
らくご芝居~「丹青の花入れと水屋の富」より~
ThreeQuarter
JOY JOY THEATRE(東京都)
2022/06/18 (土) ~ 2022/06/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
公演は、Three Quarterが他劇団や客演とのコラボレーションを前面に出した企画「Mixing(ミキシング)」、その第1回目が深川とっくり座とである。深川とっくり座公演は、過去に2~3回観ている。今回の演目は、深川とっくり座でも上演しているようだが、自分は観ていない。ただ何となく、深川とっくり座の劇風が全面に出ており、今まで観たThree Quarterの公演、例えば、つか こうへい作品とはまったく異なる劇風となった。その良し悪しは別にして、「素敵なご縁から、いろいろな方々と触れ合いごちゃまぜ(ミキシング)したら何ができる?」という 挑戦する姿勢は大切であろう。
今回は敢えて、深川とっくり座の「古典落語を基にした、笑いあり、涙あり、観たあとは心がほっこりするお芝居」の特徴を取り込んで、社会人劇団としての幅を広げようとしたのだろう。しかし、本公演のように丸呑みした内容では、和の所作一つとっても一日之長がある深川とっくり座には及ばない。コラボレーションすることで、Three Quarterらしさプラスαを求めるのではないか。その意味で、手放しで良かったとは言い難い。Mixingとは、更なる独自色を探る企画であろうから。ただ、個々人の演技力向上には役立ったかもしれないが…。
演目元は、古典落語の「花瓶(しびん)」と「水屋の富」を 深川とっくり座 座長の ひぐち丹青氏が脚色した、2本立てのお話。なお落語と違い、演劇は視覚によって感性が左右(影響)されることを改めて知った。
(上演時間1時間45分 途中休憩なし)【鶴組】

任侠サーカス ~キズナたちの挽歌~
熱海五郎一座
新橋演舞場(東京都)
2022/05/29 (日) ~ 2022/06/26 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
昨年初めて観た熱海五郎一座だが、今年もくだらなくて(=褒め言葉)よかった。SETの面々を導入してのアクションシーンも、昨年だと何となく尺伸ばしパートの印象が強かったが、今年はA.B.C-Zの塚田僚一を上手く使ったことで、いい見せ場になっていた。

本谷有希子の『マイ・イベント』
劇団、本谷有希子
サイスタジオコモネAスタジオ(東京都)
2022/06/17 (金) ~ 2022/06/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2022/06/19 (日)
価格3,000円
19日14時開演回(85分)を拝見。
当初、黒田大輔、安藤玉恵両氏のお二方で演じる『マイ・イベント』だったはずが、「皆様、ご迷惑をおかけしてしまい、大変、申し訳ありませんでした(当日配布のリーフより)」との潔い謝罪の下で、脚本・演出の本谷有希子氏自身による一人芝居、「本谷有希子の『マイ・イベント』」に改編されての、今回の上演となった。
でっ、実際に観た感想だが、改編前の作品を知らぬ以上、あくまでも推測に過ぎないが、本作、今回上演された一人芝居の形式の方が、さらには、ひょっとすると、人間の役者が表に出ることのない影絵芝居やラジオドラマに仕立てた方が、観客の想像の翼をより大きく広げられたかもしれないと強く感じた。
それにしても、台風や暴風雨絡みの芝居には付きものとはいえ、今回、ラストシーンで現出したカタストロフィー。自然のチカラさえ凌駕する程の、人間の醜い感情の暴発に、それを引き起こした””最上階の夫婦”の常軌を逸していく過程共々、なかなか凄まじいものであった。
精神衛生上、決して良い影響を及ぼす内容ではないが?! 良き演劇を魅せてくれたと、ただただ本谷氏に感謝したい。

小刻みに戸惑う神様
SPIRAL MOON
「劇」小劇場(東京都)
2022/06/15 (水) ~ 2022/06/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
めっちゃ良かったです。
笑えてジンときて、ジャブジャブさん公演ともまた違った雰囲気で!良い時間をありがとうございます。

バロック【再演】
鵺的(ぬえてき)
ザ・スズナリ(東京都)
2022/06/09 (木) ~ 2022/06/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
鑑賞日2022/06/16 (木) 19:00
座席I列1番
価格5,500円
噂に聞いていた作品を鑑賞。お化け屋敷を文字通り再現したようなお芝居。
美術と音で見せまくるので、舞台監督さんと音響さんが大変そう。
そして多数の暗転中に出ハケする役者さんも大変そう。

ゴンドラ
マチルダアパルトマン
下北沢 スターダスト(東京都)
2022/06/15 (水) ~ 2022/06/26 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2022/06/19 (日)
11時の回(赤いゴンドラ)、満員。同乗したら逃げ場なしの人間関係。行き着く先はシリアスエンディング?

