完全に時間を忘れて引き込まれるストーリー展開になってるんですよね
そして当然のごとくド派手なエンタメ要素もたっぷり
OPからそのあたりをガンガンに入れてくる演出もほんといいんです
当然のごとく殺陣もふんだんにって感じなんですがそのキレも組合せもやはりレベルが高い
そこに今回は井上姉妹の三味線と横笛
そこにさらに音と光
魅力的な世界でした
そして初日のロビーにはCheeky☆Queensさんの畠山薫 さん 三原悠里 さん 留奈 さん 丈野瑞歩 さんの4人がって豪華すぎる布陣
ちょこっとお手伝いかと思ったらガッツリでは?
お見送りもままならない現状のXmasの素敵なプレゼント
ほんとは赤松英実 さんにもお会いしたかったんですけどね

その犀はひとり行く
ルドルフ
THEATRE E9 KYOTO(京都府)
2021/12/16 (木) ~ 2021/12/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
衣装なんかから受ける印象は少し前のヨーロッパ
少しって言いながらも中世までは行かないが、大戦あたりの雰囲気って感じで合ってるんだろうか
そんな雰囲気なんだが物語から受ける印象は戦国?いや平安時代って感じなんです
不思議なんですが、このテイストがハマってる
両方の魅力的な部分が融合して、違った魅力的な世界観が広がる印象の作品に仕上がってる
なので殺陣があるわけではなく武器にはリボルバーやったりするんですが、幟旗が雰囲気を盛り上げたりするこのあたりもそんな感じの融合やったりするんですよね
そしてこの感じもいい
ストーリー自体は平重衡をモチーフに作り上げられた世界観なんだろうか?
そのあたりの歴史はそこまで詳しくないんですよね…汗マーク
でもそこからの戦乱の時代を生き抜く戦わなくてはいけないものの、しかし優しさをあわせてもってしまったものの悩みや葛藤なんかを上手く描く
そんな苦悩を森脇康貴 さんが見事に演じられてた印象
少し出だしで生の舞台らしさもあったかなw
今回のF.ジャパンさんめっちゃいい雰囲気作られてるんですよね
ほんと見事
松岡咲子 さんの気だるい感じ、苦悩する感じからのラストの表情も良かったんですよね
そして圧巻は鳩川七海 さんやったんですよね
最初からフルスロットルって感じの演技で一気にこの世界観に引き込むそんな演技
開演すぐにラストシーンを見せつけられてるぐらいの印象
しかしその空気感を一瞬で作り出すのは流石
そしてそこからの変化も凄かったです