実演鑑賞
満足度★★★
衣装なんかから受ける印象は少し前のヨーロッパ
少しって言いながらも中世までは行かないが、大戦あたりの雰囲気って感じで合ってるんだろうか
そんな雰囲気なんだが物語から受ける印象は戦国?いや平安時代って感じなんです
不思議なんですが、このテイストがハマってる
両方の魅力的な部分が融合して、違った魅力的な世界観が広がる印象の作品に仕上がってる
なので殺陣があるわけではなく武器にはリボルバーやったりするんですが、幟旗が雰囲気を盛り上げたりするこのあたりもそんな感じの融合やったりするんですよね
そしてこの感じもいい
ストーリー自体は平重衡をモチーフに作り上げられた世界観なんだろうか?
そのあたりの歴史はそこまで詳しくないんですよね…汗マーク
でもそこからの戦乱の時代を生き抜く戦わなくてはいけないものの、しかし優しさをあわせてもってしまったものの悩みや葛藤なんかを上手く描く
そんな苦悩を森脇康貴 さんが見事に演じられてた印象
少し出だしで生の舞台らしさもあったかなw
今回のF.ジャパンさんめっちゃいい雰囲気作られてるんですよね
ほんと見事
松岡咲子 さんの気だるい感じ、苦悩する感じからのラストの表情も良かったんですよね
そして圧巻は鳩川七海 さんやったんですよね
最初からフルスロットルって感じの演技で一気にこの世界観に引き込むそんな演技
開演すぐにラストシーンを見せつけられてるぐらいの印象
しかしその空気感を一瞬で作り出すのは流石
そしてそこからの変化も凄かったです