らくご芝居~「丹青の花入れと水屋の富」より~
ThreeQuarter
JOY JOY THEATRE(東京都)
2022/06/18 (土) ~ 2022/06/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
半端なくおもしろい。
正直なところ、スリクさんは、落語芝居ははじめてのようなので、笑えるかなあと心配していました。
一言ももらさず夢中で聴いてしまった。笑える、笑える。
スゴい!!!
脚本がとっくり座さんとのこと。とっくり座さんも観たくなってしまった。
なんて楽しい脚本。
とっくり座さん脚本で、第二弾、第三弾も是非みたいです。
殺陣が入ったらいいなあ。
竹本ぽんずさんの演出も最高によかった。
さらにぽんずさんのファンになった。蒲田行進曲のヤスから好きになったのですが。
岡島さんの演技も見事です。
岡島さんを観たくて、今回も行きました。
すごーくよかったです。
岡島さんのファンでもある私です。

らくご芝居~「丹青の花入れと水屋の富」より~
ThreeQuarter
JOY JOY THEATRE(東京都)
2022/06/18 (土) ~ 2022/06/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
今回はスリークウォーターと深川とっくり座のMixing公演。初の試みだが、スリクオの定番のうち・時代劇。但し光物の登場しない時代劇である。脚本はとっくり座のひぐち丹青さん。演出がスリクオの竹原ぽんずさん。板上の舞台美術は基本的に書き割と幕等で構成され、出捌けも幕で袖を作ってある。基本的に上手・下手の奥に各1カ所、上手手前に1カ所だ。(華4つ☆、追記6.19)

バケモノの子
劇団四季
JR東日本四季劇場[秋](東京都)
2022/04/30 (土) ~ 2023/03/21 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
観劇前に、予習として映画(ビデオ)鑑賞して臨みました。映画としては、まあまあな感じでしたが、本舞台の完成度は非常に高いかと思いました。特に舞台装置や映像を駆使した街並や戦闘シーン等は素晴らしいです。映画の再現だけでは無く、随所にミュージカルアレンジが施されておりました。キャストさんも流石の方ばかりでしたが、特に蓮/久太(青年)役の大鹿礼生さんが目を惹きました。本ミュージカル単体としては、満足なのですが、他の劇団四季作品と比べると、どうしても代表曲が無い為か、個人的にはやや見劣りしてしまうかなと。それだけ四季作品への期待度が高い為ですが。

夏至の侍
劇団桟敷童子
すみだパークシアター倉(東京都)
2022/06/07 (火) ~ 2022/06/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
音無美紀子と桟敷チーム、天晴れ。九州のとある町の老舗養魚店(金魚問屋、品種改良も手掛けかつては品評会で幾度も賞を勝ち取った)が、時代の趨勢に勝てず滅びて行く様を描く。
無論芝居の過程では復活の可能性は消えておらず、それは跡取り息子を台風で亡くした母(音無)の前向きな展望と執念に拠っており、娘二人が家を出ても家を離れなかった嫁(板垣桃子)との二人三脚で看板を守り来って二十年後・・たまたま、相前後して二人の娘が帰って来る、という場面から本編は始まる。
二人の娘の帰還は吉兆か凶兆か・・芝居は概ね、往事の人脈と信頼を担保に、壁にぶつかりながらも乗り越え・・という塩梅に進行すると思いきや、ある種の抗い難さ(一つの要因に帰せられない静かで大きな流れというべきもの)に取り囲まれて行く。しかしなお芝居は起死回生の余地を残すのであるが、最後に母は一人になる。
この時この母がその瞬間まで何を支えに、何を目指し、何に執着して生きてきたかが明らかになる。無言の立ち居で(つまり全身で)それを滲み出させる女優の姿に圧倒される。

ゴンドラ
マチルダアパルトマン
下北沢 スターダスト(東京都)
2022/06/15 (水) ~ 2022/06/26 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
白いゴンドラ観劇。アパートの一室で展開される何気ない日常の会話劇。だが、言葉遊びがとても面白く、また独特の雰囲気がその空間を満たしている。登場人物は3人だけだが、会話中に出てくる人やペット、空間もイメージされ、完成度が高い。少しだけ切なくも暖かく、その後が観たくなるような話でした。久しぶりの午前の観劇でしたが、観て良かったと暖かい気持ちになれる舞台でした。

MUGEN
さくらさくらカンパニー
AI・HALL(兵庫県)
2022/06/18 (土) ~ 2022/06/19 (日)公演終了
満足度★★★★★
照明、映像が特に良かった‼️内容は、日本史好きにはたまらないと思う。殺陣も上手かったし、途中のシリトリだけが…。パワーUpしています‼️

バナナの花は食べられる
範宙遊泳
森下スタジオ(東京都)
2021/03/25 (木) ~ 2021/03/28 (日)公演終了

小刻みに戸惑う神様
SPIRAL MOON
「劇」小劇場(東京都)
2022/06/15 (水) ~ 2022/06/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
こちらでの評判のよさで観劇。観る前は、かの名作「お葬式」と似ているのではと思っていたが、まったく違う。しかし、暖かさや何とも言えぬ味わいを醸し出していた。

化粧二幕
劇団ドラマ館
多摩市立関戸公民館ヴィータホール(東京都)
2022/06/18 (土) ~ 2022/06/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2022/06/18 (土) 18:00
劇の冒頭で、大衆劇団「五月座」の女座長五月洋子が主人公で、もう壊されてその跡地にマンションを建てることが決まっている劇場で最後の公演を打とうとしている、その公演日当日の本番が始まる前の寂しい楽屋が舞台となって話が進んでいくことが分かってきて、劇の最初のほうで主人公がさり気なく、今どういう状況なのかということや、劇の中で起こっていることを丁寧に説明するあたり、一人芝居ならではの醍醐味だと感じた。
劇の途中から、五月洋子が赤子のうちに捨てた息子が有名タレントとなって帰ってきて、親子の溝も溶けたかに思えた瞬間、実はそのタレントの実の親でも何でもないことがわかり、それでも公演を続け、劇中で演る劇の内容とシンクロしていってハラハラドキドキさせ、感動の展開かと思ったら、どんでん返しが待っているという、話が二転三転していく先が読めない展開に見事なドラマだと感じ入った。
最後の場面で、取り壊し工事の音がうるさく響き渡るなか、五月洋子が何かに取り憑かれたかのようになって、大衆演劇で演じる渡世人の台詞と洋子自身の経験を語る台詞が交錯し、五月洋子が芝居狂か、はたまたかつて大衆演劇を演っていた寂れて、今まさに壊されている渦中の芝居小屋の魂が具現化して、亡霊として彷徨い続けているかのような、気迫のある、それでいてどこか諦めや醒めた感じも含む終わり方に、どこかリアルなところがある気がして、なんとも言えない苦く、侘しく、重苦しい風に感じた。
役者であるあべ敬子さん演じる五月洋子が、これは一人芝居ならではの限界である出ずっぱりなのを逆手に取った自虐ネタや、少ないが個性的な舞台には実際には登場しない役者に稽古を付ける際のボケ、ツッコミの巧みさ、スタッフとの噛み合わないやり取りによる笑いなど、劇全体を通して飽きず、軽快なノリに思わず笑みが溢れた。
役者あべ敬子さん演じる五月洋子が舞台上でいきなり化粧を始めて、それも鏡を見ずにやっているものだから、ところどころおぼつかないところがあって、急にお客さんに化粧のデキを聞いたりしているところが、コミカルでもあり、それでいて、妙な生々しさがあった。
そして、化粧前とは打って変わって、化粧後は大衆演劇でいかにもよくいそうな男前な顔になっており、唖然とした。
私は今まで、いろんな芝居を見てきたが、一人芝居というのは初めてだったので、どんなものだろうと期待と不安でいっぱいだったが、予定調和的過ぎる笑いの場面もあったが、そういう部分を除くと、思ったよりも大変面白かった。ただし、芝居は一人より10~20人ぐらい、最低5人ぐらいは役者がいないと、やはり寂しく感じるところもあった。

ハガネノコドウ A-E
萬腹企画
あうるすぽっと(東京都)
2022/05/19 (木) ~ 2022/05/22 (日)公演終了

だってまさむね
アフリカ座
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2022/06/16 (木) ~ 2022/06/20 (月)公演終了
映像鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2022/06/16 (木) 19:00
初日(16日19時の回)の配信公演を観ました。
以下「ネタバレbox」に書かせて頂くので、未見の方はご注意ください。

かきつばた、キス期すキス帰す、くさくさためほたる
遊気舎
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2022/06/16 (木) ~ 2022/06/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
初めての遊気舎さんでした。オープニングとエンディングはいつも同じなのでしょうか。チラシのタイトル、これなんだろうと思っていたのですが、短編3本のタイトルを並べているのだと劇場のパンフを見て気づきました(遅くてすみません)。合間の3本目?がいまいちわかりませんでしたが、他2本は好きな感じでした。中迎さんが美しかった。声とか振り返ったときの髪とか、幼なじみが再開したぎこちなさとか、引き込まれました。

かきつばた、キス期すキス帰す、くさくさためほたる
遊気舎
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2022/06/16 (木) ~ 2022/06/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
それぞれの台詞がどこかBGMのように流れて行く感覚がして、まるで朗読劇を観てるかのような空気感でした☆だからかな、落語の古典落語を聴いてあまりの心地良さに眠たくなっちゃうあの感じを味わいました(^-^)
遊気舎ファンとしては新たな引き出しの中身が見れたような気がする嬉しい時間でした♪
ラストの魔瑠さんは完全に加藤登紀子さんやったな!凄かったな!!

夏至の侍
劇団桟敷童子
すみだパークシアター倉(東京都)
2022/06/07 (火) ~ 2022/06/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
すべてが素晴らしいが、特筆したいのは、この劇団らしいすごい舞台装置。劇が始まる前、左右脇の、材木を組み上げたセットでまず驚かされた。そして、劇が始まった後は、・・・最後まで驚きが絶えない。